この記事では、植木の処分方法を紹介します。
さらに、状態による植物の最適な捨て方や鉢や土の処分に至るまで、余すことなく解説していきます。
大量に植木を処分する際などにも必ず役に立つので、ぜひ参考にしてください。
状態が良い植木の処分方法
最初に紹介するのは、状態が良い植木の処分方法です。
引っ越しや植え替えなど、何かしらで現状の植木を手放すことはあるでしょう。
ここでは、捨てることなくそのままの状態で植木・植物を活かせる方法を解説していきます。
フリマアプリに出品する
屋内に飾るような、状態の良い植木または観葉植物を処分するなら、フリマアプリの活用はおすすめです。
地面に直に植えてある植物も、掘り起こして植木鉢に移すことで対応できます。
ただし、いつ売れるかわからない事もあり、引っ越しなどの急ぎの時には不向きです。
また、出品したものは商品となるので、日で状態が変化する植物は売れるまでの維持管理などが必要になります。
複数出品するにも向かず、小型・中型の植木・植物に限るのがネックといえます。
メリット | デメリット |
---|---|
・無料で処分できる ・売れれば利益になる |
・売れるまで状態の管理が必要 ・いつ売れるかわからない ・急ぎには向いていない ・商品トラブルになりやすい ・出品・梱包・発送の手間がかかる ・大型の植木は発送しづらい ・直植えの場合は移し替える必要がある |
園芸が好きな人に譲る
園芸が好きな人に譲る方法もあります。
ジモティなどを活用すれば、植木に興味がある人や趣味の人が現れることで譲ることができます。
貰い手が引き取りに来るので、運ぶ手間を考える必要もありません。
また、植木を嗜む家族や友人であれば、安心して植木を譲ることができるでしょう。
しかし、いずれの方法も植物が地面に植えてある場合は、鉢などに移し替えが必要です。
自分で掘り起こして移動が難しい場合は、植木専門の業者に依頼する方法もあります。
樹木のような大型の植木の場合は、業者に依頼した方が得策です。
メリット | デメリット |
---|---|
・費用がかからない ・運ぶなどの手間が少ない ・安心して託せる |
・引き取り手が見つかるかわからない ・譲るまで植物の管理が必要 ・急ぎには向いていない ・直植えの場合は移し替える必要がある ・樹木などは業者が必要 |
状態が悪い植木の処分方法
つづいて、状態が悪い植木の処分方法を紹介します。
植木が枯れて、回復の兆しがなければ、捨てることを選択しなければなりません。
植物は「燃えるゴミ」なので多くの自治体で捨てることができますが、伐採・伐根が必要な場合は、業者に依頼する事も必要になるでしょう。
状況に合わせて、処分方法を検討してください。
不用品回収業者に依頼する
枯れた植木や不用になった植物を処分するなら、不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者では、鉢のままの状態で植木を処分することができます。
鉢から枯れた植物を引き抜く手間や鉢・土の処理に困ることはありません。
また、自分で伐採した樹木、剪定した枝などの処分にも対応でき、他の不用品があれば同時に処分することも可能です。
依頼すれば、全て分別・運び出してくれるので、負担がなくラクに処分できます。
ただし、植木含む多くの不用品を処分することに特化しているため、伐採・伐根などの専門的な作業はできないので注意してください。
メリット | デメリット |
---|---|
・電話・メールで依頼が簡単 ・日時指定で融通が利く ・鉢植えの植物はそのまま処分できる ・剪定枝・伐採した樹木も処分できる ・他の不用品も一緒に処分できる ・分別・運び出しの一切を任せられる |
・処分予定の不用品が少ないと利用しづらい ・単品・単体だと割高になる ・諸経費・オプション料金がかかる ・業者が多すぎて優良業者を見つけづらい ・信頼できる業者か判断が難しい |
信頼できるおすすめ不用品回収業者ランキングはこちら!
