本記事では、衣類の処分方法や注意点を詳しく紹介します。
衣類の処分には手間と時間がかかりますが、断捨離をした際など一気に捨てたいタイミングも多いはずです。そのようなときは、不用品回収業者を利用しましょう。
プロの業者に依頼すれば、大量の衣類も一気に処分できます。
今回は、大量の衣類をまとめて処分する最適なタイミングや業者に依頼するメリットなども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
大量の衣類を処分する方法
ほんの少しの衣類であれば、自治体の燃えるゴミ（可燃ゴミ）などに出してしまえばOKです。しかし大量の衣類となると、一般ゴミ収集や粗大ゴミとして出すことはできません。
そこで衣類の状態や量に応じて、いくつか処分方法を紹介します。処分時にかかる費用の目安や、手間などの特徴もあわせて参考にしてください。
不用品回収業者を利用する
地域に対応している、不用品回収業者に大量の衣類を回収してもらう方法もあります。処分費用がかかってしまいますが、自宅まで回収に来てもらえるためどの方法よりも手軽で便利です。
回収費用は業者によって異なりますが、ゴミ袋一袋当たり数百円程度からが処分費用の目安となります。
単品回収だと出張費などがかかる場合もあるため、衣類以外の不用品とあわせてオトクなパックプランを利用して処分するのがおすすめです。
※パックプラン＝出張費や車両費、作業費などがあらかじめ含まれた料金プラン
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自治体のリサイクルセンターや衣類回収拠点などへ持ち込む
まだまだ着用可能でタンスにしまえる状態の衣類であれば、自治体のリサイクルセンターで受け入れしてもらえる場合があります。
ただしビニール製品や汚れのひどいもの、破れ・穴のあるもの、ペットなどに使用して臭いがするものなどは対象外。
また下着や肌着、靴下などは古着に限らず新品でも受け入れてくれないため注意が必要です。
回収日時や回収拠点は、地域によって異なるため、自治体配布の冊子やホームページなどで確認するとよいでしょう。戸別収集していないため、現地まで運ぶ必要があります。
リサイクルショップに買い取ってもらう
処分したい衣類がまだまだ着られる状態の場合は、リサイクルに回すのがおすすめです。
- ブランド物の衣類
- ビンテージアイテム
- 未使用のベビー服
- 状態のよい子供服
- 季節ものの衣類（特定の需要があるもの）
上記のような衣類であれば、地域のリサイクルショップや古着などで買い取ってもらえる場合があります。
ショップによって対応は異なりますが、段ボール箱やビニール袋に入れた状態で持参すれば、大量の衣類でもそれぞれ査定してもらえます。
ただし「シミ」「破れ・ほつれ」など傷や目立った汚れがある衣類などは、買取不可となるためNGです。
また冬のアウターなどは春夏には買取不可となる場合もあるため、リサイクルに出す時期の見極めも必要です。
ネットオークションやフリマアプリに出品する
フリマアプリやネットオークションは、1点1点出品する手間があるため、大量の衣類の処分には不向きです。
しかし、子供服などは一定の需要があるため、出品の仕方次第ではまとめて処分できる場合があります。
たとえば「女の子の洋服 130サイズ～140サイズ セット」というような形で、トップスやボトムスなど複数の衣類をまとめる出品方法です。
ひとまとめにして撮影する手間はありますが、発送の際は段ボールなどにつめて出せるため、そこまで負担にはなりません。
また、多少毛羽立ちがあるような衣類でも、需要のあるブランドであれば解体と思ってくれる人がいるものです。
誠実に対応することが大切ですが、洋服をただ捨ててしまうのはもったいないと思う人におすすめです。
まとめて寄付する
大量の衣類をNPOや市民団体などへ寄付に出すという方法もあります。こちらも汚れや傷みがないことなどが条件となりますが、まとめて手放すことができる手段です。
寄付した衣類は国内外へ支援という形で振り分けて送られます。多くの場合、寄付をすること自体には費用は掛からず利用が可能です。
ただし、寄付センターなどまで衣類を送るための配送料などは自己負担となるため注意が必要。近隣に寄付センターがある場合には、持参すれば完全無料で寄付できます。
■こども服みらいファンド
こども服みらいファンドは、キレイでダメージの少ない指定ブランドの子供服を寄附できる団体です。新生児サイズ～160サイズまで、幅広く寄附に対応しています。
ただし、シミ汚れ・毛玉・色褪せ・変色・穴・破れ・型崩れなどがあり、ダメージの大きいものは寄附できません。「着られない服」は送らないようにしましょう。
また、寄附する際の送料は自己負担です。送料以外はかからないので、手軽に利用できます。
■特定非営利活動法人KANAU
特定非営利活動法人KANAUは衣類をはじめ、アクセサリー・鞄・本の寄附を受け付けている団体です。着古した服やニオイの酷いもの、中古の子供服は寄附できません。
