遺品の処分方法を紹介!捨ててはいけないものや注意点も解説!

この記事では、遺品の処分方法を3つ紹介します。状況に応じて適宜使い分けてください。

処分に困る遺品や、処分してはいけない遺品も紹介するので、遺品の処分についての全体像がわかるようになります。

遺品の処分を業者へ依頼するか検討されている方には、業者の選び方や費用相場も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

遺品の処分方法

遺品の処分方法

こちらでは、遺品の処分方法について、3つ紹介します。

遺品整理業者に依頼する

遺品整理は時間も労力もかかる作業ですが、業者に依頼すれば、負担を大幅に軽減できます。

遺品整理業者は、遺品整理に関する専門知識や経験を持っているため、適切に遺品を整理・処分してくれます。

供養が必要な遺品であっても、提携している寺院や神社を紹介してくれるなど、適切な供養の方法をサポートしてくれます。

自治体の粗大ゴミ・一般ゴミ回収に出す

遺品は自治体のゴミ回収に出しても問題ありません。ただし、分別方法や収集日、処分方法などは、自治体によって異なります。必ず自治体のルールに従って処分してください。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電製品は、家電リサイクル法に基づいて処分する必要があります。

自治体の回収は利用できませんので、家電リサイクル券を購入し、指定された業者に引き取ってもらう必要があります。

売却する・譲渡する

骨董品、美術品、貴金属、ブランド品、時計、楽器などは売却するというのも、処分方法のひとつです。

また、家具、家電製品、着物、書籍、コレクション品などは状態が良いものは売れます。売却する手段は以下の通りです。

  • 買取業者
  • リサイクルショップ
  • フリマアプリ

事前に似たような商品の価格を調べ、適切な価格を把握しておいてください。故人の名前や住所などが記載されたものは、売却や譲渡は原則不可です。

よくある処分に困る遺品

よくある処分に困る遺品

こちらでは、遺品整理で出てきた処分に困る遺品について、以下の8つを解説していきます。

写真

写真は故人の姿や共に過ごした日々など、思い出が詰まっており、処分するのは忍びなく感じることがあります。

また、故人の写真が大量にある場合は、整理作業は非常に大変です。年代順に並べたり、テーマごとに分けたり、不要な写真を処分したりと、時間と労力がかかります。

写真を処分する際には、以下の記事も参考にしてみてください。

仏壇・位牌

仏壇や位牌には、故人の魂が宿っているため、単なる物として扱えず、処分できないと考える方もいます。

魂抜きをすれば、処分できますが、どのすれば良いのか分からないという方も。物理的にも、仏壇は大型で重量があるものが多く、移動や運搬が困難です。

仏壇や位牌を処分するには、以下の記事も参考にしてみてください。

日本刀

日本刀は、美術品としての価値を持つ一方で、法律による規制を受ける特殊な物品であるため、取り扱いには注意が必要です。

日本刀は、銃刀法による規制の対象です。日本刀の処分には、警察署への届け出、登録証の返納、専門業者への依頼など、手続きが必要となります。

日本刀を処分するには、以下の記事も参考にしてみてください。

神棚

神棚は、神様を祀る場所であり、神聖なものであるため、不用品のように簡単に処分することに抵抗を感じる方は少なくありません。

神棚を粗末に扱うと、神様の祟りがあるのではないかと心配する方もいます。

また、神棚は、大小さまざまなものがありますが、重量もあります。神棚は、一般のゴミとして処分できません。

神棚を処分するには、以下の記事も参考にしてみてください。

金庫

金庫は、頑丈で重量もあるため、移動や運搬には、かなりの労力が必要です。

また、金庫は、金属製で複雑な構造で作られているため、一般的なゴミとして処分できません。自治体の粗大ゴミ回収でも受け付けてもらえないことが多く、処分に困る方が多いです。

