本記事では、部屋の片付けのやり方や手順、段取りなどについて解説します。

手順を踏んで片付ければ、途中で片付けを挫折してしまうことを防げます。

片付け後のリバウンド率を下げるための、整理収納のコツについても解説しますので、参考にしてください。

記事の内容 ×

1 手順を踏んで部屋を片付けるメリット
2 部屋の片付けのやり方
3 スッキリ収納のやり方と維持するコツ
4 不用品回収や片付け代行業者の活用もおすすめ！
5 片付けのやり方で迷ったら不用品なんでも回収団におまかせ！

手順を踏んで部屋を片付けるメリット

手順を理解するのは少し手間に感じられるかもしれません。

しかし部屋を片付ける際、手順に沿って進めると、以下のようにさまざまなメリットがあります。

ステップを踏むため最後まで挫折せずに片付けられる
いるものいらないものが明確になり、本当の意味で「片付く」
手順に沿って片付けると短時間でスムーズに作業がすすむ
整理収納がしやすくお部屋がすっきりと見えるようになる
片付け後のリバウンド率が低く、散らかりにくい部屋になる
余計な物を買わなくなるため経済的にもよい効果がある

片付けが苦手な人ほど、手順に沿って片付けるとその良さやメリットを強く実感できるはずです。

片付けをしているはずなのに部屋がごちゃついて見える、物がパンパンで片付けてもすぐに散らかってしまうという悩みも、手順をふまえることで問題解決ができます。

一度できるようになれば部屋の片付けが劇的に変化しますので、ぜひトライしてみてください！

部屋の片付けのやり方

それでは、具体的にどのような手順や流れで片付けを行えばよいのか、複数のステップに分けてわかりやすく解説します。

目標を設定する

まずは片付けるエリアを決め、どのようなペースでどのような状況まで片付けるのか目標を設定します。

目標を立てることで、漠然と進めず段取りや流れを意識して片付けられるようにすることが目的です。

片付ける場所と、片付け完了までにどれくらいの時間を割り当てるか考えるとスムーズです。

片付けるエリアが広いほど時間がかかります。

また分別や仕分け、収納などが複雑である場合も同様に片付け終えるまでに時間や日数が必要です。

目標を立てることは、同時にその場所にどのくらいの荷物があり、どれくらいの時間がかかりそうか現状把握することにもつながります。

目標はできるだけ具体的であることが望ましいです。

ですが細かく設定すると負担になってしまうという場合には、「来週末までにリビングルームをすっきりと片付ける」というようなざっくりとした目標でも構いません。

片付けエリア全体の状況を把握する

片付け目標を立てたエリアの全体像を把握します。

たとえばリビングの片付けであれば、リビング全体で収納に空きがある場所がないか、逆に物が雑多に詰め込まれているようなエリアはないか把握するといった感じです。

まずは全体像の把握だけでOKです。

不要なものの有無や、同じものが複数カ所に分かれて配置・保管されていないかなどもチェックしておきましょう。

カテゴリー分けする

片付けるエリアにあるものを、ざっくりとカテゴリー分けします。

ジャンルが同じもの（書籍、アクセサリーなど）
用途が同じもの
形状やサイズが同じようなもの

同時に不用品や処分を検討すべきものがないかなども確認しましょう。

カテゴリー分けをしやすいよう、収納に収まっているものなどはいったんすべて出して分類するのがポイントです。

レジャーシートなどを敷いたうえに並べて出す、複数の段ボール箱などに分けて出すなど、後々片付けやすいような形で分類するとよいでしょう。

いらないものを処分する

不用品やゴミは、収納よりも先に処分してしまう流れがスムーズです。

捨てるとすでに決まっているため、あまり悩まず手を動かせるのも作業をスムーズにするポイント。

分別が必要な物などもありますが、必要な物を収納するよりも少ない負担で進められます。

まずは不用品を処分し、その場所から物を減らすことを優先しましょう。

収納する場所を決める

アイテムごとに収納する場所を決めましょう。

頻繁に使うものは使い勝手が良いと感じられる場所に。

取り出しやすさだけでなく、しまうときも面倒に感じないような場所や収納方法を考えることも大切です。

分類したカテゴリーごとに収納したり、大きさや形状をそろえて収納する工夫なども大切です。

片付けた状態を保つ

部屋を片付けた後は、片付けた時点の状態を保つよう意識しましょう。

使ったものは元の場所に戻す習慣をつけるだけでも、きれいな状態を維持できます。

それでもすぐにちらかってしまうという場合は、適切に収納できていない可能性もあります。

定期的に収納状態などを見直し、いらないものがないか、収納場所に対して適量化をはかることも大切です。

スッキリ収納のやり方と維持するコツ

しっかりと片付けたつもりでも気づけばすぐに散らかってしまうというケースは、決して珍しくはありません。

