断捨離は大掃除の前に取り組んだほうがよい理由についてご紹介します。
手持ちのものを減らしてスッキリした部屋にするための手段、断捨離。ですが、ただ物を捨てるよりも家の掃除をする前に断捨離すれば、効率よくすべてを片付けることができます。
後悔しないための断捨離のコツも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
断捨離は大掃除の前に取り組むのがよい理由
断捨離は大掃除の前に取り組むのがよい理由についてご紹介します。
- 物が少なくなると掃除がしやすい
- 収納スペースが増えて家全体がスッキリする
- 運気が上がるメリットもあり
それぞれを詳しく解説していきますので、大掃除と断捨離に同時に取り組みたいと考えていらっしゃる方はぜひ参考にしてください。
物が少なくなると掃除がしやすい
断捨離を大掃除の前にするのがよい理由の一つは、掃除がしやすくなるということ。
周知の事実通り、家の中に物が散乱して片付いていない状態では、掃除どころではありません。だからと言って掃除と片付けを同時にしようと思っても、どちらも終わらず途方に暮れてしまうことも。
効率よく断捨離や大掃除を終わらせるためには、順序が大切なのです。理想的な順番は以下の通りです。
- 断捨離(整理整頓)
- 収納
- 片付け
- 大掃除
収納スペースが増えて家全体がスッキリする
大掃除の前に断捨離をすると、物が少なくなって収納スペースに空きができ、家全体がスッキリして見えます。
床やテーブルの上に物が出ていないだけでも、家の印象は大きく変わります。見栄えの良い部屋は気持ちがよいものですし、さらに掃除をして綺麗にしようというモチベーションアップにもつながるはずです。
運気が上がるメリットもあり
大掃除の前に断捨離するメリットは、運気アップが期待できるという点も。
風水では「散らかった部屋は気の流れが悪く、運気の停滞を引き起こす」と考えられています。実際、散らかった部屋にいるとストレスを感じ、ネガティブな考え方になりやすい傾向があります。
一方、必要ないものを片付けて綺麗な部屋にいると、気持ちも明るくなりますし、心境にも良い変化が現れるものです。これは良い運を引き寄せる効果があり、大掃除もスムーズに進むことでしょう。
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大掃除の時にする後悔しない断捨離のコツ
大掃除の時にする後悔しない断捨離のコツをご紹介します。
効率よく断捨離を進め、後悔のない片付けをするためには幾つかのコツがあります。具体的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
必要な物と不要な物の基準を決めておく
後で後悔しないためには、断捨離を始める前に必要・不要な物の基準を決めてください。これは自分なりのルールですが、物の状態や期間などを参考にして決めることができます。
- 壊れている・使えない物は捨てる
- 1年以上使用していない物・着用していない服は処分、または売却する
- 好みが変わったものは処分、譲渡する
- 使いかけで何カ月も放置しているものは捨てる
このようルールを自分で決めておくと、その都度迷わないので早く仕分けることができ、効率よく断捨離が進みます。
少しずつ進めていく
せっかく時間を取って断捨離するのだから!と意気込む気持ちも分かりますが、断捨離を確実に終わらせるためには、少しずつ進めていくのが上手くいくコツです。
片付けや物を捨てるという行為は、本人が意識している以上に気力や体力を使うものです。張り切って全てをやろうとしても、結局途中で疲れてしまって、すべてが中途半端に終わる可能性もあります。
ですから、断捨離する時には少しずつエリアを移動していくようなイメージで手をつけましょう。今日の午前はこの棚、午後はクローゼットと収納ケースなど、段々慣らしてから範囲を広げてください。
明らかに不要なものから処分していく
特に物を捨てることに抵抗がある方は、明らかに不要だと分かる物から処分してみましょう。
壊れているものや明らかに何年も使用していないものなど、放置していたものは明らかに不要な物です。ある程度不要な物が無くなれば、比較的部屋がスッキリして見え、断捨離のモチベーションもアップします。
また明らかにゴミだったものを除けば、物が少なくなるので整理もしやすくなるはずです。
収納物も全て出し全体量を把握する
断捨離の際に意外に重要なのが、全体の荷物量の把握です。
整理しようと思っている部屋のものは全て表に出し、まとめて目に入るようにするのです。全体量が把握できたら、どれだけの量を残すか、どのくらい捨てなければならないかも理解しやすくなります。
全て物を出すと、余計に散らかるように思えて躊躇う方もいらっしゃいますが、これは断捨離をスムーズに進めるために欠かせない順序です。
