この記事では、レンガの処分方法についてまとめています。
屋内外のあらゆる箇所で活躍するレンガですが、不要になれば重くてただ場所を取るだけのブロックです。
捨てる際はそのままゴミに出せないケースが多いため、正しい処分方法を知っておきましょう。
主な処分方法や処分時の注意点、不用品回収業者への依頼が特におすすめな理由などを解説しているため、これからレンガの処分を検討中の方は参考にしてください。
レンガは自治体のゴミ回収に出せない？
屋内のインテリアや庭などで広く活躍するレンガですが、ほとんどの自治体でゴミ回収に出せません。
レンガは触ってみると分かる通り非常に頑丈に作られており、建築材に該当します。
そのため、ゴミとして処分する場合は建築廃材の扱いとなるため一般ゴミとしては処分できず、産業廃棄物に分類されるのです。
産業廃棄物に指定された品目は自治体の一般ゴミ・粗大ゴミとして処分できず、これに違反すると不法投棄とみなされて厳しい罰則を受けるケースもあります。
各自治体が提示するゴミ回収のルールには必ず従い、適切なゴミの処分を心がけてください。
レンガの処分方法6選
レンガは自治体のゴミ回収に出せませんが、処分する方法はいくつかあります。
費用がかかるものや手間がかかるものなど、方法によってその特徴もさまざまです。
代表的な処分方法を紹介するため、自身の状況に合うものを選んで処分を進めてください。
不用品回収業者に依頼する
レンガをゴミとして処分する場合、不用品回収業者に依頼することが可能です。
不用品回収業者は基本的にどんな品目でもそのままの状態で回収可能、単品からトラックに積み放題の定額プランまであらゆるサービスを提供しています。
レンガを処分する時は複数個まとめてのケースも多いため、まとめて片付けたい場合には向いています。
不用品回収業者は数多くあるため、料金の安さや評判のよさなどさまざまな点を考慮した上で慎重に選択しましょう。
産業廃棄物処理業者に依頼する
レンガの処分は産業廃棄物処理業者に依頼するのもよいでしょう。
レンガをはじめとする産業廃棄物を引き取って処分してくれるため、自身の手に負えないゴミを任せられます。
産業廃棄物処理業者は各地域に多くありますが、不法投棄に近いような杜撰な管理、法外な処分料金を請求してくるなど悪徳業者が多いのも現状です。
そのため、以下のような業者を選ぶことでトラブルを回避しましょう。
- 各自治体から産業廃棄物収集運搬許可を取得している
- 各都道府県や政令市が審査・認定して優良業者とみなされている
- 料金相場が適切である
これらの特徴を持っている業者であれば安心して依頼できます。
企業が産業廃棄物を処分する場合に処理業者の選定を誤って問題が起きてしまうと、排出事業者側も違反として罰せられる恐れもあるため、業者選びは慎重に行なってください。
フリマアプリに出品する
まだ状態もよいレンガだからゴミとして捨てるのはもったいない、売却して少しでも現金化したいと考えるならばフリマアプリへの出品もおすすめです。
ガーデニングやDIYを始めたい時など、レンガは活躍の幅も広いため状態のよいものであれば一定の需要があります。
出品する場合は単品でもよいですが、ある程度まとまった個数がある方が成約につながりやすいです。
売却できそうなレンガを持っている場合は方法として検討してみてください。
ただし、取引が成立したらレンガの発送が必要になり、梱包・運搬の手間発生や重量によって送料が高くつくことは覚えておきましょう。
購入希望者との価格交渉などが必要な場合もあり、これらを上手くこなさなければ金額面でマイナスになる点も注意です。
リサイクルショップに持ち込む
建築材の回収・買取を実施しているリサイクルショップであれば、レンガを持ち込むことで引き取ってもらえます。
状態のよいレンガであれば買い取ってもらえる可能性も高いため、近場にリサイクルショップがあれば持って行ってみるとよいでしょう。
古くて状態の悪いレンガは無料でも引き取ってもらえないことが多く、その場合は他の処分方法を探すしかありません。
店舗へ持ち込む運搬の手間さえ考慮すれば比較的簡単な処分方法になります。
購入したホームセンターで引き取ってもらう
ホームセンターでレンガを購入した場合、その店舗限定でレンガを無料または有料で回収してくれるケースもあります。
店舗でレンガを購入した証明となるレシート等が必要になりますが、所持しておけば対応可能な店舗は応じてくれます。
すべてのホームセンターがレンガ回収を実施しているわけではないため、事前に引き取り可能かは問い合わせてみましょう。
友人・知人に譲る
レンガを必要としている友人や知人がいれば、その人達に譲るのもおすすめです。
