衣装ケースの処分方法についてご紹介します。
四季がある日本の生活には欠かせない衣装ケースですが、数が多くなればなるほどかさばるものなので、処分に困る方もいらっしゃいます。劣化したり、割れてしまった衣装ケースはどのようにして捨てればよいのでしょうか?
衣装ケースの適切な処分方法に加え、費用や捨て方の注意点、解体方法も解説します。
衣装ケースの処分方法
衣装ケースの処分方法についてご紹介します。
オフシーズンの間、衣類が傷まないように保管しておく衣装ケース。色んな使い方ができて大変便利ですが、物によっては短期間で寿命がくるものもあります。ここからは適切な処分方法を一つずつ解説していきます。
不用品回収業者に回収・処分してもらう
不用品回収業者なら電話1本、メール1本で衣装ケースを簡単に処分できます。
ただし衣装ケースだけを単品で回収してもらうと、出張費や車両費などの諸経費がかかるため割高です。
衣装ケースを大量に処分したい、他の不用品も一緒に処分したい場合は、不用品回収業者の「パックプラン」がおすすめです。
諸経費も込みの料金であることも多く、運び出しまですべてお任せできるので、楽に衣装ケースを処分できる点も魅力です。
〇メリット
- すぐに処分できる(即日も可能)
- まとめて一気に処分できる
- 面倒な手続きは不要
〇デメリット
- 単品処分だと割高
- 信頼できる業者を見つける必要がある
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自治体ゴミ回収に出す
衣装ケースは自治体のゴミ回収に出して処分できます。
ゴミ回収は自治体によって、分別方法も異なります。
衣装ケースの素材やサイズによって、出せるゴミの種類が変わるため、自治体のゴミ分別ルールを確認して出すようにしてください。
〇メリット
- 比較的安く衣装ケースを処分できる
〇デメリット
- 解体しなければ一般ゴミとして出せない
- 粗大ゴミだと処分までに時間がかかる
- 大量の衣装ケースだと手間がかかる
※処分できない場合もある
●素材ごとの自治体のゴミの分別
衣装ケースが何ゴミに分別されるのかは、自治体のルールを確認してください。
多くの自治体では、以下のような分別でゴミに出すことができます。
衣装ケースの素材など | ゴミの分別 |
---|---|
プラスチック | 燃えるゴミ (自治体によっては燃えないゴミ) |
不織布 | 燃えるゴミ |
木製 | 燃えるゴミ (サイズによって粗大ゴミ) |
金属製 | 燃えないゴミ |
大きなサイズ | 粗大ゴミ |
粗大ゴミの基準も「1辺が30cm以上」「1辺が50cm以上」など自治体ごとで違います。
そのため解体して燃えるゴミや燃えないゴミに出す場合は、粗大ゴミ基準未満になるようにしなければなりません。
●粗大ゴミの捨て方
自治体で衣装ケースを粗大ゴミとして出す方法は以下の手順です。
- 粗大ゴミ回収の申し込みをする
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- 衣装ケースに粗大ゴミ処理券を貼る
- 収集日に指定場所まで運び出す
自治体の粗大ゴミ収集は、最短でも1週間~2週間ほど時間がかかります。
混雑する時期には、1ヵ月以上先にしか処分できないこともあるため注意してください。
また、一部の自治体では、粗大ゴミの収集点数が決まっていることもありますので、たくさんの衣装ケースを処分したい方にはおすすめできません。
売却・譲渡して処分する
リサイクルショップやメルカリなどのフリマアプリで、中古の衣装ケースとして売却して処分する方法もあります。
売却が難しそうなら、ジモティーのアプリで無料で譲渡する方法もあります。
ただし売却・譲渡が確実にできるとは限らず、すぐに処分することは期待できません。
時間に余裕があるときのみの処分方法だと考えてください。
〇メリット
- 無料で処分できる
〇デメリット
- 売却処分できないこともある
- 手続きが面倒
- すぐに処分はできない