[blog_car url=d”https://weddingshowcase.jp/osusume/yuryo-gyousha/”]
自治体の一般家庭ゴミ・粗大ゴミに出す
植木・植物を処分するなら、自治体の「燃えるゴミ」が一般的と言えるでしょう。
粗大ゴミ回収以外では、費用は一切かからずに処分できるので、普段のゴミ出しと同じように排出できます。
「30cm以上または50cm以上」の植木は、粗大ゴミになる自治体が多く、所定の手続きやゴミ処理券の購入が必要です。
ただし、大量の枝木や土などは自治体で回収できない場合があるので、他の処分方法を検討しましょう。
また、事業で使っていた植木や植物は、事業ゴミになるので自治体では処分できません。
マンションの一室を事務所や会社としている場合、植木を処分する時には注意してください。
メリット | デメリット |
---|---|
・費用が安い:粗大ゴミ ・無料:一般家庭ゴミ |
・大量の剪定枝は捨てられないことがある ・大きな樹木は省かれることがある ・自分で所定の場所に持っていく必要がある ・回収には日数がかかる |
クリーンセンターへ持っていく
植木をクリーンセンターへ持ち込む方法です。
クリーンセンターは、各地域で設置され自治体が運営するゴミ処理施設です。
量が多くて植木を可燃ゴミに出せないような場合、クリーンセンターに持ち込むことで処分することができます。
しかし、運ぶのに車が必要であることと、処理施設のため住まいの近くにない場合があるので注意しましょう。
また、そもそも植木の持ち込みができない場合もあるので、事前に連絡して確認しておくのがベストです。
メリット | デメリット |
---|---|
・費用が安い ・持ち込めば当日に処分できる |
・車での荷運びが必要 ・土で車内が汚れる ・近くにないことが多い |
植木の専門業者に依頼する
引っ越しなどで庭の植木を完全に処分する場合、植木の専門業者に依頼するのが手っ取り早いです。
伐採や伐根、植木の引き取りをまとめて任せることができるのです。
ただし、他の依頼を受けて作業中の場合もあり、すぐに対応できない可能性があるので計画的に依頼しましょう。
また、専門的な機材や技術が必要な作業なため高額になりやすく、重機が必要な場合は、より費用がかかります。
利用する前に、見積りをとってから判断するのがベストです。
メリット | デメリット |
---|---|
・伐採・引き取りをまとめて任せられる | ・費用が高い ・急ぎの場合には不向き ・すぐ作業に移れるかわからない |
処分前の植木伐採時の注意点
つぎは、処分前の植木伐採時の注意点を解説します。
樹木のような植木を処分する場合、業者に頼まない限り、自分である程度の伐採作業は必要です。
以下のような注意点があるので、気を付けて作業しましょう。
自分で伐採するのは危険
植木を処分する場合、小さな植木であればさして難しいことはありませんが、大きな樹木のような植木は自分で作業するのは危険です。
倒れ込む植木の下敷きや枝が刺さるなど、ケガをする可能性があり命にかかわることも。
また、チェーンソーのキックバックで職人でも大ケガをすることもあり、素人で使いこなせるものでもありません。
そのため、大きな植木は自分で伐採せず専門の業者に頼んで作業してもらうのが得策です。
植木を伐採したら早めに処分する
自分で伐採することができた場合、植木はなるべく早く処分しましょう。
放置すると自然と植木が枯れてしまい、葉っぱも落ちてくるので拾い集めるなどで二度手間になります。
また、枯れ木は虫の住処になりやすく、シロアリが発生してしまうと家屋に被害が出ることも。
伐採した植木は、早めの処分を検討しましょう。
雨の日の作業は避ける
地面がぬかるんで転んでしまったり、植木が水を吸ってしまうと重たくなり作業が難航する可能性があります。
事故の恐れやスムーズに作業が運ばなくなることもあるので、雨の日は避けて作業しましょう。
植木・土の処分時の注意点
最後は、植木・土の処分時の注意点を紹介します。
以下に挙げることを注意して適切に処分するようにしましょう。
公園などの敷地内に植えない・捨てない
植木屋土を処分する時、面倒だからと公園や建物の敷地に植物を植える、土を撒くなどを行ってはいけません。
公園にて植物を植えてしまえば、もともとある植物を枯れさせてしまったり発育の妨げになります。
また、管理している人に迷惑がかかることや景観を損ねる要因にもなります。
土を撒いてしまう行為は、不法投棄と同義とみなされ、厳しい罰則を科せられることもあるので注意しましょう。
土の正しい処分方法を知りたい方はコチラ
[blog_car url=d”https://weddingshowcase.jp/rubbish/soil/”]
植木鉢の処分を詳しく知りたい方はコチラ!
[blog_car url=d”https://weddingshowcase.jp/rubbish/flower-pot/”]
自治体では大量の枝木・土を処分できない場合が多い
植木処分の際、大量の枝木が発生した場合は、自治体での回収ができない場合もあります。
回収できても、大きさを揃えて束ねる必要があり、5束以上になると有料になるなど条件が付くことが多いです。
中野区
- 角・径は10cm以下、長さ50cmcm以下・片手で持てる重さ(8.5kg程度)に束ねる
- 5束以上は、清掃事務所へ申し込むことで有料で回収することが可能。
新宿区
- 枝は長さ50㎝以内に束ね、1回の収集に出せる枝の束の数は3つまで
- 草や植物は45Lのゴミ袋3つまで
- 大量に出す場合は、管轄の清掃事務所又は清掃センターに相談する
土は、少量であれば「燃えるゴミ・燃えないゴミ」で処分できる自治体もありますが、自治体によっては土の回収を行っていないところもあります。
処分する予定ならば、事前にゴミ出しルールの確認をしておくのが良いでしょう。
いずれにしても、条件や手間を考えると植木の処分には自治体は利用しづらい事が多く、まとめて処分できる専門の業者に依頼したほうが得策です。
植木や植物の処分は「不用品なんでも回収団」へ!
植木や鉢植えの植物の処分は「不用品なんでも回収団」に回収してもらいましょう。
不用品なんでも回収団なら、植物・植木鉢・土と植木に関する物のほとんどを回収することができます。
日時指定で柔軟に対応でき、即日回収ができるので突発的な依頼でも安心です。
分別や運び出しはすべてお任せなので、束ねることもゴミ袋に入れる手間も一切かかりません。
また、大量に処分するのに最適なパックプランがおすすめです。
S~LLパックと不用品量に応じた積載量のトラックを手配でき、大量の植木処分にはもってこいです。
一定の諸経費も含まれているため、費用の負担が少なく済むためお得です。
植木や鉢植えの植物の処分に迷ったら「不用品なんでも回収団」にぜひご相談ください。