モバイルバッテリーの処分方法を詳しくご紹介します!
スマホ社会に欠かせないモバイルバッテリーですが、精密機器のため処分方法が分からないという方も。
モバイルバッテリーは、売却やリサイクル、または不用品回収業者への依頼という方法で処分可能です。
それぞれの方法は特徴が異なりますので、比較したうえで自身に合った方法を選んでください。
モバイルバッテリーの処分方法
モバイルバッテリーの処分方法を6つご紹介します。
比較的簡単な処分方法ですが、モバイルバッテリーの状態によって適切な捨て方が異なります。
処分時に押さえておくべきポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
リサイクル回収ボックスを利用する
家電量販店やホームセンターに置かれているリサイクル回収ボックスを利用する方法があります。
お店にある小型家電のリサイクルボックスに、不用なモバイルバッテリーも入れるだけでとても簡単。
またJBRC加盟メーカーのモバイルバッテリーなら、協力店に設置された回収ボックスが利用可能です。
ただどちらの場合も、膨張しているものや破損しているモバイルバッテリーは回収できないことも。
事前に問い合わせたり、店舗のスタッフに聞くなどして確認してから入れてください。
携帯キャリアに持ち込む
モバイルバッテリーを携帯キャリアの店舗に持っていくことで、無料で引き取ってもらう方法もあります。
携帯キャリアとは、「自社で通信回線を有している会社や事業者」のことで、NTTドコモやソフトバンクなどの大手携帯会社のこと。
不用なモバイルバッテリーを直接店舗のスタッフに渡すだけなので、とても楽な処分方法です。
大手の携帯キャリア店舗ならほとんどが対応可能ですが、中には条件付きの場合も。
同社で購入のモバイルバッテリーのみ回収可能、対応できる店舗とできない店舗があるなど異なります。
手早く処分するためにも、来店する予定の店舗にと対応可能かどうか確認しておくことをおすすめします。
メーカーの回収サービスを利用
モバイルバッテリーの製造メーカーが、独自に回収サービスを行っている場合もあります。
Ankerやエレコムのような人気メーカーなら、店舗持ち込みや配送によって回収可能です。
ただ配送回収の場合は、配送料が自己負担になることが多く、完全に無料の処分方法とはいえません。
メーカーがJBRC加盟ならば、先ほど紹介した回収ボックスが利用できるため確認してみましょう。
メーカーによって回収の条件や処分料金なども異なりますので、注意が必要です。
不用品回収業者に依頼する
様々な条件を何も考えずに処分したいなら、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。
通常は処分が難しいモバイルバッテリーでも、まとめて回収してくれるのが嬉しいポイントです。
膨張や破損したもの、「PSEマーク」やリサイクルマークがなくても回収可能。
電話一本で家まで回収に来てくれますので、忙しい方でも楽に処分ができてしまいます。
ただモバイルバッテリー単体だと費用が高くつくので、他に処分する物がある時に依頼するのがおすすめ。
家の不用品を一斉に整理したい時や、引っ越しの荷物を片付けたい時などに利用してください。
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リサイクルショップで売却する
まだ十分使用できるモバイルバッテリーなら、リサイクルショップに売却する方法もあります。
容量の大きいバッテリーは人気が高いため売れやすく、買取してもらいやすい傾向があるようです。
自身で処分したい時にすぐに持ち込みできますので、即日処分を望む方にも向いている方法でしょう。
ただリサイクルショップでは、「PSEマーク」が付いていないモバイルバッテリーは買取不可となります。
PSEマークとは、電気製品が安全性を満たしていることを示すマークのこと。
このマークがなければ安全とは証明できないため、買い取ってもらえないのでご注意ください。
もしPSEマークがない場合は、売却ではなく処分の対象になります。
フリマやオークションで売却する
比較的新しく売れ筋のモバイルバッテリーなら、フリマやオークションで売却する方法もおすすめ。
実際にフリマアプリでは数多くのモバイルバッテリーが出品されており、取引実績も豊富です。
特に容量の大きなモバイルバッテリーや、人気のメーカーものなら高値でも売却可能でしょう。
ただし個人間の取引ですので、交渉に手間が掛かるのも必然。
処分に手間を掛けたくない方や、送料などをコスパが悪いと感じるならその他の方法を検討してください。
モバイルバッテリーの処分方法別のメリットとデメリット
モバイルバッテリーの処分方法別に、メリットとデメリットをご紹介します。
それぞれの良い点と悪い点を事前に比較して、ご自身の希望に合う方法をチョイスしてください。
処分方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
リサイクル回収ボックスを利用 | 手軽に処分できる 身近な場所に回収場所がある |
膨張や破損の場合は回収不可 |
携帯キャリアに持ち込む | たいてい無料で処分できる 面倒な手順が必要ない |
膨張や破損の場合は回収不可 キャリアによって条件あり |
メーカーの回収サービスを利用 | 手軽に処分できる メーカー対応なので安心 |
対応していないメーカーもある 配送の場合は送料が自己負担 |
不用品回収業者に依頼 | どんなモバイルバッテリーでも回収可 即日処分が可能 |
数量によっては高くつく 業者を自分で探す必要あり |
リサイクルショップで売却 | 即日処分が可能 売却できれば利益が出る |
必ず回収とは限らない PSEマークがないと買取不可 |
フリマやオークションで売却 | 希望価格で売却できる 状態の良いものは高額売却も可 |
必ず売れるとは限らない 出品や梱包の手間が掛かる |
モバイルバッテリーを処分する際の注意点
モバイルバッテリー処分時の注意点について解説します。
