この記事では、キャリーケースとスーツケースの処分方法と費用について紹介します。
破損したりすれば本来の機能を発揮することができないため、処分や買い替えなどを検討するほかないでしょう。
そんなときに役立つスーツケースの分解方法や捨て方の注意点について解説していきます。
キャリーケース・スーツケースの処分方法
最初に、キャリーケース・スーツケースの処分方法について紹介していきます。
簡単に処分できる方法や手間がかかる分、費用負担が少ない方法も解説しています。
メリットデメリットを載せているので、比較検討して利用してください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで回収しに来てくれます。
依頼の方法も、メールや電話一本と非常に簡単です。
回収の際は、作業スタッフが運び出しもしてくれるので、運ぶ手間がないので楽チンです。
スーツケースの処分費用のほか、出張費などの諸経費がかかるので事前に見積りで詳しい内訳を把握しておくと安心です。
他の不用品と一緒に処分すると割安になる場合があるので、まとめて捨てたい方に向いている処分方法といえます。
メリット
- 日時指定ができる
- 即日処分も可能
- 電話やメールだけの簡単手続きで済む
- 他の不用品も一緒に捨てられる
- 運び出しをおこなってくれる
デメリット
- 単品だと割高
- 信頼できる業者を探す必要がある
自治体の粗大ゴミに出す
自治体の粗大ゴミとして出すのが一般的です。
自治体で運営している処分方法なので、安心かつ処分費用が安く済みます。
しかし、自治体では運び出しはしていないので、スーツケースを所定の場所まで運ぶ手間がかかります。
また、申し込みから回収まで最低一週間はかかるので、急ぎ処分する場合は不向きです。
メリット
- 処分費用が安い
デメリット
- 手続きに手間がかかる
- 自分で運ばなければならない
- 捨てるまでに時間がかかる
下取りで処分する
新しいスーツケースを購入するときに下取りや引き取りで処分できます。
ですが、下取りできる店舗に限りがあることに注意が必要です。
また、なかには期間限定で下取りキャンペーンを行なっている店舗もあるため、スーツケースを購入する前に確認しておくと効率的です。
とはいえ、代金が古いスーツケースの処分費用として場合、商品価格によりますが非常に高くつく処分方法でもあります。
また、購入が前提のサービスなので、処分するだけなら他の処分方法を検討しましょう。
メリット
- 手続きなどの手間がない
デメリット
- 購入前提のサービス
- 購入代金が処分費用
フリマアプリで売却する
ネットオークションやフリマアプリの活用で売却することができます。
価格を自身で設定できるので、売却できれば収入を得つつ処分することが可能です。
しかし、同様に出品している人も多いので競争性が高く、いつ売れるかわかりません。
処分するには相当な時間が必要です。
また、セキュリティの観点から鍵付きのスーツケースなどは、鍵があることや破損していないことが望まれます。
そのため、しっかりと状態の詳細や具体的な写真を載せるように心掛けましょう。
個人間の取引なので、トラブルには注意してください。
メリット
- 普段使いなら簡単
- 売却できれば収入になる
- 売却額を設定できる
デメリット
- 登録が面倒
- 状態などの詳細情報が必要
- 梱包材が必要
- 荷物を送るのに送料がかかる
- 競争性が高い
- 売れるのに時間がかかる
- トラブルになる可能性がある
リサイクルショップに買取ってもらう
スーツケースをリサイクルショップなどに買い取ってもらう方法もあります。
処分費用がかからず、売却できれば収入になるのが魅力です。
持ち込み査定がほとんどですが、店舗によっては出張査定で即現金化できる場合も。
しかし、壊れていなくても凹みや擦り傷などで、スーツケースの見た目が損なわれる状態は注意しましょう。
査定額が落ちるだけでなく、買取が難しい場合も。
売却する際は、できる限りしっかりと汚れを拭き取るなどのケアをしてから、査定に出すのがおすすめです。
特に空港などで貼られるシールはすべて取り除いておきましょう。
メリット
- 査定品の商品価格によっては高額買取になる
- 出張買取ができる店舗もある
- 買い取れれば引き取ってくれる
デメリット
- 買い取れるかわからない
- 状態によっては買取価格が安くなる
- 壊れているものは買取できない
ジモティの活用・知人に譲る
ジモティなど近場の人と譲渡できる媒体、知り合いや友人に譲ることでもスーツケースを処分できます。
ジモティでは譲ったり安価に売買ができ、直接引き取り中心なので貰い手が見つかれば最も早い処分方法といえます。
