五月人形の処分方法!人形供養の必要性やタイミングも解説

本記事では五月人形の処分方法について解説しています。

子どもの成長を共に見守ってきた大切な五月人形。

処分する際には供養が必要なのかなど気になることもあるでしょう。

五月人形の処分方法とあわせて、処分にまつわる疑問についてもわかりやすく説明しています。

記事の内容 ×
  1. 1 五月人形の処分時は「供養」は必須?
  2. 2 処分前に五月人形を供養する方法
    1. 2.1 お寺や神社に依頼する
    2. 2.2 自分で供養する
    3. 2.3 遺品整理サービスの「供養」を依頼する
  3. 3 五月人形の処分方法
    1. 3.1 不用品回収業者に回収依頼をする
    2. 3.2 神社・寺院に持ち込んで供養してもらう
    3. 3.3 一般ゴミ(可燃・不燃ゴミ・粗大ゴミ)に分別して処分する
    4. 3.4 施設や団体に寄付する
    5. 3.5 リサイクルショップに買い取ってもらう
    6. 3.6 フリマやオークションに出品する
    7. 3.7 ジモティなどで売却または譲渡する
  4. 4 五月人形の処分費用は「供養」の有無で違う
  5. 5 五月人形を処分するタイミング
    1. 5.1 子どもが成人したとき
    2. 5.2 就職して自宅を出るとき
    3. 5.3 引越しをするとき
    4. 5.4 遺品整理・生前整理をするとき
  6. 6 五月人形を処分せず人に譲るのはNG?
  7. 7 五月人形の処分に困ったら不用品回収業者に任せよう
    1. 7.1 人形から飾りまで一式まとめて処分ができる
    2. 7.2 ネットや電話で申し込むだけ
    3. 7.3 重たい五月人形も運び出してもらえる
    4. 7.4 供養を依頼できる業者もある
    5. 7.5 五月人形以外のものも同時にまとめて処分できる
  8. 8 不用品回収業者の費用相場
  9. 9 五月人形の処分は「不用品なんでも回収団」におまかせ
    1. 9.1 五月人形は供養して処分しなければいけないでしょうか。 そのまま捨てるのは何か問題がありますか?
    2. 9.2 五月人形の処分をするのに、人に譲ってはいけないと聞きました。 フリマに出品して販売するのもダメなのでしょうか。
    3. 9.3 五月人形を処分するタイミングはいつですか?

五月人形の処分時は「供養」は必須?

五月人形は供養しないと処分ができない?

五月人形に限らず、「人形」など人の形をした者には、魂が宿ると古くから考えられてきました。

また子どもの健やかな成長を願って毎年飾られる縁起物ということもあり、念がこもっているととらえる方も少なくありません。

これらの理由から五月人形などは、しっかりと供養してからでなければ処分できないものと考えているかたもいるようです。

とはいえ五月人形は、必ずしも供養したうえで処分しなければならないというものではありません。

子どもの成長を見守ってくれたことに感謝し、利用しやすい方法で処分すればOKです。

処分前に五月人形を供養する方法

処分前に五月人形を供養する方法

供養は必須ではないとはいえ、五月人形をそのまま処分することに抵抗がある方は、以下に紹介する供養の方法がおすすめです。

五月人形の供養の方法もさまざまあり、費用がかかるものもあります。

しかし、大切なのは気持ちです。

納得のいく、供養の方法で五月人形を手放せるよう、検討してみてください。

お寺や神社に依頼する

お寺や神社に依頼して「お焚き上げ」や「読経」をしてもらい、五月人形を供養します。

五月人形以外にも雛人形、日本人形、ぬいぐるみなどの「人形供養」を行うお寺や神社も。

ただし、いきなり持ち込んでも断られてれしまうのは当たり前です。

必ず事前に確認して持ち込みましょう

お寺や神社に供養を依頼する場合は、供養後の人形はそのまま処分できます。

デメリットは、費用の相場がわかりづらいこと。

1体にごとではっきりと料金が決まっている場合や、1箱でいくらとしている場合などがあります。

1,000円~10,000円程度が相場とみて良いでしょう。

自分で供養する

人形供養に持ち込むのも、なかなか時間がとれず難しい場合は、自分で供養もできます。

準備するものは以下です。

  • 白い和紙

供養の手順に沿って、供養をやってみてください。

  1. 五月人形のホコリを払いきれいにする
  2. 五月人形に感謝の気持ちを込めて手を合わせる
  3. 塩をかけてお清めをする
  4. 五月人形を白い和紙で包む

