発炎筒の正しい処分方法6選!費用・処分場所・注意点を徹底解説!

発炎筒の処分方法を解説します。

車に常備されている発炎筒は、未使用か使用済みかで処分方法が異なります。

本記事では、ディーラーやカー用品店、ホームセンター、不用品回収業者などを活用した正しい6つの処分方法に加え、使用期限の確認手順もわかりやすく解説。

この記事を読めば、発炎筒の安全かつ適切な処分方法がすぐにわかり、安心して対応できます。

発炎筒の処分にお困りの方は、ぜひお読みください。

発炎筒は未使用・使用済で処分方法が違う

発炎筒は未使用・使用済で処分方法が違う

発炎筒は、使用の有無で処分方法が異なります。

未使用・使用の2つのパターンについて解説します。

  • 未使用の発炎筒は自治体のゴミ収集に出せない
  • 使用済みであれば可燃ゴミとして処分可能

未使用の発炎筒は自治体のゴミ収集に出せない

未使用の発炎筒は、自治体のゴミ収集には出せません。

理由は、火薬が含まれているため「火薬類取締法」によって特別な処理が必要とされているからです。

家庭ゴミとして処分しようとすると、火災や爆発などの事故につながる可能性があり、大変危険です。

また、法律に違反した形で処分してしまうと、罰則を受ける可能性もあります。

可燃ゴミや不燃ゴミとして出すことはできないため、必ず専門の処分方法を選ぶようにしましょう。

未使用の発炎筒の処分方法は、こちらから!

使用済みであれば可燃ゴミとして処分可能

使用済みの発炎筒であれば、火薬がすでに燃焼しているため危険性が低く、多くの自治体では可燃ゴミとして処分できます

ただし、自治体によって細かなルールが異なる場合もあるため、念のため事前に確認しておくと安心です。

また、引越しや大掃除のタイミングで、他の大型ゴミや家電なども一緒に処分したい場合は、不用品回収業者を利用するのもひとつの方法です。

まとめて引き取ってもらえるため手間がかからず、発炎筒のような扱いが難しい物も安全に処分できます。

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未使用の発炎筒の処分方法6選

未使用の発炎筒の処分方法6選

未使用の発炎筒の処分方法を6選紹介します。

  • 自動車整備工場に持ち込む
  • カー用品店で引き取ってもらう
  • ガソリンスタンドに持ち込む
  • ホームセンターに持ち込む
  • 日本保安炎筒工業会の回収サービスを利用する
  • 不用品回収業者に依頼する

自動車整備工場に持ち込む

発炎筒の処分に困ったときは、自動車整備工場やディーラーに持ち込むのが一つの方法です。

車検や定期点検の際に、発炎筒の交換とあわせて古い発炎筒を回収してくれることがあります。

特に正規ディーラーでは、交換時に無料で引き取ってくれるケースも多く、安心して任せられます。

発炎筒の処分に加え、車の安全点検も同時にできるため、効率的でおすすめの方法です。

カー用品店で引き取ってもらう

カー用品店でも、未使用の発炎筒を引き取ってもらえることがあります。

特に発炎筒を新しく購入するタイミングであれば、古い発炎筒を回収してくれるケースが多く、安全かつ手軽に処分できる手段のひとつです。

ただし、対応は店舗ごとに異なるため、事前の確認が必要です。

オートバックス

発炎筒の新規購入時に限り、古い発炎筒を無料で引き取ってくれる店舗があります。

未使用のものが対象で、引き取りのみの対応は基本的に行っていません。

 

イエローハット

 

一部店舗にて、新品購入時に限り古い発炎筒を引き取るサービスを実施しています。未使用品が対象で、使用済みのものは回収不可です。

 

ガソリンスタンドに持ち込む

ガソリンスタンドでも、発炎筒の処分に対応してくれる場合があります。

危険物の取り扱いに慣れているため、適切なルールに則って回収してもらえる可能性があります。

ただし、すべての店舗で対応しているわけではなく、取り扱いや引き取りの可否はガソリンスタンドによって異なります。

また、発炎筒を単に持ち込むだけでは対応してもらえないケースも多く、「発炎筒を購入した場合のみ引き取り可能」「車検や点検とあわせての対応に限る」など、条件が設けられていることもあります。

無断で持ち込むと迷惑になる可能性があるため、必ず事前に問い合わせて確認するようにしましょう。

ホームセンターに持ち込む

ホームセンターでも、未使用の発炎筒を回収してくれる店舗があります。

発炎筒を販売しているホームセンターでは、新規購入のタイミングで古いものを引き取ってもらえることがあります。

ただし、対応は店舗ごとに異なり、すべての店舗で回収を行っているわけではないため、持ち込む前に確認が必要です。

カインズ

一部店舗で発炎筒を購入する際、古い発炎筒を回収するサービスを実施しています。

未使用品が対象で、購入時に限り引き取り可能な場合が多く、単独での持ち込みは対応外のこともあります。

コーナン

発炎筒を取り扱っている店舗では、古い発炎筒を回収してもらえる場合があります。

販売しているかどうかに応じて回収の可否も変わります。

 