寄附の際は大阪市内のチャリティショップに持ち込むか、郵送が必要です。郵送の際は送料自己負担となります。また、3箱以上の大量の場合は事前に相談しましょう。
持ち込みをする場合は、店舗にある回収ボックスに入れることができます。
■洋服ポスト
洋服ポストは、幅広い種類の洋服の寄附とともに、寄付金を贈ることができる団体です。男性・女性・子ども・マタニティ服など、原則としてどのような種類の衣類でも寄附できます。
ただし、洗濯や修繕が必要な状態の洋服は寄附できません。ダメージが著しいもの、汚れが酷いものは除いて寄附をしましょう。
寄附する際は、団体へ郵送します。郵送時の送料以外には、原則として費用はかかりません。寄附した衣類は海外へ輸送され、リユース・リサイクルされます。
古布・繊維類の回収拠点などを活用する
シミや破れなどでリサイクル・リユース（再利用）ができない衣類でも、古布として回収してくれる自治体もあります。回収した衣類は中古衣料やウエス（工業用ぞうきん）などに活用されます。
シミや破れがある衣類も回収可となりますが、泥汚れや油汚れがついてしまっている衣類やビニール・ゴム製の衣類は回収NG。
回収拠点は地域によって異なるため、お住まいのエリアごとで確認が必要です。
※東京都葛飾区など、自治体によっては定期的に巡回で回収を行っているところもあります。
衣類販売店の回収サービスを利用する
衣類の処分方法として、衣類販売店の回収サービスを利用することも挙げられます。以下で、代表的な店舗の利用条件を見ていきましょう。
■ユニクロ
ユニクロでは2006年より、全国の店舗に「RE.UNIQLO回収ボックス」を設置しています。ユニクロ・ジーユー・プラステ商品であれば、ボックスに入れることが可能です。
郵送では受け付けていないため、直接店舗に行ってボックスに入れる必要があります。インナー・ソックス・グッズ商品のリユース・リサイクルも可能です。
回収した衣類については、衣料支援先に送られます。そのため、できるだけキレイな状態でボックスに入れるようにしましょう。
■H&M
H&Mの古着回収サービスは2013年から導入されています。全国の各店舗に回収ボックスが設置されており、ブランドや状態を問わず回収可能です。
レジでスタッフに声をかけてから、回収ボックスに入れましょう。回収した衣類は古着として海外へ輸送されたり、リメイクして掃除用品になったりします。
状態の悪いものについては織物繊維に細断され、断熱材の製造などに使われます。無駄なく衣類をリサイクルでき、環境に優しいのがメリットです。
また、回収の際にデジタルクーポンをもらうことができます。
■無印良品
無印良品では、衣類を回収してリサイクルする取り組みを2010年から行っています。対象となるのは、無印良品で購入した衣類・プラスチック収納用品・スキンケアPETボトルのみです。
回収した衣類はリユース・リサイクルされ、さまざまなものに生まれ変わります。回収の際、「MUJI Passport」を提示すれば、1日1回上限で1,000MUJIマイルがもらえます。
無印良品の商品を回収してもらいたいときは、各店舗のスタッフに声をかけましょう。
大量の衣類をまとめて処分する最適なタイミング
いらない衣類をまとめて処分するとなると、腰が重くてなかなか行動に出せないという人も多いでしょう。どのようなタイミングでまとめて処分するのがベストなのか、ケース別にまとめました。
似たようなタイミングが起こりそうな場合には、ぜひこの機会に衣類をまとめて処分してみるとよいでしょう。
大掃除のタイミング
年末の大掃除の際は、衣類をまとめて処分するのにも最適なタイミングです。衣類以外にも処分するものが多く、物の出し入れも行うことが多いのも大掃除のタイミングが適している理由。
段ボールに詰めて納戸の奥にしまっておいた洋服を捨てる機会にもつながります。大掃除は断捨離の絶好のチャンスでです。
服を効率良く断捨離するコツを知りたい方はこちら！
引越しのタイミング
大量の衣類処分に最も最適なタイミングは、引越しの時です。引越し先へは必要な衣類のみ持っていき、あとは処分してしまうという人も少なくないはず。
引越し先の収納スペースにあわせて、衣類の量を調整する人もいます。引越しを機に大量に衣類を処分し、新生活と合わせて新しい洋服を購入するのもおすすめです。
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季節の変わり目（衣替えに合わせる）
季節の変わり目に、タンスやクローゼット内の衣類を入れ替えるご家庭も多いでしょう。いざ衣類を処分するとなると大変ですが、衣替えのついでなら負担も少なく済むはずです。
断捨離のきっかけにもなり、クローゼットもすっきり。シーズンを通して着なかった衣類などは、まとめて処分がおすすめです。
衣替えの断捨離のコツを知りたい方はこちら！
子どもの成長にあわせて処分
子どもの成長はとても速いものです。まだまだ着れそうな子供服も、サイズアウトを機に処分するのがおすすめです。
身長が伸びてしまうと、トップスもボトムスも軒並み着られなくなってしまうので、季節を問わずサイズアウトした子供服はまとめて捨ててしまうとスムーズでしょう。
