【種類別】調味料の正しい捨て方!容器ごとそのまま捨てるのはNG?

ここでは調味料の捨て方について、種類別に詳しく解説します。

容器ごと捨てても良いのか、中身によってどのように捨てるのが正しいかがわかる記事になっています。

もう使えない調味料が出てきた、一気に整理して捨ててしまいたいといった方に役立つ内容です。

調味料を捨てるときの注意点や処分のタイミングも理解して、適切に処分してみましょう。

捨てる他、調味料は再利用できるものもあるので、そちらの情報も必見です。

調味料を容器ごと捨てられるかは自治体によって異なる

調味料を容器ごと捨てられるかは自治体によって異なる

調味料は、中身とその容器を正しく捨てる必要があります。

容器ごと捨てられたら助かりますが、自治体によって分別ルールが異なるのが現状です。

以下2つの項目に分けて自治体の分別ルールについて記載するので、お住まいの地域ではどのように捨てるよう指示されているか確認してみてください。

  • 容器ごとそのまま捨ててOKな自治体
  • 容器と中身の分別が必要な自治体

容器ごとそのまま捨ててOKな自治体

調味料を容器ごとそのまま捨ててOKな自治体には、以下が挙げられます。

  • 東京都23区(汚れ落ちない調味料容器は「燃えるゴミ」可能)

東京23区については、汚れが落ちない調味料の容器に限り燃えるゴミとして回収可能としています。

容器ごと捨てても良いとされていますが、できる限り中身を拭き取っておいてください。

念のため、お住まいの自治体において詳細を確認しておきましょう。

容器と中身の分別が必要な自治体

調味料を容器ごと捨てられるかどうかは、自治体の分別ルールによって異なります。

しかし、ほとんどの自治体が調味料の容器と中身を分けてゴミに出すようにとしています。

中身は可燃ゴミで、容器は瓶なら不燃ゴミ、プラスチックなら資源ゴミなどと一つずつ素材を確認して分別してください。

調味料を処分する際には、事前に自治体のゴミ分別ルールを調べてから片付け作業に取り掛かると良いでしょう。

【種類別】調味料の正しい捨て方

【種類別】調味料の正しい捨て方

調味料は、自治体の分別ルールに従って処分の準備を進めていくことが大事です。

さらに、調味料の種類によっても正しく捨てる必要があります。

そこでここでは、調味料の種類ごとに正しい捨て方をご紹介します。

調味料を以下の4種類に分けて、それぞれどのように処分すれば良いのかをまとめました。

  • 液体調味料
  • 粘性液体調味料
  • 粉末調味料
  • 固体調味料

液体調味料

醤油やソース、ドレッシングなどの液体調味料は、次の流れで処分してみてください。

■準備するもの

  • キッチンペーパー
  • ビニール袋または牛乳パック
  • 新聞紙
  • 古布など

 

■正しい捨て方

  1. 牛乳パックまたはビニール袋の中に新聞紙やキッチンペーパーなどを敷き詰める
  2. 液体調味料をゆっくり注ぎ、中身を吸わせる
  3. 袋の口をしっかり閉じて、自治体のルールに沿ってゴミに出す

液体調味料は、他の種類の調味料よりもこぼれたり染み出てきやすいです。

そのため、液体調味料を吸わせるものを多めに用意して、できるだけ容器の中身がなくなるのを心がけましょう。

粘性液体調味料

マヨネーズやケチャップなど粘性のある液体調味料を捨てるときは、醤油などと同じく中身を吸わせるものを用意しておきます。

具体的には次のようなものを準備し、正しく捨てましょう。

■準備するもの

  • ビニール袋
  • 新聞紙
  • キッチンペーパー

 

■正しい捨て方

  1. 新聞紙の上にキッチンペーパーを敷き、その上に調味料を絞り出す
  2. 新聞紙などに中身をしっかり吸わせたら、ビニール袋にまとめて口を閉じる
  3. 調味料の中身は可燃ゴミに出す
  4. 容器は素材ごとに分別する

粉末調味料

香辛料や中華スープの素などの粉末調味料は、粉が飛び散らないように慎重に中身を出す必要があります。

必要なものを揃えて、容器と中身を分けていきましょう。

■準備するもの

  • 新聞紙やキッチンペーパー
  • ビニール袋

 

