この記事では、ミシンの処分方法を徹底解説しています。
実家の古いミシンや子どもが大きくなって使わなくなったミシンなど、さまざまな種類があるため、種類別におすすめの処分方法も紹介。
ミシンの処分をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
壊れたミシンの処分方法
まずは壊れてしまい動かなくなったミシンの処分方法を紹介します。
ミシンは精密機械なので、軸が曲がったり、金属部品が折れてしまったりした場合は修理が難しく、修理するよりも新しいミシンに買い替える方が安いことも。
以下に紹介する方法からミシンの処分方法を選んでみてください。
不用品回収業者に回収してもらう
いらないもの、使わなくなったものを処分するなら不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
ミシンはそれなりに重量があるものなので、自分で運ぶのは大変。
しかし不用品回収業者に依頼すれば、すぐに自宅に来てくれて部屋から運び出して回収、処分してくれます。
同時に他に不用品があるなら、パックプランでまとめて回収、処分も可能。
単品で処分するには割高ですが、ミシン以外の不用品も一緒に処分したときには、他の処分方法よりも割安になることもあります。
〇メリット
- 最短即日で処分できる
- 他の不用品とまとめて処分すれば割安になる
- 重いミシンでも運び出して回収してくれる
〇デメリット
- ミシンだけの処分だと割高感がある
- 信頼できる業者を見つける必要がある
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自治体の燃えないゴミに出す
ミシンが小型なら、自治体の燃えないゴミとして出して処分できます。
地域の燃えないゴミの日に、決められたゴミ袋に入れ、収集場所に捨ててください。
ただし、自治体では小型家電はリサイクル回収に出すように推奨しています。
ハンディミシンなど小型のミシンは、可能な限り、小型家電リサイクルボックスでも回収に協力するようにしましょう。
〇メリット
- ほぼ無料で処分できる
- 処分の手間はかからない
〇デメリット
- 小型のミシンのみが対象
- ゴミ回収日にしか処分できない
自治体の粗大ゴミに出す
自治体の粗大ゴミの基準に当てはまるミシンは「粗大ゴミ」として処分できます。
粗大ゴミの基準は「一辺が30cm以上」「一辺が50cm以上」など地域によってさまざま。
お住まいの粗大ゴミ基準を確認して、粗大ゴミなのか一般ゴミなのかを判断してください。
粗大ゴミとして出す場合は、多くの地域で以下の手順です。
- 電話やネットで申し込みをする
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券をミシンに貼付する
- 指定の日時に指定場所に運び出しておく
〇メリット
- 処分費用が安い
〇デメリット
- 自分で運び出しておく必要がある
- 指定日時にしか処分できない
- 処分までに時間がかかる
小型家電リサイクル回収ボックスで廃棄する
ミシンは小型家電リサイクル法の対象品目です。
そのため、公共施設などに設置された小型家電リサイクル回収ボックスに廃棄すれば、無料で処分できます。
ただし、小型家電リサイクルボックスは、投入口の大きさが縦15cm×横30cmです。
そのため、投入口に入るサイズのハンディミシンなどしか処分できないのが難点です。
〇メリット
- 無料で処分できる
- 小型家電のリサイクルに協力できる
〇デメリット
- 回収ボックスの設置場所を探す必要がある
- ハンディミシンなど小型のものしか処分できない
ミシンの処分費用の相場
次に、壊れたミシンの処分にかかる費用の相場を解説します。
燃えないゴミで出せる場合、小型家電リサイクル回収ボックスに投函できるミシンの場合は、無料で処分が可能です。
不用品回収業者に処分を依頼した場合、ミシン単品の処分費は1,000円からですが、諸経費が加算される点に注意しましょう。
不用品回収業者に依頼する際は、ほかの不用品もまとめて回収できるパックプランを利用するのがおすすめです。
処分方法 | 処分費用 |
---|---|
不用品回収業者 | 1,000円~3,000円 ※+諸経費 |
自治体燃えないゴミ | 無料 |
自治体粗大ゴミ | 1,000円~2,300円 |
小型家電リサイクル回収ボックス | 無料 |
