廃油の処分方法!灯油やエンジンオイルなど種類別の廃油の捨て方を解説

廃油の処分方法についてご紹介します!

廃油と聞くと食用油を思い浮かべる方も多いですが、家庭で使用する油の種類は意外と多いもの。

料理で使う食品油をはじめ、暖房器具で使用する灯油や車のエンジンオイルなども含まれます。

この記事では、適切な廃油の処分方法に加え、方法別の費用相場や捨てる際の注意点についても解説!

廃油の処分で悩んでいらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。

家庭で処分することが多い廃油の種類

家庭で処分することが多い廃油の種類

廃油とは一般的に使い古した油のことを指し、家庭から出る油に加え、工場で使われる油全てを指します。

家庭では食用油・灯油・エンジンオイル、工場では切削油や鉱物性油があります。

工場から排出された廃油は産業廃棄物扱いです。

この記事では、家庭から出る廃油について詳しく解説します。

食用油

家庭内で料理の際に使用した油のことを、廃食用油と言います。

天ぷらや揚げ物に使用した油は、比較的量も多く、一回で捨てるのはもったいないので何度も使用する方も。

少量なら処理しやすい種類の廃油ですが、それなりの量ならゴミに出す方法はおすすめできません。

実は、廃食用油は自治体や業者が回収し、リサイクルや再資源化に取り組んでいる種類の廃油です。

そのため、ただ捨てる処分方法以外にも多くの活用方法があります。

廃油(食用油)の処分方法はこちら!

灯油

ストーブやファンヒーターなどの暖房器具で使用する灯油も、家庭で出る廃油の一つです。

冬の時期しか使用しないため、余った灯油をどう処分したらよいか迷う方もいらっしゃることでしょう。

灯油は燃料油系の廃油の分類ですので、処分時には特に発火などのトラブルに気を付ける必要があります。

廃油(灯油)の処分方法はこちら!

エンジンオイル

車やバイクのエンジンオイルも家庭から出る廃油に含まれます。

日常的に車やバイクのメンテナンスを行う方にとっては、エンジンオイルの処分は重要課題でしょう。

エンジンオイルなどの潤滑油系廃油は、ルールを守れば通常のゴミにも出せますし、処分方法も豊富です。

廃油(エンジンオイル)の処分方法はこちら!

