大型家電の処分方法6選!処分にかかる費用や業者の選び方も徹底解説

引っ越しや大掃除、買い替えを機に大型家電の処分を検討している方は多いかと思います。

しかし「重くて自分で運べない」「大型家電の処分方法がわからない」などと、大型家電の処分方法に困っているのではないでしょうか?

また、処分にかかるコストも気になるところです。

大型家電の処分方法はさまざまです。これから、大型家電の処分方法を6つご紹介します。

目的に合わせて、大型家電の処分方法を検討してみてください。

後半で、失敗しない業者の選び方もご紹介しているので、検討される方は最後までご覧ください!

大型家電とは?

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家庭で使用される家電のうち、大型のものを大型家電と呼んでいます。

具体的には、1950年代後半に「三種の神器」とされていたテレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電が大型家電にあたります。

他にも、エアコンや電子レンジ、掃除機、パソコンも大型家電に含まれます。

大型家電の処分を誤ると環境問題にも影響を与えると考えられており、「家電リサイクル法」という法律も制定されています。

大型家電を処分する際には、正しく処分しましょう。

家電リサイクル法って何?

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まずは、「家電リサイクル法」に関して解説します。

誤った大型家電処理は違法になるので、まずは理解を深めましょう。

家電リサイクル法に基づいて処分

家電リサイクル法の正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」といいます。

廃棄物を減らし、リサイクルや再利用など資源の有効活用を推進するための法律です。

家電リサイクル法の対象廃棄物は、「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」の4つです。

(注意:詳しい内容は 廃棄物一般表をご覧ください)

家電リサイクル法の対象品目を処分する際には、リサイクル料金を払わなければなりません。

家電リサイクル料金っていくらなの?

家電リサイクル法の対象品目は、自治体や家電製品の小売店で回収されることが多いです。

品目 料金
エアコン 990円〜
テレビ(ブラウン管 15型以下) 1,595円〜
テレビ(ブラウン管 16型以上) 2,695円〜
テレビ(液晶・プラズマ 15型以下) 1,870円〜
テレビ(液晶・プラズマ 16型以上) 2,970円〜
冷蔵庫・冷凍庫(170L以下) 3,740円〜
冷蔵庫・冷凍庫(170L以上) 4,740円〜
洗濯機・衣類乾燥機 2,530円〜

料金はメーカーが決定しているため、各製造業者ごとに異なり、こちらの料金表は目安になります。

上記の料金以上にかかる場合もあるため、メーカー別にあらかじめ確認しておきましょう。

メーカー別の料金はこちらを参考にしてみてください。

家電リサイクル法以外の法律もある

なお、4品目以外の家電の場合は、小型家電リサイクル法という法律が別にあり、自治体によって捨て方が異なります。

これらの法律ができたことで、料金の支払いを拒んで不法投棄をする方もおり、問題になっています。

大型家電の処分を考えている方は、正しい処分方法を事前に調べておきましょう。

大型家電の処分方法6選

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大型家電の処分には以下のような方法があります。

  • 粗大ゴミに出す
  • オークションサイトで販売する
  • 引っ越し時にまとめて売却する
  • 家電小売店で引き取ってもらう
  • リサイクルショップで買い取ってもらう
  • 不用品回収業者に回収してもらう

これから、それぞれの特徴・メリット・デメリットなどに関して解説します。

自分の目的に合わせて、大型家電の処分方法を検討してみましょう。

大型家電の処分方法1:可燃ゴミ・粗大ゴミに出す

大型家電の処分方法のひとつは、可燃ゴミ、もしくは粗大ゴミに出すことです。

可燃ゴミとして大型家電を出せば、普段の家庭用ゴミ捨てと変わらずに手軽に処分することができます。

自治体によって異なりますが、30cm以上である場合は、可燃ゴミとして回収対象外になります。30cm以下でも大量にゴミが出る場合は、回収対象外になってしまうので気をつけましょう。

その場合、粗大ゴミとして自治体に回収してもらいます。

家電リサイクル法の対象品目である「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」は粗大ゴミとして出すことはできないので注意しましょう。

【メリット】

  • 業者などと連絡を取る必要がない
  • 可燃ゴミで出せるため、コストをかけずに処分できる

【デメリット】

  • 大型家電の運び出しは自分で行う必要がある
  • 引取日時は指定されているため、回収までに時間がかかる
  • サイズなどの基準が厳しく、可燃ゴミとして回収してもらえない可能性がある

