写真やアルバムの処分方法は?思い出を大切にとっておける方法も紹介

本記事では写真やアルバムの処分方法について解説しています。

写真を処分する際に気を付けた方が良いことや、思い出として保管する方法などもあわせて紹介しています。

写真の処分時に迷うことがある際は、ぜひ参考にしてほしい情報です。

写真やアルバムを処分する際の問題点と注意点

写真やアルバムを処分する際の問題点と注意点

写真やアルバムなどを処分する際は、いくつか知っておくべきことがあります。

意識せず処分してしまうと、公開することとなってしまうため注意が必要です。

写真やアルバムには大切な思い出がつまっている

写真やアルバムには、かけがえのない思い出がつまっています。

家族との楽しい思い出や友人との大切な時間、人生の節目となるイベントなど、そこにはあらゆる人生が記録されているのです。

だからこそ、写真やアルバムを簡単に捨てることができず、処分に踏み切れない人も多いのでしょう。

しかし写真を処分してしまうからといっても、決して思い出までなくなってしまうわけではありません。

違う形にすることで、思い出を手元に残しておくことは可能なのです。

人が映っている写真を捨てるのに抵抗がある人も

人が映っている写真を捨てることに抵抗を感じるという人も決して少なくありません。

特に日本では、写真に映る人々の魂や記憶が写真に宿ると信じられており、捨てることがあまり良くないことと考えている人もいます。

また、家族や友人との大切な思い出がつまった写真は、単なる紙ではなく感情的な価値を持っています。

こうした理由から、写真を処分する際には慎重な判断や対応が求められるのです。

個人情報の観点から適切な処分方法を選ぶ必要がある

写真やアルバムには個人を特定できる情報が含まれているため、処分する際には個人情報の漏えいに十分注意する必要があります。

写真には人物の顔や住所、場所などの情報が写り込んでいることもあるため、第三者に渡れば個人のプライバシーを侵害する恐れがあるのです。

また卒業アルバムの中には、写真以外にも卒業生の氏名や連絡先が記載されていることもあります。

これらの情報が流出すると、詐欺や誘拐などの犯罪に悪用される危険性もあるため注意が必要です。

このような理由から、写真やアルバムは適切に処分することが重要です。

遺品整理で出てきた写真やアルバムをどうするかという問題も

遺品整理の際には、多くの写真やアルバムが出てくることがよくあります。

故人との大切な思い出がつまったものだけに、そのまま処分するのは抵抗があるでしょう。

かといって全てを保管するのは場所の問題もあり現実的ではありません。

処分する際は、残す写真の選別や処分する写真の扱いについて、遺族間でよく話し合って方針を決めることが大切です。

あとあとトラブルにならないよう、十分配慮して対応を検討するようにしましょう。

燃えるゴミとして写真を捨てる方法

燃えるゴミとして写真を捨てる方法

写真やアルバム、ネガフィルムなどは、基本的に自治体の「燃えるゴミ(可燃ゴミ)」として処分できます。

処分時にはいくつか排出方法がありますので、最適な方法を選択するようにしましょう。

そのまま可燃ゴミ(燃えるゴミ)として捨てる

写真やネガフィルムは燃えるゴミとして処分することができます。

とくにむずかしいルールはないので、写真をゴミ袋に入れて自治体の収集日に出すだけでOKです。

アルバムに収められている場合は、そのままの状態でも可燃ゴミに出すことは可能です。

ただし自治体によって、金属パーツがあるアルバムなどは金属と紙を分別する必要があります。

できれば個人情報流出を防ぐため、写真に写った顔などを隠す・住所などは黒塗りをして出すなどの対策をとることをおすすめします。

シュレッダーで細断して出す

写真をシュレッダーにかけて細かく裁断して可燃ゴミに出す方法もあります。

シュレッダーを使えば写真に印刷された個人情報や思い出の情報を完全に抹消できるので、プライバシー保護の観点からおすすめです。

シュレッダーはさみなど手軽に裁断できるアイテムもあります。

面倒な場合は、個人が特定できる部分のみ裁断して処分すればそれで充分でしょう。

紙に包んで見えない状態にして出す

外側から写真の内容が見えないよう、紙に包んでから可燃ゴミに出す方法もあります。

包装紙やチラシの裏紙などを利用して、写真が見えないように何重にも包んでからゴミ袋に入れて出せば安心です。

ガムテープなどで止めると、万が一ゴミ袋が破れても写真が飛び出す心配がありません。

少し手間に感じられるかもしれませんが、大量の写真がある場合は、最も手軽に活用できる方法です。

漂白剤に浸けてから出す

個人情報保護のため、漂白剤に浸けてわからない状態にしてから可燃ゴミに出す方法もあります。

水またはぬるま湯に塩素系漂白剤を適量溶かし、写真を30分ほど浸ければOKです。

写真のインクが溶けて真っ白になり、何が写っていたのか判別できなくなります。

漂白剤を扱う際は十分に換気し、ゴム手袋の着用して肌を保護するようにしましょう。

大量の写真を一気に処分できるので、手軽で確実な方法です。

故人の写真やアルバムの整理や処分はどうすればいい?

