本記事では、ペール缶の適切な処分方法について解説しています。
エンジンオイルなど、ペール缶に中身が残っている場合の処理方法や処分方法などもあわせて解説。
多くのペール缶を手間なく手軽に処分できる方法も紹介しますので、最後までご覧ください。
ペール缶の処分方法は?
ペール缶とは、ペンキやオイルなど工業用の液体や固体の輸送や保管に使われる容器です。
おもに鋼製(金属製)ペール缶とプラスチック(樹脂製)ペール缶の2種類のペール缶があります。
ペール缶の材質や中に入っている液体などの種類のためか、処分方法に悩まれる方が多いアイテムでもあります。
ここでは、ペール缶の処分方法をいくつか紹介します。
不用品回収業者に任せる
- 費用目安:500円~
不用品回収業者では、各種ペール缶の回収や処分を行っています。
ペール缶の材質や中身に関係なく、あらゆるペール缶の回収処分が可能。
材質によって分別する必要がなく、手軽に処分できます。
事業用や家庭で使用したものなど、用途も問わず回収してもらえるので、処分に困っているペール缶があるときにも最適な処分手段となります。
大量のペール缶があるときなどは、ひとまとめにして処分できるため非常に便利です。
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中身を取り出して自治体のゴミに出す
- 費用目安:無料~
ペール缶そのものは、自治体ゴミ収集に出すことが可能です。
銅製ペール缶は金属ゴミ(資源ゴミ)や不燃ゴミとして、樹脂製のプラスチックペール缶は可燃ゴミとして排出します。
ただしゴミ収集に出す場合は、ペール缶の中身を空にしておく必要があります。
きれいに洗う必要はありませんが、液状のものが入っている場合には事前に処理や廃棄したうえでゴミとして出さなければなりません。
※自治体に出せるのは一般家庭で使用したペール缶のみです。事業で使用したものは出せません。
規定サイズを超える場合は粗大ゴミとして排出する
- 費用目安:200円~700円程度
自治体によっては、1辺30cmを超えるようなものは粗大ゴミとして回収するとしている場合もあります。
自治体指定のゴミ袋などに入る場合はその限りではありませんが、サイズの大きなペール缶を処分するような場合には、粗大ゴミ扱いとなることもあります。
粗大ゴミとして排出する際も、必ず中身は空にして排出するのがルールです。
地域の回収拠点へ持ち込む
- 処分費用:無料
自治体によっては、金属類などを常時回収する拠点を設けている場合もあります。
金属のペール缶であれば、このような回収拠点へ投入することも可能です。
利用料はかからず、粗大ゴミ扱いになるようなやや大きめのサイズのものも対象です。
ただし各自治体に必ず設置されているというわけではないため、お住まいの地域にあるか確認が必要です。
こうした拠点を利用する場合でも、ペール缶の中身は空にしておく必要があります。
スクラップ業者に相談する
- 費用目安:買取対応
銅製ペール缶など金属のペール缶は、金属スクラップ業者などで「缶くず」として買い取ってくれます。
業者によっては回収買取に対応している場合もあるため、お住まいのエリアに対象業者がある場合には相談してみるのもアリです。
ただし処分の際は、中身の油や液体、溶剤などをきれいに拭き取った状態にしておく必要があります。
処分するペール缶の量が少ない場合や、18L缶など容量の小さめのものなどは買い取ってもらえないこともあります。
持ち込みの際も事前に問い合わせの上、対象となるペール缶や数量などを確認しておくとよいでしょう。
ジモティなどで譲渡する
- 費用目安:無料
ジモティなど、ご近所の「欲しい人」と「譲りたい人」をマッチングするサービスに出品する方法もあります。
ジモティには引き取りに行ってでもペール缶が欲しいと、譲渡を希望する投稿がいくつも上がっています。
DIYやアウトドア、ガーデニングやその他の用途などで、ペール缶のみ使用したいという人が、実は以外にも多いのです。
銅製ペール缶だけでなくプラスチック製のペール缶も一定数の需要があります。
多くの場合、きれいな状態の物を求めていますが、なかには錆びているものでもOKというかたもいますので、チェックしてみるとよいでしょう。
メルカリやオークションに出品する
- 費用目安:無料(送料負担)
きれいなデザインのペール缶などは、メルカリなどのフリマアプリやオークションに出品するのもアリです。
ノベルティとして手に入れたペール缶(インテリアや小物入れ)などは、高値で取引される可能性もあります。
ただしペール缶の出品数が多く、なかなか落札されない可能性もあるため注意が必要。
オイルなどはきれいに拭き取る、おまけをつけるなど、より魅力的に見えるような状態で出品するとよいかもしれません。
なおペール缶は重ねることができないため、複数配送する際は送料がかさみがちです。
送料負担が嫌な場合は、送料は落札者負担にするか、直接引取りを条件として出品するとよいでしょう。
エンジンオイルが入っていたペール缶の処分方法
