大型家具を処分したいけれど、自分で運べない時にどう処分をしたらいいのか分からないと感じたことがあるのではないでしょうか?
無理をして運んだりすると、床や壁を傷つけてしまったり、大怪我のリスクがあります。
自分自身で無理に運ばなくても、大型家具の処分方法はさまざまあります。
これから、一人では運べない大型家具を処分する方法、業者の選び方に関して解説します。
目的に合わせて、大型家具の処分方法を検討してみてください。
大型家具とは?
大型家具とは、家庭から出されるもののうち、一番長い辺が30cm以上のものを指します。
具体的には、ベッドやテーブル、タンスなど一般的に自身で持ち運びが難しい家具が大型家具にあたります。
一人で運べない時の大型家具の処分方法
それでは、一人で運べない大型家具はどのように処分したらよいのでしょうか?
大型家具の処分方法に関してメリット・デメリット含め、以下4つをご紹介します!
- 大型家具処分方法1:分解する
- 大型家具処分方法2:オークションサイトで販売する
- 大型家具処分方法3:リサイクル業者に依頼する
- 大型家具処分方法4:不用品回収業者に依頼する
目的に合わせて処分方法を検討してみましょう。
大型家具処分方法1:分解する
一人で運べない大型家具は、分解できれば可燃ゴミとして処分できます。
ベッドやダイニングテーブルなど組み立て式の家具なら、分解して小さくしておけば、自治体が回収してくれるのです。
具体的に、ハンマー、ノコギリ、バールなどの工具を用いて分解します。
工具が揃っていれば、買い足すこともなく低予算で大型家具の処分ができます。
組み立て式ではない場合も分解は可能ですが、なれていない方は怪我をする恐れがあるので注意しましょう。
自治体によって異なりますが、大きさの目安はおおよそ30cmです。
30cm以下でも大量にゴミが出る場合は、回収対象外になってしまうので気をつけましょう。
●メリット
- 可燃ゴミで出せるため、コストをかけずに処分できる
- 業者などに頼む手間がなくなる
- 業者とスケジュールを合わせず、自分の好きなときに処分できる
●デメリット
- 自分で解体する必要がある家具は、怪我の可能性がある
- 分解する時間や労力が必要となる
- 分解するときに大きな音を出すと、近所迷惑になってしまう
●予想費用
3,000円前後
ハンマー、ノコギリ、バールなどの大型家具を分解するための工具費用は、おおよそ上記の値段がかかります。
●方法詳細
1.工具を用いて切る(組み立て式であれば分解する)
2.自治体の規定サイズで可燃ゴミとして出す
大型家具処分方法2:オークションサイトで販売する
大型家具をオークションサイトに出品することも一つの手です。
状態が良ければ、運搬費以上の価格になることもあるので、買い手が見つかれば有効な処分方法といえるでしょう。
●メリット
- 運搬費以上の価格になる場合もある
- リユースできる
- 梱包や運送手続きが難しい場合は、配送専門スタッフに依頼できる
●デメリット
- 写真や出品商品の説明など手間がかかる
- 買い手がすぐに見つかるとは限らない
- 落札されるまでに時間がかかる
●予想費用
オークションサイトで買い手が見つかれば、処分費用がかかりません。
●方法詳細
1.写真を撮る
傷がついている部分や、家具の大きさや特徴がわかる写真を複数撮りましょう
2.オークションサイトを決めて出品する
オークションサイトは複数あります。オークションサイトを決めて、登録・出品しましょう。
3.発送する
家具が売れたら、梱包して発送手続きを行いましょう。
大型家具処分方法3:リサイクル業者に依頼する
大型家具を運べない場合は、リサイクル業者に依頼することもできます。
リサイクル業者も同様に、買い取りされなければ運び出してもらうことはできません。
正常に使える状態であれば、処分費用をかけずに、運べない大型家具を手放すことができます。
●メリット
- その場で現金化できる
- 専門スタッフが運び出してくれる
- まとまった数の大型家具を処分できる可能性がある
- リサイクルになる
●デメリット
- 運搬費用がかかる(手数料の有無を確認しましょう)
- 状態によって買取してもらえない場合がある
- 出張買取がない場合は自分自身で持ち込まなければならない
●予想費用
取引業者によって価格は異なります。
リサイクル業者に依頼する際の料金に関しては、以下の2点を確認すると良いでしょう。
- 出張費用の有無
- キャンセル料の有無
●方法詳細
1.業者に連絡
リサイクル業者も複数あるため、頼みたい業者を選び、スケジュールを合わせて業者に来てもらいましょう。
2.お金の支払い
3.業者の方に運び出してもらう
買取可能となった際、買取料金を現金でそのまま手渡ししてくれることはメリットです。しかし、多くの場合は運搬費用がかかるので、帳消しになる可能性があります。
