この記事では、ヤマダ電機の家電回収サービスについて徹底的に解説します。
家電の品目や、メーカーによって回収費用が変わります。
それぞれの家電の処分費用や分類を表にするなどして、わかりやすくまとめました。そのため処分費用がいくらなのかが一目でわかるようになっています。
ヤマダ電機の家電回収サービスを理解するために、ぜひ参考にしてください。
ヤマダ電機の家電回収サービスの品目
こちらでは、ヤマダ電機が回収できる家電の品目を解説します。
家電リサイクル法の対象家電
ヤマダ電機では、家電リサイクル法の対象家電を以下の「大型家電」として回収しています。
■大型家電
- テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ・有機EL)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・乾燥機
- エアコン
これらの家電製品は、家電リサイクル法の対象になっており、不用になった際には、リサイクルの義務があります。
回収には、リサイクル料金と収集運搬料金が必要です。
リサイクル料金は、製造メーカーによって異なるため、製造メーカー名を確認しておきましょう。冷蔵庫とテレビは容量やサイズによっても料金が異なります。
小型家電リサイクル法の対象家電
小型家電リサイクル法の対象家電は、以下のような家電があります。
以下はあくまで一例であり、ほとんどの家電製品が回収の対象です。
■小型家電
- ビデオレコーダー
- 掃除機
- 炊飯器
- 小型プリンター
- 扇風機
- 天井照明
- 電子レンジ など
小型家電リサイクル法は、小型家電に含まれる、鉄、アルミ、銅、貴金属、レアメタルと言われる有用な金属を再利用するための法律です。
そのため、家庭用電話やファクシミリ、電動マッサージ機など、金属が含まれるものでダンボールに入る程度の家電は回収してもらえます。
ダンボールのサイズは、ヤマダ電機指定の長さ590mm×幅490mm×深さ470mmです。
無料で回収してもらえる家電
タブレットやスマホ、デジタルカメラなどの電子部品が多用されている家電は無料で回収してくれます。
無料で回収してくれる家電にはレアメタルなどの貴金属が多く含まれているため、資源として再生利用されます。
■無料で引き取り可能な家電
- タブレットやスマホ
- 携帯端末
- パソコン本体
- ゲーム機 など
また、充電式バッテリーやリチウムイオン電池、乾電池といった電池も回収してくれます。
店舗に設置されている「電池リサイクル回収ボックス」に入れるか店舗スタッフに尋ねてみてください。
引き取り不可な家電
ヤマダ電機では、以下のようなものは回収できません。
■引き取り不可な家電
- 石油ファンヒーター
- 石油ストーブ
- 灯油を使用するもの
- 家電リサイクル法や、小型家電リサイクル法の対象外の家電
家電リサイクル法や、小型家電リサイクル法の対象外のものとなると、かなりサイズの大きいものになってきます。
ヤマダ電機で回収不可な家電を処分するなら、不用品回収業者も検討をおすすめします。家電や家具の処分におすすめの不用品回収業者は以下の記事を参考にしてみてください。
ヤマダ電機の家電の引き取り費用
こちらでは、ヤマダ電機で家電を処分する際にかかる費用を解説します。
小型家電のリサイクル料金
ヤマダ電機の小型家電のリサイクル料金は品目によって異なります。以下の品目は一例で、大体の家電を処分できます。
以下に載っていない品目の処分費用については、店舗に直接確認してください。
区分 | 費用(税込) |
---|---|
ビデオレコーダー | 550円 |
掃除機 | 1,100円 |
炊飯器 | 1,100円 |
小型プリンター | 1,100円 |
扇風機 | 1,100円 |
天井照明 | 1,100円 |
電子レンジ | 2,200円 |
小型家電のリサイクルに限っては、ダンボールでまとめて回収してくれるサービスを2,200円で提供しています。
ダンボールのサイズは、長さ590mm×幅490mm×深さ470mm以内であれば詰められるだけ詰めて処分が可能です。
テレビ
ヤマダ電機では、テレビの種類とメーカーによって費用が変わります。以下の表にまとめましたので参考にしてください。
種類 | 区分 | 費用(15型V以下) | 費用(16型V以上) |
---|---|---|---|
ブラウン管テレビ | Aグループ | 1,320円 | 2,420円 |
Bグループ | 1,870円 | 2,970円 | |
指定法人 | 3,100円 | 3,700円 | |
ヤマダ電機製品 | 1,595円 | 2,695円 | |
ノーリツ | 2,970円 | Bグループに含む | |
・液晶テレビ ・有機ELテレビ ・プラズマ式テレビ |
A・Bグループ | 1,870円 | 2,970円 |
指定法人 | 3,100円 | 3,700円 | |
ミスターマックス | 3,352円 | 3,352円 |
◼︎Aグループ
パナソニック(三洋)・JVCケンウッド・LG Electro・ハイアールジャパン・TVS REGZA
◼︎Bグループ
日立グローバルライフ・シャープ・三菱電機・富士通ゼネラル・ソニー(アイワ)・良品計画・サムスン電子ジャパン
◼︎指定法人
ノジマ・ドウシシャ・その他
冷蔵庫・冷凍庫
冷蔵庫や冷凍庫は容量とメーカーによって費用が変わります。以下の表にまとめましたので参考にしてください。
冷蔵庫や冷凍庫は、指定法人が2つあります。
