この記事では、カラーボックスの処分方法と費用を紹介します。
カラーボックスを処分する際の注意点のほか、カラーボックスの解体方法も解説。
また、Nクリック製のカラーボックスの解体方法も紹介しているので、参考にしてください。
カラーボックスの処分方法
最初に、カラーボックスの処分方法を紹介します。
カラーボックスは、様々な処分方法があるので環境や状況で適宜選んでください。
不用品回収業者に依頼する
カラーボックスをすぐ捨てたいなら、不用品回収業者がおすすめです。
電話一本で簡単に依頼でき、カラーボックスの運び出しもお任せできるのも魅力。
カラーボックス以外にも、捨てたいものがあれば一緒に回収できるのも強みです。
家具や家電だけでなく、自治体では回収が難しい不用品も余すことなく処分できます。
〇メリット
- メール・電話で簡単に依頼できる
- 日時指定で融通が利く・即日に処分ができる
- 分別・運び出しの手間がない
- 他の不用品と一括で処分できる
- 事業で使用されていたものも処分できる
〇デメリット
- 単品回収だと割高になる
- 諸経費などの料金がかかる
- 信頼できる業者を見つけるのが難しい
自治体の「燃えるゴミ」で出す
カラーボックスを解体して小さくすることで、燃えるゴミに出せる自治体もあります。
多くの自治体で定めている「一辺が30~50cm以上は粗大ゴミ」に当てはまらない大きさにすることで、処分することができます。
必要な道具を揃えたり解体する手間はかかりますが、ほぼ無料で処分することが可能です。
しかし、たとえ小さくしても、すべての自治体で燃えるゴミに出せるわけではありません。
解体を考えている場合は、必ず自分の住んでいる地域のゴミ出しルールの確認をしておきましょう。
〇メリット
- ほぼ無料で処分できる
〇デメリット
- 住んでいる地域によっては処分できない
- ゴミ出しルールの確認が必要になる
- 解体・寸断の手間がかかる
自治体の「粗大ゴミ」として出す
カラーボックスは自治体の粗大ゴミで出すことができます。
自治体により異なりますが、ほとんどのカラーボックスが粗大ゴミの対象品目です。
手数料はおおむね400円前後と、非常に安く処分できる方法です。
しかし、申し込みから実際の回収日まで、一週間から一ヵ月ほどかかる場合があります。
急ぎ捨てる必要がある場合には、不向きな方法です。
〇メリット
- 処分に必要なゴミ処理手数料が安い
- 自治体運営のため信頼できる
- 自宅にいながら手続きができる
〇デメリット
- 申し込み方法が面倒
- 実際の回収までに時間がかかる
- 収集場に運ぶ必要がある
- 事業ゴミは回収できない
売る・譲渡する
フリマアプリの活用やリサイクルショップで売却できれば、多少の収入になると同時に処分できます。
ジモティーなどの近場の人を対象としたプラットフォームなら、直接取引や譲ることが可能です。
カラーボックスを売却する際は、汚れ落としシールはがしなどキレイな状態にしておく必要があります。
また、フリマアプリならキレイにしておくことはもちろん、より詳細な情報や具体的な写真などを掲載しておくのが大切です。
個人間の取引なので、トラブルなどに注意してください。
〇メリット
【フリマアプリ】
- 自分で価格を決められる
- 処分しつつお金になる
- 簡単に出品できる
【ジモティ】
- 簡単に登録ができる
- 譲渡成立すれば早めに手放せる
- 運び出すなどの手間が少ない
〇デメリット
【フリマアプリ】
- 出品競争でいつ売れるかわからない
- 出品手数料が発生する
- 梱包・配送手続きが必要
- 配送料がかかる
- 金銭・商品トラブルになりやすい
【ジモティ】
- 地域によっては貰い手が見つからない
- 貰い手がいつ現れるかわからない
寄付をする
カラーボックスを寄付する方法もあります。
家具などを受け入れている福祉施設や非営利団体へコンタクトをとって寄付をすることが可能です。
いきなり送り付けることはできないので、事前の公式ホームページの閲覧や問い合わせをすることをおすすめします。
また寄付の場合、譲渡側が送料を負担する場合がほとんどなので注意してください。
〇メリット
- 人や社会に役立てたという幸福感を得られる
- SDGsに貢献できる
〇デメリット
- すぐに寄付することはできない
- 団体や施設ごとに所定の手続きが必要
- 送る際の配送料は自分が支払う
カラーボックスの処分費用
つぎは、カラーボックスの処分方法ごとの費用目安を紹介します。
以下に挙げる費用目安は、住んでいる地域や利用する業者で異なる場合があるので注意してください。
処分方法ごとの費用目安
処分方法 | 処分費用 | 備考 |
---|---|---|
不用品回収業者 | 1,000円~ | 諸経費が必要 |
自治体燃えるゴミ | 無料 | 処分できない地域もある |
自治体粗大ゴミ | 400円~ | 自治体により異なる |
売る・譲渡 | 無料 | 配送料 |
寄付 | 無料 | 配送料 |
カラーボックスを処分する際の注意点
自治体では「一辺が30cm(または50cm)を超えるものは粗大ゴミ」などのルール付けがなされています。
