オイルヒーターの処分方法をご紹介します。
昨今日本でも人気が高まるオイルヒーターですが、特殊な暖房器具なので処分方法に悩む方も。
オイルヒーターの状態によっても、適切な処分方法が異なってきます。
処分時の注意点やおすすめできる処分方法を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
オイルヒーターの処分方法7選
オイルヒーターの処分方法を詳しく解説します。
一般的な「売る」処分方法の他にも、「捨てる」「リサイクル」という方法もあります。
オイルヒーターの状態も考えて、適切な処分方法を考慮してください。
不用品回収業者に依頼する
使えなくなったオイルヒーターを急いで処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめ。
電話一本ですぐに対応してくれますし、場合によってはその日に回収可能です。
またオイルヒーターは大型の暖房器具ですので、家まで回収に来てくれるのはありがたいポイント。
ただオイルヒーター単品だけの回収となると、回収費用が高くなります。
そのため、家にある他の不用品をまとめて捨てたい方におすすめの処分方法です。
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自治体の粗大ゴミとして出す
比較的大型の暖房器具であるオイルヒーターは、自治体の粗大ゴミで処分するのが一般的です。
自治体の回収なので低価格で処分可能ですし、家の近くまで回収に来てくれるのも大きなポイント。
ただ、回収に1~2週間程度待たなければならないことが多く、すぐに捨てたい方には向いていません。
自治体の粗大ゴミとして捨てる際の手順は、以下の通りです。
- 自治体の粗大ゴミ収集センターに申し込み(電話でもインターネット経由でも可)
- オイルヒーターのサイズで金額が決定
- 回収日時と場所を教えてもらう
- 金額分の粗大ゴミ回収券をコンビニなどで購入
- 券に必要事項を書いてオイルヒーターに貼っておく
- 指定された日時に決まった場所に置く
回収の手順自体は複雑ではありませんので、初めてでも簡単に処分できます。
ゴミ処理場に直接持ち込む
オイルヒーターを自分で持ち運びができるのなら、自治体のゴミ処理場に直接持ち込む方法も可能です。
重量やサイズで料金が決まりますが、大抵は1000円掛からないほどの安い価格で処分できます。
ただ重いオイルヒーターを自分で運搬する必要があり、ゴミ処理施設が遠方なら行き帰りも容易ではありません。
事前予約が必要、受付時間の変動もありますので、事前によく確認しましょう。
メーカーの回収システムに依頼する
オイルヒーター製造メーカーでは、使えなくなったオイルヒーターの引き取り処分をしています。
全てのメーカーではありませんが、有名な大手メーカーはほとんど対応可能です。
メーカーの回収対応システムでは、基本的に郵送で回収を実施してくれるので、楽に処分できるのもメリット。
ただ処分に掛かる費用はメーカーによって異なり、条件が備わっていることもあります。
処分費用や送料、梱包の方法など事前に確認してから利用しましょう。
例として、有名なメーカー「De'Longhi(デロンギ)」の回収システムの詳細をご紹介します。
- 製品を送る際の送料のみ顧客負担
- 着払いで発送した場合は受け取り不可
- 対象製品はデロンギ製品のみ
- 梱包に関しては製品が入っていた箱を利用
- 箱がない場合は箱(1800円:代引き手数料込み)を手配することも可能
詳しい条件はメーカーの公式サイトに載せられていますので、確認してください。
家電量販店に引き取りを依頼する
オイルヒーターを購入した家電量販店で引き取りを依頼する方法もあります。
ただし、家電量販店での商品の購入が条件として課される場合もありますので、ご注意を。
無料ではないため特におすすめの方法ではありませんが、買い替えの予定があるなら好都合の方法です。
ホームセンターに依頼する
身近にある大手のホームセンターでも、不用の電化製品の引き取りサービスを行っている場合があります。
ただし、多くの場合はそのお店で購入した製品のみ処分を受け付けています。
オイルが抜けず自治体での回収ができないなど、自力で運べない場合におすすめの処分方法です。
売る・譲る
まだまだ綺麗な状態のオイルヒーターなら、リサイクルショップやフリマアプリで売るのもおすすめです。
特に暖房器具必須となる冬前には、リサイクルショップやフリマでは季節性商品が多く出回ります。
時期を選んで効果的に売り出せば、すぐに買い手がつくことでしょう。
人気が高い「De'Longhi」や「IRIS OYAMA」などのメーカーは、見た目もよく機能性も高いため売れやすい商品です。
また、売れるほど綺麗ではないオイルヒーターでも、まだまだ使えるなら譲ることも可能。
暖房器具を探している知り合いや希望する人に譲るのも、簡単に処分できる方法の一つです。
オイルヒーターの処分方法別のメリットとデメリット
オイルヒーターの処分方法別に、メリットとデメリットをご紹介します。
自身にとって最適な処分方法を決める際の参考にしてみてください。
処分方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
不用品回収業者に依頼 | 自宅まで回収に来てくれる 即日処分が可能 他の不用品もまとめて処分できる |
単品だけの処分は高くつく 業者を自分で探す必要がある |