ガーデニングやDIYなどでレンガは多用するため、やってみたいと思った時に譲ってくれる人がいれば嬉しいものです。
状態のよいレンガやある程度の個数をまとめて譲る場合は買い取ってくれる可能性もあるため、一度欲しい人がいないか聞いてみましょう。
レンガ処分時の注意点
レンガの主な処分方法について説明しましたが、処分時にはいくつか注意すべき点もあります。
以下ポイントを押さえておかなければ処分ができない、または自身が損をしてしまう場合もあるため、事前に必ず把握しておきましょう。
砕いても自治体のゴミ回収には出せない
レンガは砕いて細かくしても自治体のゴミ回収には出せないため注意してください。
大きいから運搬が難しいというだけではなく、レンガは細かく砕いても焼却炉で燃えづらく、分解やリサイクルが難しいのが出せない理由です。
砕いても産業廃棄物としての分類に変わりはないため、原則自治体では回収してもらえません。
場所を取るからと既に細かく砕いて保管している場合は、そのまま不用品回収業者や産業廃棄物処理業者に処分を依頼しましょう。
引き取ってもらう時は慎重に運ぶ
レンガを引き取ってもらう場合は自身が運搬することもあるでしょう。
レンガは頑丈ですが、高所からの落下など強い衝撃が加わると簡単に割れてしまいます。
運搬者が怪我をしないよう安全に運ぶのはもちろんですが、レンガ自体が破損しないようにも気を配って運んでください。
自治体で回収可能でも有料のケースがほとんど
多くの自治体でレンガの回収は不可能ですが、まれに引き取ってくれる自治体もあります。
しかし、そのほとんどは有料での引き取りになるため、無料で処分できることはほぼないと考えておきましょう。
自治体指定のルールによって処分に手間がかかる場合もあるため、同じ有料ならば不用品回収業者を利用するなど手間をかけない選択を取るのもおすすめです。
レンガ処分に不用品回収業者がおすすめの理由
レンガ処分の方法についていくつか紹介しましたが、迷う方は不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
不用品回収業者をおすすめする理由はいくつかありますが、特に以下の項目をメリットに感じる人は依頼を検討してみてください。
連絡すればいつでも処分可能
不用品回収業者は、連絡するだけでいつでも不用品を処分できる利便性のよさが魅力です。
早朝・深夜を含め24時間の作業に対応している業者もあり、自身の忙しい時間帯を避けて柔軟にレンガを捨てられます。
平日は仕事で忙しい、処分するレンガの量が多いから時間がかかりそうと悩む方も手軽に依頼できるためおすすめです。
営業時間以外は時間外料金がかかる業者もありますが、追加費用が一切かからない業者もあるため、少しでもお得な料金で依頼したい方は各業者の料金設定を確認の上業者を選んでみてください。
回収に来てもらえるため負担がない
レンガの処分で気掛かりなのが、引き取り可能店舗への運搬など自身にかかる負担です。
不用品回収業者に処分を依頼すれば、現場までトラックで回収しに来てもらえるため、自身が運搬する手間は一切かかりません。
屋外のレンガはもちろん、屋内に置かれているレンガであっても安全に配慮の上スタッフが運び出してくれます。
運ぶための車がなかったり、量が多くてとても自分達で作業できないと困った場合は、不用品回収業者に現場まで来てもらいましょう。
他の不用品もまとめて処分できる
不用品回収業者はレンガ単品だけではなく、その他の不用品もまとめて処分可能な積み放題の定額プランを用意している所が多いです。
家の大掃除や引越し時など、処分したい不用品が多数出てくるであろうタイミングで処分を依頼できるのが大きなメリットです。
他の不用品もまとめて処分したい場合は、定額プランのサービスを提供している業者を探して依頼をかけましょう。
その際、サービス内容や料金、業者の口コミなどはよく調べた上で選ぶことをおすすめします。
後悔しない取引にするためにも、以下の記事を業者選びの参考にしてください。
ゴミとなったレンガの処分は「不用品なんでも回収団」まで
ゴミとして不要になったレンガの処分にお困りの方は「不用品なんでも回収団」におまかせください。
不用品回収の実績が豊富で、どんな不用品でも迅速かつ丁寧に回収可能です。
レンガのような重たい不用品はどれだけ数があってもまとめて対応可能なパックプランでお得に処分いただけます。
その他の不用品をまとめて処分したい場合も、お客様の予算に応じて柔軟にプランを提案します。
見積もりや出張にかかる費用も無料のため、レンガ処分を検討中の方はまずお気軽にご相談ください。