●リサイクルショップでの売却
リサイクルショップは出張買取や宅配買取もできるので便利です。
ただし、需要があるかどうかがポイントなので、売却できない場合もあり注意が必要です。
無料で処分ができる点、まとめて売却することで中古でもそこそこの収入が得られる点は魅力です。
●フリマアプリでの売却
メルカリやPayPayフリマ、ラクマなどのアプリは人気があります。
リサイクルショップで売却するよりもやや高値で売れる可能性があります。
1点からでも出品できますが、ひび割れがある、破損している、汚れているなどの状態の悪い衣装ケースは売却するのが困難です。
●ジモティーでの譲渡
衣装ケースを無料でなら欲しい人もいますので、リサイクルショップやフリマアプリよりはジモティーの方が簡単に処分できます。
多少の汚れがあったり、破損があったりしても処分できる可能性はあります。
ただし、写真をとったり、サイズを記載したりと面倒な作業もあるので、時間的に余裕がある方向けとも言えます。
ホームセンターでは衣装ケース処分不可が多い
ホームセンターで衣装ケースを引き取ってくれるかどうかについてご紹介します。
全国的にもよく知られているニトリ・カインズ・コーナンでは衣装ケースの引き取りは可能なのでしょうか?条件が提示される場合もありますので、事前によく確認して処分に踏み切ってください。
ニトリでは引き取り対象外
全国にある大手家具店「ニトリ」では、衣装ケースの引き取りは対応していません。買い替え時のみ「家具引き取りサービス」が適用されていますが、衣装ケースは大型家具ではないので、引き取り対象外となっています。
基本的に「家具引き取りサービス」は、自家用車で運べないもの・自分達だけで運搬できないものが対象ですので、衣装ケースの場合は利用できないことを覚えておきましょう。
カインズでは引き取り対象外
カインズでも衣装ケースは引き取り対象外となっています。他のホームセンターと同じく家具引き取りサービスを行ってはいますが、引き取り対象には限りがあり、すべての家具・家電というわけではありません。
一例として以下の家具・家電は引き取り対象品目です。
- 自転車
- ストーブ・ファンヒーター
- 照明器具、
- 空気清浄器など
コーナンは引き取り可能
コーナンでは、不要な衣装ケースを店舗持ち込みで引き取ってくれます。購入1点につき同等品1点無料で引き取り可能。無料引き取り対象商品には、引き取りサービスのPOPが貼ってありますのですぐに分かります。
衣装ケースを処分したい場合は、購入後のレシートと併せて店頭へ持ち込むだけなので簡単です。
ただし、ホームセンターコーナンとコーナンPRO、コーナンオンラインショップでの引き取り対象品目はそれぞれ微妙に異なりますので、店舗に持ち込む前に公式ホームページ内で確認してください。
衣装ケース処分前の解体方法
粗大ゴミに該当する衣装ケースでも、解体すれば燃えるゴミや燃えないゴミとして出すことができる場合もあります。
ただし、衣装ケースの素材によっては、解体ができないものもあります。
また、プラスチックや木製の衣装ケースは解体可能ではありますが、かなり時間がかかる作業です。
とにかく安く処分したいという強い希望がない限り、そのままの状態で処分することを検討した方がよさそうです。
以下は、衣装ケースの素材ごとの解体方法です。
衣装ケースの素材 | 解体方法 |
---|---|
プラスチック | プラスチックカッターで切断する |
不織布 | ハサミで細かく切る |
木製 | ネジや釘を取り外す ノコギリで細かく切断する |
金属製 | 不可 |
衣装ケースの処分費用
衣装ケースの処分費用を紹介します。
1個あたりの衣装ケースの処分費用は、自治体のゴミとして出すのが安いです。
ただし、大量の衣装ケースやそのほかの不用品の処分もまとめてするなら、不用品回収業者を利用した方が手間も労力もかかりません。
特に急ぎで衣装ケースを処分したい場合には、自治体でのゴミ回収や売却・譲渡の方法では時間がかかりすぎるため不向きです。