和紙で包んだ供養後の五月人形は、自治体のゴミとして捨てても問題ありません

感謝の気持ちが重要です。

自分で供養するので、和紙や塩などの準備にかかる費用のみ。

手軽で、かつ心も晴れる供養の方法といえます。

遺品整理サービスの「供養」を依頼する

不用品回収業者の遺品整理サービスを利用して、五月人形を供養することも可能です。

遺品整理サービスといっても、実際の遺品だけを扱うわけではなく、人形供養やぬいぐるみの供養なども依頼できる業者もあります。

単純に五月人形を回収して処分するよりも、費用はかかりますが、気持ちの面では感謝の気持ちを持って処分できるのがメリット

供養を遺品整理サービスで依頼した場合には、5,000円〜40,000円が相場です。

お寺や神社に依頼するよりも高額ですが、業者から委託先のお寺や神社に支払う手数料が含まれているからです。

自宅から回収してくれ、供養、処分がワンストップでできるため時間がもっともかからない方法でもあります。

五月人形の処分方法

五月人形の処分方法7つ

五月人形の処分方法について、それぞれ特徴をふまえつつ解説します。

不用品回収業者に回収依頼をする

  • 処分費用相場:500円~5,000円程度

もっとも手軽に処分できるのが、不用品回収業者です。

五月人形本体はもちろん、ガラスケースや兜飾り一式、飾り棚などの付属品もひとまとめにして処分することができます。

もちろん素材に応じて分別や仕分けなどする必要は一切ありません。

室内まで引き取りに来てもらえますので、段飾りのような重たい五月人形なども運び出し作業を含めて依頼できます。

むずかしいことを考えずとにかく手軽に処分したいというかたは、不用品回収業者の利用がおすすめです。

不用品回収業者がおすすめの理由をさらに確認する方はこちら!

神社・寺院に持ち込んで供養してもらう

  • お焚き上げ費用目安:1,000円~10,000円程度

人形供養が可能なお寺や神社へ五月人形を持ち込み、お焚き上げ供養をしてもらう方法もあります。

お焚き上げ供養の謝礼として数千円ほどかかるところが多いですが、それぞれで費用が異なるため確認が必要です。

個別供養となると費用が高くなることが多いので、合同供養でお願いするとよいでしょう。

また供養してもらえるのは人形のみで、飾りなどは一般ゴミなどで処分する必要があるケースも多いです。

どこまでがお焚き上げの対象となるのか、あらかじめ確認してから持ち込むと安心です。

一般ゴミ(可燃・不燃ゴミ・粗大ゴミ)に分別して処分する

  • 処分費用相場:無料~2,000円程度

五月人形をそれぞれ素材別に分別し、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分する方法もあります。

ほとんどは可燃ゴミとして処分できますが、金属やガラスケースなどは不燃ゴミに分類されます。

また1辺が30cmを超えるような大きな大きな段飾りなどについては、粗大ゴミで回収してもらう必要があります。

分別や仕分けなど手間はかかりますが、安価に処分ができる方法です。

施設や団体に寄付する

  • 処分費用:無料(または送料分を負担)

五月人形は季節の行事飾りとして使われることも多いです。

そのため一部施設などでは、五月人形を寄付すると喜ばれることもあります。

たとえば高齢者施設や養護施設、保育園や幼稚園など。

五月人形は高額な物が多いため、あると嬉しいけれど購入するのはハードルが高いという施設も少なくありません。

必要かどうか確認したうえで直接持ち込めば、費用をかけることなく手放すことができます。

ただしあまりにも状態の悪い五月人形を押し付けるような行為はかえって迷惑になるだけです。

善意であっても困らせてしまっては意味がありませんので、相手のことも考えて譲渡するか検討しましょう。

リサイクルショップに買い取ってもらう

  • 処分費用:無料

生活雑貨やインテリアなどを取り扱うリサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。

五月人形と飾り程度のコンパクトなタイプのものであれば、持ち込む際の負担もそう大きくはないはずです。

ただし段飾りになっているような飾り棚がある場合は注意が必要。

近年では大型の五月人形などは需要が少ないなどの理由で買い取ってもらえないケースもあります。

買取可能か事前に確認し、ある程度の査定額を聞いてから持ち込むのがおすすめです。

フリマやオークションに出品する

  • 処分費用:無料(場合によっては配送料負担)