このようにすぐにリバウンドしてしまうという場合には、収納がうまくいっていない可能性が考えられます。

物がしまいにくい状態になってしまっていると、つい面倒で出しっぱなしにしてしまうこともあります。

スッキリと収納でき、かつそれを維持できるためのコツを紹介します。

ラベリングで収納場所を明確にする

箱や引き出しにラベルを貼ると、どこに何を収めるか一瞬で判断できます。

家族で共有する収納スペースなどでは、このラベリング収納がより効果を発揮。

「しまう場所がわからないから、つい出しっぱなしに」という問題もすっきりと解決してくれます。

ただしあまりこだわりすぎるとかえって負担となってしまうこともあるので、後から変更しやすく無理のないラベリング方法がおすすめです。

収納アイテムの活用

引き出しやラックの中にボックスや仕切りなどを設けることで、入れたものがごちゃつきにくくすっきりと収納できます。

ただし目につく場所にあまり多くの収納ボックスを並べるのは、雑多な印象を受けることが多いため注意が必要です。

また片付けるつもりが、かえって収納グッズが増えてしまうという問題も発生してしまう場合もあります。

新たに収納アイテムを購入する際は、用途や場所を考えてから選ぶようにしましょう。

分類を細かくしすぎない

びしっとそろった書籍の背表紙などは、見た目にも整っていてきれいです。

しかし細かくすればするほど、使用後同じように戻すのが億劫になってしまいます。

ボックスなどに分ける際も、細かく分類すると手間になってしまうでしょう。

散らかりにくくするためには、「元に戻しにくいと感じないかどうか」が大きなポイントとなります。

目に見える場所は揃え、見えない場所はある程度緩くするなど、収納時のストレスを減らすようにすれば、無理なく片付けられるようになるはずです。

不用品回収や片付け代行業者の活用もおすすめ！

手順を踏んでしっかりと部屋を片付けるのはとてもよいことです。

しかし日々の静月が忙しいという場合には、なかなか手順通りに進めるのがむずかしいこともあります。

部屋の片付けがうまくいかない、少しでも片付けの際の負担を減らしたいというときは、不用品回収業者や片付け代行業者の活用もおすすめです。

プロへの依頼や相談がおすすめとなる理由をいくつか紹介します。

相談すればすぐに来てもらえる

片付けに行きづまった際や、急ぎで片付けなければならないという場合もすぐに来てもらえて便利です。

エリア内を担当している車両が巡回している場合などでは、最短その日のうちに片付けに来てもらえる場合も。

事前に予約をすれば、都合の合う時間帯に作業に来てもらうこともできるためとても助かります。

片付けと不用品処分の同時依頼が可能

専門業者に依頼すれば、片付け作業で発生した不用品の処分などもセットで依頼できます。

片付けと不用品処分を1度に依頼できるため、片付け完了までのロスが少ないのもポイント。

不用品の分別や仕分けなどもお任せできるので、あれこれ悩まずいらないものを手放せます。

「ゴミを処分するまでの間にまた散らかってしまった」といった問題もなく、スムーズに片付くでしょう。

プロ目線で散らかりにくい整理収納を実現

多くの片付けや収納に関わってきたプロならではの、ノウハウや経験をもとに片付けてもらえるのは大きな魅力です。

なかには整理収納アドバイザーなどの有資格者が在籍している事業者も。

片付け後も散らかりにくいよう工夫しながら片付けてもらうことや、片付け後のリバウンド防止につながるアドバイスを受けることもできます。

大きくて動かせない家具の移動なども相談できるので、片付けの機会に模様替えをすることも可能です。

業者に片付け依頼をした場合の費用相場は？

プロに片付けのサポートをしてもらうのは便利ですが、気になるのはその費用ですよね。

片付け代行業者や不用品回収業者では、サービスの内容によって費用相場が異なります。

たとえば、片付け後の不用品をまとめて回収処分してもらうだけなら、以下のようなリーズナブルな料金で利用可能です。

回収車両サイズ目安	料金相場
軽トラック積み放題	28,000円～40,000円
1.5tトラック積み放題	45,000円～60,000円
2tトラック積み放題	60,000円～80,000円
4tトラック積み放題	80,000円～お見積り

※出張費・処分費・作業費コミコミの「定額パック」や「載せ放題（積み放題）」プランを利用したケース

片付け作業と不用品処分をセットで依頼した場合は、以下のような料金相場となります。

部屋の間取り目安	料金相場	トラックサイズの目安
1R～1K	30,000円～60,000円	軽トラック
1DK～1LDK	50,000円～90,000円	1.5tトラック
2DK～2LDK	100,000円～250,000円	2tトラック
3DK～	150,000円～200,000円	4tトラック