【方法詳細】

  1. 自治体に粗大ゴミの収集を依頼する
  2. 依頼時に指定されたコンビニや郵便局などで粗大ゴミシールを購入する
  3. それぞれの自治体で決められた回収日時に、回収場所へ処分したい大型家電を運び出す

【費用】

可燃ゴミとして回収される場合は、基本的に費用はかかりません。

粗大ゴミとして回収される場合には、自治体によって料金が変わります。

それぞれのお住まいの地域での回収費用がどのくらいなのか調べてみましょう。

大型家電の処分方法2:オークションサイトで販売する

オークションサイトで大型家電を売って処分することもひとつの手です。

最近では、自分が使わなくなったものをメルカリや、ヤフーオークションなどのオークションサイトで売ることも増えてきています。

大型家電の処分コストをかけずに、処分することができます。

【メリット】

  • リユースできる
  • 処分費用がかからない(配送料などは除く)

【デメリット】

  • 写真や出品に手間がかかる
  • 買い手が見つかるまで時間がかかる場合がある
  • 必ず売れるとは限らず、買い取ってもらえない可能性もある

【方法詳細】

  1. 傷ついている箇所や商品の全体像がわかるように写真を撮る
  2. オークションサイトを選択し、出品する
  3. 発送手続きを行い、発送する

【費用】

梱包代や発送料などの発送手続きの際にかかる料金は、自己負担になります。

大型家電を高く売ることができれば、支出よりも収入が増える場合もあります。

大型家電の処分方法3:引っ越し時に売却する

引っ越しをする時に、不必要な大型家電を引っ越し業者に引き取ってもらうことができます。

回収には費用がかかりますが、処分したい大型家電が多い場合は一括で売却をしてくれるため、手間をかけずに効率的に処分できます。

【メリット】

  • 不用な大型家電が売れただけ、引っ越し金額が安くなる
  • 処分したい大型家電を一括で処分してもらえる

【デメリット】

  • 買取できない場合は、有料で処分してもらうことになる

【方法詳細】

  1. 依頼する引っ越し業者に買取希望を出す
  2. 買取品を梱包する(引っ越し業者が行う場合もある)
  3. 大型家電の荷物の搬出と買取を行う

【費用】

大型家電を買取できた場合は、引っ越し代金の足しになる場合があります。

買取できない場合は有料回収の可能性があるため、注意しましょう。

大型家電の処分方法4:家電小売店で引き取ってもらう

大型家電を買い替える際には、家電リサイクル法に基づき、購入店舗で引き取ってもらうことができます。

購入店舗で処分する際には、リサイクル料金収集運搬料金かかります。

【メリット】

  • 持ち運び困難な場合、運搬してもらえる
  • 業者を探したり、連絡をとったりする手間が省ける

【デメリット】

  • リサイクル費用がかかってしまう
  • 持ち運べない場合は収集運搬料金がかかってしまう

【方法詳細】

  1. 購入店舗に大型家電の引き取りを依頼する
  2. 店舗スタッフの指示に従い、必要事項を紙に記入する
  3. 処分料金を支払う

【費用】

料金はメーカーや店舗によって変わりますが、エアコンなら1,000円程度、テレビなら1,500円〜3,000円程度になります。

ご紹介した、家電リサイクル法の料金表も参考にしてみてください。

大型家電の処分方法5:リサイクルショップで買取ってもらう

大型家電の状態がキレイな場合は、リサイクルショップで売却することもおすすめです。

出張買取なら自分で持ち運びできない大型家電でも、担当者に運んでもらえるため、手間をかけずに処分できます。

買取条件に関しては、お店によって異なるので事前に確認しておきましょう。

【メリット】

  • リサイクルになる
  • お金をもらいつつ、大型家電を処分できる
  • 出張買取の場合は、担当者が運び出してくれる

【デメリット】

  • 買取条件によっては買取してもらえない場合がある
  • 出張買取がない場合は自分自身で持ち込まなければならない

【方法詳細】

  1. 買取条件に当てはまった場合、電話やホームページで申し込みを行う
  2. 担当者が査定に赴く
  3. 大型家電が運び出され、代金が支払われる

【費用】

買取可能となった際、買取料金を収入として得られます。

しかし、大型家電の多くは運搬費用がかかるので、注意しましょう。

大型家電の処分方法6:不用品回収業者に回収してもらう

大型家電は不用品回収業者に回収してもらうことも可能です。

処分したい大型家電がたくさんある場合大型家電以外の不用品がある場合にまとめて処分してくれます。

処分費用はかかりますが、時間や労力をかけずに手早く処分したい方にはおすすめです。

不用品回収業者の中には、買取サービスを行っている業者もあるので、チェックしてみてください。

【メリット】

  • 運び出しや梱包などは全て業者が請け負ってくれる
  • 不用品回収業者によっては、買取してもらえる可能性がある
  • 回収までのスピードが早い(申し込み当日の回収も可能)