メルカリなどのフリマサービスやオークションサイトには、数多くの五月人形たちが出品されています。

もともと高価な商品ということもあり、それなりのお値段にて取引されているのが特徴です。

レトロな五月人形ともなると、かなりのお値段となっている商品もあるようです。

アクリルの保護ケースの場合は、配送時も変に気を遣うことなく発送することが可能ですが、ガラスケースの場合は割れないよう注意して梱包する必要があります。

状態のよい五月人形を手放す際は、試しに一度出品して様子を見てみるのもおすすめです。

ジモティなどで売却または譲渡する

  • 処分費用:無料

フリマやオークションで出品する場合、梱包や配送手配など面倒な手間が発生することもあります。

こうした手間を省きつつも欲しい方に譲りたいという場合には、ジモティのような地元中心でやり取りできるサービスを活用するとよいでしょう。

直接手渡しなどを条件にすれば、発送する必要もなく受け渡しが可能です。

ただし直接手渡しの場合、自宅住所や氏名などが相手に知られてしまうリスクもあるため、個人情報保護のための工夫は必要でしょう。

五月人形の処分費用は「供養」の有無で違う

五月人形の処分費用は「供養」の有無で違う

次に、五月人形の処分費用について解説します。

五月人形を供養するかどうかで、かかる費用が異なります。

また、寄付やオークション出品などの処分方法では、送料が発生する可能性もあるため、注意してください。

処分方法 供養の有無 処分費用の目安(供養も込み)
不用品回収業者
※選択可
回収のみ:500円~5,000円
供養+回収:5,000円〜40,000円
神社・寺院に持ち込む 1,000円~10,000円
自分で供養・自治体ゴミに出す 無料~2,000円
施設や団体への寄付 無料(または送料分を負担)
リサイクルショップの買取 無料
フリマやオークションに出品 無料(場合によっては配送料負担)
ジモティなどで売却または譲渡 無料

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五月人形を処分するタイミング

五月人形を処分するタイミング

ここからは、五月人形を処分するタイミングについて解説します。

子どもの健やかな成長を願う五月人形は、いつ処分すればよいのか迷っている方もいらっしゃるでしょう。

結論としては、五月人形を処分しなければならないタイミングというのはありません

五月人形はずっと飾り続けても問題ないとされていますが、おおむね以下のようなタイミングで処分する方が多いようです。

子どもが成人したとき

子どもが18歳~20歳くらいになったのを機に、五月人形を処分する方は多いです。

五月人形は男の子の健康を願って、お守りとして飾ります。

成人した=大人になったということで、それを機に処分を検討するというわけです。

就職して自宅を出るとき

就職したことを「大人になった」と解釈して、五月人形を処分するタイミングでとらえることもできます。

現在は、大学進学することも多いので、大学卒業後、就職する際に自宅を出て一人暮らしを始める方も多いです。

そのため、自宅を出て一人暮らしを始めるタイミングで、それまでの子ども部屋を片付けるのと同時に五月人形を処分するのです。

引越しをするとき

家族が引越しをするタイミングで、いらないものや使っていないものをまとめて処分することもあります。

子どもが中学生や高校生になる年齢なら、五月人形をもう飾っていない家庭も多いです。

引越しを機に、できるだけ荷物を減らすために、五月人形などのもう使っていない不用品を処分する傾向にあります。

遺品整理・生前整理をするとき

五月人形は処分していない、まだ実家にあるままになっている方も実はかなり多いです。

実家の両親が亡くなり、実家じまいや片付けをする際に、大量の遺品、不用品が問題になることも。

五月人形、雛人形、日本人形など、供養した方が良い不用品は、遺品整理サービスを行う業者に依頼してまとめて処分する方もいます。

五月人形を処分せず人に譲るのはNG?

五月人形を人に譲るのは何か問題がある?

