家庭用シュレッダーの処分方法は?捨てる際の注意点や費用の目安

本記事では、家庭向けに販売されているシュレッダーの処分方法について解説しています。

シュレッダーには手動の手軽なものから、使い勝手の良い電動式タイプなどさまざまな商品が販売されています。

手動・自動、サイズによっても処分方法が異なりますので、捨てたいシュレッダーの種類に応じて処分方法を検討することが大切です。

業務用や事業で使用したシュレッダーの処分方法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

家庭用電動シュレッダーは小型家電にあたる品目

家庭用電動シュレッダーは小型家電にあたる品目

家庭向けに販売されているシュレッダーには、大きく分けて2つのタイプの商品があります。

  • 手動シュレッダー:ハンドルを手で回して動かして裁断するタイプ
  • 電動シュレッダー:自動で用紙を吸い込みながら裁断するタイプ

このうち電動タイプの家庭用シュレッダーは、日本国内で「小型家電」として分類されている商品です。

小型家電の部品には金や銀、レアメタルといった貴重な資源が使われている一方、鉛などそのまま燃やすと有害な物質も含まれています。

そのため処分時は単純に燃やすような形ではなく、認定事業者によるリサイクルが可能となる流れで処分することが推奨されています。

シュレッダーは小型家電に当たる商品ですので、適切に処分することが求められるのです。

家庭用シュレッダーの処分方法

家庭用シュレッダーの処分方法

家庭用シュレッダーの処分方法を、シュレッダーの種類や用途に応じ分けて紹介します。

不用品回収業者に回収依頼

もっとも手軽な処分方法として、不用品回収業者に回収依頼する方法があります。

不用品回収業者であれば、手動・自動、サイズ等関係なく回収してもらうことが可能です。

もちろん回収後は、小型家電回収のルールにのっとり、リサイクル可能な形で処分するため安心です。

面倒な分別など一切不要で回収してもらえるので、とにかく手間をかけずに処分したいというかたにおすすめ。

費用も1点当たり数百円程度と非常に安い費用で処分できます。

ただし単品回収だと、出張費や作業費などの諸経費がかかる場合があるため注意が必要です。

その代わり諸経費があらかじめ含まれている「パックプラン」を利用して、シュレッダー以外の不用品もまとめて処分すれば、1点当たりの費用を抑えて処分することができます。

 

