キッチン断捨離のコツを詳しくご紹介していきます。
食器や調理器具、食品のストックなどで何かと物が溢れがちなキッチン。家族の人数が多ければ多いほど整理整頓は難しくなります。でも、綺麗に整ったキッチンで料理したいと願う主婦は多いはずです。
この記事では、キッチン断捨離のコツについて解説し、加えて捨てるものの判断基準と場所別の処分方法も見ていきます。キッチン断捨離にトライしたい方は、ぜひ参考にしてください。
キッチン断捨離のコツ
キッチン断捨離の際のコツについてご紹介していきます。
家族全員が使用するため何かと物が多くなりがちなキッチンですが、きちんとコツさえつかめば片付けは簡単です。ストレスなく断捨離できるようになれば、キッチンはいつも綺麗な状態を保てるようになります。
以下のコツをぜひ参考にしてみてください。
カテゴリーごとに片付けていく
断捨離を始める前に、まずはカテゴリー別に分けて作業することをおすすめします。
キッチンは収納場所も多く、何かと物が多くなる場所なので、分けて片付けていかないと途中で作業が嫌になってしまう可能性があります。途中で諦めてしまわないためにも、まずはカテゴリーを明確に決めてください。
まずは冷蔵庫の中身の整理、食器類、調理用品、保管しているキッチン雑貨など、細かく分ければあとは捨てるか残すかを決めて仕分けるだけです。
すべてを処分した後に収納する
断捨離をスムーズに終わらせるためには、すべてのものを仕分けて分別し、不要な物を処分した後に収納に戻すことです。
片付けながら収納していくという方もいらっしゃいますが、物が多い場合は途中で収納すると分別したものが分からなくなり、余計に片付けの時間が掛かることも。時間が掛かると嫌になってしまい、中途半端で終わる可能性もあります。
断捨離がいつまで経っても終わらないということにならないように、キッチンの収納はすべての片付けが終わり、残すものだけが手元に残った状態で取り組むようにしてください。
どうしても捨てられない物は「保留」
キッチンに保管している物の量は、家庭によってかなり違いがあります。家族の人数や生活スタイルにもよりますが、どうしてもストックしておかなければならない物もあることでしょう。
捨てようと思ってもどうしても決断できなかった時は、あまりそこに時間をかけず、「保留」扱いにしてください。迷うということはまだ使用する可能性があるのかもしれませんし、あまり迷っていては断捨離も進まないからです。
自分なりに期限を決めて、半年、1年の間に使用しなかったら処分するなどのルールを決めてください。
キッチン用品で断捨離したほうがいい物
キッチン用品で断捨離した方がいい物について解説していきます。
必要だと感じるものは人それぞれ異なるように、キッチン用品に関しても必要な物と不要な物は人それぞれです。ただ、ある程度の基準を定めてテンポよく断捨離をしていかないと、片付けはいつまで経っても終わりません。
ここからは、一般的にキッチン用品で断捨離したほうがいい物についてご紹介していきます。
使用していない調理器具
何年も使用していない調理器具は断捨離の対象です。多くの家庭にありがちな傾向ですが、ボウルや菜箸などの調理器具が必要数以上かさばっているキッチンは少なくありません。
調理で使用する器具は1つずつあれば十分ですし、たくさんあっても結局使いやすいものしか使用しません。1年以上使った記憶がないのであれば、これから使う可能性も低いので処分してください。
使い捨てのお箸類
これも多くの家庭に見られる傾向ですが、スーパーやテイクアウトでもらう使い捨てのお箸類を必要以上に保管していませんか?
