ウォシュレットの処分方法と処分費用の相場を解説します。
使っていたウォシュレットは、処分前に取り外しの作業が必要です。記事では、ウォシュレットの取り外し費用から、処分までの費用も解説していますので、スムーズに処分できる方法もわかります。
新しいウォシュレットに取り替えた方、物置きからウォシュレットが出てきた方など、ぜひ参考にしてください。
ウォシュレットの処分費用の相場
ウォシュレットの処分の際には、ウォシュレットの取り外し費用+処分費用が必要です。
こちらでは、取り外しの費用相場と処分費用の相場を解説します。
ウォシュレットの取り外し費用相場
◾︎ウォシュレット取り外し相場:4,000円〜8,000円
ウォシュレットの取り外し費用は、大手業者、地域密着型業者など、業者によって料金設定が異なります。出張費も含めて4,000円〜8,000円が相場です。
単純な取り外しだけでなく、古いタイプや特殊な機能が付いたウォシュレットの場合には、費用が高くなることも。
取り外しを依頼する際には、作業内容をしっかりと確認するようにしてください。費用を抑えるには複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。
ウォシュレットの処分費用の相場
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
不用品回収業者 | 2,000円~10,000円 |
粗大ゴミ | 200円~500円 |
家電量販店 | 1,000〜2,000円 |
水道修理業者 | 2,000円~3,000円 |
トイレ用品の買取専門店 | 500〜1,000円程度の収入 |
リサイクルショップやネット | 1,000〜2,000円程度の収入 |
不用品回収業者や水道修理業者は、取り外しも込みで処分できる方法です。取り外し費と処分費がどうなっているかを確認するようにしてください。
単品回収も行っているので、ウォシュレットだけの処分をしたい方でも依頼できます。また、早朝や深夜に処分したいという方にはおすすめ。
取り外しも込みで処分したい方は、対応してくれるかどうかは必ず事前に相談しておきましょう。
粗大ゴミ回収は事前の申し込みと自身での取り外しが必要ですが、安く抑えたい方にはおすすめです。
家電量販店では、手続きは必要なく、持ち込むだけでそのまま簡単に処分できます。処分の手軽さでいうと一番の方法です。
売却する際には、高くても2,000円程度ですが、収入につながる方法です。
ウォシュレットの処分方法6選!
ウォシュレットの処分方法を6つ紹介します。
ウォシュレットの取り外しをしてくれる方法と、そうでない方法があります。費用や状況を総合的に判断して適切な方法を選んでください。
不用品回収業者に処分を依頼する
不用品回収業者は、ウォシュレットを回収・処分してくれます。
ウォシュレットだけでなく、他の不用品もまとめて処分できます。ウォシュレット以外にも不用品がある方にはおすすめです。
不用品回収業者は、日時指定もできるので、深夜や早朝を希望する方でも利用しやすいです。
以下のポイントを押さえて不用品回収業者を選ぶようにしてください。
■不用品回収業者を選ぶポイント
- 自分の住んでいる地域に対応しているか
- 対応範囲やサービス内容
- 不用品の処分費用
- 行政の許可を取得しているか
また、依頼する品目や量によって料金が異なります。事前に複数の見積もりを取って比較し、インターネットでの口コミや評判なども参考にするとよいでしょう。
不用品回収業者は行政の許可が必要です。行政の許可を取得しているかどうかも、信頼できる業者を判断する基準です。
ウォシュレット処分におすすめの口コミでの評判が良い不用品回収業者はこちら!
自治体の粗大ゴミ回収に出す
自治体のゴミ回収で処分する際には、「粗大ゴミ」で捨てることが一般的です。
処分費用は、500円前後で処分できることがほとんど。しかし、お住まいの自治体によって金額は異なりますので、確認しておきましょう。
粗大ゴミとして処分する際には、粗大ゴミの申し込み手続きが必要です。手続きの上、指定された日に合わせて処分してください。
粗大ゴミを出す際に費用は安く済みますが、ご自身でウォシュレットの取り外しが必要です。
ウォシュレットの取り外しは難易度は高くありませんが、衛生面を気にする方にはおすすめしません。
家電量販店の家電リサイクル回収を利用する
家電量販店では、家電リサイクル回収品目として、ウォシュレットの回収にも対応してくれます。
ヤマダデンキとエディオンでは、以下の費用で対応してくれます。
家電量販店 | 回収処分費 | 訪問費 |
---|---|---|
ヤマダデンキ | 1,100円 | 2,750円 |
エディオン | 550円 | 2,200円 |
公式ページでは、品目対象の記載がなかったため、問い合わせたところ、店舗の持ち込みと訪問回収での対応が可能とのこと。
訪問回収を希望する方は、取り外し対応ができないことと、時間指定が不可な点は押さえておきましょう。
ただし、店舗による対応の違いがあるため、事前に回収できるのか確認しておくことをおすすめします。
水道修理業者に引き取ってもらう
水道修理業者への引き取りであれば、ウォシュレットの取り外しから処分まで全部やってくれます。業者によっては、取り外しのみもOK。
安全かつ迅速に行ってもらえます。
故障しているウォシュレットであれば、水道修理と同時に処分を依頼することで、手間が省けます。
処分費用は業者によって異なります。水道修理業者に依頼する際には、事前に見積もりを取るようにしましょう。
一部の業者では、新しいウォシュレットの設置と同時依頼の場合のみ、処分に対応している場合があります。
トイレ用品の買取専門店に売却する
トイレ用品に特化した専門業者は、ウォシュレットを査定し、適正な価格で買い取ってくれます。自宅まで引き取りに来てくれる業者もあり、処分の手間が省けます。
- 家電高く売れるドットコム
- ファーストハンズ
すべてのウォシュレットが買取対象となるわけではありません。年式、状態、メーカー、人気モデルなど、買取条件は業者によって異なります。
ウォシュレットを清掃し、綺麗な状態で査定に出しましょう。
取扱説明書やリモコンなどの付属品があれば、一緒に査定に出すと評価額を下げることを回避できます。
リサイクルショップやネットで売却する
リサイクルショップやネットで売却は、処分費用がかからないどころか、お金を得られます。しかし、ウォシュレットは衛生用品でもあるため、古いものは売却が困難です。
ネットであれば、スマートフォンひとつで出品でき、手軽に売買が行えます。以下のプラットフォームがおすすめ。
- ヤフオク!