【デメリット】

  • 費用が高い
  • 中には違法業者も存在する

【方法詳細】

  1. 電話やホームページで予約する
  2. 大型家電処分の見積もり
  3. 業者の方に回収してもらい、代金を支払う

【費用】

おおよそになりますが、不用品回収業者による相場は以下の通りです。

品目 料金
テレビ 2,000円〜5,000円
冷蔵庫 5,000円~10,000円
洗濯機 5,000円~8,000円
電子レンジ 500円~3,000円
ストーブ 1,000円〜2,000円

依頼する業者によって料金体系は異なるので、あくまで目安として捉えてください。

失敗しない大型家電の処分業者の選び方

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実際に不用品回収業者を選ぼうとしても、さまざまな不用品回収業者があってどれがいいのかわからないこともあるかと思います。

また不用品回収業者の選び方を誤ると、許可をとっていない悪徳な業者を選択してしまう場合もあります。

そこで、失敗しない不用品回収業者の選び方に関してご紹介します。

注意することは以下の5つです。

  • 無許可の回収業者に注意する
  • 「無料回収」の業者は避ける
  • 損害賠償保険に加入しているか確認する
  • 回収可能な処分項目を確認する
  • 業務事例が記載されているか確認する

それでは順番に見ていきましょう。

無許可の回収業者に注意する

不用品回収業者を選ぶ際にはまず、公安委員会や市町村の許可を得ている(資格を有している)業者なのか確認しましょう。

大型家電などの不用品回収業を行うためには「一般廃棄物処理業」「古物商許可」などの許可を公安委員会や市町村から受けていなければなりません。

許可を得ていない場合、悪徳な業者である可能性が高いです。

優良な業者である場合、ホームページなどで資格の記載があります。「一般産業廃棄物収集運搬業 第●●●●号」といった許可番号が記載されているかどうかも確認してみてください。

「無料回収」の業者は避ける

「無料回収」というような言葉がある業者は避けましょう。悪徳業者の可能性が高いです。

そもそも家電製品は、フロンや鉛などを含んでいるため、処分の仕方を誤ると有害物質が外に漏れ出してしまうリスクがあります。

家電リサイクル法は、そのような環境被害を防ぐためにも存在しているのです。

適切な場所で処理しなければならないため、大型家電の処分には基本的に費用がかかります。「無料」というフレーズに要注意しましょう。

損害賠償保険に加入しているか確認する

損害賠償保険に加入している業者であれば、なお安心です。

保険に入っていれば、大型家電の回収で壁や床などを傷つけるトラブルが起きた際に、修繕費を支払ってもらえます、

そのようなトラブルが起きてもしっかり対応してくれる業者であれば、安心です。

回収可能な処分項目を確認する

大型家電の処分を回収業者に依頼する際には、まずどのようなものが回収できるのか処分項目を確認しましょう。

大型家電によっては、回収できない場合もあります。

ホームページを見ると、処分項目が表示されていたり、処分事例が記載されていたりするので確認してみてください。

実際に回収業者に来てもらって処分対象外で回収不可になった場合、また新しく業者を探さなければならず、二度手間になってしまいます。

ホームページを見てもわからない際は、電話で確認することをおすすめします。

業務事例を確認する

不用品回収業者のホームページには多くの場合、実際の業務事例が記載されています。

具体的に、作業前後の画像や所要時間、処分品目などが紹介されています。作業のイメージをつけるためにも、ホームページの業務事例を確認してみてください。

またその紹介内容や料金体系を見て、分かりやすいか否かも判断しましょう。分かりづらい場合は、他の業者を選び直したほうが良いです。

時間や労力をかけずに大型家電を処分するなら

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今回は、大型家電の処分方法や業者の選び方に関してご紹介しました。

大型家電の処分にはさまざまな方法があります。各処分方法のメリット・デメリット・費用などを参考に、自分に合った処分方法を選択してください。

また、大型家電処分の業者選びに迷っている方は、なんでも回収団がおすすめです。

お客様のご要望に合わせて、安くて安心できるさまざまなプランを提供しています。

費用面でもサービス面でもご納得いただけると思いますので、ぜひお気軽にご相談ください!

不用品なんでも回収団