処分方法 | 処分費用の相場 (1個あたり) |
---|---|
不用品回収業者に依頼する | 500円〜1,000円 |
自治体のゴミ回収に出す | 無料~500円前後 |
売却・譲渡する | 無料 |
衣装ケースの捨て方の注意点・コツ
ここからは衣装ケースの捨て方の注意点やコツを解説します。
処分方法を選ぶ際の参考にしてください。
解体後も粗大ゴミ扱いの自治体もある
大きなサイズの衣装ケースは、解体して小さくすれば一般ゴミとして自治体で回収できることがあります。
注意すべきは「解体後でも粗大ゴミ扱い」の自治体がある点です。
例えば、東京23区のほとんどの区が解体後も粗大ゴミ扱いとしています。
そのため、金属製、木製、プラスチック製の衣装ケースを解体して一般ゴミとして捨てるのは、あまりおすすめできない処分方法です。
解体前に、必ずお住まいの自治体の粗大ゴミルールを確認してください。
布製の衣装ケースならば、ハサミで切って小さくするのは簡単で、燃えるゴミとして捨てられます。
事業で使った衣装ケースは自治体で処分不可
店舗や事務所で使った衣装ケースは、自治体のゴミとして処分できません。
事業に伴って出たゴミは、産業廃棄物としての取り扱いとなるからです。
自治体によっては、リサイクル施設に持ち込み、処分してもらうことができることもあります。
事業で使った衣装ケースは、一般家庭で使用したものとは違う処分方法を検討してください。
売却や譲渡前には掃除をしておく
売却や譲渡して処分するなら、衣装ケースを掃除してきれいにしておくことを忘れないでください。
「欲しい」と思ってもらえないといつまでたっても処分できません。
特に売却処分の場合は、衣装ケースの見た目がいい方が高い値段で売れます。
衣装ケースに子どもが落書きをしていたり、ひび割れがある場合は、売却・譲渡できる可能性が低いので、別の処分方法を検討する方が良いでしょう。
衣装ケースを処分するタイミング・シーン
衣装ケースを処分するタイミング・シーンをご紹介します。
衣装ケースには明確な寿命はありませんが、素材や置き場所によっては寿命が大きく変化します。また特定のシーンに衣装ケースを買い替えたいという場合もあるでしょう。ここからは、どのタイミングやシーンで衣装ケースを処分できるのか解説していきます。
割れたりヒビがはいったりしたとき
衣装ケースは耐久性に優れているものですが、プラスチック製のものは劣化しやすい傾向があります。
日が当たる場所に長期間保管していたり、何段にも積み重ねて負荷が掛かると、割れて目に見えるヒビが入る場合も。壊れてしまった場合は衣服を適切に収納できないので、処分の扱いとなるでしょう。
断捨離で収納が不要になったとき
たくさん衣服を収納していても、断捨離によって衣類が少なくなれば収納の必要もなくなります。衣装ケースだけ残っていても場所を取りますので、荷物が少なくなった時は衣装ケースを処分する最適なタイミングです。
衣装ケースがまだまだ綺麗な状態なら、売却したり、誰か必要な人に譲渡するのもよい方法でしょう。また断捨離で不要な服がたくさん出てきたなら、不用品回収業者に依頼して衣装ケースごと回収してもらう方法もおすすめです。
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引っ越しの片付けのとき
引っ越しの片付け時は、不要なものと必要なものを仕分ける良いチャンスになります。引っ越しの片付けと同時に使用しない物や古くなってしまったものはためらわずに捨ててください。
改めて掃除や片付けをするには気合いが必要ですが、引っ越しの片付けのついでなら不要なものを取り分ける作業も手間なく行えます。使っていない衣装ケースや、壊れているものがあれば処分しましょう。
また、引っ越し時に不要になった他の家具家電もまとめて処分したいなら、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
引っ越し時におすすめの不用品回収業者はこちら!