自治体の粗大ゴミとして出す | 低価格で処分可能 自宅近くまで回収に来てくれる |
日時と場所を指定される 自分で運ばなければならない 即日処分ができない |
ゴミ処理場に直接持ち込む | 低価格で処分できる 自分が処分したい時にできる |
自身で運ぶ必要あり 処理場が遠方なら車が必要 事前の予約が必要な場合も |
メーカーの回収システムに依頼 | 郵送などで楽に処分可能 比較的低価格で処分できる |
メーカーが同じなどの条件がある 梱包は自分でする必要あり 事前の問い合わせ必須 |
家電量販店に引き取り依頼 | 比較的低価格で処分可能 希望する日に処分できる |
自分で持ち込む必要あり |
ホームセンターに依頼 | 無料もしくは安く処分可能 希望する日に処分できる |
自分で持ち込む必要あり |
売る・譲る | 無料で処分できる 希望金額で売れる 必要な人に役立ててもらえる |
必ず売れるとは限らない 売れるまで保管する必要あり 譲渡先を自分で探す必要がある |
オイルヒーターの処分方法別の費用相場
オイルヒーターの処分方法別に、費用の相場を解説します。
選ぶ方法によって費用は異なりますので、事前に相場を知ることでお得に処分できる方法を把握できます。
オイルヒーターの処分方法に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
処分方法 | 費用の相場 | 備考 |
---|---|---|
不用品回収業者に依頼 | 有料/3000円程度 | 他にも不用品があると安くなる |
自治体の粗大ゴミとして出す | 有料/500~1000円程度 | ー |
ゴミ処理場に直接持ち込む | 有料/500円程度 | ー |
メーカーの回収システムに依頼 | 送料のみ負担の場合が多い | メーカーにより異なる |
家電量販店に引き取り依頼 | 有料/1000~2000円程度 | お店によって価格・条件が異なる |
ホームセンターに依頼 | 有料/1000~2000円程度 | お店によって価格・条件が異なる |
売る・譲る | 無料 | 送料を差し引いた金額の考慮が必要 |
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オイルヒーターの処分に関する注意点
オイルヒーターの処分時には、幾つかの注意点があります。
よく理解せずに処分してしまうと、回収不可になったり、事故の元になることも。
迅速で適切な処分に欠かせないポイントですので、ぜひ覚えておきましょう。
処分方法は自治体のルールに沿って決める
自治体の回収でオイルヒーターを処分したいなら、自治体が定める分別ルールを理解しておきましょう。
粗大ゴミとしてオイルヒーターを捨てられる地域もありますが、自治体によっては扱いがない場合も。
また回収は可能でも、「オイルを抜いていないものは回収不可」などのルールが存在する場合もあります。
確実に回収してもらうためにも、事前に自治体のルールを確認しておきましょう。
オイル漏れのチェックをする
もし中のオイルが漏れている状態なら、そのまま処分することはできません。
危険が低いとはいえ、オイルが他のゴミについてしまい、事故の元になる可能性も否めません。
処分する前にオイルが漏れていないか、きちんとチェックしてください。
オイルを抜いてから処分する
多くの自治体では、オイルヒーター処分時には「中身のオイルを抜いてから捨てる」ように定めています。
種類によっては簡単にオイルを抜けるものもあれば、抜き取り不可のものもあります。
自分でオイルを抜き取れないタイプのオイルヒーターなら、自治体の粗大ゴミには出せない可能性も。
オイルが抜けるか抜けないかで処分できる方法も変わることを覚えておきましょう。
オイルヒーター処分時のオイル処理方法
オイルヒーターを処分する際には、中のオイルを抜く必要があります。
自治体によっては、中のオイルを抜いた状態でなければ回収してくれないこともあるからです。
ではオイルを抜く手順について詳しく解説していきましょう。
オイルの適切な抜き方
中身のオイルは危険ではありませんが、思いがけない事故を避けるためにも安全に注意しながら作業しましょう。
以下の手順でオイルを抜いてください。
- オイルヒーターのコンセントを抜く
- そのままの状態で1日ほど放置し放電させる
- パネル側面下部にあるビスを外して操作パネルを取る
- 内部の配線と電装部品を外す
- 蓋にドリルで穴をあけて中のオイルを出す
- オイルが他の場所についていないか確認し、綺麗に拭きとる
抜いたオイルの捨て方
本体から抜いたオイルは、紙や布に染み込ませて燃えるゴミで捨てることが可能です。
ただしこれはオイルが少量の場合のみですので、量があるなら他の選択肢が無難です。
オイルが染み込んだ紙や布は、そのままではなくビニール袋などで何重かに包み、自治体の分別ルールに従い処分してください。
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オイルヒーターの処分方法についてご紹介しました。
オイルヒーターの処分は、粗大ゴミや不用品回収の他にも「売る」ことや「譲る」こともできます。
選択肢が多いと迷いますが、処分に掛かる手間を節約したいなら、やはり不用品回収業者がおすすめ!
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