■正しい捨て方

  1. 新聞紙またはキッチンペーパーを容器の口部分に当てた上でひっくり返し、中身を取り出す
  2. 中身はビニール袋に入れて、口をしっかり閉じてから可燃ゴミに出す
  3. 容器は、においなどを取り除くため軽く水洗いする
  4. 容器の素材に応じて分別する

固体調味料

最後に、固体調味料の捨て方を説明します。

味噌やジャム、バターなどの固体調味料は、次のように捨てましょう。

■準備するもの

  • キッチンペーパー
  • ビニール袋

 

■正しい捨て方

  1. 中身を使い切るまたはキッチンペーパーで拭き取る
  2. 中身がたくさん残っている場合は、ビニール袋に入れて口をしばる
  3. 容器を軽く水洗いし、素材ごとに分別する

調味料を捨てる際の注意点

調味料を捨てる際の注意点

調味料を捨てるときは、以下に記載する6つの注意点も押さえ、適切に処分しましょう。

  • シンクに流さない
  • トイレに流すのもNG
  • 新聞紙がないときはタオルなどで代用を
  • 自治体の分別ルールを確認する
  • 調味料が漏れ出ないようしっかり封をする
  • 食用油は自治体が回収していることもある

注意点について、一つずつ確認していきます。

シンクに流さない

調味料を、シンクに流して処分するのはやめましょう。

液体調味料や粘性液体調味料、粉末調味料など、どの調味料においても当てはまることです。

調味料をシンクに流すと、水質汚染につながります。

ドレッシングなどに含まれている油分などが川や海に流れると水中の栄養分が過剰になり、プランクトンの大量発生を招くことがあるのです。

水質のバランスが崩れ環境に影響を及ぼすため、残った調味料をシンクに流すのは避けてください。

トイレに流すのもNG

調味料は、トイレに流すのもNGです。

トイレに流して処分すると、水質汚染だけでなく配管の詰まりを引き起こす場合があります。

調味料はトイレやシンクに流すものではないと理解し、中身は新聞紙などに吸わせてから可燃ゴミで出しましょう。

トイレの配管にトラブルが起きると余計な出費にもつながるので、要注意です。

新聞紙がないときはタオルなどで代用を

液体調味料や粘性液体調味料などは、中身を新聞紙などに吸わせて捨てる必要があります。

ご自宅に新聞紙がない場合は、古タオルや古布、紙製の緩衝材も活用できるので準備してみてください。

調味料をしっかり吸い取ってくれるような素材のものであれば、活用できます。

最終的には可燃ゴミとして出すことになるので、可燃ゴミとして処分できる素材のものを使って調味料を吸わせると良いでしょう。

新聞紙がなくても、可燃ゴミで出せるものを代用して調味料の中身を取り出せます。

自治体の分別ルールを確認する

調味料を捨てるとき、お住まいの地域のゴミ分別ルールをしっかり確認しておくのも忘れないようにしてください。

自治体によって、分別ルールが異なるためです。

容器ごと捨てられるのか、中身を取り出した後、どのように分別すれば良いのかを事前に調べておきましょう。

回収してもらえなかったという事態にならないよう、容器の素材を細かく確認しておくのも忘れないでください。

調味料が漏れ出ないようしっかり封をする

調味料は、液体や粉末などいくつか種類があります。

中身を取り出した後ビニール袋に入れて可燃ゴミに出すと説明しましたが、このとき中身が漏れ出てこないよう厳重に封をする点にも注意してください。

うっかり中身がこぼれてしまうと、ゴミステーションや収集員が汚れる場合があります。

ビニール袋に穴が開いていても困るので、二重にしておくとより安心です。

何事もなく回収してもらえるよう、調味料を入れた袋の扱いにも気を付けてみてください。

食用油は自治体が回収していることもある

調味料の中でも食用油に関しては、回収を受け付けている自治体もあります。

食用油の回収を行なっている自治体をいくつか挙げるので、ご覧ください。

自治体 詳細
兵庫県神戸市 ・2024年10月1日~2026年3月31日までの間、「こうべ油回収チャレンジ」の実証期間として食用油を回収中
・市内12拠点において実施中
・食用油をペットボトルに入れ、回収ボックスに入れるだけ
大阪府門真市 ・家庭系廃食用油の回収ボックスを市内3ヵ所に設置
・食用油をペットボトルに入れ、回収ボックスに入れるだけ

