この記事では、ヤマダ電機における蛍光灯処分をまとめています。家電回収サービスを提供するヤマダ電機などの家電量販店は、蛍光灯の処分が可能な店舗もあります。
処分方法の詳細についても正確に把握しておき、適切な形で蛍光灯を処分できるように備えておきましょう。処分時の注意点やその他処分方法についても紹介するため、不要な蛍光灯をどうにか処分したいと考えている方は参考にしてください。
ヤマダ電機では蛍光灯の処分サービスの提供なし
ヤマダ電機は、自身で蛍光灯の処分サービスを提供していません。パソコンや電子レンジなどの小型家電回収サービスは提供していますが、蛍光灯はこのサービスの対象外となります。
不要になった蛍光灯をそのまま店舗に持ち込んでも、処分サービスの利用はできないため注意してください。ただし、自治体の回収協力店としてヤマダ電機の店舗が対象となっている地域では、蛍光灯の処分が可能です。
自治体の回収協力店として処分可能な店舗はある
ヤマダ電機自身は蛍光灯の処分サービスを提供していませんが、自治体が提供する蛍光灯(蛍光管)拠点回収の回収協力店として回収を実施している店舗はあります。そのため、対象のヤマダ電機に持ち込めば蛍光灯の処分が可能です。
近場のヤマダ電機で蛍光灯を処分できるかどうかは、各自治体が公式サイト上で公開している回収協力店のリストを参考に調べてみましょう。また、対象店舗には各自治体が用意した回収協力店を示すステッカーが店頭に貼り出されているケースも多いです。
対象でないヤマダ電機に持ち込んでも引き取ってはもらえないため、必ず事前に確認してください。
回収対象の蛍光灯
ヤマダ電機をはじめとする自治体の回収協力店では、主に以下の蛍光灯が回収対象です。
・環型蛍光灯
・直管型蛍光灯(40W以下のもの)
・電球型蛍光灯
その他、家庭用として使われた蛍光灯であれば全般的に回収対象と定めている自治体もあります。
詳細については自治体ごとに異なるため、判断が付けられない蛍光灯については自治体の公式サイトを見るか問い合わせることをおすすめします。
回収対象外の蛍光灯
回収協力店であっても、以下のような蛍光灯は回収対象外になります。
・事業活動にともない使用された蛍光灯
・割れている蛍光灯
・40Wを超える長い直管型蛍光灯(100W型など)
これらの蛍光灯は店舗に持ち込んでも引き取ってもらえないため、その他の方法で処分が必要です。たとえば、事業活動で使用した蛍光灯は産業廃棄物の扱いとなるため、産業廃棄物処理業者や不用品回収業者へ処分を依頼しなければなりません。
また、LED電球や白熱電球など、蛍光灯でない品目も回収対象外のため注意してください。
店舗での回収方法
回収協力店のヤマダ電機で回収してもらう場合、対象の蛍光灯を箱に入れたり新聞紙に包まず、そのままの状態でスタッフに渡してください。
処分費用は無料のため、回収対象の蛍光灯はこの方法で処分できるとお得です。
ヤマダ電機で蛍光灯を処分する際の注意点
ただ店舗に蛍光灯を持ち込むだけでは引き取ってもらえない可能性もあります。
ヤマダ電機で蛍光灯を処分する際は、必ず以下の注意点を押さえた上で処分を進めましょう。
回収可能な蛍光灯のみ持ち込む
処分時は、回収協力店が回収対象としている蛍光灯のみを持ち込むようにしてください。回収できない蛍光灯を持ち込んでも当然引き取ってもらえず、運搬の労力や時間が無駄になります。
また、運搬中に割れてしまった蛍光灯も引き取り不可となるケースが多いため、店舗で処分するまでは新聞紙に包むなど保護した上で慎重に運んでください。
回収対象外の蛍光灯は、それぞれ適切な方法で処分を進めましょう。
回収対象の店舗かどうか事前に確認する
ヤマダ電機はすべての店舗が自治体の回収協力店に当てはまるわけではありません。回収対象外の店舗に持ち込んでも、引き取ってもらえないため注意が必要です。
事前に自治体の公式サイト等を確認して、持ち込み予定の店舗が回収対象の店舗か確認しておきましょう。ヤマダ電機をはじめ、近場に回収可能な施設や店舗がない場合は他の方法での処分も検討してください。
回収協力店に持ち込む以外の蛍光灯処分方法については、こちらの記事でも紹介しています。
事業用・水銀を含む蛍光灯は回収してもらえない
事業用または水銀を含む蛍光灯については、回収対象外の店舗がほとんどのため注意です。これらの蛍光灯は家庭用としての一般廃棄物ではなく、産業廃棄物に分類されるため処分方法も変わります。
産業廃棄物として正しく処分できない場合、廃棄物処理法への違反で5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金という重い罰則が課されるため注意が必要です。
ヤマダ電機で処分する場合は、家庭用かつ回収対象の蛍光灯のみを持ち込むようにしてください。水銀を含む蛍光灯については、専用の回収ボックスを設置している自治体もあるので、詳細については要確認です。
ヤマダ電機以外の家電量販店は蛍光灯を処分できる?