エンジンオイルが入っていたペール缶も、基本的にはそれ以外のペール缶の処分方法と同じです。
空の場合は自治体の金属ゴミ等で処分
エンジンオイルが入っていたペール缶であっても、中身が空の場合はそのまま材質にあわせて金属ゴミや不燃ゴミとして処分が可能です。
ペール缶の内側に多少のオイルが付着している状態でも問題ありません。
オイルの残りが気になる場合は、新聞紙や古布などでふき取ってからゴミに出しましょう。
廃油やエンジンオイルが残っている場合は適切に処理をしてから
ペール缶の中にオイルが残っている場合や、廃油入れとして使用していた場合は、オイルを布などにしみこませるか、オイルパックや専用の処理剤を使って固めてから処分します。
大量にオイルが残っている場合は、オイルのみですがガソリンスタンドや整備工場などで引き取ってもらえます。(有料)
エンジンオイルの処分方法は、下記の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
ペール缶を処分する際の注意点
ペール缶を処分する際には、いくつか注意すべき点もあります。
事業で使っていたペール缶は自治体に出せない
会社や事業などで中身を使用したペール缶などは、材質を問わず自治体のゴミに出すことはできません。
産業廃棄物扱いとなりますので、産廃業者か認可を受けている不用品回収業者などに回収依頼をしましょう。
自治体廃棄時は中身を空にする
銅製ペール缶、プラスチックペール缶、どちらも自治体にゴミとして出す際は、中身をきれいに取り除いた状態で出さなければなりません。
多少付着している程度であれば大丈夫ですが、オイルや液体が滴る状態の場合は、古布などを使用してぬぐい取ってから出すようにしましょう。
オイルや溶剤、ペンキなどは適切に処分を
ペール缶の中身を処分する際は、その中身に応じて適切に処理・処分が必要です。
- オイル:オイルパック(オイル処理ボックス)、古布、ガソリンスタンドなど
- ペンキ:古布、新聞紙、キッチンペーパーなどにしみこませる
- 機械油(潤滑油):廃油処理箱、古布などにしみこませる
決してシンクや排水溝、河川などに流さないようにしましょう。
ペール缶処分は不用品回収業者がおすすめ!
中身や材質等は一切関係なく、ペール缶の処分は不用品回収業者がイチオシです。
不用品回収業者をおすすめする理由を解説します。
中身が入ったままでも回収してもらえる
ペール缶は中身さえ処分できれば、自治体のゴミ収集に出すことが可能です。
しかし大量に中身が残っている場合や、エンジンオイルの廃油入れとして使っていた場合は、中身を処分すること自体が大きな負担となります。
不用品回収業者に依頼すれば、中身が入ったままのペール缶であってもそのまま回収してもらうことが可能です。
古くて中身が固まってしまっているようなペール缶でも、気兼ねなく処分できます。
たくさんのペール缶回収もOK
自治体のゴミ収集にペール缶を出す場合、1度に出せる量に限りがあります。
自治体指定の袋にもたくさんは入れられないため、出せたとしても数缶が限界でしょう。
その点、不用品回収業者であれば、回収するペール缶の点数に上限はありません。
一度に多くのペール缶の回収が依頼できるため、手間も時間もかけずに処分できるのです。
すぐに処分できて便利
自治体の金属ゴミなどは月に数回しかなく、なかなか処分できずにいるという場合もあるでしょう。
不用品回収業者に連絡すれば、最短即日にも回収に来てもらえることがあります。
回収日時なども細かく指定できますので、仕事終わりや休日など好きなタイミングでペール缶を処分できます。
事業用廃棄物でも回収可能
事業で使用したペール缶は産業廃棄物扱いとなるため、自治体にゴミとして排出できません。
不用品回収業者なら、仕事などで使ったペール缶なども回収してもらうことが可能です。
個人事業主などでご自宅に大量に溜まってしまったペール缶も、ひとまとめにして処分できます。
ペール缶以外のものも同時回収可能
不用品回収業者は、ほぼすべての不用品の回収処分が可能です。
ペール缶のように処分に困っているものはもちろんのこと、ご家庭のさまざまな不用品もまとめて回収してもらえます。
大型の家具家電や車のパーツなどもOKです。
回収料金の面でも、ペール缶ひと缶だけ回収してもらうより、さまざまな不用品をまとめて回収してもらった方がお得に活用できます。
自治体に出せず困っているものなどがあれば、この際にまとめて処分するのがよいでしょう。
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ペール缶の処分は「不用品なんでも回収団」におまかせ
「不用品なんでも回収団」は、ペール缶の回収処分に対応している不用品回収業者です。
どのような材質やサイズのペール缶でも回収可能です。
エンジンオイルや塗料、潤滑剤などどのような中身が入っていたのかなども、一切条件を問いません。
ペール缶の処分にお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
ご相談や事前お見積りは完全無料!お気軽にご依頼ください。