この記事では、シーリングライトの処分方法と処分費用について紹介します。
シーリングライトを処分する機会は、カバーの破損や買い替え、引っ越しなど人によって様々でしょう。
処分方法によっては、蛍光管や電球の扱いにも注意が必要です。
捨て方の注意点も併せて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
シーリングライトの処分方法
まずは、シーリングライトの処分方法を解説します。
「無料だけど手間がかかる」「安いけど時間がかかる」など、処分方法に一長一短があります。
自分の都合や状況を鑑みて、最適な処分方法を選んでください。
不用品回収業者を利用する
シーリングライトの処分なら不用品回収業者が「簡単・早い・ラク」と三拍子揃っています。
電話やメールで簡単に依頼でき、業者によってはLINEの利用も可能です。
即日対応ができ依頼から回収まで迅速、さらに日時指定や深夜の回収作業にも対応できます。
自宅まで回収しに来てくれるので、運び出しをお任せすることができるので手間がかからず楽チンです。
またシーリングライトを含めた、他の不用品をまとめて処分できるサービスも提供しています。
しかしながら、不用品回収業者の費用はほかに比べ若干高めとなります。
作業に伴う諸経費やオプション料金がかかってしまうので、費用対効果を考えて利用するのがベストです。
メリット
- 電話やメールの簡単手続き
- 即日回収ができる
- 日時指定で好みのタイミングで処分できる
- 他の不用品も一緒に処分できるサービスがある
- 不用品の運び出しを任せられる
デメリット
- 諸経費・オプション料金がかかる
- 回収物が少ないと割高になる
- 業者が多く探すのが難しい
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不燃ゴミに出す
自治体の不燃ゴミに出すことで、シーリングライトを処分する方法です。
一切費用が掛からない方法ですが、自治体によっては不燃ゴミに該当しないこともあります。
特にLED一体型のシーリングライトは金属や電飾、カバーなどが分離できない構造になっているので、不燃ゴミでは出せないのです。
大きなサイズのシーリングライトも出すことができません。
電飾交換型も蛍光管などやカバー、電飾基部など素材ごとに分けて処分する必要があります。
また、不燃ゴミの回収が月に2回程の自治体だと、捨てるタイミングによってはおよそ2週間前後かかってしまいます。
結局、そのまま捨てられないうえに日数もかかる可能性があるので、費用はかかりませんがデメリットが目立つ処分方法です。
メリット
- 費用がかからない
デメリット
- LED一体型は捨てられない
- 大きいものは捨てられない
- 部品ごとの分別が必要
- タイミングが合わないと日数がかかる
自治体の粗大ゴミ回収を利用する
自治体の粗大ゴミ回収でシーリングライトを処分する方法です。
最もオーソドックスな捨て方といえ、処分費用も安いです。
自治体により異なりますが、およそ200円〜500円ほどの費用負担で済みます。
また、自治体が運営していることもあり信頼度はピカイチでしょう。
しかし、良い事ばかりではありません。
自治体では基本的に、家屋からの運び出しはおこなっていないので。自分でゴミ収集所に持っていく必要があります。
申し込みも電話などで申し込めれば比較的簡単といえますが、オンライン申し込みだと非常に手間がかかります。
処分したい不用品のカテゴリがない、もしくは見つからないこともしばしば。
申し込みが進まず、時間を食うばかりです。
さらに言えば、申し込みできたとしても予約状況によっては、1〜2週間先の収集待ちが発生する場合もあります。
このようなことから、急を要することには向いてない処分方法ともいるでしょう。
手間や時間がかかっても安いのが良いという方は、シーリングライトを粗大ゴミで処分しましょう。
メリット
- 処分費用が安い
デメリット
- 自分で運ばなければならない
- 申し込みに手間がかかる
- 処分までに時間がかかる
小型家電として出す・ボックスに入れる
小型のシーリングライトなら、小型家電回収ボックスに投入しても処分できます。
自治体が用意している場合もありますが、大型スーパーや家電量販店などにも設置されていたりもします。
ただし、回収ボックスの径に合うサイズしか処分できないのには注意してください。
自治体ごとに異なりますが「縦20cm×横35cm」以上の物は投入できません。
また、電飾交換型のシーリングライトは電飾基部のみ捨てられます。