廃油(食用油)の処分方法

廃油(食品油)の処分方法

廃油となった食用油の処分方法についてご紹介します。

揚げ物等で使い古した油は、廃油として適切な処分が必要です。

比較的定期的に処分する必要がある廃油の種類ですので、ぜひ捨てる際の参考にしてください。

自治体の燃えるゴミに出す

少量の食用油なら、自治体の燃えるゴミに出すことが可能です。

もちろんそのままではなく、紙やキッチンペーパーなどに吸わせて、小さな袋に包んでから処分します。

また市販の凝固剤で固めてから、ゴミに袋に入れるのも良いでしょう。

自治体では液体は回収できないことが多いので、絶対にそのまま捨てることがないようにしてください。

油を含んだ紙やキッチンペーパーを何重かの袋に入れて、においが漏れないようにするのもおすすめです。

回収業者に依頼

食用油はリサイクルや再資源化が可能なので、廃油回収業者も積極的に回収を行なっています。

ある程度の量があれば、業者の中には廃油を買い取ってくれるところもあり、お得に処分ができます。

ネットで廃油回収業者を探し、自身の住まいが対応エリアに含まれているかどうか確認できるでしょう。

また廃油回収業者を選ぶ時には、自治体からの許可を取得している業者を選んでください。

自治体の回収ボックスを利用

自治体によっては、家庭から出る廃食用油を積極的に回収しているところもあります。

区役所や市民センター、スーパーなどに回収ボックスを設置し、誰でも自由に利用可能です。

「廃油回収ボックス」や「資源回収ボックス」と名称がついていますので、チェックしてみてください。

ルールは自治体によって異なりますが、大抵はペットボトルなどの容器に入れてボックスに入れるだけ。

無料で廃油を処分できる方法ですから、ぜひ活用してみてください。

廃油(灯油)の処分方法

廃油(灯油)の処分方法

冬場の暖房器具で使用することが多い灯油ですが、残ってしまった灯油の処分方法をご紹介します。

古くなってしまった灯油は年越しするには向いていませんし、普通に流して捨てるわけにもいきません。

灯油を処分したい時には、以下の方法を試してみてください。

  • 少量なら燃えるゴミで処分
  • 灯油販売店に引き取ってもらう
  • ガソリンスタンドに引き取ってもらう

少量なら布や紙に染み込ませて袋に入れ、自治体の燃えるゴミで処分することも可能です。

ただ自治体によっては灯油は危険物と判断され、ゴミ出し禁止のところもありますので、確認が必要です。

また灯油を販売しているお店やガソリンスタンドで、灯油を引き取ってもらう方法も。

購入履歴の提示が求められたり、有料の場合もあるかもしれませんが、比較的安全な処分方法でしょう。

灯油の処分方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

廃油(エンジンオイル)の処分方法

廃油(エンジンオイル)の処分方法

車やバイクのエンジンオイル交換をセルフで行う方なら、廃油の処分の必要があるでしょう。

自治体のゴミで処分することもできますが、地域によってルールは異なるので必ず遵守してください。

エンジンオイルを安全に処分するためには、以下の方法を試してみてください。

  • 不用品回収業者に依頼
  • 凝固剤で固めて燃えるゴミに出す
  • 廃油回収業者に依頼
  • 購入したショップでの引き取り

食用油や灯油と同様、エンジンオイルも少量なら紙や布に吸わせて燃えるゴミで捨てることが可能です。

ただ地域によってルールが違うので、面倒な場合は業者に一任するのも一つの手でしょう。

そこで頼りになるのが、不用品回収業者や廃油専門の回収業者。

エンジンオイルは再生可能ですので、ガソリンスタンドなどを中心に回収している業者も多くあります。

また不用品回収業者なら、廃油の量に関わらず回収してくれますし、その他の不用品も一緒に処分可能。

その他にもオイルを購入したショップで、廃エンジンオイルを無料で引き取ってくれる場合もあります。

手間を省きたいなら業者依頼、コストを抑えたい方は燃えるゴミなど、条件に合わせて選択してください。

エンジンオイルの処分方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

 

廃油の処分方法別の費用相場

廃油の処分方法別の費用相場

廃油の処分方法別に、必要な処分費用の相場を解説していきます。

食用油・灯油・エンジンオイルそれぞれに適した処分方法がありますが、費用にも差があります。

表にしている価格と備考を比較して、処分方法選択の参考にしてください。

処分方法 費用の相場 備考
自治体の燃えるゴミに出す(全油) 無料 ゴミ袋代のみ必要
自治体の回収業者(食品油) 無料/有料 量が多ければ無料になる場合も
自治体の回収ボックス(食品油) 無料 ペットボトルなどに入れて回収
ガソリンスタンドに依頼(灯油) 無料/有料 事前に応相談
灯油販売店に引き取り依頼(灯油) 無料/有料 事前に応相談
不用品回収業者に依頼(エンジンオイル) 3000円~ その他に不用品があるとお得
廃油回収業者に依頼(エンジンオイル) 100円前後/kgあたり 量を定めている業者もあり
購入ショップに依頼(エンジンオイル) 無料/有料 店舗によって対応が異なる

良心的な価格で不用品回収してくれる業者はこちら!

廃油を処分する際の注意点

廃油を処分する際の注意点

廃油を処分する際の注意点についてご紹介します。

幾つかの注意点がありますが、よく理解したうえで廃油を処分しないと、トラブルや事故の元になります。

ぜひ廃油を捨てる前に注意ポイントをチェックしてください。

流しやトイレに捨てない

廃油を処分する際に一番覚えておかなければならないのは、決して廃油を流しやトイレに捨てないこと。

これは水質汚濁や排水管の詰まりなどを引き起こし、新たなトラブルの元になり得ます。

少しだからと間違った捨て方をすると、あらゆるところに迷惑をかけますので、絶対にやめてください。

ゴミに捨てる場合は発火に注意

廃油を燃えるゴミに捨てることができるからと、そのままの状態で捨てると発火の危険性があります。

ゴミ袋から漏れてタバコの火に引火したり、気温の高い日だと気化してそのまま発火することも。

トラブルを避けるためにも、に出す際は凝固剤で固めたり、紙や布に吸わせてから捨てましょう。

小さな袋に何重かにして入れておくと安心ですし、においも外も漏れないのでおすすめです。

廃油を保管した容器も適切に処分する

廃油を適切に処分するのはもちろんですが、廃油を保管していた容器も使用済みなら処分しましょう。

保管容器は一般的に缶の素材になりますが、缶の処分は各自治体のルールに従ってください。

エンジンオイルを入れていたペール缶や灯油を保管していたポリ缶、携行缶など種類別に処分が必要です。

自治体の不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミなどを利用して、ルール遵守の上で捨ててください。

残ったガソリンの処分方法

残ったガソリンの処分方法

家に使用しないガソリンが残っている場合、どのように処分したらよいのかご紹介します。

ガソリンは、廃油とはいえ引火しやすい性質のゆえ、危険度が高く、処理にも特に注意が求められるもの。

もし処分したいガソリンがある場合は、以下の方法を試してみてください。

  • 少量なら燃えるゴミに出すのも可能
  • ガソリンスタンドに引き取ってもらう

本当に少量のガソリンなら、洗剤と中和させた安全な状態で燃えるゴミに出す方法もあります。

ガソリンはそのままでは発火しやすいですが、台所用洗剤と混ざると発火しにくくなる傾向があるのです。

その状態で布やキッチンペーパーに吸い込ませ、袋に入れてゴミに出すと無料で処分可能。

ただ、ある程度の量があるなら、ガソリンスタンドに持ち込んで引き取ってもらうとよいでしょう。

無料で引き取ってくれるガソリンスタンドもありますが、有料の場合もあるので、事前の確認が必要です。

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廃油の処分方法について解説しました。

食用油・灯油・エンジンオイルなど、家庭で処分することが多い廃油には幾つかの種類があります。

種類別に最適な処分方法がありますが、手間を掛けたくない方には、不用品回収業者への依頼がおすすめ!

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