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まだ使えるミシンの処分方法
ここからは、まだ使える動作可能なミシンの処分方法を解説します。
もちろん、壊れたミシンと同様の方法でも処分は可能です。
しかし、まだ使えるミシンなら、以下の方法で売ったり譲ったりする方が、よりお得に処分できます。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップでミシンを査定に出して買い取ってもらう処分方法です。
無料で処分できるだけでなく、高額買取となれば、収入も得られます。
店舗に持ち込み、買い取ってもらう従来の方法に加え、出張買取や宅配買取をするリサイクルショップもあるので利便性は以前よりも高くなっています。
ただし、安価なハンディミシンなどは、需要があまりないことから断られる可能性もあるため注意が必要。
中古市場で需要がある、ジャノメミシンやブラザーミシンなどは買取対象になることが多いでしょう。
事前に買い取ってもらえる可能性があるのか、問い合わせておくのもポイントです。
ミシン販売店に下取りしてもらう
ミシンの知識が豊富なのがミシン販売店です。
新しいミシンを購入するなど、店舗ごとに条件はあるものの、ミシンの専門店であるため、リサイクルショップよりも高額で下取りしてもらえる可能性もあります。
ミシン販売店に修理を依頼した際に、故障したミシンを無料で引き取ってもらい、新規でのミシン購入をすすめられるケースも多いようです。
購入と同時に古いミシンを処分できるため、最も効率良い処分方法ともいえます。
メルカリなどで売却・譲渡する
メルカリやヤフーフリマなどのフリマアプリに出品して売却、ジモティーに無料出品して譲渡する処分方法です。
リサイクルショップよりも高額で売却できる可能性もありますが、いつまでたっても購入者が現れず、処分までに時間がかかることも。
時間的に十分な余裕があるときは、いったん出品してみるのもいいでしょう。
本来よりも安く設定しすぎてしまうと損をしてしまうので、ミシンの市場価値の下調べは必ず行って出品金額を決定するのがポイントです。
ミシンの種類別おすすめ処分方法
ここからは、ミシンの種類別におすすめの処分方法を紹介します。
処分したいミシンの種類を確認して、安くて効率良いピッタリの処分方法を選んでください。
ハンディミシン
ハンディミシンは、片手で使う最もコンパクトなミシンです。
ズボンの裾を縫ったり、マスクを縫ったりと小物を作る際に重宝します。
ホチキスのような見た目と大きさなので、処分するのも簡単。
自治体の燃えないゴミ(不燃ゴミ)や小型家電リサイクルボックスで処分するのがおすすめです。
新品のようにかなり状態の良いハンディミシンなら、メルカリなどのフリマアプリで出品してみてもいいでしょう。
▶おすすめ処分方法
- 燃えないゴミで出す
- 小型家電リサイクル回収ボックスに廃棄
電動ミシン
家庭用ミシンの中で、安価で購入できる手軽さが特徴です。
子どもが学校で使う雑巾を縫ったり、裾上げ程度なら十分に使えます。
大きさはコンパクトタイプからフルサイズまであります。
フルサイズの電動ミシンが横幅が45cmほどあるため、自治体では「粗大ゴミ」に該当することが多いです。
中古品として売却する場合は、メルカリなどのフリマアプリでの販売がおすすめ。
専門店では、需要があまりないため、買い取ってもらえる可能性も低いです。
故障している場合は、重さも5kg前後あるので、運び出しもお任せできる不用品回収業者に依頼するのもいいでしょう。
▶おすすめ処分方法
- 自治体粗大ゴミに出す
- 売却・譲渡する
- 不用品回収業者に回収してもらう
コンピュータミシン
コンピュータミシンは、電動ミシンよりも高額であることも多い、高性能のミシンです。
初心者でも扱いやすいので、中古品としても人気があります。
故障している場合は、ミシン専門店に修理してもらうか、新しいミシンの購入時に下取りしてもらうかを相談するのもおすすめです。
電動ミシンと同様に粗大ゴミとして自治体で回収してもらう方法もあります。
ほかに不用品があるなら、不用品回収業者のパックプランなら割安で処分できます。
▶おすすめ処分方法
- 不用品回収業者に回収してもらう
- 自治体粗大ゴミに出す
- ミシン専門店の下取りに出す
工業用ミシン
ミシンには、家庭用と工業用があります。
工業用ミシンは、大型で重量があるものがほとんどで、自治体での処分はできません。
事業で利用していた工業用ミシンは、産業廃棄物を回収できる不用品回収業者に処分を依頼してください。
