灯籠の処分方法5選!費用相場や確認するべきポイントも解説!

この記事では、灯籠の処分方法を5つ紹介します。

灯籠には、さまざまな素材のものがありますが、それぞれに合った処分方法もわかります。

費用相場や確認するべきポイントも解説するため、灯籠の処分についてぜひ参考にしてください。

灯籠の処分方法5選!

灯籠の処分方法5選!

こちらでは、灯籠の処分方法を5つ紹介します。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者なら、灯籠の素材に関わらず処分が可能です。解体や分別、運び出しをすべて行ってくれるため、時間と労力を大幅に節約できます。

特に重量のある石灯籠などの場合、このメリットは大きいです。

また、自宅まで回収に来てくれるため、運搬の手間が省けます。都合の良い日時を指定できるため、忙しい方でも手軽に処分できます。

業者の状況によっては、依頼したその日に回収してくれるケースも。

不用品回収業者を選定する際には、複数業者から見積もりを取って、料金やサービス内容を比較検討することをおすすめします。

見積もりを取る際には、口コミやホームページなどで業者の信頼性と、行政の許可を確認するようにしてください。

灯籠の大きさ、石、木、金属などの材質、個数、設置場所を伝えておくとスムーズです。

評判や口コミが良い、信頼できる不用品回収業者については、以下の記事も参考にしてみてください。

造園業者または石材店に依頼する

灯籠の処分を造園業者または石材店に依頼するなら、灯籠の材質や構造に詳しいため、適切な撤去・処分方法を提案してくれます。

重い石灯籠の撤去や、狭い場所での作業も安全に行えます。クレーンなども手配し、効率的な作業と確かな技術で、安心して依頼できるのがメリットです。

また、撤去後の庭の手入れや、新しい灯籠の設置などを行う予定の方は、一緒に相談もできます。

造園業者や石材店は、状態の良い灯籠なら買取してくれるケースもあるため、廃棄するにはもったいないという方は検討してみてください。

買取できない灯籠を処分する場合には、他の処分方法よりも費用が高くなる傾向にあります。

解体工事業者に依頼する

解体業者は、建物の解体や重い構造物の取り扱いに特化しているため、重機やドリルを使用できます。

建物の解体や取り扱いに関する技術と経験で、石灯籠などの重量物であっても、解体・処分してくれます。

解体時に騒音が発生する場合があるため、事前に近隣住民への配慮を行っておきましょう。

どの解体工事業者でも灯籠の解体に対応しているわけではありません。業者を選ぶ際には、灯籠の解体・処分実績があるか確認してください。

重機を使用する場合や、作業が困難な場合は、見積もりの費用が高くなることがあります。しかし、見積もりの項目をざっくりでなく詳細に明記してくれる業者は優良であることが多いです。

ネットで売却する

灯籠をネットで売却すれば、多少の収入になります。以下のプラットフォームでは、出品され、購入されている実績があります。

  • ヤフオク!
  • メルカリ

灯籠は引き取り限定といった対策をしておかないと梱包や配送が大変になります。灯籠の材質や、大きさ、形状、状態を確認し、大変な労力にならないように注意が必要です。

出品の際には、灯籠全体、細部、傷や欠けなど、複数の角度から写真を撮影してください。明るく、背景がシンプルな場所で撮影すると、灯籠の状態が分かりやすくなります。

また、商品の説明文には、灯籠の材質、大きさ、状態、由来などを詳しく記載しましょう。

傷や欠けがあるのに、記載がないとクレームや返品といったトラブルになるケースも珍しくありません。

自治体のゴミ回収で処分する

木製の灯籠や、小型の灯籠であれば、分解や解体して自治体のゴミ回収に出せるケースもあります。

自治体のゴミ回収で考えられるのは以下の3つのパターンです。

  • 一般ゴミとしての回収
  • 粗大ゴミとしての回収
  • ゴミ処理施設への持ち込み

自治体によって、ゴミの分別区分が異なるため、事前に確認しておいてください。ゴミの区分は、ゴミの回収カレンダーで確認するか、清掃事務所に問い合わせればわかります。

もし、灯籠が粗大ゴミとして処分する必要がある場合には、粗大ゴミ受付センターへの事前申し込みと粗大ゴミ回収料の支払いが事前に必要です。

ゴミ処理施設への持ち込み可能な場合、料金や受付時間、必要なものなどを確認しましょう。身分証明書が必要な場合があります。

灯籠の処分にかかる費用の相場

灯籠の処分にかかる費用の相場

灯籠の処分にかかる費用は、灯籠の材質、大きさ、設置場所、処分方法などによって異なります。以下の表に、一般的な費用の相場をまとめました。

処分方法 費用相場
不用品回収業者 5,000円〜20,000円
造園業者・石材店 ・30円〜50円/1kgあたり
・追加費用で人件費や機材費が追加される
解体業者 10,000円〜15,000円/1㎥あたり
ネットで売却 5,000~10,000円程度の収入
自治体のゴミ回収 無料〜1,500円程度

