ここでは断捨離できない理由から対処法、実際に断捨離を進めるにあたっての注意点などを解説します。
思い切って部屋を片付けたいけれど断捨離が進まない、どうやったら作業が捗るのだろうとお困りの方にぴったりな内容です。
断捨離は、ただものを捨てて減らしていくだけではなく、コツや注意点も理解しながら進めていく必要があります。
思うように断捨離が進まないという人は、この記事を参考にした上で実践に移してみてください。
断捨離ができない4つの理由
断捨離は、なぜできない状態に陥ってしまうのでしょうか?
その理由には、次の4つが考えられます。
- もったいないと感じてしまう
- 分別や処分が苦手
- 断捨離をする時間がない
- ストレスが溜まったら物を買ってしまう
断捨離ができずお困りの際は、まず理由から押さえていきましょう。
もったいないと感じてしまう
断捨離しようとしたもののうまくいかない理由として、もったいないと感じてしまうことが挙げられます。
壊れていない、買ったもののまだ使っていないようなものがあると、まだ使える、また使うかもしれないと思い、捨てるのをためらってしまうのです。
そのように感じるものが増えていくことで、断捨離するはずがものが減っていない状態に陥ります。
もったいないと感じると捨てられなくなるので、結果的に断捨離が進まなくなるのです。
分別や処分が苦手
ものの分別や処分が苦手な場合、断捨離ができないと困るケースが多いです。
ゴミの分別方法だけでなく、ものを種類やジャンルごとに分けられず、片付けが思うように進まない状態になりやすいです。
分別がうまくできないと捨てることも難しいので、断捨離しようとしてもものを減らせません。
ものの分別ができたとしても、ゴミの日に出したり粗大ゴミの収集申込みをすることが面倒に感じる場合もあります。
このように、分別や処分が苦手であることから断捨離ができないケースがあるのです。
断捨離をする時間がない
日々仕事や育児で忙しく過ごしており、断捨離をする時間を作れない点も断捨離ができない理由として挙げられます。
家にいる時間がわずかで、片付けに時間を割くのが難しいような状況では、断捨離でものを一気に減らすのは大変です。
その結果、断捨離できないまま部屋の中にものが増えていくといった悪循環に陥ってしまいます。
時間がなく片付けることができない場合は、時間を短く区切って狭い範囲から少しずつ整理していくのが良いでしょう。
ストレスが溜まったら物を買ってしまう
毎日の生活で、気づかないうちにストレスが溜まっていることも多いです。
このストレスにより衝動買いしてしまうと、断捨離をうまく進められなくなります。
ストレスが溜まる度にものを買っている状態では、必要のないものまで購入してしまう恐れがあります。
さらに、買うという行為に満足し、実際には使わないものも多いはずです。
使わないもので部屋があふれ、どこから手をつけたら良いかわからないほどになってしまうのです。
断捨離できない人の特徴
断捨離できない理由には様々なものが挙げられますが、ここでは断捨離できない人の特徴についてまとめてみます。
次のような特徴をもつ人は、断捨離が進まず、なかなか部屋が片付かないと感じることが多いです。
- 自分に自信がない
- 物への執着心が強い
- デリケート
- 優柔不断
- 病気を抱えている
自分に自信がない人は、ものを手放すことで不安に感じやすいです。
また、物への執着心が強い場合、思い出や自分の元にやってきた経緯などを考えたときに捨てられなくなります。
その他、些細なことでも影響を受けやすい人や、持病がある人も断捨離ができないと困ることがあります。
断捨離できない理由と合わせてどんな人が片付けの悩みを抱えているのか、理解しておくことが大切です。
断捨離ができないときの対処法
断捨離ができないと困っているときは、自身が抱える悩みや原因を理解した上で以下のような対処法を実践してみましょう。
- 限られた空間から片付け始める
- 手放す基準を作っておく
- 時間を決めて片付ける
- 壊れているものは迷わず捨てる
自分にとって取りかかりやすい方法から試し、断捨離を進めてみてください。
限られた空間から片付け始める
断捨離というと、家じゅうまたは部屋じゅうをすっきり片付けることを想像するでしょう。
確かにその通りではありますが、一気に広範囲の片付けに取りかかるのは大変です。
時間と労力がかかり、ものの量や部屋の広さによっては1日で終わらせるのが難しいです。
そこで、限られた空間から少しずつ片付けていきましょう。
今日は戸棚や机の上だけ、またある日はクローゼットの中だけなどと、場所を決めてその空間の片付けに集中するのがポイントです。
