この記事では、DCMで実施されている回収サービスについてまとめています。全国にホームセンターを展開するDCMは、不用品回収サービスを提供しています。
自身のゴミ片付けにもお得に役立てられる可能性があるため、対象品目や利用方法などを把握しておきましょう。サービス利用におけるメリットや注意点についてもあわせて紹介します。
処分したい不用品を抱えている方、お得な処分を希望する方は参考にしてください。
DCMで提供される回収サービス
カーマ、ホーマック、ケーヨーデイツー等の系列店が統合されたDCMでは、ホームセンターとしてさまざまな品目の回収サービスを提供しています。
サービスの利用には条件もあるので、利用前にあらかじめ把握しておきましょう。DCMで不用品を処分できる2つのサービスを紹介します。
製品購入時の不用品引き取り
DCMにて購入した商品1点につき、自身で持ち込んだ同等品を1点引き取って処分してくれるサービスです。
同等品とは規格や品質、性能面が同等以上でメーカー問わず販売されている製品のことを指します。
たとえばDCMで電球を購入した場合、形状や大きさが類似している電球はすべて同等品という扱いになり、サービスの対象品目になります。
同等品として扱ってよいのか悩む品目がある場合は、あらかじめ持ち込み予定のDCM店舗へ問い合わせてみましょう。
リサイクルステーションによる資源ゴミ回収
協力会社である株式会社マテックがDCMの一部店舗に設置しているリサイクルステーションにて、資源ゴミ回収を実施しています。無人設置のため、受付室内に設置された受付機を自分で操作してゴミを処分します。
持ち込んだ資源ゴミの種類や量に応じてリサイクル貢献度が貯まる仕組みとなっており、一定のポイントに到達するとDCMの商品券と引き換えられるのも特徴です。
頻繁にDCMに訪れる方は、資源ゴミをここでまとめて処分するのがおすすめです。
種類別に回収ボックスが分けられているため、適切に分別の上で処分してください。
DCM回収サービスの対象品目
DCM回収サービスの対象品目をそれぞれ紹介します。
製品購入時の同等品引き取り
DCMの店舗で購入できる製品は、以下のような品目を除きすべてが引き取り対象の品目になります。
対象外の品目
- 土、石材、肥料などの園芸用品
- 灯油、ガソリン等の燃料
- 物置、大型園芸機器
また、リサイクル家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)については有料での回収となるため注意しておきましょう。
引き取り対象なのか不明な品目については、各店舗へお問い合わせしてください。
リサイクルステーション
店舗設置のリサイクルステーションでは、以下のような品目が回収対象です。
品目の種類 |
品目詳細 |
---|---|
古紙 |
新聞紙類、雑誌類、ダンボール類 |
アルミ缶 |
いずれも識別表示マークの |
金属製品 |
鍋、フライパン、ガスレンジ |
小型家電 |
電話機、ファックス、ビデオカメラ |
このように、数多くの品目がリサイクルステーションにて処分可能です。処分するたびにポイントが貯まる仕組みのため、DCMを普段から利用する方は積極的に活用しましょう。
パソコン・スマートフォンなどの処分時はデータ消去も実施してもらえますが、個人情報漏洩のリスクを軽減するために出来る限り前もって対処してください。
DCM回収サービスの費用
DCM回収サービスは、製品購入時の同等品引き取り、およびリサイクルステーションの回収ともに原則無料で利用できます。
費用をかけずに不用品処分を実施したい場合にはおすすめのサービスです。ただし、リサイクル家電の処分には費用がかかります。
リサイクル家電の回収料金の目安は以下の通りです。
対象品目 |
費用目安 |
---|---|
テレビ |
12,000円〜 |
冷蔵庫 |
14,000円〜 |
洗濯機 |
12,000円〜 |
エアコン |
11,000円〜 |
リサイクル家電も、購入した製品の同等品のみが処分対象のため注意してください。メーカーやサイズに応じてリサイクル料金も変わるため、詳細は店舗に要確認です。
リサイクル家電をまとめてお得に処分したい場合には、不用品回収業者の利用もおすすめします。
DCMの回収サービスを利用するメリット
DCM回収サービスの利用メリットをいくつか紹介します。利用は条件付きであるものの、以下の点を魅力に感じる方にとってはおすすめできるサービスのため、有効活用してください。