いつか使うかも…と思って保管するのですが、そのまま何年も経過し、結局ゴミのように扱いになっています。お弁当をよく作る機会があるなら使用できるかもしれませんが、上手に活用できる自信がないなら処分してください。
タッパなどの保存容器
食材のストックに何かと重宝するタッパなどの保存容器ですが、これも必要以上にかさばりがち。機会があるたびに購入し、家にある保存容器を把握していないのでまた購入し…ということでどんどん増えていくのです。
ただこれも調理器具と同じで、結局使用するのは使いやすいものばかりです。1年以上使用していない保存容器は多いはずですので、変色したり、臭いがある物は捨てて最低限の数量に抑えましょう。
使用していない食器
家族の人数にもよりますが、食器の断捨離は一番難しいカテゴリかもしれません。用途別に必要な食器は数も多く、とても場所を取ります。
ただこれも必要数以上の食器は必要なく、結局はお気に入りの食器や使いやすい食器だけを使用しているはずです。同じ用途の食器がいくつもあるなら、家族の人数分もしくは使用頻度の高いものだけに絞ってください。
また来客用の食器などもありますが、何年も使用していないのであれば普段使いに格下げすることもできます。無駄にしてしまって処分するよりはマシです。
使用していない冷蔵庫の中身
冷蔵庫の中身も、意外と不要品の宝庫と言われています。毎日使用しているようで、よく考えれば放置している食材が冷蔵庫の奥にあったりするものです。
たまにしか使用しない粉類や使いかけのふりかけ類、使い切らなかった調味料など、そのままにしていることも多々あります。普段使いしないことが分かっているものなら、迷わずに捨てても問題ありません。
出番が少ない食材や保存食品
買ったはいいものの出番が少ない食材や保存食品は、必要以上にあるなら捨ててしまいましょう。
人から頂いた食品やストックしようと思って購入したものなど、上手に使用できればいいのですが、意外に忘れて放置しがちです。特に保存食品は賞味期限が長いからと保管したにもかかわらず、すっかり忘れてまた新しいものを購入するなどの失敗もあり得ます。
ですから、断捨離のタイミングで出番がない食材や保存食品の量を把握し、使用できるものと不用なものを仕分けてください。ストック置き場が綺麗になるとキッチン全体が片付くはずです。
食器やキッチン用品をまとめて断捨離するなら不用品回収業者に処分を依頼しましょう。
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場所別で判断する断捨離のコツ
場所別で判断する断捨離のコツについて解説します。
一言でキッチンと言っても、シンク周りやカウンター、食器棚、パントリーなど場所別で断捨離のコツも異なります。場所別に断捨離のコツをご紹介しますので、参考にしてください。
シンク・コンロまわり
一番汚れやすい場所と言っても過言ではない、シンク・コンロまわり。
シンクでは、日常的に食器を洗ったり野菜を洗ったりしますので、洗剤や不要なスポンジが散乱している可能性も。また食器をシンクまわりに溜め込んだりせずに、すぐに洗って拭き食器棚に戻しましょう。
またコンロまわりには油などの調味料や調理器具を置いている場合が多いですが、必要以上の数を置かないようにしてください。調理スペースを取って狭くなりますし、物が多い中での作業は非常に危険です。
テーブルまわり
テーブルまわりも必要ないものの宝庫になりがちな場所です。「ちょっと置いておこう」、「あとで片付けよう」と思ったものが散乱しやすいスペースですので、気合いを入れて断捨離に取り組む必要があります。
よくあるパターンは、普段よく使うものをそのまま放置すること。財布や時計、グラス、脱ぎかけの服など取り留めのないものが散乱している場合があります。まずはテーブルの上をスッキリと片付け、キッチンと関係のないものは保管するか、処分してください。
食器棚・パントリー
食器棚やパントリーもものがかさばりやすい場所です。
食器棚には長年使用していない食器があるはずですが、1年以上お目見えしていないのであれば、処分しても問題ありません。よく使用する食器は必ず限られてきますから、日常的に使用している食器のみに限定してください。
またパントリーにも保存食品や乾物類などが溢れていることでしょう。収納スペースが多いのはいいことですが、何があるのか把握できない量になると、重複購入や使い切らずに無駄にしてしまう可能性も高まります。断捨離の機会に賞味期限などをチェックして、パッと見て把握できる量だけ残し、必要ないものを仕分けてください。
キッチン周りの断捨離を維持するコツ
せっかくキッチン周りを断捨離したのなら、その綺麗な状態を維持したいはずです。
ただ油断していると断捨離前の状態にすぐ戻ってしまい、またすぐに片付けをしなければならなくなります。少し意識するだけで断捨離の状態を維持することが可能になりますので、簡単なコツをご紹介していきたいと思います。
ストックを最小限にする
断捨離してパントリーが整理整頓できたのであれば、もう物を増やさないように意識しましょう。
一番かさばりがちなのがストック品ですが、「もしもの時のために」と思って購入したものは、多くの場合ゴミになりがちです。また安かったからと衝動買いしたものも意外に忘れて放置しがち。ですから、ストックは最小限に抑えてください。
まずは一度すべて整理して、使いきれる量を把握してから新しいストック品を購入するのです。またセールなどで安かったとしても、必要ないと分かっているものは衝動的に買わないようにした方が無難です。
食器は厳選したものだけにする
場所を一番取ると言っても過言ではない食器類は、厳選した最低限のものだけにしてください。
日常的に使用している食器とお気に入りの食器、さらに来客時には必ず登場するお客さん用の食器など、カテゴリに分けて必要量を決めて保管します。日常的に使用する食器は家族の人数分で決めることができますし、お気に入りに食器もそんなに数量はないはずです。
それ以外のイベント時に使う食器や冠婚葬祭用の食器以外は、潔く捨ててください。1年以上使用していないものなどのルールを決め、作業的に淡々と仕分けてください。考え込むと断捨離が進みませんので、手際よく「使う」か「使わない」かで判断しましょう。
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キッチン断捨離のコツをご紹介しました。
家の中でも比較的ものが多いキッチンですが、カテゴリ別に仕分けたり、すぐに決められないものは保留するなど、幾つかのコツを掴めば断捨離も楽しく行えるものです。また断捨離前にきちんと処分の判断基準を決めて、ルールに沿って片付けることも大切です。
もしセルフのキッチン断捨離に限界を感じたら、「不用品なんでも回収団」のサポートを依頼するのもおすすめ。
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