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衣装ケース処分は不用品回収業者がおすすめ
費用をかけずに衣装ケースを処分する方法はたくさんあります。
ではあえて不用品回収業者に依頼する人は、どういったときに利用しているのでしょうか?
ここでは衣装ケース処分に不用品回収業者がおすすめの理由を紹介します。
スグに衣装ケースを処分できる
自治体の粗大ゴミ収集に衣装ケースの回収を依頼すると、申し込みから回収日まである程度の日数がかかるのが一般的です。
また地域の可燃ゴミや不燃ごみとして処分もできますが、自治体のルールに沿って解体や分解などを行う手間や時間がかかってしまいます。
その点不用品回収業者であれば、電話一本ですぐに回収してもらえて便利です。
もちろん解体や分別などの手間や面倒もありませんので、文字通り「衣装ケースをスグに処分」したいときにおすすめなのです。
他の不用品をまとめて処分できる
不用品回収業者では、同時にさまざまな種類の不用品を回収してもらうことができます。
部屋の片付けや引っ越しなどでいらないものがたくさんある場合などには、衣装ケースと一緒にまとめて処分できます。
衣装ケースの中に衣類などが入ったままでも、同時に回収してくれる不用品回収業者などもあります。
自治体の場合は1点ごとに申し込みや準備が必要ですが、そうした細かな手続きや準備も不要です。
処分したい不用品の点数が多いほど割安になることもあり、オトクに利用できるメリットもあります。
事業用の衣装ケースも処分可能
店舗や会社などで使用していた衣装ケースは、事業に伴う不用品に分類されるため自治体の粗大ゴミ収集には出せません。
不用品回収業者なら一般ゴミも事業ゴミも分け隔てなく回収してもらえます。
事業ゴミ処分に関して必要な書類の作成などが可能な不用品回収業者もあり、安心して任せることが可能です。
処分に困っている衣装ケースがあるなら、迷わず不用品回収業者に相談するのがおすすめです。
衣装ケースの処分なら「なんでも回収団」へ!
衣装ケースの処分方法についてご紹介しました。
また処分方法に加え、捨てる際の処分費用の相場や注意点、解体の方法についても解説しています。衣装ケースをどのように処分するかは、衣装ケースの状態に大きく関係します。綺麗な状態なら売却したり譲渡もできますが、割れていたり劣化している場合は、ゴミ回収などを利用して処分する必要があるでしょう。
もし手間なく沢山の衣装ケースを処分したい場合は、不用品回収業者に依頼する方法をご検討ください。「不用品なんでも回収団」なら、衣装ケースの数量や素材に関わらず、すべてをまとめて回収処分できます。
即日回収も可能ですので、急いでいる方にもおすすめの処分方法です。
衣装ケースほか、不用品処分はぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。
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衣装ケース以外の不用品もあわせてお引き受け可能ですので、処分にお困りのものがあれば遠慮なくご相談ください。 -
実家にある衣装ケースなのですが、かなり古いものらしくブリキ缶なのではないかと両親はいいます。
最近ではあまり見かけないもので、どのように処分して良いのか悩んでいます。昭和の時代の衣装ケースの中には、ブリキ缶やアルミ製など金属製の衣装ケースなどが多くあります。
現代のプラスチック製とは異なりますが、このような素材の衣装ケースでも自治体の粗大ゴミで回収は可能です。
もしもたくさんあり処分にお困りだという場合には、「不用品なんでも回収団」へご相談ください。複数のブリキの衣装ケースの回収をはじめ、その他各種不用品の回収も致します。 -
衣装ケースの処分をしたかったのですが、自治体に相談したら引っ越しに伴う大量の衣装ケースの引取には対応できないと断られてしまいました。
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使わない衣装ケースと一緒に不用な服も処分したいのですが、ケースの中に服を入れたまま回収してくれますか?
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