ケーズデンキで冷蔵庫を処分する際の費用についてご紹介します。
大手家電量販店ケーズデンキでは、冷蔵庫の引き取りサービスを展開してます。店舗への持ち込みはもちろん、自宅での回収も対応してくれるので、冷蔵庫処分には大変助かる方法です。
この記事では、ケーズデンキで冷蔵庫を処分する際の費用と回収条件、手順を解説します。
ケーズデンキで冷蔵庫処分に掛かる費用相場
ケーズデンキで冷蔵庫処分に掛かる費用相場をご紹介します。
ケーズデンキで冷蔵庫を処分する場合の費用は、以下の表の合計金額が目安です。費用は冷蔵庫の大きさや内容積によって変動しますが、状況やケースによってはこれに追加料金が上乗せされます。
料金内訳 | 冷蔵庫内容積170L以下 | 冷蔵庫内容積170L以上 |
---|---|---|
リサイクル料金 | 3,740円(税込)~ | 4,730円(税込)~ |
収集・運搬料金 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) |
合計金額 | 7,040円(税込)~ | 8,030円(税込)~ |
どんな料金が含まれているのか、ぞれぞれを詳しく解説します。
冷蔵庫のリサイクル料金
特定家電品4品目を処分する際に、私たちが支払わなければならないのが「家電リサイクル料金」です。
これにはエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機が含まれ、処分する際には必ず発生する費用となります。この料金を支払えないと、家電の回収や処分に応じてもらえない場合もあるのでご注意ください。
〇リサイクル料金
- 冷蔵庫内容積170L以下:3,740円(税込)~
- 冷蔵庫内容積170L以上:4,730円(税込)~
収集・運搬料金
収集・運搬料金とは、家電量販店が消費者から引き取った廃家電4品目を確実に製造者、もしくは指定引き取り場所まで運ぶための費用です。
これは冷蔵庫を含む4品目家電を処分する際にリサイクル料金と一緒に支払うもので、金額はある程度の価格帯に定まっています。家電によって同額ではありませんが、2,000円台~3,000円台です。
〇収集・運搬料金
- 冷蔵庫内容積170L以下:3,300円(税込)
- 冷蔵庫内容積170L以上:3,300円(税込)
ケーズデンキの冷蔵庫回収処分のみ追加費用
ケーズデンキの冷蔵庫回収処分のみの追加費用についてご紹介します。
ケーズデンキに冷蔵庫回収処分を行ってもらう場合、上記の基本料金の他にいくらかの追加費用が必要な場合もあります。運搬手段や冷蔵庫の台数など、ケースによって費用が異なりますのでご注意ください。
ケーズデンキ規定の出張費
リサイクル回収のみ、もしくは宅配お届けの製品を注文してリサイクル回収を希望する場合は、リサイクル料金に加えて収集・運搬料金、そしてケーズデンキ規定の出張費がプラスで必要となります。
回収する製品や距離によって、また店舗によっても多少価格が変動しますので、事前に確認してください。
〇ケーズデンキ規定の出張費
規定の出張費:3,300円(税込)~
複数台ある場合の費用
回収してほしい冷蔵庫が複数台ある場合は、追加の料金を支払わなければなりません。2台目以降は1台につきプラスの料金が加算されます。
リサイクル料金や収集・運搬料金と合わせて事前に店舗で支払うか、自宅回収の際に配送スタッフに支払うことになるでしょう。
〇複数台ある場合の追加費用
2台目以降1台につき:2,200円(税込)
購入品目とは異なる品目の回収
購入品目とは異なる品目の引き取りを依頼し、かつケーズデンキで購入していない製品の回収の場合は、収集・運搬料金に追加料金が加算されます。
これはつまり、処分したいのは冷蔵庫だとしてもケーズデンキで洗濯機を購入して配送してもらうケース、または回収希望の冷蔵庫がケーズデンキの購入品でない場合などに当てはまります。
たとえば新しく購入した洗濯機を運んでもらう際に、一緒に不要な冷蔵庫も引き取ってもらうパターンですが、同じ品目で交換とはならないので、追加の料金が加算されるのです。前もっての確認が必要でしょう。
〇購入品目とは異なる品目の回収費用
収集・運搬料金に追加される費用:1,100円(税込)
ケーズデンキで購入していない冷蔵庫の回収(引き取りのみ)
ケーズデンキで購入していない冷蔵庫の回収、しかも回収のみの場合は追加料金の加算がなされます。
