この記事では、テレビ台の処分方法と処分費用を紹介します。
新しくテレビ台を購入したり、壊れてしまうことやテレビとサイズが合わないなど処分する機会はあるでしょう。
それなりに大型であるテレビ台を、どうやって捨てるのかわからず困惑しがちです。
ここではさらに、処分するときの注意点や分解についても解説していくので、ぜひ参考にしてください。
テレビ台の処分方法
まずは、テレビ台の処分方法について解説していきます。
テレビ台は、サイズが様々でテレビがすっぽりと埋まり棚の役割も果たす超大型のものまで存在します。
処分する場合はテレビ台の大きさや重さ、素材などで捨てる方法は異なってきます。
持っているテレビ台や状況に合わせて、自分に合った処分方法を検討してください。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者では、テレビ台のサイズや重さ、素材を問わず処分することができます。
紹介する中でも、簡単かつラクに処分できる方法としては頭一つ抜けているといっても過言ではありません。
「簡単」のところでは、電話やメールなどの方法で依頼ができ、迅速に自宅まで回収しに来てくれます。
「ラク」では、作業スタッフがテレビ台を自宅の中から運び出してくれるので、面倒も手間も一切かかりません。
しかし、良いところばかりではありません。
他の処分方法に比べ、いささか費用が高い傾向にあります。
高くなる要因として、不用品の処分費のほかに諸経費やオプション料金などが発生するからです。
住居の環境や階段作業、搬出に必要な人員などで発生してしまうため、テレビ台だけを処分する場合、費用が割高になってしまう可能性があります。
ただし、多くの不用品を回収するシーンにおいては不用品回収業者の専売特許です。
多くの不用品回収業者では「一定の料金で適切な積載量のトラックで不用品を満載できるサービス」があります。
回収物が多ければ、不用品一点当たりの処分費用が割安になる料金設定。
また先述の諸経費も、一部サービスに含まれていることが多いのも特徴です。
テレビ台を含む他に処分したい不用品があれば、大いに貢献してくれること間違いなしです。
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自治体のゴミで捨てる
テレビ台を自治体の運営するゴミ回収で捨てる場合は、主に「粗大ゴミ」に該当します。
多くの自治体では「一辺が30cm〜50cm以上のものは粗大ゴミ」と定義しています。
分解するなどしない限り、テレビ台の多くは木製であれ金属であれ粗大ゴミです。
とはいえ自治体の粗大ゴミ回収は、ゴミ処理手数料がほかの処分方法より安いのがあげられます。
一般的に利用されている処分方法なうえ、自治体の運営なのもあり安心して処分することができます。
しかし、自治体の粗大ゴミ回収は費用が安い分、運び出す必要があることや時間がかかる点には注意が必要です。
処分予定のテレビ台のサイズによっては、運び出しにケガのリスクなど大きな負担がかかります。
申し込み時の込み具合によっては、1週間以上待ってからの回収になることも。
急ぎでなく時間的に余裕がある時に向いている処分方法です。
購入時に引き取ってもらう
家具を専門に扱うお店などで新しいテレビ台を購入する際に、引き取ってもらう方法です。
テレビ台の引き取りのみを行っていることはほとんどないので、購入前提での有料引き取りが主と考えましょう。
また、引き取りができるかどうかはお店ごとに異なるので要確認です。
ニトリであれば、購入時に「同じ種類・同じ容量・同じ数量」なら4,400円で引き取りができます。
逆に言えば、購入品と引き取り品のサイズが異なると引き取れないということです。
テレビ台を処分する目的で引き取りをするのではなく、新しいものと交換するついでと考えて利用しましょう。
売却する
リサイクルショップでの買取やフリマアプリで出品する方法です。
テレビ台を売却することで、お金に換えながら処分できるのがメリットです。
リサイクルショップなどでは、汚れや傷がほぼない状態が良いテレビ台なら買い取れる可能性があります。
半面、汚れが多く傷が目立つこと、使用状況によっては買取りを断られることがあります。
また大型のテレビ台の場合、運ぶ際に車や人手が必要です。
買取できなかった時に持ち帰るなどのリスクを考えると、おすすめはできません。
しかし、昨今ではインターネットで査定することや出張査定からの買取ができる店舗もあるので利用してみるか検討の上、問い合わせてみてください。
メルカリなどのフリマアプリに出品する場合は、自宅でできて価格を自分で決められるのが大きな魅力です。
しかし、自分以外も出品しているので出品競争が起こり「いつ売れるかわからない」状況になりやすいです。
また、テレビ台は家具に相当するので、配送料も高額になりやすく価格帯の見極めが必要になるでしょう。
また、配送手続きや梱包など自分で行う分、非常に手間がかかります。
金銭や商品トラブルもはらむので、利用する際は細心の注意を払って情報を載せるようにして下さい。
譲る
ジモティなどで譲る方法は、比較的負担が少ない処分方法といえます。
引き取り側がテレビ台を受け取りに来るので、配送手続きの必要や費用が掛かりません。
また、引き取り手が見つかれば、即日に処分できる可能性があります。
