ゴミ屋敷を自力で片付ける方法!判断基準・掃除のコツ・費用など解説

この記事では、ゴミ屋敷を自力で片付ける方法を紹介します。

ゴミ屋敷を自力で片付けるには、時間と労力が必要です。

判断基準を知ることで、自力で片付けられる・片付けられない範囲がわかります。

また、自力での掃除のコツや必要な道具の費用なども解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ゴミ屋敷を自力で片付けられる判断基準

どの程度のゴミ屋敷なら、自力で片付けられるのかを知る必要があります。

片付け作業に移る前に、あらかじめゴミ屋敷の状態を把握しておくのが効率的です。

ここでは、自力でゴミ屋敷を片付ける際の判断基準を解説します。

部屋の規模が3DK以内か

自力で片付けられる規模として、3DK以内であることが望ましいです。

3DKであれば部屋が3つとキッチンの4ヶ所になるので、1か所ごとに1日かかったとしても、およそ4日程で片付けが完了します。

ゴミの高さがひざまで届いてないか

ゴミがひざ丈以下の高さなら、自力でゴミ屋敷を片付けられる可能性があります。

ひざ丈以上にゴミが積み重なっている場合、作業するスペースや搬出路が確保できないので、時間がかかってしまう可能性があります。

水回りが生きているか

清掃作業で雑巾をすすいだり汚水を流すために、水回りが機能していることが重要です。

キッチンのほか、洗面所や浴室がゴミでふさがっていないか、水が使える状態なのかを確認しましょう。

また、清掃以外のところでトイレが使えるのかも大切です。

生理現象の度、トイレを貸してくれるコンビニなどに通うのは非効率といえます。

作業スペースが確保できるか

そもそも片付けるゴミ屋敷に作業スペースが存在するのか、確保できるのかも重要です。

足の踏み場もないような状態だと著しく作業の効率が落ちてしまいます。

玄関などの搬出路を先に確保するのが効率的です。

ひと一人作業できるスペースがあるのかを判断基準とするのがいいでしょう。

ゴミが一般ゴミで出せるか

片付けるゴミが一般ゴミで出せるものがあるのかも重要です。

粗大ゴミが多いと申し込みから回収まで1週間〜1カ月ほど時間がかかるので、作業している間は処分できません。

一般ゴミで捨てやすい食べ物の包装や箱、ペットボトルなどのゴミが多い場合は、自力で片付けやすくなります。

ゴミ屋敷を自力で片付ける時間

ゴミ屋敷を自力で片付ける時間

つぎに、ゴミ屋敷を片付ける際の時間について解説します。

作業する部屋数や片付けるゴミの量など、完了までにかかる時間の目安を掲載しています。

実際に片付けるゴミ屋敷の状態などで変化する点に留意してください。

 

間取り・ゴミの量の所要時間目安

間取り 所要時間 ゴミの量
1R〜1DK 1日〜5日 部屋全体にゴミが散乱
1LDK〜2DK 2日〜1週間 かろうじて床が見えるがゴミが多い
2LDK以上 1週間以上 足場がないほど不用品が多く山積み