- メルカリ
- ラクマ
ウォシュレットの状態がわかるように全体と機能部分、不具合のアップ写真は必須です。説明欄にはメーカーや型番、傷や汚れなどできるだけ詳細に記載しておきましょう。
また、送料や発送の業者など、落札後のフローも記載しておくと買い手がつきやすくなります。
買い手が現れても、評価がないアカウントや低い評価があるアカウントとは、取引は控えた方が賢明です。
ウォシュレットの処分時の取り外し方法
不用品回収業者や水道修理業者に依頼する以外には、ウォシュレットの取り外し作業が必要です。
取り外し方法と手順を理解しておかないと、トイレが水浸しになってしまいます。また、感電のリスクもあるので、こちらの解説内容をぜひ参考にしてください。
事前準備
ウォシュレットを取り外す際には、以下の2つの作業を行っておきましょう。
- 止水栓を閉める
- 電源コードを抜く
トイレの水道管の根本付近に止水栓があるので、止水栓を回してしっかりと閉めてください。ウォシュレットへの水の流れを止めて、作業中の水漏れを防ぎます。
電源コードはウォシュレット本体とコンセントを接続しているコードです。コンセントからプラグを抜いてください。
工具・掃除道具を用意する
ウォシュレットを処分する際には、安全かつスムーズに作業を進めるために、工具や掃除道具を用意しておきましょう。
◾︎必要な工具
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- モンキーレンチ
- ペンチ
- 製品に同梱されていた工具
◾︎必要な掃除道具
- バケツ
- 雑巾
- ゴム手袋
ボルトナット取り付けタイプの場合
◾︎取り外し手順
- 給水ホースの取り外し
- 給水管(フレキシブル管)・分岐金具の取り外し
- ウォシュレット内の水をバケツなどへ排出
- ウォシュレットを固定しているナットを緩める
- ナットを外して、ウォシュレット本体を引き抜く
止水ネジをドライバーで回すと水が排出できます。ネジやナットの位置は、ウォシュレットの種類によって異なりますので、取扱説明書を参考にしながら作業してください。
ウォシュレットによっては、配線が接続されている場合があります。配線を切断したり、無理に引っ張ったりしないように注意してください。
プレート固定タイプの場合
◾︎取り外し手順
- 給水ホースの取り外し
- 給水管(フレキシブル管)・分岐金具の取り外し
- ウォシュレット内の水をバケツなどへ排出
- 本体のロックレバーを押しながら、手前にスライドさせる
- プレートを固定しているボルトを緩める
- プレートを便器から取り外す
ウォシュレット本体にあるロックレバー(取り外しボタン)を押しながら、手前にスライドさせて便器から取り外します。
プレートを固定しているボルトをゆるめて、プレートを便器から取り外してください。プレートのボルトは便器の下側から固定しているタイプもあります。
ウォシュレットの処分は「不用品なんでも回収団」へ!
ウォシュレットの処分方法について解説してきました。
不用品回収業者や水道修理業者であれば、取り外しから処分まで全て任せられます。
費用はかかりますが、手軽で時間も柔軟に対応できることからウォシュレットの処分方法の中ではおすすめです。
粗大ゴミや家電量販店の処分や、売却の際には、取り外しはご自身で行う必要があります。取り外しのみを希望する方は、水道修理業者に依頼するというのもひとつの手です。
不用品回収業者はウォシュレットだけでなく、一緒に処分したい不用品もまとめて処分できます。
ウォシュレットやその他不用品の処分は、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。
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