ヤマダ電機以外の家電量販店で蛍光灯を処分できるか紹介します。ここでは、大手家電量販店の以下4店舗についての処分可否をまとめました。
- ビックカメラ
- ノジマ
- ケーズデンキ
- エディオン
近場に他の家電量販店がある方、行きつけのヤマダ電機が回収協力店でない方などは処分時の参考にしてください。
ビックカメラ
ビックカメラは、店頭に設置された回収ボックスにて蛍光灯の無料処分が可能です。ただし、回収協力店と同様に事業用・水銀を含む蛍光灯は対象外のケースもあるため、詳細については持ち込み予定の店舗に確認してみましょう。
ノジマ
ノジマも蛍光灯の回収サービスを提供しており、店舗持ち込みにて無料処分が可能です。店頭設置の回収ボックスに投入する、もしくはスタッフへ処分の旨を伝えて直接渡してください。
処分する蛍光灯の量が数十本にも及ぶ場合は、事前に処分したい旨を店舗に相談の上で持ち込みましょう。
ケーズデンキ
ケーズデンキは自身で蛍光灯処分サービスを提供していませんが、ヤマダ電機と同様に自治体の回収協力店として蛍光灯を処分できる店舗があります。近場に対象のケーズデンキがある方は、持ち込みを検討してください。
回収対象の蛍光灯かどうかは、自治体が定めたルールに則って適切に対応しましょう。
エディオン
エディオンも蛍光灯の処分サービス自体は提供していませんが、自治体の回収協力店として処分可能な店舗があります。ヤマダ電機やケーズデンキ同様、自治体が定めた処分方法に従って対応してください。
近場に回収可能な店舗がなければ不用品回収業者がおすすめ
ヤマダ電機を含む自治体の回収協力店舗が近場にない場合、不用品回収業者へ依頼するのもおすすめです。
不用品回収業者は依頼することで現場まで不用品を回収しに来てくれるため、店舗へと運搬する労力もかかりません。
その他、不用品回収業者への依頼には以下のようなメリットもあります。
1本単位で引き取ってもらえる
不用品回収業者における処分は、1本単位から柔軟に対応してもらえるケースが多いです。1本だけ廃棄したいけど近場に回収店舗もなくて処分が面倒、そう感じる場合は業者を呼んで引き取ってもらいましょう。
対応エリアであれば迅速に駆けつけて即日対応可能な業者も多いため、急な場面でも臨機応変に対応してもらえます。
他の不用品とまとめてお得に処分できる
大量の蛍光灯を片付けたい、その他の不用品も回収してほしい場合などは、不用品回収業者が提供するパックプランを利用すると費用もお得に処分できます。
業者によってパックプランの料金もさまざまですが、東京近郊におけるパックプランの相場は以下表の通りです。
利用トラックの目安 | 料金相場 |
---|---|
軽トラック | 28,000円~40,000円 |
1.5tトラック | 45,000円~60,000円 |
2tトラック | 60,000円~80,000円 |
4tトラック | 80,000円~お見積り |
このように、不用品を回収する際に利用するトラックの大きさに応じて料金は変わります。まとめて処分したい不用品の量や予算も考慮の上、業者の提案も踏まえた最適なプランを選択しましょう。
お得な費用で処分を依頼できる不用品回収業者は、こちらの記事も参考にしてください。
産業廃棄物の蛍光灯も対応できる業者がある
事業用や水銀を含む蛍光灯は産業廃棄物に該当するため、処分方法にはある程度の制限かかります。
回収協力店でも回収対象外のケースが多いですが、産業廃棄物処理に対応した不用品回収業者であれば問題なく処分可能です。
処分に困る蛍光灯の取り扱いに悩む方は、不用品回収業者の利用を検討してください。不用品回収業者を選ぶ際は、相場に見合う費用で適切にサービスを運営する優良業者を選択しましょう。
高額費用をぼったくる、スタッフ対応が悪く評判が低いような悪徳業者を選ばないよう注意が必要です。
業者選びにお悩みの方は、優良業者をまとめたこちらの記事も参考にしてください。
蛍光灯の処分にお悩みの方は「不用品なんでも回収団」におまかせ!
蛍光灯をどう処分すべきかお悩みなら「不用品なんでも回収団」にご連絡ください。
不用品回収のプロとして、一般ゴミでは捨てられない蛍光灯の処分に対応、回収協力店に持ち込めない事業用や割れた蛍光灯でも柔軟に引き取ります。
1本単位で回収可能、複数本の蛍光灯でもお得に処分できるパックプランを提供しており、その他不用品がある場合の利用にもおすすめです。
出張や見積もりにかかる費用は無料、作業前のキャンセル料もかからないため、引越しや大掃除など大量の不用品処分が必要な場面でぜひご利用ください。
不用品に関するお悩みは、お気軽にご相談をお待ちしています。