この場合は引き取りのみのパターンの追加料金ですので、新しく商品を購入した場合は上記の金額になり、異なる価格なのでご注意ください。
この費用に出張費などが加算されればそれなりの金額になりますので、処分費用をできるだけ押さえたい方は、セルフで運搬して出張費を浮かすなど工夫が必要かもしれません。
〇ケーズデンキで購入していない冷蔵庫の引き取りのみの依頼費用
ケーズデンキ購入品ではない冷蔵庫の引き取り価格:3,300円(税込)
ケーズデンキで冷蔵庫を処分する際の条件
ケーズデンキで冷蔵庫を処分する際の条件をご紹介します。
比較的簡単な手順で冷蔵庫を回収してくれるケーズデンキですが、処分・回収には幾つかの条件があります。
- 家庭用の冷蔵庫のみ回収可能
- リサイクル料金の支払いが必須
- 一部製造メーカーによってはリサイクル料金が異なる
これをクリアしないと回収してもらえませんので、事前に理解しておきましょう。
家庭用の冷蔵庫のみ回収可能
ケーズデンキが回収してくれるのは、家庭用の冷蔵庫のみですので十分注意してください。たとえ業務用の冷蔵庫を家庭で使用していたとしても、処分の際には業務用冷蔵庫に適した処分が必要となります。
ケーズデンキでは冷蔵庫だけに限らず、「業務用製品の回収はできない」と公式サイトにはっきり記載されていますので留意しておきましょう。
リサイクル料金の支払いが必須
特定の家電は、処分する時にリサイクル料金の支払いが必須となります。
これには、特定家電4品目と言われる「テレビ・洗濯機・エアコン・冷蔵庫」が含まれます。家電の種類やサイズによってリサイクル料金に違いがありますが、これを支払って処分しないと違法ですのでご注意を。
またリサイクル料金はほぼ1年ごとに料金の見直しがなされているため、こまめにチェックする必要があります。
どこの店舗を利用して処分しようと、どんな業者であろうとリサイクル料金は必須ですので、必ずご確認ください。
一部製造メーカーによってはリサイクル料金が異なる
一部の製造メーカーによっては、リサイクル料金が通常の規定価格と異なる場合があります。
特に日本であまり知られていないメーカーや、外国製のものはリサイクル料金に違いがあります。実際にスタッフが実物を見て伝える金額が正式な費用となるので、ご注意ください。
事前に知っておきたい場合は、製造メーカー別のリサイクル料金が記載された表「再商品化等料金一覧」で詳細な金額を確認できるでしょう。これは「一般財団法人家電製品協会」のサイトで閲覧可能です。
冷蔵庫の処分方法別の手順
冷蔵庫の処分方法別の手順を詳しくご紹介します。
ケーズデンキで冷蔵庫を処分する時には、主に2つの方法から選択可能です。「自宅引き取り」と「店舗持ち込み」のケースになりますが、方法別に手順が異なりますので事前にご確認ください。
方法別に処分の手順を解説していきましょう。
自宅まで回収に来てもらうケース
ケーズデンキで冷蔵庫を処分する際、自宅引き取りを希望する時には、リサイクル料金に加えて収集運搬費用と出張費が加算されます。
さらに商品を新しく購入した「買い替え」のケースと「処分のみ」のケースは、多少手順と支払いの方法も異なってきます。自身の状況に合わせて選んでください。
〇買い替え時のケース
- 店舗で同種類の家電商品を購入する
- 購入した時に引き取り依頼を同時にする
- 商品の支払いと処分費用の支払いを行う
- 指定日に配送スタッフが商品を搬入する
- 回収してもらう冷蔵庫の運搬をスタッフに任せる
〇処分のみのケース
- 近隣の店舗に引き取りの申し込み・予約をする
- 希望日に来てもらい搬出してもらう
- 自宅に来たスタッフに支払いをする
自分で店舗に持ち込むケース
ケーズデンキで冷蔵庫を処分する際、自分で店舗に持ち込む方法もあります。
運搬のための時間や労力が必要ですが、そのぶん出張費が浮き、リサイクル料金と収集運搬費用のみで処分可能です。運搬のための人手や車両が確保できるのであれば、この方法もよいかもしれません。
店舗に冷蔵庫を持ち込む際の手順は以下の通りです。
- 近隣店舗に前もって連絡を入れておく
- 運搬のための車両の手配をする
- 店舗に冷蔵庫を運搬する
- サービスカウンターかレジのスタッフに声を掛ける
- 冷蔵庫処分費用の支払い・引き渡し
冷蔵庫の処分なら「不用品なんでも回収団」がおすすめ!