調味料を捨てるタイミング

調味料を捨てるタイミング

調味料には、それぞれ捨てるタイミングもあります。

こんなときは、調味料を捨てるタイミングだと考え、処分の準備を進めてみてください。

  • 賞味期限が切れている
  • 傷みが発生している

賞味期限が過ぎた調味料は、中身が固まったり風味が変わったりして思うように使えなくなっている可能性が高いです。

また、傷みが発生している調味料も捨て時と考えて良いでしょう。

たとえば、醤油なら黒ずんだりカビのようなものが浮くようになります。

砂糖であれば、変色したり虫が発生していることがあります。

このような異変が起きていたら、速やかに処分しましょう。

調味料によっては再利用もできる!

調味料によっては再利用もできる!

調味料は、種類によっては捨てるのではなく再利用できます。

もう使えないからと捨ててしまわずに、こんなシーンで活用してみてください。

  • 塩は掃除に使える
  • お酢は掃除や除菌に活用できる

それぞれどのように活用できるのか、ご紹介します。

塩は掃除に使える

賞味期限切れや固まってしまった塩は、掃除に使えます。

こんな使い道があるので、塩を捨てようというときはぜひ掃除に使ってみてください。

  • 鍋の焦げ付きを落とす研磨剤として
  • 塩を撒いてから畳などを掃除機がけするとゴミを吸着してくれる
  • 茶渋や排水溝のぬめり落としに

お酢は掃除や除菌に活用できる

塩だけでなく、お酢も掃除や除菌に活用できます。

余っているお酢を捨てるのはもったいないので、以下に挙げる方法を試してみてください。

  • 蛇口やシンクの水垢汚れに、水で薄めたお酢をスプレーする
  • 水にお酢を混ぜたものを耐熱容器に入れ、ラップをせずにレンジで加熱すると庫内の汚れが取りやすくなる

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調味料の捨て方について、容器はどうすれば良いのか、種類によってどのように処分すれば良いのかなどを解説しました。

数本であればゴミに出すのに手間はかかりませんが、中身が残っている調味料の容器が大量にある場合は作業が大変です。

その他処分したい食器類やキッチン用品、家電などがある際は、不用品回収業者に相談してみましょう。

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  • 608628c07feba6fa45fd50b5cd85eeb3 調味料は容器ごとそのまま捨てても大丈夫ですか?

    多くの自治体では中身と容器を分けて出すよう定めています。
    汚れが落ちない場合のみ「燃えるゴミ」として回収されるケースもありますが、事前にお住まいの自治体ルールを確認してから処分してください。
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  • 754d64dcf034a8da0506f3d7deab5711 新聞紙がないときはどうやって捨てればいいですか?

    古布やタオル、キッチンペーパーで代用できます。
    可燃ゴミとして出せる素材であれば問題ありません。
    液体調味料を吸わせてから袋の口をしっかり閉じ、漏れないよう二重にして出すと安心です。
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  • 167a6f5c350bbbdd05743c3e6891ee5a 調味料の容器はどう分別すればいいですか?

    素材ごとに分けて処分します。
    瓶は不燃ゴミ、プラスチック容器は資源ゴミ、紙パックは可燃ゴミなど、素材によって分類が異なります。
    洗いにくいマヨネーズなどの容器は「汚れが落ちない場合は燃えるゴミ」とする自治体もあるため、地域ルールを確認しましょう。
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  • 32306b5229fd80578ae86f831b5a2966 賞味期限切れの調味料は使えますか?

    見た目や臭いに異変があれば処分してください。
    変色・カビ・分離・酸味の変化などが見られたら使用を避けましょう。
    塩や砂糖は品質劣化しにくいですが、湿気や臭い移りに注意が必要です。
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  • 95009ed165bdc04d6a6a84ef42874628 引越しで大量に調味料が余った場合はどうすればいいですか?

    量が多い場合は不用品回収業者への依頼も検討しましょう。
    未開封の調味料はフードバンクへの寄付も可能です。
    開封済みや液体類が多い場合は、新聞紙などに吸わせてからまとめて処分するか、まとめ回収サービスを利用すると効率的です。
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不用品なんでも回収団