「必要」「不要」「保管」で分ける
全体量を全て把握したら、次は必要・不要・保留の3つに分類してください。
透明の大きな袋やダンボール箱を用意しておき、テンポよく仕分けていきます。これは時間をかけるところではないので何秒かで判断しますが、どうするか迷ったものは保留ボックスに入れます。
ただなんでもかんでも捨てようとすると後で後悔することになりますので、ちょっとでも迷ったものは保管に分け、後でゆっくり考えることもできるでしょう。
迷ったものはすぐに捨てない
どうしても迷いが出るものは、無理に捨てないようにしましょう。
思い出の品や個人的に大切なものでも、長期間使用していなかったり、長年手に取っていない場合もあるはずです。自分で決めたルールに沿って判断すると、長期間放置していたものは処分だったかもしれませんが、物によってはそんな簡単に割り切れないものもあります。
迷う場合はすぐにその場で決めず、保管もしくは保留にしましょう。後で後悔しないためにも大切です。
必要な物は清掃後に収納する
断捨離によって綺麗に分別し、必要だと判断したものは清掃後、綺麗になってから収納していきましょう。
仕分した後にそのまますぐに収納してしまうと、清掃の時にまたすべて出さなければならず、散らかってしまいます。清掃が終わるまでは一時的に他の場所に集めておき、掃除を終えてから綺麗に収納し直してください。
不要なものを処分する
断捨離で不要だと判断したものは、確実に処分してください。面倒だからとまとめて他の場所に置いておくと、また同じように家の中が散らかってしまいます。
処分というのは、家の外に出すこととイメージしましょう。使えない物や壊れているものは「ゴミ収集」、まだ使えるものや価値があるものは「売却か譲渡」など、物の状態に合わせて決めます。
大切なのは、処分する物を全て家の外に出し、室内をスッキリさせることです。
大掃除前の断捨離を始めるタイミング
大掃除前の断捨離を始めるタイミングについてご紹介します。
断捨離は年末の大掃除前に行うと効率が良いため、日付を逆算してスケジュールを立てる必要があるでしょう。断捨離と大掃除、それぞれに手をつけるおすすめのタイミングを解説します。
断捨離は12月初旬~
断捨離を年内までに終わらせたい場合は、断捨離は12月初旬くらいから始めていくのがおすすめです。
年末は自治体のゴミ収集、特に粗大ゴミなどの収集が集中するため、不用品が年内に処分できないパターンも考えられます。年末に焦って断捨離を始めても、不要なものを家の中に溜め込んだまま年を越す羽目になるかも。
ですから、スッキリした状態の部屋で年末年始を過ごすためにも、断捨離は12月の初旬頃から時間に余裕をもって始めていきましょう。どうしても自分だけで片付けられそうにない時は、片付け業者への依頼も検討できます。
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大掃除は12月13日~
一般的に大掃除は12月13日から始めるのがおすすめです。
昔から12月13日は「煤払い」の日とされており、現在でも神社仏閣では同日に煤払いを行います。昔ながらの慣例に倣えば12月13日からということになりますが、この日付から始めることには他のメリットも。
もし12月初旬から断捨離をして、不要なものをまとめて処分して大掃除すれば、年末年始には綺麗な状態の部屋でお正月を過ごせます。年内までに不要なものをすべて処分できますし、自治体のゴミ収集にも間に合うでしょう。
もし大掃除が年末年始に間に合わないようであれば、プロの手を借りる方法も検討してください。全てお任せすることもできますが、どうしても手が回らないところだけ依頼するのも一つの手です。
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断捨離も大掃除も「不用品なんでも回収団」へ!
大掃除の前に断捨離をするのがよい理由についてご紹介しました。
また年末の大掃除の前に行う断捨離を、後悔せずに進めるコツについても解説。なかなか最後までモチベーションを保ちにくい断捨離ですが、大掃除をするという目的意識があれば、必ず順序良く進めることができます。
ただ年末に向けての時期は忙しいので、自分だけでは断捨離も大掃除も不可能…と絶望的な気持ちになる方もいらっしゃることでしょう。そんな時は「不用品なんでも回収団」へご相談ください!
「不用品なんでも回収団」は不用品回収のプロですが、片付けのサポートやハウスクリーニングも依頼可能!断捨離や大掃除を全部お任せでき、しかも数時間から数日で部屋を片付けることができるので、忙しい方にもおすすめです。
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