本記事ではテントの処分方法をいくつかわかりやすく解説しています。
テントで使用するペグやポールなどの金属パーツの捨て方や、各種キャンプ用品の捨て方なども紹介。
手軽で簡単に処分できる方法などもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
テントの処分方法
まずはテントの処分方法をいくつか紹介いたします。
テントにはさまざまな種類がありますが、ここでは以下のようなキャンプなどで宿泊時に使用するテントを対象として解説しています。
- ソロテント(ツーリングテント)
- ドーム型テント
- ツールームテント
- ワンポールテント(ワンルームテント)
- トンネルテント
- ロッジ型テント(家型テント)
いずれも複数のパーツで成り立っており、それぞれ素材が異なるため処分に悩んでしまうようなタイプのテントです。
不用品回収業者にまとめて回収依頼をする
- 費用目安:1,000円~10,000円
不用品回収業者に依頼すれば、素材や大きさなど関係なく、テントそのまままとめて処分依頼ができます。
テント本体はもちろん、金属のポールやペグ、ロープなど一式同時に回収依頼できるため、悩まず処分できるメリットがあります。
不用品回収業者に任せれば、回収日時の指定もしやすく、急ぎで処分が必要な際にも便利。
また複数のテントやその他の不用品がある場合にも、一気にまとめて処分できます。
室内やガレージからの運び出しや積み込み作業などもすべてスタッフが対応してくれるので、とにかく手軽です。
自治体の粗大ゴミ収集に出す
- 費用目安:200円~1,000円
自治体が行う粗大ゴミ回収でも、テントの処分が可能です。
ほとんどの自治体では、本体やポールなどセットで販売されているものは一式ひとまとめで回収してくれます。
費用も良心的なので、費用をかけずにテントを処分したいというかたにおすすめです。
ただし申し込みから回収まで、1週間~2週間、混雑する時期では2ヶ月ほどの日数がかかる場合があるなど、デメリットとなる点もあります。
また指定日の朝などにあわせて、玄関先や集合住宅の指定場所までテントを運び出しておく必要がある点もネックです。
あまりにも重いテントの場合には、運び出しが大変になる場合もあるため注意が必要です。
分別してそれぞれ一般ゴミなどで処分
- 費用目安:数十円~数百円程度
より費用をかけずに処分したい場合は、テントのパーツをすべて素材ごとに分けて一般ゴミとして排出する方法もあります。
テントはたたむと自治体指定のゴミ袋に入るサイズとなる場合もありますが、ペグやポールなど金属パーツも含まれているため、そのまま可燃ゴミなどに出すことはできません。
一般ゴミとして排出する際は、分別や仕分けが必要になります。
テント本体にはペグ受けやファスナーなど金属素材がついているため、可燃ゴミに出す場合は切り離して分別しましょう。
ポールやペグなど金属製品は、自治体のルールに沿って金属ゴミなどで処分すればOKです。
リサイクルショップに買い取ってもらう
目立つ破れやシミ汚れなどがないテントであれば、リサイクルショップで買い取ってもらうことも可能です。
数年続いたキャプブームからの需要により、買取査定が付きやすくなっているのが現状です。
アウトドア関連品をメインで扱っているショップなどでは、思わぬ高値で引き取ってもらえる場合も。
経年劣化によるべたつきなどがみられる製品でも買取対象となる場合もありますので、一度査定してもらうことをおすすめします。
重量のあるテントは持ち込み査定よりも、出張買取や宅配買取の活用が便利です。
LINEなどでオンライン査定ができるリサイクルショップもたくさんあるので、ダメもとで相談してみるとよいでしょう。
フリマやオークションに出品する
まだまだ使えそうなテントであれば、メルカリなどのフリマサービスやネットオークションに出品するのもアリです。
できれば出品の際はテントの状態がわかりやすいよう、組み立てるか広げるなどして写真撮影を行うのがポイント。
シートの有無やペグの本数などもそろっているかなど、テントの詳細や状態も含めて細かく記載することで、落札される可能性もグッと高まります。
出品の際は、同じメーカーや型式のテントがいくらくらいで出品されているか下調べをしておくとよいでしょう。
ジモティなどでほしい方に譲る
ジモティなどご近所マッチングサービスを活用し、テントを欲しいと思っているかたにお譲りする方法もあります。
キャンプシーズンの前にはそれなりの需要が高まることも期待できるため、声をかければすぐにでも引き受けてもらえるかもしれません。
譲渡の場合は配送料を先方に負担いただくか、直接家まで取りに来てもらえる方に譲ると、配送料の負担をせずに手放すことができます。
ご近所の方にお譲りする際は、双方の個人情報などに留意し、安全に取引をするよう心がけましょう。
テント以外のペグやポールなどの金属の捨て方
テントの処分時に悩みがちなのは、ペグやポールといった金属パーツではないでしょうか。
いずれも自治体のルールに沿って、素材別に分別をして処分するのが基本です。
それぞれ、捨て方や注意点について個別に解説します。
ペグの捨て方
テントで使用されるペグは、大まかに3種類の素材の物があります。
ペグを捨てる際は、それぞれ素材に合わせた方法で分別し、自治体のルールに沿って捨てます。
- 金属製ペグ:金属ゴミや資源ゴミに出す
