この記事では、草刈り機の処分方法だけでなく、安全な処分方法や、処分する際の注意点について解説します。
草刈り機から煙が出たり、異音がしたりする時は要注意です。放置すると危険な場合も。
草刈り機を安全に処分する方法がわかるようになるので、ぜひ参考にしてください。
草刈り機の処分方法7選
こちらでは、草刈り機の処分方法を7つ紹介します。
草刈り機の種類や状態によっては処分できない方法もあるため、ご自身の状況に合わせて参考にしてください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すると、当日から数日の間に回収場所まで訪問するので、比較的短期間で回収してくれます。
自力で処分場所へ運んだり、手続きをする手間が省けますし、草刈り機だけでなく、他の不用品も一緒に処分可能。
処分が難しいエンジン式の草刈り機でも、オイルやガソリン、バッテリーもまとめて回収できるので、処分に困っている方におすすめです。
回収を依頼する品物の量によって料金は変動するので、少量でも大量でも適正価格ですっきり処分できるのが大きなメリットです。
ただし、悪質な業者に依頼してしまうと、高額な料金を請求されたり、トラブルに巻き込まれたりすることも。そのため、依頼する業者選びには注意しましょう。
回収料金や出張費などがどのようになっているか、他の人の口コミや評判を参考にすると安心です。
評判や口コミが良いおすすめ不用品回収業者はこちら!
自治体の粗大ゴミとして処分する
自治体の粗大ゴミとして処分できれば、草刈り機を安価に処分できます。手続きをして自治体の指定場所に出すだけで回収してもらえます。
自治体によって異なりますが、収集日時の指定が必要な場合が多いです。また、エンジン式の草刈り機や電動草刈り機のバッテリーは処分ができないので注意しましょう。
エンジン式の草刈り機は不用品回収業者へ、バッテリーは、リサイクルに出すか、自治体の指示に従って別途処分してください。
◾︎粗大ゴミとして処分する手順
- 自治体への連絡
- ネットまたは電話から申し込み
- 料金の支払い
- 収集日の確認
- 決められた場所に草刈機を出す
ゴミ処理場へ持ち込む
電動の草刈り機の処分ならゴミ処理場へ直接持ち込むという方法もあります。
車に積み込んでゴミ処理場へ持ち込めば、粗大ゴミとして収集してもらうよりも費用を抑えられるのがメリットです。
また、その場で処分手続きが完了する場合が多く、収集日程に縛られず、自分の都合の良い時に処分できます。
ただし、ゴミ処理場まで草刈り機を車で運ぶ必要があります。シートを敷いて汚れないようにしたり、刃の部分を布などで包んだりして安全対策をしてから処分してください。
ホームセンターで回収してもらう
草刈り機はホームセンターに持ち込めば、回収してくれることが多いです。処分に手続きが必要ないため、手間がかかりません。
ただし、すべてのホームセンターで、草刈機の回収を行っているわけではありません。購入した商品、または同等の商品と引き換えでの回収となっていることがよくあるケースです。
新しい草刈り機の購入を検討している場合は、この方法が便利です。
必ず事前に、お近くのホームセンターに草刈機の回収を行っているか、どのような条件で回収を行っているかを確認しておいてください。
◾︎引き換えでの回収ができるホームセンター
- コメリ
- コーナン
- カインズ
リサイクルショップなどで売る
まだ使える状態の草刈り機であれば、現金化できます。リサイクルショップに持ち込むだけで、査定と売却の手続きが完了するため、まだ使える草刈り機であれば、おすすめの処分方法です。
ただし、状態や年式、メーカーなどによって買取価格は大きく変動します。また、すべてのリサイクルショップで草刈り機を取り扱っているわけではありません。
動作確認を行い、草刈り機はできるだけ綺麗にしておきしょう。付属品が揃っている方が、高値で売れる可能性があります。
◾︎おすすめのリサイクルショップ
- ハードオフ
- セカンドストリート
- トレファク
オークションサイトを利用する
草刈り機をオークションサイトを利用すれば、リサイクルショップで売るよりも高値で売れる可能性があります。フリマサイトを利用するのもひとつの手です。
◾︎売却できるプラットフォーム
- ヤフオク!
