木材の処分方法は?お得な廃棄方法や手軽な捨て方を徹底解説

本記事では自宅で不要になった木材の処分方法について解説しています。

費用をかけずお得に処分する方法や、費用をかけても手軽に処分できる方法など、さまざまな処分方法を紹介。

最後までご覧いただければ、ご自身にあった処分方法が必ず見つかりますので、ぜひ処分時の参考にしてください。

 

費用をかけずに木材をリユースリサイクルする方法

費用をかけずに木材をリユースリサイクルする方法

まずは木材を捨てるのではなく、リユース・リサイクルで再利用し、費用をかけずに処分する方法から紹介していきましょう。

DIYをする方にまとめて譲渡する

趣味でDIYをする人にとっては、木材や端材はもらってうれしい素材となる場合もあります。

押し付けにならない程度に必要かどうか聞いてみた上で、ほしいと言われた場合には気持ちよく譲ってあげるのがスマートです。

2×4や1×4など規格が揃っている木材や、ある程度長さが揃っている木材があると使い勝手がよく、DIYをするかたにも喜ばれる場合があります。

譲渡する場合は、汚れているものや欠けている木材などは取り除いてあげるなどの配慮もあるとよいでしょう。

焚き火の焚き付けや薪として譲渡する

最近は自宅で薪ストーブを使用するご家庭も多くなってきました。

またアウトドアキャンプの際、焚き火をするために、焚き付けや薪を必要とするという人も多いでしょう。

処分を検討している木材が、薪や焚き付けに適した素材であれば、必要としている人に譲渡を検討するのもありです。

ただし薪や焚き付けとして使用するためには、しっかりと乾燥している木材でなければいけません。

譲渡する場合には、木材のコンディションなどを確認した上で、薪や焚き付けに適したものをより分けて渡すようにしましょう。

リサイクルショップに買取を依頼する

価値のある素材の木材であれば、リサイクルショップなどで買い取ってもらえる場合もあります。

たとえば以下のような無垢材と呼ばれる素材のものは、比較的需要のある素材です。

  • 杉(高野杉など)
  • ブナ
  • ローズウッド
  • 赤松
  • ヨーロピアンウォールナット
  • マホガニー

ただし専門店での買取を希望する場合には、ある程度木材の長さが必要です。

また腐食や汚れがある木材は買取不可となります。

リサイクルショップで売却を検討する場合は、購入したものの未使用となったような木材が対象となると考えておきましょう。

フリマアプリやオークションで売却する

メルカリやヤフーオークションなどのフリマアプリや、TwitterなどのSNS上では、さまざまな木材の売買に関するやりとりが多数行われています。

こうしたフリマやSNSの場合、使いかけの木材や不揃いの木材でも買い手が見つかるのがメリットです。

 

試しにメルカリで「素材名+木材」や「端材」で検索し、「売り切れ」で絞り込んでみてください。

どれくらい需要があるものなのかや、どれくらいの価格で取引されているかリサーチできるでしょう。

 

フリマアプリでは出品の準備や登録作業、落札者とのやり取りなどの手間はかかりますが、送料を相手負担にして出品することで費用をかけずに木材を処分することができます。

きれいな状態の木材やバラエティに富んだ種類の木材であれば、試しにフリマアプリなどで出品してみるのもおすすめです。

 

木材は自治体で処分できる?

木材は自治体で処分できる?

木材はサイズや種類、用途などによっては自治体のゴミ収集などで排出ができます。

ただし丸太のように直径のある木材などは、自治体で処分できない場合もあるため注意が必要です。

細々とした木材は燃えるゴミで処分可能

小さく切った木材や、DIYで余った端材などは、自治体の「燃えるゴミ」や「可燃ゴミ」として排出することができます。

自治体によってルールは異なりますが、1辺あたり30cm以下のものが対象となります。

長い木材も自治体で定められた燃えるゴミのサイズ以下にカットすれば、燃えるゴミとして処分が可能です。

ゴミ袋や透明なポリ袋など、自治体のルールに沿って指定日に集積所などへ出しましょう。

なお一般的なゴミと同じ扱いになりますので、可燃ゴミが無料の地域は無料ですし、指定ゴミ袋を購入する地域の場合はゴミ袋分の費用がかかります。

長さのある木材は粗大ゴミとして排出

おおむね30cmを超える木材は、「粗大ゴミ」として分類している自治体が多いです。燃えるゴミとして排出できないサイズの木材は、粗大ゴミとして排出できます。

粗大ゴミとして排出する場合は、1本あたりのカウントではなく「ひと束」いくらでカウントするケースが一般的。

自治体や木材のサイズによって費用は異なりますが、一束あたり数百円(200円〜700円)程度で処分できます。

 

粗大ゴミとして排出する際は事前に受付センターで申し込みを行い、手数料処理券を購入してから、収集日に合わせて排出します。

一度にどれくらいの量の木材を処分できるか、受付の際に確認しておくと安心です。回収しやすいよう自治体のルールに沿って、紐などで一括りにまとめてから排出しておきましょう。

