リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーやスマートフォンなど身近な製品に使われていますが、誤った捨て方をすると火災や爆発につながる危険なごみです。
東京都23区では自治体ごとに回収方法が異なり、「不燃ごみとして出せる区」「回収拠点へ持ち込む区」「特定日に回収する区」など対応はさまざま。
本記事では、最新の自治体公式情報をもとに、東京23区のリチウムイオン電池の正しい処分方法を一覧で解説します。
※2026年2月の情報をもとに更新しています。
東京都内でのリチウムイオン電池処分方法

リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーやスマートフォンなど、身近な製品に使われています。
しかし、リチウムイオン電池には火災や爆発のリスクがあるため、正しい処分方法を知っておくことが大切です。
東京都内でのリチウムイオン電池の主な処分方法は、大きく分けて以下の3つがあります。
- 燃やさないゴミに出す
- 電池回収リサイクルボックスに入れる
- 電池処分の特定日に出す
しかし、東京都23区それぞれに処分方法が定められており、上記の処分方法を採れないことも。
燃やさないゴミに出す際には、他の燃やさないゴミとは分けて「電池」などと袋に記載して出すなど、指定があります。
燃やさないゴミとして出せないところでは、電池の回収の特定日を指定しているところがあります。
東京都内では電池回収リサイクルボックスに入れるように定めているところが多いです。その際には、JBRC加盟のリサイクル協力店へ持っていくことが一般的です。
東京都内のリチウムイオン電池回収・処分状況
東京都内のリチウムイオン電池回収・処分状況を以下の表に簡単にまとめたので、参考にしてください。
以降、各自治体の回収・処分の詳細を解説していきます。
| 自治体 | 原則の出し方 | 注意点など | 公式URL(根拠) |
|---|---|---|---|
| 千代田区 | 燃やさないごみ/蛍光管等で回収 | 袋を分けて出す 破損・露出・膨張品は清掃事務所へ連絡 |
千代田区公式サイト |
| 中央区 | 拠点で回収 | 絶縁する | 中央区公式サイト |
| 港区 | 不燃ごみの日に回収 | 絶縁処理が必要 他の不燃ごみと別にして半透明な袋に入れる |
港区公式サイト |
| 新宿区 | 資源の日に回収 | 膨張・変形品は清掃事務所などへ持込 | 新宿区公式サイト |
| 文京区 | 拠点で回収 | 販売店や製造元で回収していない電池が取り外せないものが対象 | 文京区公式サイト |
| 台東区 | 資源の拠点に出す 燃やさないごみの日に出す |
膨張品・リサイクルマークの表記がないものも対象 袋に貼り紙して出す |
台東区公式サイト |
| 墨田区 | 拠点で回収 燃やさないごみで別袋で出す |
破損・膨張品は清掃事務所へ持込 | 墨田区公式サイト |
| 江東区 | 燃やさないごみの日に出す | 透明袋で分別・絶縁 膨張は単体で袋+「膨張電池」表示 |
江東区公式サイト |
| 品川区 | 陶器・ガラス・金属ごみの日に出す 清掃事務所/拠点でも回収 |
膨張品も収集対象 | 品川区公式サイト |
| 目黒区 | 拠点で回収 | 30cm以上・膨張・破損品は清掃事務所に相談 | 目黒区公式サイト |
| 大田区 | 30cm未満は不燃ごみ 30cm以上は粗大ごみ |
膨張品はごみ減量推進課または清掃事務所へ問い合わせ | 太田市公式サイト |
| 世田谷区 | 不燃ごみに出す | 別袋+「充電式電池」表記 | 世田谷区公式サイト |
| 渋谷区 | JBRCの回収拠点 | 破損・変形・膨張品は清掃事務所などに持込 | 渋谷区公式サイト |
| 中野区 | 拠点で回収 | 膨張・破損品は清掃事務所へ持込 | 中野区公式サイト |
| 杉並区 | 拠点で回収 | リサイクルマークなし/膨張品は清掃事務所へ持込 | 杉並区公式サイト |
| 豊島区 | 拠点で回収 | 海外製のものや膨張品は清掃事務所へ持込 | 豊島区公式サイト |
| 北区 | JBRC協力店 | 膨張品は燃えないごみの日に金属資源で出す 別の袋(透明または半透明)に「小型充電式電池」と明記 |
北区公式サイト |
| 荒川区 | 30cm未満は拠点で回収 30cm以上は粗大ごみ |
膨張品は3拠点のみ対応 | 荒川区公式サイト |
| 板橋区 | JBRC協力店 | JBRCで不可の品目は区へ問い合わせ | 板橋区公式サイト |
| 練馬区 | 拠点で回収 不燃ごみ |
膨張品は清掃事務所などへ持込・不燃ごみ回収時に手渡し | 練馬区公式サイト |
| 足立区 | 協力店/各社ショップなどで回収 | 拒否された場合は清掃事務所へ持込 | 足立区公式サイト |
