本記事では、ヤマダ電機でパソコンを処分する方法を紹介します。
ヤマダ電機ではパソコンの無料処分サービスを行なっており、申し込みをすると費用をかけずに処分可能です。諸経費もかからないため、手軽にパソコンを捨てられます。
今回は、サービスを利用する手順や条件のほか、注意点なども詳しくまとめました。パソコンを無料で処分したい、ヤマダ電機のサービスが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヤマダ電機のパソコン無料処分サービスとは
まずは、ヤマダ電機が行っているパソコン無料処分サービスの概要や処分できるパソコンの種類を紹介します。利用を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
サービスの概要
ヤマダ電機では、無料でパソコンを回収するサービスを行っています。回収したパソコンはデータ消去などの処理を施した後、状態の良いものはリサイクル・リユースされる仕組みです。
データ消去に関しては、「米国国防総省規格に準拠したデータ消去方式」を採用しており、安心して任せられます。着払いでパソコンを送るだけなので、手軽に利用できるのも大きなメリットです。
さらに、さまざまな諸経費を含めて無料となっているため、一切費用をかけずにパソコンを処分できます。
受け取りや対応をするのは、ヤマダ電機ではなく「インバースネット」です。ヤマダ電機が直接行っているサービスではないため、問い合わせはインバースネットに行いましょう。
処分できるパソコンの種類
ヤマダ電機のパソコン無料処分サービスの対象となる製品の一例は、以下の通りです。
- ノートパソコン
- デスクトップパソコン
- 一体型パソコン(CRTブラウン管は除く)
- 自作PC
- HDD・SSDが抜き取られたパソコン
- 故障したパソコン
- PCリサイクルマークのない古いパソコン
- ラック型サーバ
- Mac
- 着脱キーボード付きのSurface
液晶モニター・PC付属品・PCパーツなどについては、パソコンと同梱発送で回収可能です。単体での処分はできないので、注意してください。
また、CRT(ブラウン管)タイプのパソコンやワープロ、スキャナーなどは回収できません。電源・メモリ・CPUが外されているなど、条件を満たしていないものも回収不可です。
ヤマダ電機のパソコン無料処分サービス利用の手順
ヤマダ電機のパソコン無料処分サービス利用の手順は、以下の通りです。
- 条件などを一読する
- 処分品を着払で発送する
- フォームで無料処分の申し込みをする
- ヤマダポイントを受け取る
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
1.条件などを一読する
まずは、公式サイトに記載されている条件や回収可能なパソコンの種類を確認し、自身が持っているパソコンが対象かどうかチェックしてください。
対象ではないパソコンを送ってしまった場合は、着払いで返送されてしまいます。
また、ヤマダ電機の会員ではない方は、この時点で登録をしておきましょう。登録をしていない方については、パソコン回収後のヤマダポイントが受け取れません。
2.処分品を着払で発送する
次に、処分対象のパソコンを段ボール箱などに入れて着払いで発送します。指定配送業者は佐川急便となっており、他の配送業者に依頼すると受け取ってもらえません。
着払いの伝票が手元にないときは、自宅への集荷依頼をした際に伝えると、持ってきてもらえます。必要事項を記入し、ドライバーに引き渡してください。
送り先の宛名や住所は、以下の通りです。
■送り先
- 住所:〒321-0602
栃木県那須烏山市大桶970 - 宛名:パソコン処分サービス
- TEL:0287-97-9004
品名は「パソコン」とし、必ず送り状No.を控えてください。梱包は自身で行う必要があるため、パソコンが壊れないように緩衝材などを使いましょう。
3.フォームで無料処分の申し込みをする
着払いでの発送が完了したら、専用のフォームから申し込みを行います。先ほど控えておいた送り状No.に加え、名前・メールアドレス・電話番号・都道府県などを入力しましょう。
ヤマダ電機の会員となっている場合は、会員種別と会員番号も入力します。最後に、回収を依頼したいパソコンの情報を入力し、送信すれば申し込みは完了です。
4.ヤマダポイントを受け取る
パソコンが到着した後、翌水曜日または翌々水曜日にヤマダポイントが付与されます。進呈されるポイントは、1回の申し込みにつき200ポイントです。
ポイントが付与されるタイミングまでに、会員登録を済ませておいてください。対象となる会員の種類は、以下の通りです。
- ヤマダデジタル会員
(YAMADAモバイル会員) - ヤマダウェブコム会員
- ヤマダLABI会員
申し込みの際に会員番号を入力する必要があるので、事前に確認しておくのがおすすめです。
ヤマダ電機持ち込みでのパソコン処分は店舗ごとに違う
ヤマダ電機では、オンラインでの申し込みや着払いでの発送により、パソコンの無料回収を受け付けています。しかし、実際に受け取りなどを行なうのはインバースネットです。
そのため、直接持ち込みをしても同じ対応をしてもらえるわけではありません。店舗によって対応が異なるケースもあるため、事前に最寄りの店舗に確認しましょう。
例えば、パソコン本体は無料でも液晶モニターの持ち込みは有料の店舗もあります。また、データの削除も有料となるケースがあるので、注意が必要です。
着払いで発送する方法でも、佐川急便に連絡すれば1~2日で集荷に来てくれるので、無料で処分したい方はオンラインでの申し込みを検討しましょう。
パソコンの処分方法はこちら!
