掃除機を処分したいと考えておられる方に、掃除機の処分方法や処分費用をご説明します。
掃除機の寿命は、およそ6~7年と言われています。
掃除機を処分する、買い替える大きな理由は故障です。
寿命の長短や故障の原因は、掃除機の種類や使い方などによって異なりますが、だいたいそのぐらいの期間で、掃除機を処分される方が多いようです。
今までお世話になった掃除機ですから、きちんと処分して新しい掃除機を迎えましょう。
掃除機のおすすめ処分方法7選!
掃除機のおすすめの処分方法7つをご紹介します。
それぞれの方法には、メリット・デメリットがあります。
また、処分費用も異なります。
ご自身の状況や掃除機のコンディションに合わせた方法をお選びください。
自治体のゴミ回収で捨てる
掃除機は、自治体のゴミ回収で引き取ってもらえます。
不燃ゴミか粗大ゴミかは、掃除機の大きさやお住いの自治体によって異なります。
お住いの自治体に確認のうえ、指定の方法で処分しましょう。
掃除機の種類の違い(キャニスター型、スティック型、ハンディ型、ロボット型)によるゴミ回収方法の違いはありません。
掃除機はすべて共通です。
なお、掃除機は、家電リサイクル法対象外品目ですが、小型家電リサイクル法対象品目です。
新しく購入するときに下取りに出す
掃除機は、古い掃除機が故障したり、使えなくなったりというタイミングで処分し、古い掃除機の代わりに新しい掃除機を買う場合が多いです。
新しく購入する場合には、古い掃除機を無料で引き取ってもらえるお店が多いです。
新しく購入しないで、古い壊れた掃除機の処分だけを依頼することが可能か、費用がどれぐらいかかるかについては、お店によって違いますので、それぞれのお店で確認する必要があります。
家電量販店に処分を依頼する
掃除機は、テレビ、エアコン、冷凍冷蔵庫、洗濯機・乾燥機の家電リサイクル法の対象4品目ではありませんが、小型家電リサイクル法対象品目になります。
小型家電リサイクル法対象品目なので、掃除機は、家電量販店、販売店、指定回収業者によって、回収・再資源化がされています。
ただ、販売店によって、引取り条件が異なりますので、ご確認ください。
市役所や図書館などの公共施設にある小型家電回収ボックスに入る大きさなら、そちらに投入することも可能ですが、入り口の大きさに制限があります。
ハンディタイプの掃除機なら、ギリギリ入るかもしれません。
投入口の大きさは、20cm×30cmです。
リサイクルショップに売却する
きちんと動き、コンディションのいい掃除機なら、リサイクルショップに売却する方法もあります。
リサイクルショップに持って行く場合は、付属品や取扱説明書を用意しましょう。
また、掃除機内部のゴミは処分し、外側の汚れなどをきれいにすると買取価格に反映します。
ただリサイクルショップによっては、掃除機を扱っていない場合もありますから、持って行く前に要チェックです。
状態の悪いものや付属品のないものなどは、買取不可となる場合もあります。
コードレスタイプなど人気機種なら、意外な値段で買い取ってもらえる場合もあります。
フリマアプリ・ネットオークションで売却
今や、多くの人が売ったり、買ったりと人気のフリマアプリやネットオークションに出品してみるのも、一つの方法です。
この場合も、リサイクルショップと同様、状態がいいもの、人気機種、最新機種、人気メーカーなどに限られます。
また、フリマアプリ・ネットオークションでは、写真を撮って、説明を書き、売れれば発送する必要があります。
個人間取引なので、予想外の高値が付く場合もありますが、反面、クレームがあった場合などにも対応しなければなりません。
出品する前に、フリマアプリ・ネットオークションでリサーチしてみて、売れそうかどうかをチェックしてみることをおすすめします。
友人・知人に譲る
まだまだ動く掃除機を、あなたが処分しようと思ったタイミングで、掃除機を欲しいと思っている友人や知人があなたの周りにいれば、気持ちよく譲るというのも一つの選択肢です。
ただ、そんなにピッタリなタイミングというのは、なかなかないというのが現実です。
処分しようかなと考え始めたら、周りの人に声をかけてみるといいでしょう。
もし、周りの友人や知人に欲しい人がいない場合、ジモティや地元のフリーペーパーなどの「譲ります」コーナーなどに載せてみると、意外に欲しい人が表れます。
ただ、友人や知人といっても、無理強いはNGです。
また、あまりに状態が悪いものも避けましょう。
あなたがもらって嫌なものは、譲らないほうがいいです。
不用品回収業者に依頼する
掃除機を処分する場合、最もおすすめの方法が、不用品回収業者に依頼する方法です。
不用品回収業者なら、電話一本で即日回収してくれます。
集積場などに出す必要もなく、ご自宅まで取りに来てくれます。
もちろん、処分費用はかかりますが、思い立ったらすぐ対応してもらえる点がおすすめポイントです。
さらに、他の不用品と一緒に、軽トラック積み放題などの定額プランを利用すれば、費用を抑えることができます。
掃除機の他、いろいろな不用品を一挙に片付けることができます。
掃除機の処分方法別費用相場をチェック!