- プラスチック製ペグ:可燃ゴミ(自治体によっては不燃ゴミ)
- 木製ペグ:可燃ゴミ
金属とプラスチックの両方が使われている場合は、不燃ゴミとして排出するルールとなっている自治体もあります。
分別ルールで不安がある場合には、ホームページなどでチェックしておくと安心です。
ポール(骨組み・フレーム)の捨て方
テントの骨組みとなるポールは、素材や大きさに分けて処分が必要です。
自治体指定のサイズを超える場合は、素材に関わらず「粗大ゴミ」や「大型ゴミ」として処分します。
ジョイント式やスライド式で自治体指定のゴミ袋に入るようれあれば、それぞれ以下の方法で捨てましょう。
サイズに折り曲げたり裁断したりできる場合も、同様の方法で捨てられます。
- アルミニウム合金ポール:金属ゴミや資源ゴミ(自治体によっては不燃ゴミ)
- スチール製ポール:金属ゴミや資源ゴミとして排出
- 木製ポール:可燃ゴミとして排出
- グラスファイバー(FRP)製ポール:可燃ゴミまたは不燃ゴミ
以外とわかりにくいのが、近年普及が増えつつあるグラスファイバー(FRP)製ポールの捨て方です。
コーティング加工されているものが多く迷いがちですが、ガラス繊維+ポリエステル樹脂を混ぜて作られた強化プラスチックのため、自治体のプラ製品ルールまたは不燃ゴミ等で処分するのが正解です。
テントポールにはジョイント部分にアルミ金属などが使用されているものも多いです。
少量のアルミであれば可燃ゴミでOKとする自治体も多いですが、少量でもNGとする自治体もあります。
不安な場合は自治体で配布している冊子やホームページで、可燃ゴミのルールをチェックしておくとよいでしょう。
その他キャンプ用品の捨て方
キャンプに関するアイテムの中には、処分に悩む品もたくさんあります。
ここではそれぞれのキャンプ用品を自治体のゴミ処分などで捨てる場合の分別方法などについて紹介します。
タープの捨て方
タープの捨て方は基本、テントと同じです。
タープ本体やロープは金具部分を切り離して可燃ゴミとして処分し、金具は金属ゴミや不燃ゴミとして出しましょう。
ポールなど不燃性の素材のものは、素材別に分けて自治体の一般ゴミとして処分します。
ただしタープに使用するポールは長さや太さのあるものが多いため、一般ゴミで排出するのがむずかしいケースが多いです。
このような場合は、ポールのみ粗大ゴミとして処分すればOKです。
コット(簡易ベッド)の捨て方
コットはベッドのナイロン部分と金属フレームとに分けることができるアイテムです。
ただし金属フレームはサイズが大きく解体なども難しいため、金属ゴミなどで処分するのは困難です。
サイズ的に粗大ゴミ扱いとなる場合は、無理に解体や分解をせず、ベッド部分を付けた状態のまま粗大ゴミに出しましょう。
焚き火台の捨て方
焚き火台はステンレス材やチタン素材などで作られているものが一般的です。
組み立てていない状態の場合、自治体指定のゴミ袋に入るサイズに収まることも多いでしょう。
長編が30cm未満となる場合には、小物金属類や不燃ゴミとして排出すればOKです。
ただし、焚き火シートの捨て方については注意が必要です。
焚き火シートは基本、可燃ゴミとして捨てることができます。
ですが自治体によっては「焼却炉の温度を下げる」「難燃素材のため燃えにくい」などの理由から、不燃ゴミとして捨てることが適切と判断される場合もあるのです。
不安な場合は、お住まいの地域のゴミ収集窓口や清掃事務所などに相談すると安心です。
クッカーやダッチオーブンの捨て方
キャンプ時の調理に使用するクッカーやダッチオーブンなどは、基本不燃ゴミや金属ゴミとして捨てます。
シェラカップやマグ、カトラリーなど、こまごまとした金属製の食器類も同様です。
ただしあまりにも重いダッチオーブンの場合は、粗大ゴミ扱いとなる場合もあるため注意が必要です。
一般ゴミに重量制限がない場合は不燃ゴミとして出し、制限がある場合は粗大ゴミに出すことを検討しましょう。
ランタンやトーチの捨て方
ランタンやトーチなど、ガスやオイルを使用するものは処分時注意が必要です。
本体は不燃ゴミなどで処分し、燃料などは中身を使い切った状態で個別に袋などに入れた状態で不燃ゴミに出します。
ガス缶やカートリッジの処分の際は、穴を開けずに不燃ゴミに出すルールとなっている自治体が多数です。
処分に困った場合は、アウトドア用品店やブランド直営店で引き取ってもらえる場合もあります。
ランタンオイル(パラフィンオイル)については、オイルが入った状態では処分ができないため注意が必要です。
中身が残っている場合は、キッチンペーパーやウエスなどでオイルを吸い取り、布類は可燃ゴミ、容器は不燃ゴミとして捨てましょう。
まとめて処分したいときは不用品回収業者がおすすめ
キャンプやアウトドア関連アイテムには、このように分別や処分に悩むものがたくさんあります。
テントなどキャンプ商品の処分に困った時は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
点数が増えるとかなりの重量となりますが、業者に任せればすべて運び出してくれるため便利で安全に処分できます。
分別に悩むようなアイテムも、仕分けや分別など一切せず任せられるので非常に手軽です。
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