- メルカリ
- 楽天ラクマ
オークションへ出品するには、質問への対応など、ある程度の時間と手間が必要です。
商品の詳細については写真も複数枚掲載し、分かりやすく説明することが大切です。大型商品の場合、送料が高額になる可能性があるため、送料も落札者が支払う設定にしておきましょう。
中古品であることを明記し、保証については一切行わない旨を記載過去の取引評価を確認し、信頼できる出品者を選びましょう。
◾︎出品時に記載しておく項目
- 商品状態
- 付属品の有無
- 草刈り機の年式
- 使用頻度
- 故障箇所
- 発送方法
- ノークレームノーリターンの旨
小型家電回収ボックスを利用する
草刈り機を小型家電回収ボックスを利用するなら無料で処分できます。回収ボックスまで運ぶだけで、手続きは不要です。
小型家電回収ボックスを利用する方法は、無料で簡単に草刈り機を処分できる環境に優しい方法です。しかし、サイズや種類の制限があります。
また、エンジン式の草刈り機やバッテリーなどは、別途処分する必要があります。
近くの回収ボックスの設置場所や、回収可能な製品の種類、サイズなどはネットから事前に確認しましょう。自治体のホームページから確認できます。
草刈り機の処分費用の相場
草刈り機の処分費用は、処分方法によって大きく異なります。それぞれの処分方法の一般的な相場を以下にまとめます。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
不用品回収業者に依頼する | 10,000円~ |
自治体の粗大ゴミとして処分する | 500円~2,000円程度 |
ゴミ処理場へ持ち込む | 500円~2,000円程度 |
ホームセンターで回収してもらう | 無料(条件あり) |
リサイクルショップなどで売る | 数百円〜数千円の利益 |
オークションサイトを利用する | 数百円〜数千円の利益 |
小型家電回収ボックスを利用する | 無料 |
不用品回収業者はトラックのサイズや作業内容によって変動します。他の処分方法よりも費用は高くつきますが、どんな草刈り機でも処分可能。
粗大ゴミ回収やゴミ処理場への持ち込みは自治体によって料金やルールが大きく異なります。事前に確認しておきましょう。
ホームセンターは、無料で処分できますが、条件があることも。新しい製品を購入する際に回収してくれることが多いです。
一方で、リサイクルショップやネットオークションでは買い手を見つける方法なので、数百円から数千円で売れる可能性があります。
草刈り機処分時の注意点
こちらでは、草刈り機を処分する際の注意点を紹介します。
草刈り機を処分できないことになりかねないのでこちらで紹介する内容を押さえておきましょう。
エンジン式はオイルを抜く
草刈り機を処分する際は、エンジンオイルを必ず抜いてから処分しましょう。
エンジンオイルが入ったままそのまま処分すると、オイルが漏れて回収車や地面を汚してしまう可能性があります。
◾︎エンジンオイルの抜き方
- エンジンを冷やしておく
- オイル受けを用意する
- ドレインボルトを緩める
エンジンが熱い状態で作業すると、やけどする危険性があります。必ずエンジンを冷やしてから作業を行ってください。
古いエンジンオイルを受けるための容器を用意して、エンジン下部にあるドレンボルトをレンチで緩め、オイルを排出します。
排出したオイルは別途処分するようにしてください。
エンジンオイルの詳しい処分方法についてはこちら!
エンジン式・バッテリーは自治体での処分不可
エンジン式の草刈り機や電動草刈り機のバッテリーは自治体では処分できません。
不適切な処分方法によって、火災や爆発などの危険性があります。エンジン式の草刈機なら、不用品回収業者に処分依頼するのが一番手軽です。
バッテリーは、家電リサイクル法の対象となる場合があります。家電量販店などで回収を行っていることがあります。
バッテリーごと回収処分ができるおすすめ不用品回収業者はこちら!
草刈り機を処分するタイミング
草刈り機の調子が悪くても「まだ使えるから・・・」と使い続けている方も少なくありません。
こちらで紹介する症状を放置して使用するとケガにつながる恐れがあるので、処分の踏ん切りをつける参考にしてください。
エンジンがかかりにくい
草刈り機がエンジンがかかりにくくなった場合、以下の状況であれば処分を検討するタイミングと言えるでしょう。
エンジンがかかりにくいだけでなく、刃が緩んでいたり、安全装置が故障していたりすることもあるので、不具合がある時には注意が必要です。
修理の見積もりで部品の交換が必要なケースや、修理費用が新品購入とあまり変わらないケースでは処分するのがおすすめです。
使用中に異音がする
刃が摩耗したり、破損したりしていると、金属同士が擦れて異音が出ることがあります。また、ピストンやシリンダーに異常がある場合でも異音が出ます。
ベアリングが故障していると、回転がスムーズにできなくなることによって、草を刈っている時とフリーの時で音が変わることも。
異音がどこから出ているのか、状況によって異音が変わるのかどうかを確認して原因をおおよそ特定してみてください。
本体から煙が出る
煙が出る原因としては、エンジン式の草刈り機であれば、オイル漏れやオイル上がりによって、オイルが燃焼室に流れて、煙が出ているケースがあります。
他には、電気系統に異常が発生し、ショートしていることも。
またエンジン内部の部品が破損によって、摩擦が起こり、煙が出ることがあります。煙が出ている状態で使用を続けると異音も出始めることが多いです。
煙が出ているようであれば、深刻なダメージを負っていることが多いので修理をすると費用が高くなることが多くなります。
草刈り機の処分は「不用品なんでも回収団」へ!
草刈り機を処分する際には7つの方法があります。
自治体のゴミ回収といった無料で処分ができないのが現実です。基本的には処分に費用がかかると思った方が良いでしょう。
また、エンジン式の草刈り機は処分するのは難しく、電動式の草刈り機でもバッテリーは別途処分が必要です。
処分するなら不用品回収業者がおすすめです!依頼してから比較的早く処分できますし、回収に来てくれるので、手軽に処分できます。
草刈り機やその他不用品の処分は、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。
草刈り機の処分方法だけでなく、処分する際の注意点についても解説します。草刈り機を安全に処分できるようになるので、参考にしてください。