とはいえ、テレビ台は重量物なので人手が必要なら運び出しを手伝う必要があるかもしれません。
中古でも欲しいという人は多いので、一考の余地はあるのではないでしょうか。
テレビ台の処分費用相場
つぎは、テレビ台の処分費用の相場を紹介します。
処分方法ごとに一長一短があるので、「手間はかかるが安いのが良い」など、自分の状況でテレビ台の処分を考えて利用してください。
あくまでも目安のため、選んだ業者やお店によってはこの限りではありません。
処分方法 | 費用目安 | 備考 |
---|---|---|
不用品回収業者 | 1,000円~4,000円程度 | 諸経費がかかる |
自治体 | 400円~1,200円程度 | 自治体で異なる |
販売店引き取り | 3,000円~4,000円程度 | 条件あり |
売却・譲る | 無料 | 梱包費・配送料 |
テレビ台を処分するときの注意点
つづいて、テレビ台を処分するときの注意点について解説します。
テレビ台の処分方法によっては以下のような注意が必要です。
分解しても「粗大ゴミ」になる自治体がある
お住まいの自治体によっては、たとえテレビ台を解体しても「粗大ゴミ」になる場合があります。
時間をかけて分解しても、徒労に終わっては意味がありません。
配布されているゴミ出しパンフレットの確認、もしくは公式サイトの閲覧をしておくのがベストです。
また、分解しても「粗大ゴミ」としている自治体では、カラーボックスや本棚なども当てはまるので気を付けましょう。
部位・部品ごとに分別が必要
分解して処分ができる自治体になりますが、部位や部品の素材ごとに分別が必要です。
燃えるゴミ
- 木材
- プラスチック
※自治体によっては資源ゴミ
燃えないゴミ
- ネジ・ボルト
- 蝶番
- ガラス
- 磁石
資源ゴミ
- プラスチック
これらは、お住まいの自治体で異なる可能性があるので、事前に確認してから正しく処分しましょう。
ガラス扉があるテレビ台は危険
テレビ台の中には、ガラス戸が付いており、DVDプレーヤーなどを収納できる物があります。
運び出しをする際にガラスが割れるとケガをする可能性があるので、取り外しておくのがベストです。
取り外したら新聞紙などに包んで自治体のルールにしたがって捨てましょう。
もしくは新聞紙に包み、寝かせた状態で棚に乗せてガムテープなどで固定して運ぶのがおすすめです。
家電量販店ではテレビ台の引き取りはできない
テレビを購入する際、テレビ台も一緒に引き取れると思う人もいます。
しかしながら、あくまでもテレビなどの「家電」に対してであって、家具は引き取り対象ではありません。
店舗によっては家具も置いてあったりしますが、「家電」量販店であることは注意してください。
テレビ台は分解すれば燃えるゴミ?
テレビ台は基本的に分解することができます。
自治体によって定めている「一辺が30cm以上のものが粗大ゴミ」などの規定内に収めれば一般のゴミとして処分できる可能性があります。
しかし、作りがシンプルなテレビ台などは分解しやすいですが、ハイボードなどの超大型のテレビ台は困難を極めます。
仮に分解できたとしても、使われている部品の総数や分別対象の数も膨大で、時間と手間が非常にかかります。
また、規定内に収めるためにノコギリでの寸断も必要になるでしょう。
これらのことから、無理に解体するよりもそのままの状態で処分できる方法がベストです。
そのまま処分するなら、運び出しなどの負担がない不用品回収業者がおすすめです。
ニトリNクリックのテレビ台は分解できない
ニトリのNクリックのテレビ台およびカラーボックスなどを使用している人は多いでしょう。
ネジやボルト固定ではないので簡単に組み立てることができ、組付けが特殊かつ丈夫にできているので壊れにくくもあります。
半面、一回組み立ててしまうと分解ができなくなり、組み途中に失敗すると組付け状況によっては修正が効かないことも。
とはいえ正確に言えば、分解はできます。
ですが、分解することで再び組み立てることができなくなるため、どちらかと言えば「破壊」が適切でしょうか。
バールやハンマーなどを用いて、組付きの部分などを破壊することで分解できます。
売却・譲渡もしくは引っ越しなどで、コンパクトにしてから再組み立てを考えている場合はNクリック方式は難しいでしょう。
Nクリックのテレビ台の分解処分を検討している人は注意してください。
テレビ台を分解する方法
さいごは、テレビ台を分解する方法です。
家具を購入した際、自宅で組み立てるものが多くあり、テレビ台も例外ではありません。
基本的に分解する場合は、組み立てる逆を行えばよいのです。
木材の例
- サイズに合うドライバーやレンチ、ノコギリを用意する
- 外枠と中板をつなぐネジやボルトを外す
- 外枠と背板を外す
- ガラス面があれば外す
- 引き出しがあれば取り除く
- 外枠や中板をノコギリを使って寸断(自治体の定めるサイズ内に収める)
- 解体したものをゴミ袋に入れる・紐などでまとめる
- ネジやボルト、金具などを分別する
- 自治体のルールに従ってゴミとして出す
処分前提で壊してしまっても良い場合は、この限りではありません。
適宜必要な道具を用意して、ケガに気を付けながら分解してください。
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