故人の写真やアルバムの整理や処分はどうすればいい?

写真やアルバム処分でより悩んでしまうのが、故人の所有していた写真などを処分するケースです。

写真の要不要を判断できる本人がいないほか、処分してしまうことにより故人の在りし日の思い出なども失われてしまうという悩ましい問題があるためです。

ここでは個人の写真を適切に処分する方法について解説します。

親族がいる場合にはしっかりと協議をして決める

写真の所有者がいない状態にある場合、本人以外の誰かが処分すべきかを決めなければいけません。

しかし片付けを一任されている場合であっても、一人で勝手に判断せず、親族全員の意見を聞いてどの写真を残すのか、どう処分するのかをしっかりと決めることが大切です。

思い出の品を巡ってトラブルになることも珍しくありません。

円滑に遺品整理を進めるためにも、親族間でのコミュニケーションを大切にすることが重要です。

遺品整理を依頼している場合はそのまま業者に任せる

遺品整理を専門の業者に依頼している場合は、写真やアルバムの処分もそのまま任せてしまいましょう。

多くの遺品整理業者では、写真のように供養が必要な品物は合同供養を行ってくれます。

プロの業者であれば、どのように対応するのがベストなのかを熟知しています。

プライバシーへの配慮や適切な処理・供養まで安心して任せられるので、遺品整理の依頼と一緒にお願いしてしまいましょう。

 

 

社寺にお焚き上げをしてもらう

故人の写真やアルバムを処分する際、そのまま捨てるのは忍びないと感じる方も多いでしょう。

そんな時は、お寺や神社でお焚き上げをしてもらうのがおすすめです。

お焚き上げとは、神社やお寺などで供養の意味を込めて大切なものを焼く儀式のことをいいます。

思い出のつまった写真を丁寧に扱ってもらえるので、故人への感謝の気持ちを込めて手放すことができます。

お焚き上げを行っているお寺や神社に直接持ち込むか、郵送で依頼するのが一般的な方法です。

お焚き上げを依頼する場合は、3千円から1万5千円ほどの初穂料を収める必要があります。

お焚き上げ業者に送って対応してもらう

お焚き上げを行う社寺が身近にない場合には、お焚き上げ(代行)業者を利用する方法もあります。

故人の写真やアルバムをお焚き上げ業者に発送すると、ほかの方の依頼の品と合わせて合同供養を行ってもらえます。

費用の相場は3千円から1万円程度、お焚き上げ後は供養証明書も発行されるので安心です。

大切な思い出の品を粗末に扱うことなく、きちんとした手順で供養・処分してもらえるので、遺品整理で写真やアルバムの処分に悩んでいる方におすすめの方法です。

思い出を大切にするための保管方法

燃えるゴミとして写真を捨てる方法

デジタル化など異なる形にすることで、省スペースでも多くの写真を保管することができます。

デジタル化してDVDなどで保管

大切な写真やアルバムをデジタル化することで、劣化を防ぎ長期保存できます。

スキャナーやスマホアプリを使って写真をデータ化し、DVDなどに保存しましょう

デジタル化すれば場所を取らずに整理でき、いつでも好きな時に見返せます

カメラのキタムラのような専門店に依頼すれば、手間なくきれいな状態で写真をデジタル化することもできます。

クラウドストレージにデジタルアーカイブを作成する

デジタル化した写真をクラウドストレージにアップロードすることで、いつでもどこからでもアクセスできるデジタルアーカイブを作ることもできます。

クラウドに保管すれば、家族や親族間で共有することもできて便利です。

また、アーカイブデータも必要に応じて瞬時に取り出せるので、思い出を手軽に振り返ることができます。

デジタルフォトフレームを利用する

デジタルフォトフレームは、写真をデータ化して液晶ディスプレイに表示できる電子機器です。

スマホやデジタルカメラで撮影した写真を、SDカードやUSBメモリに保存して再生できます。

Wi-Fi対応モデルなら、専用アプリを使ってスマホの写真をワイヤレスで転送することも可能。

複数の写真をスライドショー表示できるので、たくさんの思い出を省スペースで飾れます。

大切な写真を形見として残しつつ、モダンなインテリアとしても楽しめるでしょう。

フォトブックを作成する

大切な写真やアルバムをデジタル化して、オリジナルのフォトブックを作成するのがおすすめです。

スマホやパソコンを使って、写真のレイアウトやデザインを自由に編集できます。

表紙のデザインも選べ、世界に一冊だけのフォトブックが完成します。

写真がかさばらず、コンパクトに保管できるのも魅力。

同じものを何冊か作成すれば、家族や親族などにも渡せるため、故人の写真の保管方法としてもおすすめです。

遺品整理と写真処分は「不用品なんでも回収団」に相談を

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不用品なんでも回収団」は、遺品整理にも対応している不用品回収業者です。

これまでにも多くの方から、遺品整理のご相談をいただいております。

家財や生活用品のほか、写真やアルバムといった思い出のお品の整理にも対応。

故人の思い出やご遺族・ご家族の気持ちを尊重し、寄り添い、悔いなくお片付けのお手伝いをさせていただきます。

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