五月人形には本来、子どもの身代わりとなりその子の厄を引き受けてもらうという役割があります。

その子が受けていたかもしれない災難や病などを五月人形が引き受けてくれるという考え方です。

そのためその家に男の子が数人いる場合は、一人1体ずつ五月人形が必要になります。

こうした理由から、五月人形はおさがりとして不向きだと考えるのが一般的です。

人形が受けた厄も引き継がれると考えられるため、他人に譲ることはあまりおすすめできないのです。

五月人形の「厄除け」の役割や意味を理解したうえで、そういったことを気にしないというかたであれば、譲渡するのは構わないでしょう。

五月人形の処分に困ったら不用品回収業者に任せよう

処分に困った五月人形は不用品回収業者に任せよう

一般ゴミに出すには心が痛むというかたや、リサイクルを検討したもののなかなか売れなかったというかたもいるでしょう。

五月人形の処分に困った時は、不用品回収業者に任せるのがおすすめです。

どのようにおすすめなのか、不用品回収業者に任せるメリットについて解説します。

人形から飾りまで一式まとめて処分ができる

不用品回収業者に五月認証の回収処分を依頼すれば、人形本体だけでなく飾りやケース、飾り棚までまとめて回収してもらえます。

可燃ゴミや不燃ゴミに仕分ける必要もありませんし、人形を解体する必要などもありません。

回収依頼さえしてしまえば、あとは何も準備せず回収を待つだけでOKです。

むずかしいことは一切考えず、手軽に処分することができます。

ネットや電話で申し込むだけ

不用品回収業者に回収してもらう際は、電話やネットから申し込むだけでOKです。

早い場合ではその日のうちに回収に来てもらえることもあります。

日中仕事で忙しいという場合には、夜間など都合のよい時間に合わせてきてもらうことも可能です。

好きな日時を指定して回収してもらえますので、無理なく処分できます。

重たい五月人形も運び出してもらえる

五月人形の中には、一式まとめるとかなりの重量となるものもあります。

人形本体は数キロ程度でも、スチール台やスチール段などの飾り棚もあわせると結構な重さとなることもあるでしょう。

不用品回収業者に回収依頼をすれば、室内まで人形を引き取りに来てもらえますので、どんなに重くても心配はいりません。

供養を依頼できる業者もある

あまり知られていないかもしれませんが、実は不用品回収業者の中にはお焚き上げなどの供養を依頼または委託できるところも多いです。

人形以外の品も一式回収に来てもらったうえで、丁寧に供養してもらえるので、自ら社寺へ持ち込むよりも負担がなく適切に処分ができるともいえるでしょう。

ご供養代が別途かかる場合もありますので、希望する場合は見積もり時に相談してみてください。。

五月人形以外のものも同時にまとめて処分できる

不用品回収業者に依頼すれば、五月人形以外のものもまとめて一緒に回収してもらえます。

お子さんが巣立つ際に不要になった机やベッドなど、大型の家具などもあわせて処分すると非常に便利です。

不用品回収業者であれば引っ越しや片付けに伴う不用品の大量処分にも、柔軟に対応してもらえるためとても便利に活用できます。

不用品回収業者の費用相場

単品回収だと費用が割高となるような場合には、諸経費込みで利用できるパック料金プランを活用して複数の不用品を一度に処分するのがおすすめです。

以下は、不用品回収業者の料金相場です。

利用トラックの目安 料金相場
軽トラック 28,000円~40,000円
1.5tトラック 45,000円~60,000円
2tトラック 60,000円~80,000円
4tトラック 80,000円~お見積り

五月人形の処分は「不用品なんでも回収団」におまかせ

五月人形の処分は「不用品なんでも回収団」におまかせ
https://weddingshowcase.jp/

不用品なんでも回収団」は、五月人形の回収処分に対応している不用品回収業者です。

あらゆる大きさの五月人形でも回収の対象となりますので、いつでも遠慮なくご相談ください。

五月人形処分にあわせて、大量のご不用品なども承り可能です。

とてもオトクなパックプランもご用意しておりますので、まずは一度お問い合わせください。

ご相談や事前お見積りは完全無料!

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  • 23094826 e1700362688681 五月人形は供養して処分しなければいけないでしょうか。
    そのまま捨てるのは何か問題がありますか?

    五月人形の供養は必須ではありません。

    ただし、気持ちの面でただ捨てることに抵抗がある方も多いです。
    自分で供養して捨てることもできますので、試してみてください。
    神社やお寺に持ち込むのが難しい場合は、遺品整理サービスを利用してお焚き上げをしてもらえる不用品回収業者もあります。
    納得のいく五月人形の処分方法を選択してください。
    A5

  • 23182844 五月人形の処分をするのに、人に譲ってはいけないと聞きました。
    フリマに出品して販売するのもダメなのでしょうか。

    五月人形や雛人形などは、子どもの健やかな成長を願う「厄除け」の意味合いがあります。
    五月人形は、子どもが受けるはずだった病気や事故などの「厄」を代わりに引き受けてくれるという人形です。
    そのため、厄を吸い込んだ五月人形をそのまま譲ることは、推奨されていません。
    どうしても譲りたい、売りたい場合は神社やお寺で「厄払い」をしてもいいでしょう。

    現代では、「厄」などの信仰を気にしないという方もいらっしゃるので、自分自身の気持ちに沿って処分方法を検討しましょう。
    A4

  • 23323664 e1700362643158 五月人形を処分するタイミングはいつですか?

    極論としては、五月人形を処分せずに飾り続けても問題はありません。

    しかし、以下のタイミングで五月人形の処分をする方が多いようです。

    ・子どもが成人したとき
    ・就職して自宅を出るとき
    ・引越しをするとき
    ・遺品整理・生前整理をするとき

    特に実家の遺品整理で五月人形を処分する場合は、他の遺品もまとめて供養と処分ができるので、遺品整理サービスがある不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
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不用品なんでも回収団