また、旅行に行く頻度が少なかったりで、そもそも持っていないひとも意外と多いです。
スーツケースが必要だと思っても、とかく安く手に入る価格帯でもないので譲ってくれるならと、考えている方もいるかもしれません。
スーツケースを処分する前に、ジモティの活用や友人などに訊いてみるのもおすすめです。
メリット
- 貰い手が見つかれば即処分できる
デメリット
- いつ貰い手が現れるかわからない
キャリーケース・スーツケースの処分費用
つぎは、キャリーケース・スーツケースの処分費用について紹介します。
処分方法別に費用目安を記載しています。
備考欄に条件などを記載しているので、スーツケースを処分する際にお役立てください。
処分方法ごとの処分費用目安
処分方法 | 処分費用 | 備考 |
---|---|---|
不用品回収業者 | 2,000円~ | 諸経費がかかる |
自治体の粗大ゴミ | 200円~400円前後 | 自治体により異なる |
下取り | 商品購入代金 | 下取り可能店舗のみ |
フリマアプリ | 無料 | 梱包費・配送料がかかる |
リサイクルショップ | 無料 | 場所により交通費がかかる |
譲る | 無料 | – |
キャリーケース・スーツケース処分の注意点
最後は、キャリーケース・スーツケースを処分する際の注意点について紹介します。
捨てる前に確認しておくことで、手間が省ける場合もあるのでお役立てください。
粗大ゴミ対象は分解しても「粗大ゴミ」の場合がある
自治体では、粗大ゴミに該当するものは「分解しても粗大ゴミ」として収集する場合があります。
そういった場合、スーツケースをせっかく分解しても一般ゴミに出せません。
徒労に終わらないよう、あらかじめ住んでいる自治体のゴミ処理ルールを確認しておきましょう。
鍵がない・鍵が壊れている場合は買取不可
鍵がない・鍵が壊れている場合は買取不可です。
買い取る側は、セキュリティの観点からリユース品を安心して提供できるかもチェックしているでしょう。
多少の汚れなどがあっても、スーツケースとして機能していることが最低条件といえるでしょう。
鍵付きのスーツケースなどを売却する際は、鍵の有無や機能しているかを確認しておきましょう。
貴重品が残ってないかを確認する
スーツケースを処分する際に忘れがちなのが、中身の確認です。
気が付いても、処分してしまったあとでは確認することが難しいので、しっかりと貴重品がないか中身を確認しましょう。
キャリーケース・スーツケースの分解方法
つぎは、キャリーケース・スーツケースの分解方法について解説します。
スーツケースを解体する際は、以下の道具を準備してください。
- ドライバー各種・カッター
- ノコギリ・ハサミ
- 軍手・マスク・あれば防塵メガネ・敷くもの
これらを準備して、解体していきます。
- 外装ボディと中の革・布を分離
- 布や革からファスナーを切り離す
- 外装ボディから鍵を取り外す
- 外装ボディを自治体の定める規定内に寸断する
- 各素材ごとに自治体の沿って分別処分
スーツケースの種類で分解方法が異なる場合があるので、必要な道具などを適宜用意して作業してください。
ファスナーはプラスチック製や金属製があるので、分別に注意しましょう。
ボディ寸断の注意点
多くのスーツケースの外装がプラスチック製ですが、持ち運びや様々な場所に対応するために一般的に普及しているプラスチックとは異なる場合があります。
〇ABS製(アクリル・ブタジエン・スチレン)
ABS製のボディは、硬度と柔軟性に優れ、摩耗や衝撃に強いプラスチックです。
比較的安価なスーツケースは、ABS製が多い傾向にあります。
ノコギリで寸断可能ですが、削りカスなど微細な粉が出るので、マスクを着用して吸い込みに注意しましょう。
〇PC製(ポリカーボネート)
ポリカーボネートは有機ガラスとも呼ばれ、耐衝撃に強く硬質のため割れにくい樹脂です。
工学的な硬度に優れているうえ、耐久度的にも品質の良いスーツケースに使われている傾向があります。
非常に硬いので、寸断の際はノコギリが負けてしまう可能性があるので注意してください。
また、割れると断面が鋭利になりやすいので、ケガ防止に軍手の着用をおすすめします。
特殊なプラスチックなので無理に解体せず、不用品回収業者に依頼するか粗大ゴミで出してしまうほうが賢明です。
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他の不用品と共にまとめて処分できるため、非常に効率が良いサービスです。
なんでも積み放題には諸経費が含まれており、費用負担が少なく済むのも嬉しいところ。
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