自身が片付けると決めた場所がきれいになると達成感を得られ、また断捨離を頑張ろうとも思えるようになります。
手放す基準を作っておく
断捨離を無事成功させるためには、ものを手放す基準を自分の中で決めておくことも大切です。
たとえば、こんな基準によりものを仕分けていくだけでも、処分するものがたくさん出てくるでしょう。
- 1年以上使っていない
- 汚れてボロボロ、すでに壊れている
- 期限の切れた食品や薬
- 使っていないコスメや化粧品
今後使う予定があるか、すでに使えない状態になっていないかに注目し、部屋の中にあるものを仕分けてみてください。
何を基準に捨てれば良いかわからず、断捨離が中途半端に終わらないようにするためにも手放す基準を自分なりに決めておきましょう。
時間を決めて片付ける
断捨離は、数日かかって一気に進めないといけないというわけではありません。
自分のペースで、少しずつ整理をしていっても良いです。
そこで、時間を決めて片付けに取り組んでみましょう。
10分だけ片付ける、今から1時間片付けに集中するなどと時間を区切っておくと、断捨離に没頭できます。
だらだらと時間ばかり経ち断捨離が進んでいないという事態を避けるためにも、時間を決めて片付けてみてください。
壊れているものは迷わず捨てる
断捨離があまり進んでいない、片付けているけれどものが減っていないと感じるとき、迷わず捨てることも大事です。
何から捨てようか迷った際は、壊れているものに注目してみましょう。
すでに壊れているものは、今後使う可能性が低いです。
修理して使うほどのものではないため、壊れたまま放置されていると考えられます。
そのようなものは自身にとって不要であるといえるので、迷わず捨てていきましょう。
断捨離を進めるにあたっての注意点
断捨離を行なう際、自身の性格や部屋の状況からどのように対処していくかが重要となります。
そのなかで、以下に挙げる注意点にも気を付けながら断捨離を進めていってください。
- 断捨離後にどうでもよくなった
- 処分したことを後悔する
- 余計に部屋が散らかってしまう
断捨離をした後に力を使い果たし、その他のことがどうでもよくなったと感じる場合があります。
また、ものを処分したことを後悔してしまうケースもあるのです。
せっかく断捨離をしたのに余計に部屋が散らかってしまったということも起こりうるので、そういった点も想定しながら無理のない範囲で断捨離を進めましょう。
断捨離をすると嬉しいメリットがたくさん
断捨離できない理由やその人の特徴、対処法などをみてきましたが、断捨離をすることで得られるメリットもたくさんあります。
以下のようにたくさんのメリットがあるので、断捨離がうまくいかないとお悩みの人も参考にし、片付けに取り組んでみてください。
- 無駄遣いがなくなる
- 気分もすっきりする
- 時間にも心にも余裕が生まれる
- 日々の掃除や片付けがしやすくなる
断捨離をするメリットについて、一つずつ解説します。
無駄遣いがなくなる
断捨離をすると、無駄遣いがなくなります。
部屋が散らかっているとどこに何があるかわからず、探すのが面倒になり新たにものを買ってしまうといった事態が起こりやすいです。
そのようなサイクルでは次々とお金を使うことになるので、無駄な出費が増えていきます。
一方、部屋がすっきり整頓されていると、ものの置き場所が一目でわかるので必要以上にものを買う状態を避けられるのです。
気分もすっきりする
断捨離は、部屋にあるものを減らせるだけでなく気分もすっきりするのでおすすめです。
整頓された部屋は空気もきれいに感じられますし、気分も晴れやかになります。
きれいに片付けられた部屋を眺め、ゆったりとした気持ちで過ごせるようにもなるでしょう。
断捨離をすると、ものが減ることで気分までもすっきりするのです。
時間にも心にも余裕が生まれる
断捨離により、時間にも心にも余裕が生まれるようになります。
散らかっている部屋では、どこに何がわからないので、必要なものを探すのに時間がかかってしまいます。
急いでいるときに探し物が見つからないとなると慌ててしまい、いつも余裕のない生活を送ることになるでしょう。
そのような悪循環から抜け出せるのが、断捨離をするメリットです。
日々の掃除や片付けがしやすくなる
断捨離をすると、日々の片付けや掃除もしやすくなり、時間をかけずにきれいな部屋を維持できるようにもなります。
ものが床に落ちていたりテーブルの上にたくさん置いてあるような状態では、隅々まできれいに掃除できません。
どこに何を収納すれば良いかもわからなくなり、結局そのままになることもあります。
一度断捨離に取り組むことで、毎日の生活に余裕が生まれ、過ごしやすくなるのでおすすめです。
断捨離で出た不用品は、相場より安い不用品回収業者に回収してもらいましょう!