何台かの工業用ミシンを処分したい場合でも、不用品回収業者のパックプランなら効率良く、お得です。
▶おすすめ処分方法
- 産廃回収可能な不用品回収業者に依頼する
有名ブランドミシン
国内トップシェアを誇るブランドもののミシンは、中古市場でも需要があります。
- ジャノメ
- JUKI
- BROTHER
- シンガー
- ジャガー
これらのブランドミシンは、高品質であるという安心感もあるため、キレイでまだ使える状態であれば、ミシン専門店の下取り処分を検討してみてください。
しっかりと下調べをする余裕がある方は、フリマアプリで相場程度で出品するのもおすすめ。
壊れているミシンは需要はありませんので、不用品回収業者や自治体の粗大ゴミで処分しましょう。
▶おすすめ処分方法
- ミシン専門店で下取りしてもらう
- フリマアプリで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
- 自治体粗大ゴミに出す
実家の足踏みミシン
実家に置きっぱなしになっている足踏みミシンは、大きく重量があるものが多いです。
また故障しづらいのも特徴。
動作が正常にできる足踏みミシンは、レトロなものとして需要もあるため、フリマアプリで販売すると思いのほか高値で売れることもあります。
動作できない足踏みミシンは、修理することはまず無理です。
自治体での粗大ゴミでも捨てられますが、一人で運ぶのが難しい大きさであれば、不用品回収業者に依頼するのがおすすすめです。
▶おすすめ処分方法
- フリマアプリで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
ミシンの故障で修理か処分か迷うときの判断基準
ここからは、ミシンが故障したときに修理か処分が迷ったときに、簡単に判断できる基準を解説します。
専門家を呼んで修理可能かどうかを判断してもいいですが、出張費がかかってしまうこともあるため、できるだけ自分で判断したいもの。
明らかに処分の対象となった場合は、ここまでに紹介した方法で処分しましょう
正常に縫えるかどうか
正常に縫えることがミシンの前提です。
まず電源プラグがコンセントにささっているのか確認しましょう。
フットコントローラーで操作している場合は、フットコントローラーを抜き、手元のボタンで動作するのか確認してください。
電源が入っていて、縫える状態なら、いらない布で正常に縫えるかをテストします。
まっすぐに縫えるかどうか、縫い目の調子は均一かなどをチェックしてください。
まっすぐに縫えない場合や縫い目が飛び飛びになっている、下糸が絡まっているなど、正常に縫えない場合は、修理で直らないことの方が多いです。
縫い針を取り付けているミシンの軸が歪み、糸調整も正常にできない状態になっている可能性が高いです。
修理を依頼しても、軸が曲がっている場合は買い替えをすすめられるので処分するのが良いでしょう。
手元のランプが点くかどうか
ランプが切れているだけなら、交換すれば直ります。
しかし、新品のランプに交換しても点かない場合は、ミシン内部の基盤が故障している可能性が高いです。
基盤がダメになったときは、電源が突然落ちたり、動作が不安定になったりという症状もでます。
たとえ修理を依頼しても、基盤そのものの交換となり高額です。
故障したミシンは処分して新しく購入する方が安くつくことが多いです。
10年~20年経過しているかどうか
一般的な家庭用ミシンの寿命は10年~20年と言われます。
故障したミシンが買ったばかりであれば、交換部品も潤沢にあるので、修理を依頼した方がよいことも多いです。
しかし、10年~20年以上前のミシンの交換部品は製造が終了していることも多く、コンピュータミシンはとくに交換での修理は難しくなります。
そのため、購入から10年たったミシンなら、修理よりも処分して新しいミシンを購入するのがおすすめです。
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ミシンを処分するときは、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
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ミシンの処分を検討している方は、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。