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小型×プラスチック製シュレッダーは可燃ゴミで処分

小型×プラスチック製シュレッダーは可燃ゴミで処分

手回しで使えるプラスチック製の小さな手動型シュレッダーは、可燃ゴミとして処分が可能です。

電子部品を含む部分がなければ小型家電にあたらないため、リサイクルせず「ゴミ」として処分できます。

処分費用は自治体によって異なりますが、無料または自治体指定ゴミ袋の料金程度となるため、負担は少なく済みます。

ただしプラスチック製のシュレッダーでも、1辺の長さが30cmを超えるものや、自治体指定のゴミ袋や容器に入らない場合は「粗大ゴミ」となるため注意が必要です。

小型×電動シュレッター(金属をふくむ)は不燃ゴミで処分

電池式・もしくは電源コードにさしてつかう電動型のシュレッダーは、小型家電に分類されます。

1辺が30cm未満など自治体指定のゴミ袋に入るサイズのものは、指定袋や容器等に入れて「不燃ゴミ」として排出します。

不燃ゴミとして回収されたシュレッターは、ゴミ処理場で適切に分別されます。

粉砕して細かなパーツに分けた後、金属などはリサイクル・資源化される流れです。

金属部品を含む小型のシュレッダーは燃やさずに処分できる「不燃ゴミ」として出しましょう。

大型のシュレッダーは粗大ゴミとして処分する

自治体指定サイズを上回る大きさのシュレッダーは、手動・自動問わず粗大ゴミとして排出します。

費用は大きさによって異なりますが、500円前後の手数料がかかるのが一般的です。

「1辺が30cmを超えるもの」や「自治体指定のゴミ袋に入らないもの」など、自治体によって指定サイズのルールが異なります。

念のため、各自治体の粗大ゴミの規定サイズの確認を行ったうえで排出しましょう。

粗大ゴミとして処分する際は、粗大ゴミ受付センターなどへ電話やネットから申し込みします。

事前に処分にかかる手数料分のシールを購入し、回収日当日に屋外の指定場所へ出しておくのが一般的な流れです。

回収まで日数がかかる場合があるため、注意が必要です。

回収拠点(資源ステーションや回収事業者施設)を活用する

一部地域では、小型家電回収拠点が常設されているところもあります。

このような回収拠点は、民間の企業(認定事業者)が環境大臣及び経済産業大臣による認可を受けて小型家電や資源ゴミなどの回収を行っているのが特徴。

回収品はポイントなどに引き換えてくれるサービスを実施しているところもあります。

回収施設や回収拠点まで直接持ち込む必要はありますが、回収費用はかからず無料で利用できます。

例:マテックじゅんかんコンビニ(北海道)、平林金属えこ便(岡山県)、金城産業魔法のリサイクル工場(愛媛県)など

小型家電回収ボックスを利用する

特定サイズ以下の電動シュレッダーであれば、小型家電回収ボックスなどに無料で投入することも可能です。

小型家電回収ボックスは、リサイクルのために自治体などが主体で設置している回収拠点です。

無料で利用できるほか、各自治体さまざまな場所に設置されていることも多いため、気軽に利用できます。

ただし、無人設置型の小型家電回収ボックスの多くは投入口が非常に小さいのがネック。

設置場所や自治体によってもサイズは異なりますが、「30cm×15cm以下」など、比較的コンパクトなサイズの物しか投入できないため注意が必要です。

家電量販店の小型家電回収サービスを利用する

家電量販店でも、小型家電回収ボックスの設置や、回収受付サービスなどを行っています。

家電量販店設置のボックスに入らないサイズの物でも、対面で回収してもらうことができるため、大き目のシュレッダーでも対応できます。

こちらも回収費用は無料。

ただし、自宅まで引き取りに来てもらうことはできないため注意が必要です。

必ず店舗まで持参し、サービスカウンターなどで引取り依頼をしましょう。

認定事業者による宅配回収を利用する

リネットジャパンなど、環境大臣や経済産業大臣からの認定を受けた事業者による宅配回収を利用する方法もあります。

自宅にある段ボールなどで不要になったシュレッダーを梱包し、ネットから回収依頼をするだけでOK。

委託を受けた配送業者が、自宅まで箱を回収しに来てくれます。

リネットジャパンを利用する場合の費用は、1箱あたり1,760円~。

パソコンを同梱すると1箱目は無料で回収してもらうこともできます。

リネットジャパン(https://entry.renet.jp/)

使えるものはリサイクルも検討

まだまだ稼働するシュレッダーは、リサイクルや譲渡を検討するのもアリです。

近所のリサイクルショップやオフィス用品専門のリサイクルショップに持ち込み、買取できるか聞いてみるとよいでしょう。

ただし年式の古いタイプのシュレッダーは買取不可となる場合もあります。

このような場合は、フリマアプリやオークションサイト、ジモティなどの譲渡サービスを活用するのも手です。

ただし、必ずしも買い手や引き取り先が見つかるとは限らないため、注意が必要。

配送料の負担が大きい場合は、送料は落札者負担にするか直接手渡しなどで出品するとよいでしょう。

シュレッダーを捨てる際の注意点

シュレッダーを捨てる際の注意点

シュレッダーを処分する際は、いくつか注意すべき点があります。

処分する際は、念のため確認しておきましょう。

シュレッダーの処分時は裁断した紙を取り除く

シュレッダーの中に入っている裁断した紙くずなどは、あらかじめ取り出しておく必要があります。

中に入ったまま粗大ゴミなどに出してしまうと、収集を断られてしまうこともあるため注意が必要です。

なお、シュレッダーによる裁断した紙類は、透明(または半透明)なビニール袋に入れ、紙ゴミなどの資源ゴミで排出します。

電池式のシュレッダーは電池を外す

乾電池式の電動シュレッダーは、排出時に電池を取り出しておくことも重要です。

そのまま不燃ゴミなどで排出すると、処理施設等で火災を引き起こしてしまう危険性もあります。

必ず電池は取り出すなど、必要な分別作業を行ったうえで排出するようにしましょう。

事業で使用したシュレッダーは自治体では処分不可

本記事で紹介したシュレッダーの処分方法は、あくまでも「一般家庭で使用していたシュレッダー」が大量です。

事業や会社、施設等で使用していたシュレッダーや業務用シュレッダーなどは、産業廃棄物として処分が必要です。

不用品回収業者などでも回収していますので、処分に悩んだ際は相談してみるとよいでしょう。

シュレッダーの処分に困った時は不用品回収業者に相談を

シュレッダーの処分に困った時は不用品回収業者に相談を

シュレッダーの処分方法に迷った際は、不用品回収業者に相談してみるのがおすすめです。

不用品回収業者で回収されたシュレッダーは、リサイクルやリユースなど適切な方法で処分してもらえるため安心して任せることができます。

不用品回収業者であれば、シュレッダー以外の家電や家具などの不用品もまとめて回収してもらえるため便利。

単品回収だと費用が高上りとなるケースでも、パックプランなどを利用すれば1点当たりの処分コストを抑えて利用することも可能です。

すぐにでも処分が必要となる場合も、電話一本で回収に来てもらえるので上手に活用することをおすすめします。

 

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