好みが変わってしまったとき
女性の衣類は、好みや流行によって着用しなくなってしまうものも多いです。
もったいないから・まだ着るかもしれないからととっておいた衣類がある場合は、この機会に「好みに合うか」自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。
年齢やライフスタイルによって、似合う衣類や着心地の良いものは変化していきます。体系が変わってしまったものや、着られるけれどなんとなくしっくりこないような衣類も処分時です。
大量の衣類処分なら不用品回収業者が最もおすすめ！
一度に大量の衣類をまとめて処分したいなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者に衣類の処分を依頼すると、以下のようなメリットがあります。
- 着用可・不可の分類や分別作業は一切不要
- ゴミ袋などにつめるだけでもOKと手間なし
- 自宅（室内）まで回収に来てもらえる
- 買取可の業者なら古着の買取もしてもらえることも
- 衣類以外の不用品もついでに処分可能
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分別や仕分け・運び出しはお任せ
分別や仕分け、運び出しなどの手間が一切ないのはかなり大きなメリットです。45リットルのゴミ袋いっぱいにつめた衣類は、大人でも運ぶのが大変なほどの重さになります。
また容量も大きくなるため、自身の車で処分場所まで運び込むのも一苦労でしょう。その点、不用品回収業者であれば、家まで回収に来てくれるためそうした負担は一切ありません。
多くの場合、簡単な仕分け作業などもサービスに含まれているため、「クローゼットの中身を全部処分してください」というような形でも、袋詰めなども含めてすべて対応してくれます。
買取対応業者ならよりおとくに衣類の処分が可能
ブランド品衣類やバッグなど、状態がよく需要のある商品であれば高価買取に対応してくれる不用品回収業者も多数あります。
ブランド品など需要の高い衣類を大量に処分する際は、買取対応できる業者に処分を依頼すると非常にオトクです。
処分費用と相殺してもらうこともできますので、検討してみることをおすすめします。
衣類以外の不用品もまとめて処分できる
不用品回収業者に任せれば、衣類以外の不用品なども大量にまとめて処分できます。
バッグや靴などの小物はもちろん、タンスやクローゼットなどかさばる大物なども処分OK。
衣類とその他のものなどで分けて依頼する手間も一切ありませんし、運び出しなども対応してもらえるので大掃除や引っ越し時の際にも最適です。
不用品回収業者を利用する際は、衣類のみ依頼するよりもさまざまなものを同時に回収してもらう方が、割安で利用できることも多いです。
単品回収では別途諸経費がかかることもありますが、パックプランを活用するとそうした費用の心配もありません。
なお軽トラック一台の積載量の目安としては、段ボール箱で15箱程度または、45リットルのゴミ袋で30袋程度積めるイメージとなります。
不用品回収業者では、ほとんどの物が回収対象となりますので、衣類のついでにまとめてスッキリさせるのもおすすめです。
大量の衣類処分なら「不用品なんでも回収団」へ！
「不用品なんでも回収団」は、衣類をはじめ、ほぼすべての不用品の回収処分が可能です。
分別や仕分け、運び出しなどの面倒な作業も、すべてスタッフが対応するため手間なく衣類の処分ができます。単品回収は1,000円～とリーズナブル！
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自分で衣類を分別するのが面倒なときは、全部お任せできますか？
はい、もちろんです！
「不用品なんでも回収団」では衣類の回収だけでなく、分別・梱包・運び出しなどにも対応できます。そのため、面倒な作業をご自身で行う必要は一切なく、衣類の処分を全てお任せいただけます。
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初めての不用品回収業者の利用で不安です。本当にちゃんと衣類を処分してくれますか？
「不用品なんでも回収団」では、無料で事前のお見積りを行っています。その際、詳細な内容や料金をお伝えしますので、不安があれば何でもご相談ください。
また、処分については法律に則った適切な方法で処分します。回収には経験や実績豊富なスタッフが向かいますので、安心してお任せください。
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衣類の処分をお願いする際に準備しておくことはありますか？
いいえ、特にありません。回収して欲しい衣類をまとめておいたり、分別したりする必要も一切ありませんので、そのままでお待ちください。
「不用品なんでも回収団」では、回収に関する内容についてはスタッフがすべて行います。面倒な運び出しや積み込みもプロが行うので、立ち会って頂くだけでOKです。