自力でゴミ屋敷を片付ける準備

自力でゴミ屋敷を片付ける準備

ここからは、自力でゴミを片付ける際の準備について解説します。

自力でゴミ屋敷を片付けるには、着手する前に様々な準備が必要です。

漠然と始めてしまえば、時間ばかりがかかってしまい想定よりも大幅に作業が遅れてしまいます

協力者を確保する

片付けるゴミの量や部屋の規模によりますが、1日で作業をするのは難しいため、片付けに協力してくれる家族や友人を探しておくのも大切です。

協力してくれる人がいれば作業を効率よく分担することができるので、片付けが早く終わる可能性も

協力してくれる人が都合がつきやすいよう、片付けるスケジュールを相談しておきましょう。

必要な道具をそろえる

ゴミ屋敷を片付ける際は、軍手やゴミ袋を買い揃えておきましょう。

埃や粉塵などを吸い込むのも危険なので、マスクは必需品です

必要な道具や費用目安は以下の通りです。

道具 費用 用途
ゴミ袋 45ℓ100枚程度
2,000円前後
燃えるゴミ・燃えないゴミ・ペットボトルなど分別や捨てる際に使用
軍手 一袋12組入り
600円前後
ケガの防止・衛生面・滑り止め
マスク ・防塵メガネ 50枚800円前後
メガネ1,000円前後
埃・粉塵の吸引防止・目の保護
エプロン 800円前後 衣服の汚れ防止
新聞紙 無料~150円前後 吸水・破片・割れ物に使用
殺虫剤 1,000円前後 作業しやすくする
ビニール紐・ガムテープ 400円前後 本・雑誌をまとめる・梱包
段ボール・箱状の入れ物 無料~1,000円前後 一時保管・収納
雑巾・ほうき・ちり取り
伸縮式のハタキ
300円~2,000円前後 掃除に使用
洗剤 500円前後 汚れ落としなどに使用
荷台のある車 ガソリン代など 不用品を載せる・搬送

100均のお店などでも比較的道具を揃えやすく安価で購入可能。

また、掃除機などが無ければ持ち寄って使用するのがおすすめです。

ゴミ出しスケジュールを把握する

ゴミの回収日の確認をしておく必要もあります。

燃えないゴミや資源ゴミの回収日は、自治体や地域によって月に2回程度の可能性があります。

隔週で回収する曜日が固定のところもあるので確認しておくとスムーズです。

しかし、ゴミ屋敷を片付ける際の一時多量ゴミなどは、行政で対応していないことが多いです

また、出せるゴミ袋の数は最大3つまでと決められている場合もあるので、事前に住まいの自治体に確認もしくは相談しておきましょう。

前日までに害虫駆除を済ませる

ゴミ屋敷だとゴキブリやハエなどの虫が湧いている場合があります。

虫がいると気が散ってしまい作業が進みません

スムーズに作業するなら、前日に霧状の殺虫剤で駆除しておくのがおすすめです。

ゴミ屋敷を片付ける方法・手順

ゴミ屋敷を片付ける方法・手順

ここでは、ゴミ屋敷を片付ける方法と手順を紹介していきます。

ゴミ屋敷を片付けるうえで、完了までの流れを明確にすると効率の良い作業が可能です。

片付け終えるまでの時間の短縮にもつながります。

不要なもの・ゴミを分別する

山積み、散らかっているゴミすべてが燃えるゴミである可能性が低いため、まずは分別作業からおこなっていきましょう。

可燃ゴミ・不燃ゴミ・不用品粗大ゴミなど大まかに分類していくのがおすすめです

判断しづらいゴミは、また別にしておきます。

不用品・ゴミを捨てる

分別した可燃ゴミ・不燃ゴミをゴミ袋を使用してまとめていきましょう。

不用品・粗大ゴミは即日で捨てることができないため、自宅の外や庭などに出しておきます。

必要なモノを収納する

要らないもの・ゴミを片付けたら必要なものを収納していきましょう。

タンスなどの家具があれば整理して、収納がない場合は一時的にでも段ボールや箱状の入れ物に保管して置くのがおすすめです

床や水回りを掃除する

ゴミがなくなりスッキリしたところで掃除をしていきます。

埃の除去のほか、壁の汚れや床のシミを洗剤などを用いて拭き掃除を行います。

水回りは水垢や埃を洗い流していきましょう。

一連の工程が終了してゴミ出しが適宜できていれば、片付けは完了です。

自力でのゴミ屋敷片付け・掃除のコツ

自力でのゴミ屋敷片付け・掃除のコツ

つぎは、自力でのゴミ屋敷片付け・掃除のコツについて解説します。

手際よく片付け作業ができるポイントを押さえておけば、効率がよくなり時間短縮につながります

モノを捨てる順序を守る

ゴミを捨てる際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

〇人目でゴミと分かるものから捨てる
可燃ゴミが不燃ゴミより割合が高いので、分別しながら作業すると効率的です。
可燃ゴミ⇒不燃ゴミの順に一区画終わったら次の場所へ移動しましょう。