金庫を処分するには、以下の記事も参考にしてみてください。

消火器

消火器は、容器は金属製で、中身は消火薬剤が充填されているため、一般のゴミとして処分できません。

また、サイズも大きいため、処分に困る方が多いです。環境への影響を考慮し、専門業者や消防に依頼して処理する必要があります。

消化器を処分するには、以下の記事も参考にしてみてください。

人形

日本人形やぬいぐるみには、魂が宿っているとされることから、処分するには供養が必要だと考える方が多くいます。

故人が長年大切にしてきた人形には、愛着もあるものです。故人を想うと処分に抵抗を感じる方もいます。

人形を処分するには、以下の記事も参考にしてみてください。

デジタルデータ

遺品整理におけるデジタルデータの処分は、近年増加している問題です。

デジタルデータは、パソコンやスマホ、タブレットなど、さまざまな場所に保存されています。どこにどのデータがあるのか把握するだけでも大変な作業です。

また、パソコンやスマホにロックがかかっている場合、データの取り出しが困難なことも。

デジタルデータを処分や取り扱いには、以下の記事も参考にしてみてください。

遺品の処分に遺品整理業者を使うのもおすすめ

遺品の処分に遺品整理業者を使うのもおすすめ

遺品の処分は、思っているよりも大変です。費用対効果を考えると遺品整理業者を使うのもおすすめします。

こちらでは、遺品整理業者を使うメリットを解説していきます。

遺品整理の知識や経験が豊富にある

遺品整理業者は、法的な知識はもちろん、素材や状態に応じた適切な処分方法を熟知しています。

遺品には、一般ゴミとして処分できるものから、法律や条例に基づいて処理が必要なもの、専門業者への依頼が必要なものまでさまざまです。

遺品整理は、時間と労力がかかる作業です。遺品整理業者は、効率的な作業手順を確立しており、短時間で整理を終わらせられます。

また、骨董品や美術品など、価値のある遺品が混ざっていることも。遺品整理業者は、査定を行い、適切な価格で買い取ってくれます。

遺品の供養にも対応している

仏壇や位牌、神棚、人形など、供養が必要な遺品は多岐にわたります。遺品整理業者は、宗教や宗派に合わせた適切な供養方法も把握

遺品整理業者は、合同供養や個別供養、お焚き上げなど、遺族の希望に合わせた供養方法を提案してくれます。

遺品整理業者は、遺族の気持ちに寄り添い、精神的なサポートも行ってくれます。

遺品をまとめて処分できる

遺品整理業者は、これらの作業を代行してくれる上に、大量に遺品があってもまるっと対応してくれます。

遺品の分別や梱包は、時間と労力、体力も必要な作業です。親族や家族で行うと、複数の日程かつ長期間かけて進めるケースも。

大型家具や家電など、搬出が困難な遺品も、専門のスタッフが安全に運び出してくれます。また、適切な車両や搬出用具で、どんな状況でも対応できます。

遺品整理業者の費用相場

遺品整理業者の費用相場

遺品整理業者の費用相場を以下の表にて、部屋の間取り別にまとめましたので参考にしてください。

部屋の間取り 料金相場 トラックサイズの目安
1R~1K 45,000円~70,000円 軽トラック
1DK~1LDK 55,000円~100,000円 1.5tトラック
2DK~2LDK 120,000円~270,000円 2tトラック
3DK~ 170,000円~300,000円 4tトラック

費用はあくまで目安で、遺品の内容や作業の難易度、業者によって料金体系が異なります。正確な費用を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討をおすすめします。

見積もりを依頼する際には、分別、梱包、搬出、処分など作業内容が具体的に記載されているか確認しましょう。

遺品整理業者の費用相場については、以下の記事も参考にしてみてください。

遺品処分を依頼できる遺品整理業者の選び方

遺品処分を依頼できる遺品整理業者の選び方

こちらでは、遺品整理業者を選ぶ方法や基準を解説します。

遺品整理士資格を保有している業者を選ぶ

遺品整理士資格は、遺品整理に関する専門知識や法令遵守の意識、遺族への配慮の心を持つプロとして認められた人に与えられます。

遺品整理に関する法規制や処分方法、供養に関する知識があります。そのため、不適切に処分してしまうリスクを回避できるのが遺品整理士に対応してもらうメリットです。

また、遺品整理は、ご遺族にとって精神的に負担のかかる作業ですが、遺品整理士は、遺族の気持ちを理解し、寄り添ってくれます。

評判や口コミを確認する

遺品整理業者選びでは、実際に利用した人の声は、業者のサービスの質を判断する重要な情報です。

良い評判や口コミが多い業者は、信頼できる業者である可能性が高いです。業者の対応の良し悪しや料金体系、過去のトラブルを、口コミで確認できます。

「遺品整理業者 評判」などのキーワードで検索すると、様々な業者の評判や口コミサイトが見つかります。

複数の業者へ見積もりを依頼する

複数の業者から見積もりを取ることで、料金相場を把握し、適正な価格でサービスを提供している業者を見つけられます。

見積もり時の対応や説明の丁寧さも、業者選びの判断基準になります。

少なくとも3社の業者に見積もりを依頼し、遺品の量や種類、作業内容など、同じ条件で見積もりを依頼しましょう。

遺品整理で処分してはいけないもの

遺品整理で処分してはいけないもの

遺品の中でも処分してはいけないものは以下の10個が主なものです。

  • 遺言書
  • 財産関連のもの
  • 仕事関係の書類
  • ヘソクリなどの現金
  • 身分証明書
  • デジタル遺品
  • 返却の必要があるもの
  • 買取できるもの
  • 思い出の品物

身分証など法的に重要な書類や、金融機関に関するものは、財産管理や手続きに必要となるため、処分してはいけません。

基準で判断できない場合は、家族・親族と相談し、話し合いで解決しましょう。遺品整理士などの専門家に相談すれば、適切なアドバイスを受けられます。

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遺品を処分する際には、一般ゴミや粗大ゴミとして処分したり、売れるものは査定に出して現金化したりと処分方法にはさまざまあります。

親族など複数人で行うにも、ゴミとそうでないものを分類したり、家具や家電を運んだりと案外大変です。

遺品を処分に必要な作業をまるっと対応している遺品整理業者なら、そういった手間や労力はかなり抑えられます。

複数の業者から見積もりを取り、信頼できる業者に依頼するようにしてください。

遺品をまとめて処分するなら、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。

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