コメリ

発炎筒の販売・回収に関しての対応は店舗ごとに大きく異なります。

回収サービスを実施していない店舗も多いため、利用前に直接連絡をして確認してください。

日本保安炎筒工業会の回収サービスを利用する

発炎筒の処分にもっとも安心で確実な方法のひとつが、「日本保安炎筒工業会」の回収サービスを利用することです。

このサービスでは、全国の協力店舗に専用の回収ボックスが設置されており、そこに未使用の発炎筒を投函することで無料で安全に処分することができます。

この回収サービスは火薬類の正しい取り扱いを前提に運営されており、専門的な知識がなくても誰でも簡単に利用できるのが特徴です。

対応している店舗は、工業会の公式サイトで検索可能となっており、最寄りの回収拠点を調べてから訪問するとスムーズです。

持ち込みだけで手軽に処分できるため、店舗や業者に頼るのが不安な方にもおすすめの方法です。

不用品回収業者に依頼する

発炎筒の処分に迷ったら、不用品回収業者に依頼するのもひとつの方法です。

特に引越しや大掃除のタイミングなどで、他の粗大ゴミや家電などとまとめて処分したい場合に便利です。

発炎筒は火薬を含む危険物のため、すべての業者が回収対応しているわけではありませんが、なかには専門知識を持ち、安全に処分してくれる業者も存在します。

依頼する際は、発炎筒の回収が可能かどうかを必ず事前に確認し、対応しているかどうかをチェックしましょう。

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発炎筒の処分にかかる費用相場

発炎筒の処分にかかる費用相場

発炎筒の処分にかかる費用相場は、下記の通りです。

処分する際の参考にしてください。

処分方法 費用相場 備考
自治体の可燃ゴミ 無料 使用済に限る
ディーラー 無料〜数百円 車検や点検時に対応
引き取りのみは有料になる場合あり
カー用品店 無料(購入時) 処分のみは対応外のことが多い
店舗により対応異なる
ガソリンスタンド 無料〜500円程度 一部店舗で対応
事前確認が必須
ホームセンター 無料〜数百円 販売とセットなら無料対応が多いが、処分のみ不可の店舗もある
日本保安炎筒工業会 回収ボックス 無料 協力店舗設置の専用ボックスを利用
公式サイトで設置場所を確認可能
不用品回収業者 1,000円〜5,000円 処分量や地域によって変動

発炎筒の使用期限の確認方法

発炎筒の使用期限の確認方法

発炎筒の使用期限の確認方法の手順は、下記の通りです。

  1. 発炎筒の本体を取り出す
  2. ラベルまたは刻印をチェックする
  3. 「有効期限」または「使用期限」の表記を探す
  4. 製造年月しか記載がない場合は4年後を目安にする
  5. 不明な場合は新しいものと交換する

1. 発炎筒の本体を取り出す

まずは、発炎筒の本体を取り出しましょう。

多くの車では、助手席の足元や運転席のシート下、グローブボックスの中などに収納されています。

発炎筒は緊急時にすぐ使えるよう目立つ位置に設置されていることが多いため、比較的見つけやすいはずです。

収納場所が分からない場合は、車の取扱説明書を確認すると記載されていることがあります。

2. ラベルまたは刻印をチェックする

発炎筒を取り出したら、本体に貼られているラベルやキャップ部分の刻印を確認します。

ここには、製造年月日や使用期限などの重要な情報が記載されています。

ラベルは側面に貼られていることが多く、印字されている場合は本体の樹脂部分や金属部分に直接文字が刻まれていることもあります。

3. 「有効期限」または「使用期限」の表記を探す

発炎筒のラベルや刻印の中に、「有効期限」または「使用期限」といった表記を探しましょう。

多くの発炎筒では、「有効期限:2027年6月」のように西暦と月で記載されています。

この期限を過ぎると、安全に点火できる保証がなくなるため、期限が切れている場合は必ず新しいものに交換する必要があります。

4. 製造年月しか記載がない場合は4年後を目安にする

発炎筒によっては、「有効期限」や「使用期限」の記載がなく、「製造年月」のみが印字されている場合があります。

たとえば「製造:2023年5月」といった表記があれば、そこから約4年後が使用期限の目安となります。

これは多くの発炎筒が製造から4年間を有効期間として設計されているためです。

正確な使用期限が分からない場合でも、このルールに沿っておおよその判断が可能です。

5. 不明な場合は新しいものと交換する

発炎筒のラベルが剥がれていたり、文字がかすれて読めなかったりして、使用期限や製造年月が確認できない場合は、迷わず新しいものと交換しましょう。

期限切れや状態不明の発炎筒は、いざというときに正常に作動しない可能性があり、大きなリスクになります。

少しでも不安がある場合は、安全を最優先に考えて、新品への交換を検討しましょう。

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発炎筒の処分は方法を間違えると事故や法令違反のリスクもあります。

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