大型家具処分方法4:不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼する場合、自分で運べない大型家具の処分作業を業者が全て請け負ってくれます。
コストはかかりますが、時間や労力をかけずにパパッとすぐに処分したい方にはおすすめです。
中には、買取サービスも行っている業者もあるので、チェックしてみましょう。
●メリット
- 自分で運び出す必要がない
- 申し込み当日でも回収してもらえる
- まとめて処分も可能
- サービスによっては、買取してもらえる可能性がある
●デメリット
- コストがかかる
- 業者によってサービスや費用が異なる
- 中には一般廃棄物処理業の許可を得ていない違法業者もある
●予想費用
おおよそになりますが、不用品回収業者による相場は以下の通りです。
テーブル | 2,000〜5,000円 |
ソファー | 3,000〜6,500円 |
ベッド | 4,500〜11,000円 |
タンス | 3,000〜10,000円 |
マットレス | 5,000〜7,000円 |
●方法詳細
1.業者に連絡
頼みたい業者を選び、スケジュールを合わせて業者に来てもらいましょう。
2.お金の支払い
3.業者の方に大型家具を運び出してもらう
大型家具の処分|粗大ゴミ回収業者の選び方
自身で運べない大型家具であっても、労力や時間をかけずに大型家具処分ができるのが粗大ゴミ回収業者に任せる方法です。
しかし、粗大ゴミ回収業者も複数あるので、どの業者に任せればよいのかなかなか決めることができません。
そこで今回は、粗大ゴミ回収業者選びのポイントを以下5つ解説します。
- 業者の選び方1:大型家具の処分項目の確認
- 業者の選び方2:一般廃棄物処理業・古物商許可などの資格の確認
- 業者の選び方3:料金がわかりやすく明示されているか否か
- 業者の選び方4:買取も行っている回収業者であるか否か
- 業者の選び方5:口コミをチェックする
業者の選び方1:大型家具の処分項目の確認
大型家具を粗大ゴミ回収業者に任せる際には、まず処分項目を確認しましょう。
大型家具によっては、回収不可能な業者もあります。
業者に頼んで回収してもらえない場合、他の業者を探さないといけないため、二度手間になってしまいます。
タンスやベッドなど、自分が回収してもらいたい大型家具が回収可能なのか、事前に業者のホームページや連絡時に確認してください。
業者の選び方2:一般廃棄物処理業・古物商許可などの資格の確認
粗大ゴミなどの不用品回収業を行うためには、「一般廃棄物処理業」「古物商許可」などの許可を公安委員会や市町村から受けていなければなりません。
許可を得ていない場合、悪徳な業者である場合が多いです。
優良な大型家具の回収業者であれば、許可を得て行っています。事前にチェックするようにしましょう。
資格を有している場合、ホームページに「一般産業廃棄物収集運搬業 第●●●●号」と記載されています。
認可番号が記載されてあるかも確認しておきましょう。
業者の選び方3:料金がわかりやすく明示されているか否か
料金がわかりやすく明示されていることも、大型家具の回収業者選びにおいて重要です。
悪質な業者である場合、料金体系がわかりづらい場合が多いです。
想像以上に、回収価格が高額になってしまう場合があるため、料金表示がわかりにくいと感じた場合には、避けるようにしましょう。
料金価格を比較して業者を選ぶのもよいでしょう。
業者の選び方4:買取も行っている回収業者であるか否か
ブランドメーカーや大型家具の状態が良ければ、買取対象になる場合があります。
買取可能であれば、回収料の足しになったり、場合によっては想像以上な買取料金になったりもします。
なるべく、回収・買取どちらのサービスも展開している業者を選びましょう。
業者の選び方5:口コミをチェックする
大型家具の回収業者を選ぶ一つの指標として、口コミをチェックしてみるのもよいでしょう。
利用経験者の経験談は何よりも信用にたるものです。
良くない口コミが多い場合は、違う回収業者を選びましょう。
また、口コミの中には「サクラ」がいる可能性もあります。口コミ数がある程度確保されているかどうかも、チェックしてみてください。
【大型家具処分】自分で運べない場合の対処法
今回は、一人では運べない大型家具の処分方法や回収業者の選び方に関してご紹介しました。
大型家具の処理方法や費用はさまざまなので、メリット・デメリットを理解した上で自身の目的に合わせて処分方法を選びましょう。
また、大型家具処分の業者選びに迷っている方は、『なんでも回収団』がおすすめです。
お客様のご要望に合わせて、安くて安心できるさまざまなプランを提供しています。
今回解説した「粗大ゴミ回収業者の選び方」と見比べていただければ、費用面、サービス面でもご納得いただけると思います。ぜひお気軽にご相談ください。