区分 | 費用(170ℓ以下) | 費用(171ℓ以上) |
---|---|---|
A・Bグループ | 3,740円 | 4,730円 |
指定法人① | 4,730円 | ー |
指定法人② | 5,200円 | 5,600円 |
ヤマダ電機製品 | 4,015円 | 5,005円 |
ドメティック | 5,599円 | 6,149円 |
◼︎A・Bグループ
パナソニック(三洋)・東芝ライフスタイル・LG Electro・クリナップ・日立グローバルライフ・シャープ・三菱電機(三菱電機エンジニア)・富士通ゼネラル・良品計画 など
◼︎指定法人①
アイリスオーヤマ・コロナ・吉井電気
◼︎指定法人②
澤藤電機・デンソーエアクール・ツインバード工業・ツナシマ商事・双日マシナリー・三ツ星貿易・インタックSPS・デバイスタイル など
洗濯機・衣類乾燥機
洗濯機や衣類乾燥機は、メーカーによって費用が変わります。以下の表にまとめましたので参考にしてください。
区分 | 費用 |
---|---|
A・Bグループ | 2,530円 |
指定法人 | 3,300円 |
ヤマダ電機製品 | 2,805円 |
サムスン電子ジャパン | 2,640円 |
◼︎A・Bグループ
パナソニック・パナソニック(三洋)・東芝ライフスタイル・LG Electro・大阪ガス・東京ガス・日立グローバルライフ・シャープ・三菱電機・富士通ゼネラル・良品計画 など
◼︎指定法人
マエスケイジャパン・テクタイトアルミス・山善・ベルソス・シービージャパン・ノジマ・アイリスオーヤマ・ニトリ など
エアコン
エアコンは、メーカーによって費用が変わります。以下の表にまとめましたので参考にしてください。
区分 | 費用 |
---|---|
A・Bグループ | 990円 |
指定法人 | 2,000円 |
ヤマダ電機製品 | 1,265円 |
ヤンマーエネルギー | 9,900円 |
◼︎A・Bグループ
パナソニック(三洋)・東芝ライフスタイル・ダイキン工業・LG Electro・大阪ガス・コロナ・パーパス・東京ガス・日立ジョンソン空調・シャープ・三菱電機・富士通ゼネラル・三菱重工 など
◼︎指定法人
エスケイジャパン・ハイセンスジャパン・山善・ノジマ・フィフティ・アイリスオーヤマ・ナヴィック・ニトリ など
家電の収集運搬料金
ヤマダ電機の家電の収集運搬料金は、一律2,500円です。家電の回収には、店舗への持ち込みか訪問回収の2つの方法があります。
持ち込みでも訪問回収でも、リサイクル料金と収集運搬料金が必要ですし、訪問回収なら、訪問回収の費用が別途かかります。
その他の追加料金
これまで、紹介した品目の回収費用は、ヤマダ電機にて商品を購入した場合の金額です。そのため、訪問回収のみを依頼するには、2,750円かかる点は注意が必要です。
追加料金については以下の表にまとめましたので参考にしてください。
項目 | 追加費用 |
---|---|
リサイクル回収のみの訪問回収 | 2,750円 |
回収先・回収日が異なる訪問回収 | 2,750円 |
リサイクル回収品の追加 | 1点追加につき550円 |
購入した品数以上の回収を依頼する場合は、追加料金が発生します。
ヤマダ電機に家電を引き取ってもらう方法
こちらでは、ヤマダ電機に家電を引き取ってもらう方法について解説します。
ヤマダ電機の店舗へ持ち込む
ヤマダ電機の店舗へ持ち込む際には、スタッフに尋ねれば対応してもらえます。回収には、曜日の指定はありません。
回収してもらえば、料金を支払って完了します。
注意点は家電を持ち込んだとしても、家電リサイクル法の対象品目には収集運搬料金がかかるということ。
テレビやエアコン、洗濯機などは持ち込みであっても、リサイクル料金と収集運搬料金がかかる点は押さえておいてください。
買い替えの配送時に引き取ってもらう
ヤマダ電機で新しい家電を購入する際には、古い家電を引き取ってもらえます。
新しい家電の配送と同時に引き取ってもらえるため、手間がかかりません。また、購入手続きと同時に処分の手続きができるため、スムーズです。
配送場所と回収場所が違うケースや、配送日と回収日が異なるケースでは、2,750円の追加費用がかかるという点は押さえておきましょう。
出張回収を依頼する
ヤマダ電機は、家電の購入がなくても、家電の引き取りにも対応しています。
ヤマダデンキ店舗または、コールセンターで申し込めば、指定の日時の訪問にて回収してもらえます。
大型で重い家電でも、スタッフが安全に運び出してくれます。工賃がかかりますが、取り外しの依頼も可能です。
ダンボールに入れて回収してもらう
ヤマダ電機には、指定のダンボール箱に不要な家電を入れて発送できるサービスもあります。
ダンボールのサイズは、長さ590mm×幅490mm×深さ470mm以内です。ダンボールに入るなら、詰められるだけ詰めて処分ができます。
ヤマダデンキ店舗または、コールセンターで申し込めば、店舗へ持ち込みまたは、訪問にて回収してもらえます。
家電の処分なら「不用品なんでも回収団」へ!
家電であれば、ヤマダ電機で購入したかどうかにかかわらず回収可能です。ただし、石油ストーブなど、灯油を使用する家電は処分できません。
家電リサイクル法の対象品目の処分や、その他にも不用品があるなら、不用品回収業者の方が安く処分できることも。
断捨離や引っ越しの際なら、分別や運び出しをすることなく不用品をまとめて回収してくれます。
家電だけでなく、家具などもまとめて処分するなら、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。