長さや厚みのある木材は粗大ゴミには出せないこともある

木材は燃やせる素材のため、可燃ゴミや粗大ゴミとして出せる品目です。

しかし粗大ゴミ収集では、あまりにも長いものや切り株や丸太のように厚みや直径のあるものなどは回収できない場合があります。

 

長すぎる木材はシンプルに回収車両に乗せることができないことが、回収できない理由です。

自治体によってルールは異なりますが、2mを超える木材などは自治体では回収不可とされる場合があります。

またあまりにも厚みのある木材や丸太のように直径のある木材は、自治体の処理施設で処理できない「処理困難物」に分類される場合があります。

長さや厚みのある木材は、念のため受付時に確認しておくとよいでしょう。

事業に伴って排出された木材は自治体では回収不可

自治体で回収処分できるのは、あくまでも一般家庭から排出される家庭ゴミのみです。

会社や店舗、事業などで使用していた木材や端材などは、燃えるゴミや粗大ゴミとして処分することはできません。

会社や店舗、リフォーム業者によってリフォーム時に発生した木材などは、自治体以外の方法で処分する必要があるでしょう。

木材を処分する際の注意点

木材を処分する際の注意点

木材は比較的難しく考えることなく処分ができる品目です。しかしいくつか知っておくべき注意点もあります。

うっかり禁止行為を行ってしまわないよう、注意点をまとめました。

ホームセンターでは引き取ってもらえない

廃油や古着の回収を行なっているホームセンターはありますが、木材や端材などは資源になるものではないためホームセンターでも引き取りや回収は行っていません。

また一部のホームセンターでは、持ち込み引き取りサービスを行なっているところもありますが、こちらも「同等品の購入時に限る」など対象品目や条件があるサービスとなります。

自宅で不要になった木材などは、引き取りの対象外となりますのでご注意ください。

庭先で燃やすのもNG

一昔前であれば、木材や落ち葉や枝木と一緒に、庭先で燃やしてしまうというご家庭もありました。

しかし現代の日本では、木材を庭先で燃やすのは火災の原因となるためNGです。

野焼きなども法律で禁じられている行為となりますので、ご注意ください。

ほんのちょっとなら大丈夫でしょう?と思っても、ご近所から消防へ通報が入る場合もあります。決して庭先で木材を燃やしたりしないようにしましょう。

 

屋外に放置しても木材はなくならない

木材は木でできているから、屋外に放置しておけば、いずれ自然に還るだろうと思われている方もいるかもしれません。

しかしいくら木材とはいえ、屋外に放置していたとしても数年で自然に還ることはありません。

雨風にさらされてカビが発生したり、シロアリの餌となったりすることもあるため、決してよい状態にはならないでしょう。

しかも跡形もなくなるほど朽ちるには何十年もの月日が必要ですので、放置せずに他の方法で処分する方が賢明です。

 

また森や林であれば捨ててもいいだろうと考える人もいるかもしれませんが、これは不法投棄にあたるため決して行なってはいけない行為となります。

不法投棄は個人の場合、「5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはその両方が科せられる」などの罰則がありますのでご注意ください。

木材の処分に困った時は不用品回収業者に相談を

木材の処分に困った時は不用品回収業者に相談を

燃えるゴミや粗大ゴミとして処分できる木材ですが、あまりにも量がある場合には自治体に出すのも大変です。

また長すぎるものや厚みがありすぎる木材などは、自治体で処分できない規格となってしまうこともあるでしょう。

 

このように木材の処分でお悩みの場合は、不用品回収業者に回収と処分を任せてしまうのも一つの方法です。

 

不用品回収業者であれば、どのような規格や状態の木材でも、快く回収してもらうことが可能です。

もちろん会社や店舗から排出されたものや、リフォーム作業に伴って出た端材でも問題なく回収してもらえます。

面倒な分別も仕分けも不要、ガレージや屋内からの運び出し作業なども全て任せることができますので、できるだけ手間をかけずに木材をまとめて処分したいという方にもおすすめです。

トラック積み放題などの定額プランを利用すれば、余ったスペースを活用して自宅で不要になったものをまとめて処分することも可能です。

もちろん処分したい木材の大きさや量に応じて見積もり依頼もできます。

処分方法で悩んだ場合は、不用品回収業者に一度相談してみるとよいでしょう。

不用品なんでも回収団では木材の回収もOK!

不用品なんでも回収団では、不要になった木材の回収処分にも喜んでお伺いいたします。

木材の場合、単品回収なら1,000円程度から回収が可能です。

 

たくさんの木材の処分や運び出し作業などが必要な場合は、お得なトラック積み放題プランのご用意もございます。

積み放題プランなら、木材以外の不用品もまとめて処分できますし、各種作業費もコミコミでとってもお得です!

お見積り費用は完全無料ですので、まずは一度お問合せください。

>>不用品なんでも回収団へのお見積りはこちら

不用品なんでも回収団