| 葛飾区 | 拠点で回収 JBRC協力店 |
リサイクルマークなし/膨張品は透明・半透明の袋に入れて燃やさないごみ ※30cm以上のものは不可 |
葛飾区公式サイト |
| 江戸川区 | JBRC協力店 | 膨張品は清掃事務所などへ持込 | 江戸川区公式サイト |
通常のリチウムイオン電池は、自治体の案内に従って処分すれば問題ありません。しかし、膨張しているリチウムイオン電池は、処分に困るところが多いです。
回収協力店では、膨張しているリチウムイオン電池の回収は断られることも。そういった際には、自治体の窓口に持っていけば回収してもらえるところもあります。
しかし、回収してくれる窓口がないところは不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
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千代田区
千代田区では、リチウムイオン電池を月2回の「燃やさないごみ・蛍光管等」の収集日に出すことができます。
出す際は他のごみと混ぜず、別の袋に入れ「電池」などと表示してください。
破損や膨張している電池は通常収集に出せないため、事前に清掃事務所へ連絡し、指示に従って持ち込む必要があります。
中央区
中央区では、燃やさないゴミの日に出せます。ただし、他の燃やさないゴミとは別の袋に入れ、分けて出してください。
また、区内8ヶ所に設置されている回収ボックスまたは、毎週土曜日の決められた時間内に小学校へ出して処分することも可能です。
さらに「一般社団法人JBRC」の回収協力店でも回収してくれるので、中央区はリチウムイオン電池の処分がしやすいでしょう。
港区
港区では、リチウムイオン電池を不燃ごみの日に回収しています。
端子部分をテープなどで絶縁し、他の不燃ごみとは分けて半透明の袋に入れて出してください。
発火防止の観点から分別ルールは厳格に定められており、膨張・破損しているものについては、清掃事務所への相談が必要になる場合があります。
新宿区
新宿区では、週1回の「資源の日」**にリチウムイオン電池を回収しています。
指定された方法で分別し、集積所に出してください。
なお、膨張や変形、破損が見られる電池は通常回収の対象外です。新宿清掃事務所や各清掃センターへ事前に連絡し、案内された方法で持ち込む必要があります。
文京区
文京区では、区内の回収拠点でリチウムイオン電池を回収しています。
対象となるのは、販売店や製造元で回収していない電池や、電池を取り外せない小型機器などです。
出す前には端子部分の絶縁を行い、回収条件に該当するかを公式案内で確認してから持ち込むようにしてください。
台東区
台東区では、以下の条件に当てはまるもののみ回収してくれます。
- リサイクルマークがない
- 指定再資源化製品でない
- 指定再資源化製品だが、製造メーカー・販売店等の回収・再資源化の仕組みがない
上記に該当するリチウムイオン電池のみ燃やさないゴミとして回収してくれます。
しかし、該当しないようなら、「一般社団法人JBRC」の回収協力店へ持っていくようにしてください。
墨田区
墨田区では、リチウムイオン電池を区の回収拠点で回収しています。
また、条件を満たせば燃やさないごみとして別袋で排出することも可能。袋には「電池」と明記し、他のごみと混ぜないようにしましょう。
破損や膨張している電池は、清掃事務所へ直接持ち込む必要があります。
江東区
江東区では、燃やさないゴミとして処分できます。ただし、リチウムイオン電池を処分する際には、できる限り使い切ってからだすようにしてください。
膨張したリチウムイオン電池は単体で袋に入れ、「膨張電池」と表示して燃やさないゴミの日に出せます。
朝8時までに集積所に出すようにしてください。
品川区
品川区では、令和6年9月からリチウムイオン電池の収集を開始しました。
リチウムイオン電池を月2回の陶器・ガラス・金属ゴミの日に「充電池」と表記してから出すようにしてください。
膨張したリチウムイオン電池は、品川区清掃事務所品川庁舎または、荏原分室まで持ち込むようにしてください。
目黒区
目黒区では、区内10ヶ所の施設に設置した回収ボックスで回収を行っているので、持ち込むようにしてください。
また、リチウムイオン電池は、「一般社団法人JBRC」の回収協力店でも回収しているので、そちらへ持っていっても処分できます。
大田区
大田区では、リチウムイオン電池は、「一般社団法人JBRC」の回収協力店へ持っていって処分するようにしてください。
ただし、膨張しているリチウムイオン電池や回収協力店で引き取ってもらえない場合は、清掃事業課、または管轄の清掃事務所に相談してください。
世田谷区
世田谷区では、リチウムイオン電池を不燃ごみの日に回収しています。
