自作PCのおすすめ処分方法5選!費用相場や捨てる際の注意点も紹介

この記事では、自作PCの処分方法についてまとめています。

自作PCは自身の求める性能に応じたさまざまなパーツで構成されていますが、市販のパソコンではないためメーカーでの処分が原則不可です。

一般ゴミとしての処分もできないので、処分方法を調べた上で適切かつ安全に片付けなければなりません。

おすすめの処分方法や費用相場、注意点を紹介するため、自作PCの処分を検討中の方は参考にしてください。

自作PCの処分方法5選

自作PCの処分方法5選

自作PCを処分できる主な方法を5つ紹介します。メーカー製PCと同様、小型家電に分類される自作PCですが、処分方法については一部が異なります。

適切な方法を理解して、安全に処分を進めてください。

家電量販店に依頼する

家電量販店は小型家電の回収に対応しているため、依頼することで自作PCを処分可能です。

たとえば、大手家電量販店のヤマダ電機は不要なパソコンの無料回収サービスを提供しており、周辺機器もまとめて送料無料で引き取ってもらえます。

別途費用が発生するケースもありますが、データ消去を実施してくれる店舗もあり、自身で手間をかけずに処分できる点は便利です。

店舗によって費用の有無や自作PCの取り扱いも変わるため、家電量販店ごとに詳細は要確認です。

パソコンショップに持ち込む

ドスパラやソフマップなどのパソコンショップでは、自作PC本体や一部パーツの買取を実施しています。買取価格が付かない製品であっても、そのまま無料で廃棄を実施してくれる店舗が多いです。

ただし、起動しないパソコンは買取の対象外などの条件もあるため、買取サービスの詳細については各店舗に確認してください。

ゴミとして処分するのがもったいないと感じる方は、買取で少しでも現金化を期待できるこちらの方法がおすすめです。

フリマアプリ・オークションに出品する

自身では不要になったものの、スペック的にはまだ十分利用できる製品の場合は、フリマアプリやオークションに出品することで高値で売却できるケースもあります。

高負荷の処理やゲームが問題なくできる自作PCであれば、高スペックの製品を少しでも安く手に入れたい人にとっての需要も高いです。

梱包や発送に手間はかかりますが、価格次第では十分な黒字で取引できるため、売却して手放したい方はサービス利用を検討してみましょう。

手放す際は、個人情報や機密情報の流出を防ぐためにもデータ消去作業が必須です。

友人・知人に譲る

パソコンの購入を検討中の友人・知人がいるのならば、ゴミとして処分せずに譲るのもおすすめです。スペックがよいものや周辺機器も付属しているものであれば、格安での買取を提案しても応じてもらえる場合があります。

譲ってもらう側としても、無料もしくは格安でパソコンを手に入れられるのは非常にお得です。相手方の利用目的にもよりますが、自作PCのスペックや状態に問題ない場合は検討してみてください。

知り合いに譲る場合でも、事前のデータ消去は欠かさずに行いましょう。

不用品回収業者に依頼する

不要な自作PCは、不用品回収業者で処分してもらうのもおすすめです。あらゆる素材・サイズの製品でも問題なく回収可能、本体だけでなくマウスやキーボードなどの周辺機器も処分できます

不用品をまとめて処分できるパックプランを提供する業者も多く、自作PC関連だけでなく周囲で使っていた椅子やテーブルをまとめて処分したい時にも最適です。

不用品回収業者に依頼する時は、利用者の評判や費用の明確さを調べて優良業者を選択してください。おすすめの優良業者については、こちらの記事でも紹介しています。

自作PC処分時の費用相場

自作PC処分時の費用相場

自作PCを処分する際の費用相場は、以下表の通りです。

処分方法

費用相場

家電量販店への持ち込み

無料~2,000

パソコンショップへの持ち込み

無料

フリマアプリ・オークションへの出品

無料(サービス手数料が別途発生)