ケーズデンキで冷蔵庫を処分する際の費用についてご紹介しました。
身近にあって利用しやすいケーズデンキは、不要な冷蔵庫の回収も比較的簡単に利用しやすく、特に買い替えの予定があれば実にお得に回収・処分が可能です。
リサイクル料金や収集・運搬料金などの基本料金に加え、ケースによっては追加料金も必要になりますが、自分で運搬する手間や処分場に持っていく労力を考えればリーズナブルかもしれません。
ですが、もし冷蔵庫以外にも処分したい家電が幾つかあるのなら、家電量販店に引き取ってもらうより、不用品回収業者に依頼する方がお得です!
家電量販店なら家電1台につき料金が加算されますが、不用品回収業者の回収ならまとめての費用計算になるので、不用品があればあるだけリーズナブルになります。
「不用品なんでも回収団」なら、冷蔵庫の処分はもちろん、その他の家電や家具など、何でもまとめて引き取ってくれるので大助かり!ぜひお気軽にご相談ください。
すぐに片付けたい方には即日対応も可能!冷蔵庫処分のご依頼は「不用品なんでも回収団」へ!
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ケーズデンキで冷蔵庫を引き取ってもらいたいのですが、お店に持ち込むのと自宅まで引き取りに来てもらうのは、どちらがお得ですか?できるだけ費用を抑えたいのですが…
ケーズデンキで冷蔵庫回収を希望される場合、選ぶ方法によって費用は異なります。リサイクル料金や収集・運搬料金は基本的な費用のためどちらのケースでも必要ですが、出張料は自宅引き取りの場合のみ加算されます。
あとは引き取りのみの追加費用とケーズデンキで購入していない商品の引き取り費用の加算となりますが、あまり回収方法の選択とは関連しないかもしれません。
もしセルフでお店に冷蔵庫を持ち込む場合、運搬車両の手配や人手がいることを考えると、トータル的に考えれば自宅に引き取りに来てもらった方が効率的かもしれませんが、車両が手配でき運べるのであれば、出張費が浮くのでお得に処分できるでしょう。 -
冷蔵庫を不用品回収業者に処分してもらうメリットは何ですか?家電量販店とあまり変わらないような気がしますが、違いを教えてください。
家電量販店と不用品回収業者の回収は、似ているようで幾つかの違いがあります。
家電量販店での不要家電の引き取りは、特定家電4品目の回収に加え、その他幾つかの種類の家電の回収にしか対応していません。また複数台ある場合は、1台につき幾らかの追加費用が掛かります。
一方、不用品回収業者の回収の場合は、家電の種類や品目には関係なく、何台でも回収可能ですし、しかも家電以外の不用品もまとめて引き取ってくれるので大変便利でリーズナブル。処分を急いでいる場合や回収品目が多い場合、不用品の量が多い場合は不用品回収業者に依頼する方がお得でしょう。
ただ新しく家電量販店で家電を購入して入れ替える場合は、配送と同時に家電を引き取ってもらう方が効率的ですので、家電量販店に依頼するほうがよいでしょう。その時のケースや状況に合わせて判断してください。 -
壊れてしまった冷蔵庫を処分したいのですが、リサイクル料金を支払うように言われました。もう壊れて使えず捨てるだけなのに、リサイクル料金って払わなければいけないんですか?
結論からすると、リサイクル料金は必ず支払わなければなりません。
この家電リサイクル料金は、家電リサイクル法に基づいて決まっている費用で、特定の家電を処分する際に発生する費用です、メーカーや家電量販店によって多少価格は異なり、決して一律ではありません。
このリサイクル料金は料金改定がほぼ1年ごとに行われているので、こまめに確認する必要もあります。料金の支払いを拒否すると、家電を引き取ってもらえないこともあるのでご注意ください。