自分で断捨離が難しいときは専門業者に相談を

断捨離ができない理由、できない人の特徴、対処法、断捨離をするメリットまでを解説しました。
部屋の広さやものの量によって、断捨離がうまくいかないときもあります。
そのようなときは、不用品処分や片付け、掃除までをすべて引き受けてくれる専門業者に相談してみましょう。
「不用品なんでも回収団」も、断捨離でお困りの際に部屋の片付けに駆け付けます。
お片付けのプロが伺うので、どんな状態の部屋であっても確実に片付けることが可能です。
女性も安心してご利用いただけるよう配慮し、即日や深夜・早朝の作業にも対応しています。
売れるものは買取も行なっているので、効率よく断捨離ができます。
ぜひ、以下の無料お見積りからご相談ください。
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断捨離しようとしても途中で気力がなくなってしまうのはなぜですか?
断捨離は判断の連続で、知らないうちに心のエネルギーを消耗してしまいます。そのため、長時間続けると集中力が切れて気力が奪われやすいのです。
最初から完璧を目指さず、10分や1ヶ所だけなど小さな達成感を積み重ねることが大切です。
特に思い出の品など感情が動くものは、別日に回すと負担を減らせます。
気力が切れた自分を責めず、ペース配分を意識して取り組んでみてください。 -
家族が断捨離に協力してくれない場合、どうすれば良いですか?
家族の持ち物を勝手に捨てるとトラブルにつながるため、自分のスペースから始めるのが安心です。
まずはリビングや共有スペースではなく、自分が管理できる範囲を整えて見本を作ることが効果的です。
スッキリした空間を見せることで、家族の意識が変わるケースは少なくありません。
強く押し付けるより、「一緒に快適な空間にしたい」という共有メリットを伝える方が協力を得やすいです。
どうしても難しい場合は、共有部分は“合意した物のみ”を対象にするとよいでしょう。 -
捨てたあとに後悔しないためのコツはありますか?
後悔を防ぐには「保留期間」を設けるのが最も効果的です。
一度迷った物はすぐに捨てず、箱や袋にまとめて1〜3ヶ月後に再チェックしてみてください。
その間に使わなかった物は、ほとんどが不要品と判断できます。
写真に残してから手放す、売れる物は買取に回すなど“完全に失う不安”を減らす工夫も有効です。
「また欲しければ購入できる」という考え方を持つと、物への執着が和らぎます。 -
思い出の品はどうやって断捨離すれば良いですか?
思い出の品は感情に直結するため、一般の物とは分けて取り扱うことをおすすめします。
まず、「残したい理由」を自分の言葉で整理し、本当に必要な思い出だけを選び取ることが大切です。
写真としてデジタル保存する、数点に絞って“思い出ボックス”を作るなど形を変えて残す方法もあります。
無理に捨てようとすると心が疲弊するため、最後に取り組む・少量ずつ行うなど段階的に進めましょう。
思い出そのものは記憶に残るので、物を手放しても大切な価値が消えることはありません。 -
断捨離とミニマリストは何が違いますか?
断捨離は“不要な物を手放して心と生活を整える考え方”であり、ヨガ哲学の「断・捨・離」が由来です。
一方ミニマリストは“物の量を最小限にして暮らすライフスタイル”そのものを指します。
断捨離は物への執着を手放す内面的アプローチが強く、ミニマリストは結果として所持品が減る傾向があります。
どちらが正解というものではなく、自分にとって心地よい量を見つけることが何より重要です。
まずは断捨離で必要な物と不要な物を見極め、その後ミニマル思考を取り入れていく人も多いです。



















































































































































































