不用品回収業者は単品回収プランがあり、その場合5,000円程度で対応してくれるところもあります。

また、パック料金を設定しているところが多いです。軽トラックサイズで回収できるのであれば、10,000円程度で依頼できるところが相場より安い業者といえます。

造園業者や石材店、解体業者は、重さや体積で単価を設定しているところが多いです。

そのため、石製で小型の灯篭(高さ1m以下)では10,000円~20,000円、中型の灯篭(高さ1m~2m)では20,000円~100,000円、大型の灯篭(高さ2m以上)では100,000円~200,000円が目安です。

自治体の粗大ゴミ回収を利用する場合、数百円~数千円程度で回収してくれる場合が多いですが、石製の灯籠やサイズによっては回収できません。

費用が変動する要因については、以下にまとめましたので、参考にしてください。

◼︎費用を左右する要因

  • 灯籠の材質
  • 灯籠の大きさ・重量
  • 灯籠の設置場所
  • 作業人数
  • 使用機材や重機

灯籠を処分する際の注意点

灯籠を処分する際の注意点

こちらでは、灯籠を処分する際の注意点について2つ解説します。

灯籠はホームセンターでの処分が不可

灯籠は、石や木、金属など、さまざまな材質でできています。特に石灯籠は重量があり、専門的な処理が必要です。

ホームセンターでは、これらの専門的な処分に対応していないことがほとんどです。灯籠を処分するならこの記事で紹介している以下の方法から選ぶようにしてください。

◼︎灯籠の処分方法

  • 不用品回収業者
  • 造園業者・石材店
  • 解体工事業者
  • 自治体のゴミ回収
  • ネットオークション・フリマアプリ

灯籠を山や川へ捨てると不法投棄になる

灯籠を山や川へ捨てる行為は、不法投棄であり、法律で厳しく罰せられます。石製の灯籠であっても不法投棄になるため注意してください。

不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が、法人の場合は、3億円以下の罰金が科せられます。

「誰も見ていないから」「少しだけなら」といった安易な考えは捨てましょう。不法投棄は犯罪です。

灯籠を処分する前に確認するべきポイント

灯籠を処分する前に確認するべきポイント

こちらでは、灯籠を処分する前に確認するべきポイントを3つ解説します。

灯籠の種類や大きさ

灯籠を処分する際に、特に重要なのは灯籠の種類と大きさです。灯籠の素材や大きさによって処分方法が変わってくるケースがあります。

灯籠は、主に以下の素材で作られています。

種類 概要
石灯籠 ・最も一般的な種類
・御影石、大理石などさまざまな石材を使用
・重量があり、専門的な技術と機材が必要
木灯籠 ・木材で作られた灯籠
・比較的小型なものが多い
・木の種類によって、価値があるものも
金属灯籠 ・金属で作られた灯籠
・鉄、銅などさまざまな金属を使用
・解体すればリサイクル可能

灯籠の大きさは、処分費用や運搬方法に影響します。小型は、高さ1m以下の灯籠で、比較的処分しやすいです。

中型は、高さ1m~2mの灯籠で、重量があるため、木材なら自分で解体や処分ができるものも。しかし、運搬や解体に注意が必要です。

大型は、高さ2m以上の灯籠で、個人での処分は難しくなります。専門業者への依頼が必須で、重機が必要になるケースがあります。

自治体での対応

自治体によって灯籠の処分に関するルールや対応が異なるため、事前に確認しておいてください。石の灯籠は解体しても処分は原則不可です。

木材や金属製の灯籠が粗大ゴミとして扱われる場合、回収の申し込み方法、回収日、回収場所、手数料などを確認してください。

また、自治体の処理施設に灯籠を持ち込む場合は、そもそも持ち込みが可能かどうかを確認しましょう。

持ち込み可能であれば、持ち込み可能な日時、持ち込み場所、手数料などを確認します。

撤去前のお祓いの必要性

灯籠にお祓いが必要かどうかは、個人の考え方によって異なり、灯籠に魂が宿ると考える人もいれば、そうでない人もいます。

お祓いをするかどうかは、最終的には個人の判断に委ねられます。

先祖代々受け継がれてきた灯籠や、神社仏閣から譲り受けた灯籠など、特別な由来がある場合は、お祓いをした方が良いです。

購入した灯籠や、特に思い入れのない灯籠であれば、お祓いの必要性は低いです。お祓いの方法は、一般的には、灯籠の前でお経を読んだり、祝詞をあげたりします。

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灯籠を処分する際には、灯籠の素材と大きさを確認した上で、処分方法を選ぶようにしてください。

木製や金属製で、小型のものであれば、解体して分別すれば、費用を抑えて処分できます。しかし、石製や、中型以上の灯籠は処分がかなり大変。重さもあるため、運搬も難しくなります。

不用品回収業者なら費用も抑えつつ、どんな灯籠でも回収可能です。

行政の許可を持った評判のいい複数の業者から見積もりを取り、比較検討した上で業者を選ぶことをおすすめします。

灯籠やその他の不用品をまとめて処分するなら、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。

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