粗大ゴミで処分できるカラーボックスの中には、例外的に処分できないものもあります。
ここでは、そんなカラーボックスについてや解体に関する注意点を解説します。
粗大ゴミで出せない場合がある
地域によっては、1辺の長さが180cm超えるような超大型のカラーボックスや収納ボックスは、粗大ゴミで処分できない場合があります。
運び出しも当然難しいので、そういったカラーボックスを処分する際は無理に解体せず、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
解体しても粗大ゴミの場合がある
自治体によってはカラーボックスを解体しても「粗大ゴミ」扱いが多く、燃えるゴミで捨てることができない場合があります。
また、ネジやボルト、留め具などの金属類の分別も必要です。
燃えるゴミで出せなければ、解体しても手間やゴミが増えるだけになってしまいます。
徒労にならないよう、事前に処分方法を確認しておきましょう。
プラスチック製は燃えるゴミで出せない場合がある
プラスチックを資源として収集している地域があり、解体しても燃えるゴミで出せない場合があります。
もしくは、どちらにも該当しない可能性も否定できません。
解体する前に処分方法を確認して、捨てられない場合は原形のまま不用品回収業者に依頼するか、粗大ゴミで出すようにしましょう。
カラーボックスの解体方法
次は、素材ごとにカラーボックスの解体方法を解説します。
普及しているカラーボックスの多くはネジやボルトで固定されているのが多いです。
各種ドライバー・電動式ドライバー・六角レンチなどを用意しておきましょう。
また、粗大ゴミの規定以内に収めるため寸断が必要な場合は、ノコギリの準備も必要です。
軍手やマスクの着用など、ケガなどに気を付けながら解体してください。
木製
木製のカラーボックスを屋内で解体するときは、軍手とマスク、ゴーグルの着用をおすすめします。
木くずが出るので足元にゴミ袋やシートを敷いて作業しましょう。
- 外枠と中板をつなぐネジやボルトを外す
- 外枠と背板を外す
- 外枠をノコギリを使って寸断(自治体の定めるサイズ内に収める)
- 解体したものをゴミ袋に入れる・紐などでまとめる
- 自治体の分別方法のルールに従ってゴミとして出す
プラスチック製
プラスチック製のカラーボックスはネジ固定式もありますが、はめ込み式が多いです。
ノコギリで寸断する場合は削りカスの吸い込みに注意してください。
- 外枠のはめ込みを外す(爪で固定されている場合もあり)
- 部分ごとに解体出来たら、規定内に寸断する
- ゴミ袋に入れる
- 自治体の分別方法のルールに従ってゴミとして出す
金属製
一体型ではない金属製カラーボックスなら、ボルト式が多いので解体することができます。
しかし、寸断することはできないので運び出すための解体となるでしょう。
処分する場合は、必然的に不用品回収業者か粗大ゴミで出す事になります。
- 外枠と中板をつなぐボルトを外す
- 外枠と背板を外す
- 解体したものを紐などでまとめる
- 自治体の分別方法のルールに従ってゴミとして出す
ニトリ「Nクリック」カラーボックスの処分方法
ニトリの「Nクリックカラーボックス」は解体ができない作りになっています。
Nクリックは板と板をネジやボルトで留めない、まるで日本家屋のような組み立て方式です。
組み立ては非常に簡単ですが、一度組み付けると簡単には外れないようになっています。
そのため、Nクリックの処分を考えている方は不用品回収業者へ依頼して回収してもらうか、粗大ゴミとして出すようにしましょう。
Nクリックを解体する方法
Nクリックカラーボックスを解体することは可能ですが、気を付けなければならないことがあります。
Nクリックカラーボックスの組付けの構造上、一度解体してしまうと二度と再使用ができません。
解体方法は、むしろ破壊するのと同様ですので注意してください。
作業する場合は、換気や部屋を片付けて、広いスペースで行うようにしましょう。
必要な道具
- バール
- ハンマー
- ノコギリ
- 軍手
- ゴミ袋
- マスク
- レジャーシートなどの敷くもの
解体方法
- 背板をバール・ハンマーで割る
- 背板を取り除く
- バールを使って中板をテコの原理で剥がす
または、ハンマーでたたき割る - 中板を外す
- 外枠の天板・底板をバールを使って接続を剥がす
- 外枠・天板・底板をノコギリで寸断する
- ゴミ袋に入れて自治体のルールに従ってゴミとして出す
また、簡単な方法として
- バール・ハンマーを使って背板・中板を取り除く
- カラーボックスを中空の□のような形にする
- カラーボックスを横にする
- 左・右のどちらかにやや荷重をかけ上から潰す
- 4を繰り返す
- 接続が脆くなるので外す
※工程の途中で分割する場合があります - 寸断後ゴミ袋に入れて自治体のルールに従ってゴミとして出す
売却や譲渡、引っ越しを考えている場合は、そのままの状態で運用しましょう。
カラーボックスの処分は不用品回収業者がおすすめ!