カバーと蛍光管・電球は自治体のルールに則って適切に処分しましょう。
メリット
- 費用がかからない
- すぐ捨てられる
- 出かけるついでに捨てられる
デメリット
- カバー・蛍光管・電球は捨てられない
- 部品ごとの分別が必要
- ボックスの径に合わないものは捨てられない
買い替えの下取り・引き取りで処分する
シーリングライトを購入する際に、購入したお店で古いシーリングライトを下取り、もしくは引き取りしてもらえる場合があります。
ただし、お店によって有料引き取りの場合や、そもそも回収をおこなっていない店もあります。
また「3辺の合計サイズ・重量」などの条件があり、超過した場合は応じた料金が発生する場合があります。
お店ごとに条件が異なるので、事前に確認しておくのがベストです。
下取り・引き取り回収できる家電量販店の一例
家電量販店名 | 持ち込み処分費用 | 備考 |
---|---|---|
ヤマダ電気 | 1,100円 | 下取り:1,100円 訪問引き取り:+2,750円 |
ヨドバシカメラ | 1,100円 | 訪問引き取り:+2,200円 |
エディオン | 550円 | – |
ジョーシン | 550円 | 蛍光管・電球取り外し必須 |
メリット
- 購入と処分が同時にできる
- 訪問引き取りできる店もある
デメリット
- 持ち込みが必要なことが多い
- 訪問引き取りは高額になりやすい
- サイズなどで料金が変動する
- 蛍光管は回収しない場合がある
売却・譲渡する
メルカリなどのフリマアプリで売ったり、リサイクルショップで買取してもらうことで処分が可能です。
また、ジモティなどの譲渡専用プラットフォームの活用で、シーリングライトを譲る方法もあります。
フリマアプリでは、自宅にいながらスマホなどで手軽に行うことができ、売れれば処分しつつ収入を得ることができます。
ですが、配送料がかかることや[いつ売れるかわからない]というデメリットがあります。
また、人と人の取引なので金銭・商品トラブルには注意が必要です。
シーリングライトの状態やコネクタの形状、使用年数などの細かい情報を提供するのが大切です。
メリット
・フリマアプリ
- 手軽に取引できる
- 売却額を設定できる
・リサイクルショップ
- 出張買取
- 査定次第では高額買取の可能性がある
・ジモティ
- 費用が掛からない
- 取引が早い
デメリット
・フリマアプリ
- 出品登録・手続きが面倒
- 梱包が必要
- 送料がかかる
- いつ売れるかわからない
- トラブルになりやすい
・リサイクルショップ
- 状態によっては買い取れない
- 査定で買取価格が変動する
・ジモティ
- 譲渡側に車が必要
- 貰い手が現れるかわからない
シーリングライトの処分費用
つづいて、シーリングライトの処分費用を紹介します。
処分方法ごとの目安の費用を掲載しているので、シーリングライトを捨てる際にお役立てください。
処分方法ごとの処分費用目安
処分方法 | 処分費用 | 備考 |
---|---|---|
不用品回収業者 | 1,000円~ | 諸経費がかかる |
燃えないゴミ | 数10円~ | 袋代など |
粗大ゴミ | 200円~500円 | 自治体で異なる |
照明器具販売店 | 550円~1,100円 | サイズで変動あり 訪問は別途料金がかかる |
売る・譲渡 | 基本無料 | サイズごとの配送料 |
シーリングライトの処分・捨て方の注意点
最後は、シーリングライトの処分・捨て方の注意点を紹介します。
蛍光管・電球を交換できるタイプのシーリングライトは特に注意して処分してください。
電球・蛍光管は外す
蛍光管・電球交換式のシーリングライトを自治体のゴミで処分する際は、これらを外して捨てるようにしましょう。
蛍光管などには微量の水銀が含まれているために、人体に影響が出る可能性があります。
また、ほとんどがガラスでできているので、いずれにしても本体と一緒に捨てることはできません。
自治体の定めるルールに沿って、分別してから捨てるようにしましょう。
電球・蛍光管は新聞紙などに包んで捨てる
蛍光管・電球は新聞紙や紙などに包んで捨てるようにしましょう。
先述のとおりガラスでできているので、割れた時を考え慎重に扱う必要があります。
ガラス片が刺さったり目に入る危険があり、細かいガラス片を吸い込めば呼吸器など人体に影響が出る可能性もあります。
自分以外にも迷惑がかかるので、シーリングライトの処分以外でも蛍光管・電球を捨てる際は気を付けてください。
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