友人・知人に譲る

無料

不用品回収業者に依頼

3,000円~

店舗で処分できる方法については、パソコンの状態によっても費用が変動する場合があります。起動しない自作PCは回収対象外の店舗もあるため注意してください。

マウスやキーボードなどの付属品も処分したい場合は、お得なパックプランでまとめて引き取ってもらえる不用品回収業者の利用がおすすめです。

自作PC処分時の注意点

自作PC処分時の注意点

自作PC処分時の注意点をいくつか紹介します。精密機器の塊でもある自作PCは、注意して捨てなければリスクもあります

以下の点は特に意識した上で、処分を進めてください。

重要データはバックアップをとり処分時は必ず削除する

重要なデータを自作PCに保存している場合は事前にバックアップをとり、処分時には必ず削除しておきましょう。

店舗持ち込みや譲る時はもちろん、ゴミとして廃棄する場合でもどのような形で自作PC内のデータが流出するか分かりません。

データの取り扱いに関して後悔しないように、処分前は余裕を持ってデータのバックアップと消去の作業を進めてください。

データ消去は主に以下の方法で実施できます。

メーカーでの処分は不可

メーカー製PCの場合は対象のメーカーに問い合わせると回収してくれるケースもありますが、自作PCはメーカーで処分してもらえない点は覚えておきましょう。

メーカーが回収できるパソコンは、PCリサイクルマークの付いたものが対象です。自作PCにはPCリサイクルマークが付いておらず、メーカーの回収対象に入っていません。

部品にそのメーカーの製品が使われていたとしても、本体一式をメーカーに送ると返送されるため注意してください。

PCケースだけなら一般ゴミでも処分可能

自作PCで使ったPCケースのみであれば、自治体の一般ゴミでも処分可能です。PCケースはスチールやアルミが素材の製品が主流なので、不燃ゴミに分別すれば引き取ってもらえます。

必ず中に部品が残っていないか確認の上、ケースのみをゴミに出してください。また、PCケースのサイズが大きい場合は粗大ゴミとして処分しなければなりません。

粗大ゴミに該当するサイズや費用については、各自治体に問い合わせて確認してみましょう。

自作PC処分前のデータ消去方法

自作PC処分前のデータ消去方法

自作PCの処分前には、個人情報等の漏洩を防ぐためにもデータ消去の作業が必須です。データは画面上でゴミ箱に移動したり、フォーマット処理を実施するだけでは完全に消去されません。

悪意ある第三者にデータを復元・悪用されるリスクもあるため、以下の手段を用いて確実にデータを消去してください。

ハードディスクを取り出す・破壊する

パソコン内のデータは、HDD・SSDなどの記録媒体であるハードディスクに保存されます。そのため、このハードディスクを事前に取り出しておくか、物理的に破壊しておけばデータが外部に流出する心配はありません

自作PCの場合、メーカー製PCに比べてハードディスクも取り出しやすい設計となっているため、自身で取り出しての対処がしやすいです。

物理的に破壊する場合は、ハードディスクをドライバーで分解したり、ドリルで穴を空けましょう。引き続き新たな自作PCを用意する場合は、ハードディスクの再利用もできるので必ずしも壊す必要はありません。

データの流出を防ぐためにも、自作PC処分時はハードディスクを外しておくのが無難です。

データ消去ソフトを利用する

データ消去ソフトを利用することで、データの完全消去が可能です。ソフトを利用すればパソコン上の操作のみでデータを消去できるため、手間をかけず手軽に作業を進めたい方には向いています。

データ消去ソフトはインターネット上で無料の製品も公開されていますが、消去時間や性能については市販の有料ソフトに劣るものも多いため、有料かつ利用者の評判がよい製品を使うのが安全です。

ソフトが自作PCのOSに対応しているかなど、よく調べた上で購入してください。PC操作に少しでも不安が残る方は、無理に使用せず他の手段を取ることを推奨します。

データ消去の専門業者に依頼する

自身でのデータ消去が難しければ、専門業者への依頼もおすすめです。業者の店舗へ直接持ち込むか、事前申込みでパソコンを郵送してデータ消去を実施してもらえます。

データ消去の専門業者も検索すると数多くヒットするため、以下のポイントを見極めた業者選びが重要です。

■データ消去業者選びのポイント

  • 費用が明確になっているか
  • データの消去法が明確になっているか
  • 完了証明書を発行しているか

依頼したのにデータが完全に削除されていない、高額費用を請求してくるといった悪徳業者を選ばないように注意しましょう。

自作PCの処分は「不用品なんでも回収団」におまかせ!

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自作PCの処分にお困りの方は「不用品なんでも回収団」が対応します。自治体のゴミ回収には出せないゴミにも対応、自作PCに関連するさまざまな部品も回収可能です。

対応エリアには最短25分で駆けつけて作業にあたるため、急ぎで不用品を処分したい方にもおすすめです。早朝や深夜の回収もOK、付属品も含めてお得なパックプランで処分できます。

不用品の処分に関することは、何でもお気軽にお問い合わせください。

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不用品なんでも回収団