前章でご説明した掃除機の処分方法別の費用相場をまとめました。
一覧表なので、比較検討がしやすいです。
処分方法を決める際の参考になさってください。
処分方法 | 処分費用相場 |
---|---|
自治体のゴミ回収 | 不燃ゴミ:ゴミ袋代
粗大ゴミ:300~500円 |
購入時に下取りに出す | 0~数百円程度 |
家電量販店に処分を依頼 | 500~1000円程度 |
リサイクルショップに売却 | 無料 |
フリマアプリ・ネットオークションで売却 | 無料 |
不用品回収業者に依頼 | 掃除機単品:約1000円 軽トラック積み放題:15,000円~ |
※掃除機の処分では、料金の多寡だけでなく、処分にかかる手間やスピード感も考慮するといいでしょう。
掃除機を処分する際の注意点
掃除機を処分する際に気を付けるポイントをまとめました。
家電リサイクル法、小型家電リサイクル法は、家電の再資源化を促進するための法律です。
きちんと守って、正しく処分しましょう。
さらに、掃除機を処分する際の心掛けも併せてご覧ください。
掃除機の種類を確認!
掃除機には、下記の種類があります。
- キャニスター型掃除機:ヘッドと本体が別々になっているコード付き掃除機
- スティック型掃除機:ヘッドと本体が直線的につながっていて、スリム。コード付きとコードレスがある
- ハンディ型掃除機:スティック型よりさらにコンパクト、小型化。テーブルやソファ、車内などの掃除に最適
- ロボット型掃除機:スイッチONだけで、自動で床のゴミを掃除してくれる
掃除機の種類や大きさに合わせた処分方法を選びましょう。
自治体によって、どのタイプの掃除機がどの方法で処分できるかが異なりますので、処分をする前に確認しましょう。
小さなハンディ型掃除機なら、小型家電リサイクルボックスに入れることができれば、無料で処分できます。
掃除機は家電リサイクル法対象外
家電リサイクル法は、家庭などから出された家電製品の有用な部分を再資源化し、廃棄物の減量を図るための法律です。
テレビ、エアコン、冷凍冷蔵庫、洗濯機・乾燥機の4品目になります。
掃除機は、家電リサイクル法対象品目でないとはいえ、正しく処分しなければなりません。
掃除機は、家電リサイクル法の4品目には入っていませんが、下記の小型家電リサイクル法対象品目に入っています。
指定された方法で処分するようにしましょう。
掃除機は小型家電リサイクル法対象品目
掃除機は、小型家電リサイクル法対象品目ですので、量販店などでは、有料で回収サービスを行っています。
また、公共施設に設置されている小型家電回収ボックスに入る大きさなら、投入すれば無料で処分できます。
小型家電リサイクル対象品目ですが、各自治体では、不燃ゴミや粗大ゴミとしての回収を行っていますので、お住いの自治体にご確認ください。
掃除機を処分するときは中のゴミを処分してから!
コンディションのいい掃除機をリサイクルショップやフリマアプリ・ネットオークションで売却する場合は、掃除機の中のゴミはきちんと処分しましょう。
売却する場合は、買った人が不愉快な思いをしないような心配りが大切です。
ゴミとして処分する場合も、今までの掃除機の仕事に感謝して、中のゴミを捨ててから、掃除機を処分するぐらいの気持ちの余裕を持ちたいものです。
掃除機の処分なら「不用品なんでも回収団」がおすすめ!
掃除機の処分方法について、ご説明してきました。
掃除機の処分方法は、いろいろな選択肢があるので、あなたの状況や掃除機のコンディションなどに合わせて選べます。
もし、掃除機のほかに、処分したい不用品がたくさんあるのなら、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。なかでも「不用品なんでも回収団」がベストです。
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