出す際は別袋に入れ、「充電式電池」と表示することが必要。安全対策として端子部分の絶縁も求められています。
膨張や著しい劣化がある場合は、通常の収集に出さず、清掃事務所へ相談するようにしてください。
渋谷区
渋谷区では、リチウムイオン電池を一般社団法人JBRCの回収協力店で回収しています。モバイルバッテリーなどは回収ボックスへ持ち込むのが基本です。
なお、破損・変形・膨張している電池は回収協力店で引き取れない場合があります。
その際は清掃事務所など区の窓口へ事前に相談し、案内された方法で持ち込みましょう。
中野区
中野区では、区内2ヶ所に回収場所がありますので、そちらに持ち込むようにしてください。
また、「一般社団法人JBRC」の回収協力店でも処分できるので、そちらへ持っていっても処分が可能です。
杉並区
杉並区では、区役所西棟7階ゴミ減量対策課、杉並清掃事務所、方南支所、高円寺車庫、環境活動推進センターで回収しています。
そちらでも処分できますし、「一般社団法人JBRC」の回収協力店でも回収しているので、近い方へ持っていくことをおすすめします。
豊島区
豊島区では、リチウムイオン電池を区の回収拠点で回収しています。通常の電池は拠点回収が基本です。
ただし、回収協力店で引き取れなかった膨張した電池については、豊島清掃事務所の窓口で対応しています。
いずれの場合も、端子の絶縁処理を行ったうえで持ち込む必要があります。
北区
北区では、リチウムイオン電池をJBRC回収協力店での回収を基本としています。
ただし、膨張した電池など一部のものは、燃やさないごみの日に金属資源として排出することが可能です。
透明または半透明の袋に入れ、「小型充電式電池」と明記して出してください。
荒川区
荒川区では、清掃リサイクル事務所へ持っていけば、膨張しているリチウムイオン電池も回収してもらえます。
また、以下の3ヶ所でも回収してくれます。
- あらかわリサイクルセンター2階
- あらかわエコセンター3階
- ゆいの森あらかわ1階総合カウンター
そのほか、「一般社団法人JBRC」の回収協力店でも回収してくれるので、そちらへ持っていけば処分可能です。
板橋区
板橋区では、リチウムイオン電池をJBRC回収協力店で回収しています。
回収対象外となる電池や、協力店で引き取りを断られた場合には、区へ問い合わせることで適切な処分方法を案内してもらえます。
処分時は、必ず端子部分を絶縁し、安全に持ち運ぶようにしましょう。
練馬区
練馬区では、リチウムイオン電池を区内の回収拠点で回収しています。また、条件により不燃ごみとして出すことも可能です。
膨張している電池は、清掃事務所などへの持ち込みや、不燃ごみ収集時に手渡しで対応する必要があります。事前に区の案内を確認してください。
足立区
足立区では、リチウムイオン電池を回収協力店や各社ショップで回収してもらうのが原則です。
協力店で引き取りを断られた場合は、清掃事務所へ持ち込むことで対応してもらえます。
処分の際は端子部分の絶縁を行い、発火防止対策を徹底することが求められます。
葛飾区
葛飾区では、リチウムイオン電池を処分するなら、「一般社団法人JBRC」の回収協力店へ持っていくようにしてください。
ただし、回収してもらえないバッテリーや膨張しているリチウムイオン電池は燃やさないゴミの日に出せば回収してくれます。
袋等に「電池」「バッテリー」など、記載して出すようにしましょう
江戸川区
江戸川区では、リチウムイオン電池を一般社団法人JBRCの回収協力店で回収しています。
モバイルバッテリーなどの小型充電式電池は、協力店の回収ボックスへ持ち込んで処分してください。
なお、膨張や変形がある電池は回収協力店で断られることがあります。
その場合は、清掃事務所など区の窓口へ相談し、指示に従って持ち込む必要があります。
リチウムイオン電池の処分は「不用品なんでも回収団」でも可能!

リチウムイオン電池は、「一般社団法人JBRC」の回収協力店へ持っていくのが基本です。
しかし、膨張しているリチウムイオン電池や海外製のリチウムイオン電池の処分には対応していないことが多いです。
そういった際には、簡単に処分できず困ることになります。処分に困った時には不用品回収業者に依頼するようにしてください。
リチウムイオン電池は、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。







































































































































































