モバイルバッテリーは非常に精密な機器ですので、適切に処分しないと発火などの事故の元になります。
怪我やトラブルを回避するためにも、処分時の注意点を把握しておいてください。
自治体のゴミ収集に出さない
処分の大前提として、モバイルバッテリーは自治体のゴミ収集には出せません。
小さいから大丈夫という理由で「燃えるゴミ」や「資源ゴミ」に出す方も見受けますが、これは禁止事項。
なぜなら、リチウムイオン電池を原因とするゴミ収集車火災の事例が多くあるからです。
安全のために定められた分別ルールですので、ゴミ収集には絶対に出さないでください。
電池の絶縁処理をしておく
モバイルバッテリーを処分する際には、事前に内部電池の絶縁処理をしておく必要があります。
そのままの状態で回収ボックスに入れると、他のバッテリーと接触しショートする可能性があるからです。
絶縁方法は実に簡単で、誰にでもできる作業です。
モバイルバッテリーの「USBポート」や「microUSBポート」などの端子部分をテープで覆うだけ。
安全のために必要な処理ですので、絶対に忘れないようにしてください。
リサイクルマークを確認する
モバイルバッテリーの処分時には、リサイクルマークの有無を確認しておきましょう。
モバイルバッテリーにリサイクルマークがあれば、手軽な回収ボックスでの処分が可能になります。
もしリサイクルマークがなくても、製造販売メーカーがJBRC加盟なら専用回収ボックスを利用できます。
リサイクルマークの有無で最適な処分方法が異なりますので、処分前にチェックしておいてください。
モバイルバッテリーの処分方法別の費用相場
モバイルバッテリーの処分方法別に、費用の相場をご紹介します。
基本的に処分にあまり費用の掛からないモバイルバッテリーですが、方法によっては有料になることも。
費用の相場をそれぞれ比較して、損をせずに処分できるように参考にしてください。
処分方法 | 費用の相場 | 備考 |
---|---|---|
リサイクル回収ボックスを利用 | 無料 | ー |
携帯キャリアに持ち込む | 無料 | 対応不可の店舗もあり |
メーカーの回収サービスを利用 | 無料/有料 | 郵送の場合は送料は自己負担 |
不用品回収業者に依頼 | 3000円~(量によって異なる) | モバイルバッテリーだけの回収だと損になる |
リサイクルショップで売却 | 無料 | ー |
フリマやオークションで売却 | 無料 | 購入者への送料が必要 |
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モバイルバッテリー処分の見極めポイント
モバイルバッテリーの処分の見極めポイントについて解説します。
できる限り長く使用したいモバイルバッテリーですが、平均的な充電可能回数は約500回前後。
ですから、モバイルバッテリーの平均寿命は目安として1年半~2年程度ということになります。
使用頻度にもよりますが、モバイルバッテリーの処分時期は以下のようなポイントで見極めることができます。
思い当たるポイントがないかチェックしてみてください。
充電に時間が掛かる
明らかに充電の時間が長くなった場合は、バッテリーが消耗しているサインです。
これはモバイルバッテリーの寿命として当然の現象で、充放電を繰り返せば次第に劣化していくものです。
このまま使い続けても充電に必要な時間がどんどん増え、やがて充電ができなくなるでしょう。
こうなればモバイルバッテリーとして機能しませんので、早めの買い替えや処分を検討してください。
膨張してきた
モバイルバッテリーの処分や買い替えの際に一番多い原因が、膨張です。
膨張の原因はリチウム電池によるガスの発生ですが、劣化や衝撃によって膨張が加速することがあります。
膨張した状態のモバイルバッテリーを使用すると、発火による火傷や火事の可能性があり大変危険です。
処分できるまで衝撃を与えないようにするため、布で包んだり、ケースに入れて外的衝撃を避けましょう。
異常に熱い
膨張の要因と同じく、リチウムイオン電池が劣化すると本体が異常に熱くなることがあります。
通常、空に近いバッテリー本体を蓄電する時は熱くなるものですが、火傷するほどの異常な熱さは別物。
発熱の状態を繰り返していると、ちょっとした衝撃で発火や爆発を引き起こす可能性があります。
手に持てないほどの熱さになるなら、使用を中止して処分を検討してください。
リサイクルマークがない場合の処分方法
処分したいモバイルバッテリーに、リサイクルマークがない時はどうしたらよいのでしょうか?
リサイクルマークがなくても、以下の条件を満たしていれば回収ボックスに入れることが可能です。
事前に確認しておきましょう。
- JBRC加盟の企業製品であること
- ニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池のいずれか
- 破損や膨張などの異常がないこと
- 外装なしのラミネートタイプの電池ではないもの
これらの条件を満たせば回収可能ですが、もし破損などのトラブルがあるなら、不用品回収業者に回収を依頼してください。
無料ではありませんが、破損・膨張したモバイルバッテリーは不用品回収業者に処分してもらうのが最善の方法です。
モバイルバッテリーの処分なら「不用品なんでも回収団」へ!
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モバイルバッテリーの処分方法について解説しました。
売却やリサイクルなど選択肢が豊富な処分方法ですが、中でも特に不用品回収業者への依頼がおすすめ。
不用品回収業者なら、回収ボックスでは受付不可の膨張しているモバイルバッテリーでも回収可能。
しかも電話一本で家まで取りに来てくれるので、その他不用品と一緒に即日処分することができます。
忙しくてなかなか処分時間が取れない方や、モバイルバッテリーを他の不用品とまとめて処分したい方にピッタリです。
モバイルバッテリーの処分にお悩みなら、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。