 

〇使う・使わないで必要なものを判断する
「いつか使うかもしれない」は捨て去りましょう。
日々使われていないものがほとんどなので、最低限の生活必需品を残して潔く捨てるのが効率的です。

 

〇大切なもの・思い出の品はいちばん最後
最初に手に取ってしまうと思いにふけってしまい、作業が止まってしまいます。
捨てる作業の中で感覚が慣れてくるので、最後に捨てる判断をしましょう。

一部屋ずつ攻略する

協力してくれる人が多ければ、作業分担することで複数個所の片付けは可能です。

しかし、少数で作業する場合は一部屋ずつ片付けていくのが効率的です。

また、ゴミ屋敷の状態によりますが搬出路を確保するため、玄関から先に片付けるようにすると、全体的な作業がスムーズになります。

ホコリをとってから拭く

掃除の仕方は、上から順に掃除するのがポイントです。

ハタキなどで上部から埃を落としていき、掃除機で落とした埃を除去するのが効率的。

蜘蛛の巣などの除去も同時にこなせるので柄が伸縮式のハタキがおすすめです。

水分を含んだ埃は取りづらいので、先に埃を除去してから拭き掃除をしましょう。

無理をせず片付け業者に依頼するのもあり

無理をせず片付け業者に依頼するのもあり

最後は、無理をせずに片付け業者に依頼するについて解説します。

ゴミ屋敷の状態で片付けが困難、片付けに必要な準備がままならないなど、様々な要因で片付けができない場合があります。

そういった時は片付け業者に依頼するのがおすすめです。

業者のサービスを使い分ける

片付け業者は以下のサービスの利用ができます。

  • 片付け代行
    仕分け・整理整頓・収納
  • 不用品回収
    不用品粗大ゴミやゴミを回収
  • ハウスクリーニング・清掃
    汚れ落とし・掃き拭き掃除・水回り清掃など

これらを使い分けることも組み合わせても利用することができます

ゴミ屋敷の状態によっては、すべてのサービスを利用したほうが良い場合もあるので、状況に合わせて検討してください。

片付け業者の料金相場

片付け業者の多くは、「定額パック」などの一定の料金で不用品を回収できる料金プランがあります。

サービスの料金は業者ごとに異なり、間取りや清掃箇所ごとに価格設定している場合もあります

ここでは各種サービスの料金相場を掲載しているので、参考にしてください。

 

不用品回収+部屋の片付けの料金相場

片付け間取り 料金相場
1R・1K 30,000円~60,000円
1DK・1LDK 50,000円~90,000円
2DK・2LDK 100,000円~250,000円
3DK・3LDK 150,000円~200,000円
4DK以上 200,000円~

 

不用品回収の料金相場

定額パック名称 料金相場
軽トラック積み放題 28,000円~40,000円
1.5tトラック積み放題 45,000円~60,000円
2tトラック積み放題 60,000円~80,000円
4tトラック積み放題 80,000円~お見積り

 

ハウスクリーニングは、間取りごとの料金で提示される場合と、清掃箇所ごとの料金で提示される場合があります。

いずれも、どこをどのくらいクリーニングするのかを見積り時に相談してください。

 

間取りごとのハウスクリーニング・清掃料金相場

間取り 料金相場
1K・1LDK 25,000円~48,000円
2DK・2LDK 45,000円~100,000円
3DK・3LDK 60,000円~120,000円
4DK以上 68,000円~150,000円

 

清掃箇所ごとの料金相場

清掃箇所 料金相場
9,000円~15,000円
水回り 7,000円~15,000円
レンジフードや換気扇 6,000円~20,000円
エアコン 8,000円~12,000円

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人目が気になる方も静音作業を心掛け、梱包するなどで配慮してくれるので安心です。

また、深夜帯での作業依頼もできます。

気になる費用も、見積りで担当スタッフが状況にあった料金プランを提案してくれます

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