ヤマダ機のパソコン無料処分サービスのおすすめポイント
ヤマダ電機のパソコン無料処分サービスは、簡単かつ費用をかけずにパソコンを処分できる便利な方法です。ここでは、2つのおすすめポイントを見ていきましょう。
簡単2ステップで処分できる
サービスを利用する際は、「パソコンの発送」と「フォームからの申し込み」のみで完結します。難しい手続きや面倒な内容は一切なく、手軽に利用できるのがメリットです。
また、ヤマダ電機の会員になっている方は、1回あたり200ポイントももらえます。付与されたポイントは、ヤマダ電機の店舗やオンラインショップで利用可能です。
身分証明書などの書類がいらない
ヤマダ電機でパソコンを回収してもらう場合は、身分証明書などを提出する必要はありません。着払いでの発送と申し込みのみで完結するので、手軽に利用できます。
着払いの伝票についても、佐川急便に集荷を依頼する際に伝えておけば、持ってきてもらえるので自分で用意する必要はありません。
自宅にある不要な段ボールに詰め、発送するだけでOKなのが嬉しいポイントです。
壊れているものでも回収してくれる
ヤマダ電機が行うパソコン無料回収サービスでは、壊れているものや付属品が欠品しているものでも、問題なく回収してもらえます。
一部、対象外の製品もありますが、幅広く回収してくれるのが大きなメリットです。もちろん、壊れているものであっても回収に費用はかかりません。
ヤマダ電機のパソコン無料処分サービスを利用する際の注意点
ヤマダ電機のパソコン無料処分サービスを利用する際の注意点は、以下の通りです。
- 対象外の製品は返送される
- ヤマダポイントが付与されるのは会員のみ
- 段ボールのサイズには制限がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
対象外の製品は返送される
対象外の製品を送った場合、着払いで返送されてしまいます。送り返された荷物を受け取りたいときは、送料を支払わなければなりません。
せっかく無料で処分できると思って送ったにも関わらず、返送料がかかってしまっては意味がないので、注意しましょう。対象外となる製品の例は、以下の通りです。
- 液晶モニターのみ
- PC付属品・PCパーツのみ
- CRT(ブラウン管)タイプのパソコン
- スマホ・タブレット
- ガラケー
- プリンター・スキャナー・ワープロ
- CPU・メモリ・電源のないパソコン
- マザーボードが取り外されたパソコン
- PCケース(筐体)がないパソコン
- ゲーム機
- デジカメ・ビデオカメラ
上記のようなものは、ヤマダ電機の無料回収では処分できません。PCと一緒にゲーム機やスマホを入れてしまうと、返送の対象になるので注意しましょう。
ヤマダポイントが付与されるのは会員のみ
ヤマダ電機の無料回収サービスでは、1回の送付につきヤマダポイントが200ポイントが付与されます。しかし、付与されるのは会員のみです。
会員以外の方、パソコンの到着までに会員登録が確認できない方については、付与されません。後からの付与もしてもらえないので、早めに会員登録を済ませましょう。
段ボールのサイズには制限がある
パソコンを送付する際の段ボールのサイズには、三辺の合計が160cm以内、重さが30kg以内の制限があります。パソコンを入れた状態で、30kgが超えないようにしましょう。
液晶モニターなどの付属品は同梱できますが、上記のサイズを超える段ボールは使えません。大型のデスクトップPCの場合は、同梱するのが難しくなります。
そのような場合は、液晶モニターなどの付属品を別途で処分しましょう。
液晶モニターの処分方法はこちら!
パソコン処分に迷ったら「不用品なんでも回収団」へお任せ!
ヤマダ電機では、無料でパソコンの処分を受け付けています。しかし、処分できないパソコンがあったり、送る際のサイズに制限があったりする点に注意が必要です。
手軽にパソコンを処分したい方は、「不用品なんでも回収団」へご相談ください。不用品なんでも回収団では、パソコン本体から付属品まで幅広く回収を受け付けています。
お得なパックプランを利用すれば、パソコンデスクなども含めて安価で処分可能です。