自治体で処分困難な品目も引き取ってもらえる
DCMの回収サービスでは、店舗で購入した多くの品目が対象です。そのため、自治体では処分困難な照明器具や小型家電、収納ケースなど粗大ゴミに該当する品目を引き取ってもらえるのは非常に便利です。
新しい商品と交換したい、もしくはDCMでこれら商品を購入予定なのであれば、サービス利用で古いものを回収してもらいましょう。
無料で不用品を処分できる
DCM回収サービスの利用では、対象品目を無料で処分できます。店舗での同等品購入が処分の条件としてありますが、新しいものを購入前提であれば処分費用は実質的にかかりません。
本来は粗大ゴミで処分すべき品目など、費用がかかるものを無料で引き取ってもらいたい場合には活用しましょう。
商品購入と同時のため処分が簡単
サービスは店舗での商品購入と同時に利用できるため、品目の処分が簡単です。
自治体の粗大ゴミや各業者への処分依頼は、事前の連絡や手続きが必要で、決められた日時を守らなければならないケースも多々あります。
DCMの回収サービスであれば「商品を購入した時」という都合のよいタイミングを自分で作り出せるため非常に便利です。
DCMにて何か商品を購入予定の場合は、同等品で処分を悩んでいるものがないか探してみましょう。
リサイクルステーションは資源ゴミをまとめて処分可能
リサイクルステーションを利用すれば、溜まった資源ゴミをまとめて処分できる点が便利です。
資源ゴミは自治体のゴミ回収でも月数回しか回収してもらえない地域が多く、タイミングを逃すと家に溜まりがちです。
リサイクルステーションが設置されていない場合、大量の資源ゴミ処分には不用品回収業者をおすすめします。
DCMの回収サービス利用時の注意点
DCMの回収サービスは、以下の点を踏まえた上で利用してください。場合によっては思っていたサービスではなかった、対応してもらえなかったと後悔する結果にもなるため要注意です。
リサイクル家電は有料
エアコンやテレビなどのリサイクル家電も家電リサイクル法に基づいて回収可能ですが、無料ではなく有料での対応となるので注意してください。
こちらも通常の回収サービスと同じく、店舗にて新しい家電を購入した際に同等品を点数分引き取ってもらえます。回収にあたってはリサイクル料金と運搬費がかかり、製品ごとにも費用の詳細は異なります。
回収の手続きは店舗での実施となるため、処分予定のリサイクル家電があれば引き取り有無や費用について事前に問い合わせておきましょう。
処分できる点数には制限がある
処分できる不用品は、DCMの店舗で購入した商品と同じもの、かつ同じ点数という制限があります。
大量の不用品を一掃したい場合、DCMの回収サービスを使った無料処分はあまり現実的ではありません。
新たな商品を購入したついでに古いものを交換で処分してもらう、といった認識でサービスは利用しましょう。
大量の不用品を片付けたい場合には、不用品回収業者への依頼をおすすめします。
多くの業者が提供している、回収用トラックに不用品を積み放題のパックプランを活用することで、同じ品目でもまとめて処分可能です。
パックプランをお得な費用で提供しているおすすめの不用品回収業者は、こちらの記事でも紹介しています。
土や石材は購入しても処分不可
DCMの回収サービスでは、土や砂利など園芸用品に関連するものについて処分不可な点は要注意です。
ガーデニング・DIY関連の品目はDCMでも多数販売されていますが、土や砂利などは廃棄物としての取り扱いが難しく、店舗でも引き取ってもらえません。
これらの品目を処分前提で新たに購入しても、回収サービスは受けられないため覚えておきましょう。
灯油などの危険物も処分不可
灯油やガソリン、エンジンオイルなどの燃料に関連する品目もDCMでは処分不可です。ストーブのような燃料を使う機器は引き取り対象ですが、必ず中の灯油は抜いた状態で持ち込んでください。
燃料の処分には、以下の方法がおすすめです。
- 不用品回収業者に依頼
- ガソリンスタンドに依頼(ガソリンの場合)
- 廃棄物処理業者に依頼
灯油の処分方法を確認したい方はこちら!
DCMで回収できない品目は「不用品なんでも回収団」が対応
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リサイクル家電も回収対象のため、運搬困難な品目もおまかせください。対応エリアには最短25分で駆けつけ可能、急ぎで不用品を処分したい場合も安心です。
不用品に関するご相談は、お気軽にお待ちしています。