さいごは、カラーボックスの処分は不用品回収業者がおすすめの理由について解説します。
カラーボックスをそのままの状態で処分する場合、料金などは自治体に軍配が上がります。
しかし、不用品回収業者に依頼すれば以下のような特典があります。
運び出しが必要ない
自治体の粗大ゴミ回収の多くは、自宅内からの運び出しをおこないません。
カラーボックスを粗大ゴミで捨てる際は、所定の収集場や自宅前に運び出す必要があります。
およそ5kg〜10kg前後とそれなりに重量があり、サイズや素材によっては運ぶのが難しいカラーボックスもあります。
不用品回収業者なら、どんなサイズのカラーボックスも運び出しをお任せできます。
来訪した作業員がチャチャッと回収してくれるので、簡単かつ早いのが不用品回収業者の魅力の一つです。
他の不用品も一緒に処分できる
多くの不用品回収業者では、不用品をまとめて処分できる「定額パック」などの料金プランの利用が可能です。
定額パックは「一定の料金を支払って不用品をトラックに満載できるサービス」のことで、以下のような特徴があります。
- 積載量内なら支払った料金が変わらない
- 諸経費が含まれている場合がある
- 複数捨てることで単品ごとの処分費用が割安になる
他に処分したい不用品があればカラーボックスと一緒に回収できます。
引っ越しなど、大量の不用品を処分したいときにもおすすめです。
思い立ったらすぐ捨てられる
思い立ったら即処分できるのが、不用品回収業者最大のメリットと言ってもいいでしょう。
電話一本で簡単に依頼でき、当日依頼で回収できる場合がほとんどです。
また、日時指定ができるのも魅力で、都合に合わせて利用することができます。
自治体の粗大ゴミ回収は処分するのに時間がかかりすぎてしまうので、急ぎの場合には不向きです。
不用品回収業者なら、今すぐカラーボックスを捨てられるのでおすすめです。
カラーボックス処分なら「不用品なんでも回収団」へ!
カラーボックスを処分するなら「不用品なんでも回収団」がおすすめです!
他の不用品と一緒に処分できる定額パック「なんでも積み放題」は破格の9,800円。
他業者を寄せ付けない料金体系を実現しています。
なんでも積み放題は諸経費が料金に含まれ、費用負担を軽減しながら利用できる魅力的なサービスです。
見積り後の追加料金などは一切発生しないので、安心して利用できます。
また、不用品なんでも回収団は以下の3部門でNo.1を獲得するなど信頼と実績は随一。
- 地域密着ゴミ回収業者No.1
- 不用品回収の価格満足度No.1
- 部屋片付けゴミ捨て代行顧客満足度No.1
さらに最短25分で訪問、早朝や深夜の回収対応など非の打ち所がありません。
カラーボックスを処分予定なら「不用品なんでも回収団」にぜひご相談ください。
-
カラーボックスを燃えるゴミに出すにはどのようにしたらいいですか?
自治体の燃えるゴミに出す場合は、まず住んでいる自治体のゴミ出しルールを確認しましょう。
粗大ゴミに該当するものを、小さくすることで捨てられるかどうかの確認が必要です。
自治体では、「粗大ゴミに該当するものは解体しても粗大ゴミ」としていることもあります。
捨てられる地域なら、自治体の多くが定めている「一辺が30cm~50cm以上のものは粗大ゴミ」以内に収まるよう解体・寸断して燃えるゴミに出してください。 -
引っ越しの時にNクリックのカラーボックスを持っていきたいのですが、分解できますか?
Nクリックのカラーボックスを分解することは可能です。
しかし、引っ越し後の再使用前提の分解はできません。
Nクリックのカラーボックスなどの家具は、組み立ての仕様上、一度組み付けると壊す以外の分解方法がないのです。
そのため、引っ越し先で収納として使用するなら、現状のまま持っていくのが無難です。 -
カラーボックスを粗大ゴミに出す以外で、おすすめの処分方法はありますか?
おすすめの処分方法は以下のようなものがあります。
・不用品回収業者に回収してもらう
・買取業者に買い取ってもらう
・フリマアプリに出品する
・譲る
などです。
最もおすすめできるのは、不用品回収業者に回収してもらう方法です。
自宅に回収しに来てくれるうえに、運び出しを行ってくれます。
電話やメールで簡単に依頼することができます。
日時指定で好みのタイミングで処分できるのも魅力です。
どの不用品回収業者が良いか迷ったら、「不用品なんでも回収団」へ相談してみてください。