この記事では、ゴミ屋敷が火事になる原因を5つ紹介します。
また、ゴミ屋敷が火事になった時にどうなるのかも解説します。そのため、ゴミ屋敷を放置しておくリスクもわかるようになります。
ゴミ屋敷が火災にならないようにするための解決策も紹介するため、ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
ゴミ屋敷火事の5つの原因
こちらでは、ゴミ屋敷が火事になりやすい原因を5つ紹介します。大規模な火事になってしまう原因を集めましたので、参考にしてください。
ずさんな火の取り扱い
ゴミ屋敷での火事は、ずさんな火の取り扱いによって発生するケースが非常に多いです。
特に、タバコの不始末による、吸い殻からゴミや布団などに引火したり、寝たばこにより火災が発生したりします。
ゴミ屋敷は、燃えやすいものが大量にあるため、一度火がつくと燃え広がりやすいです。通路が塞がれているため、初期消火や避難が困難です。
こういった火災を防ぐための対策として、タバコの吸い殻は水に浸けてから捨て、定期的にゴミを処分し、整理整頓を心がけてください。
可能であれば、火災報知器や消火器を設置するのも有効です。
また、冬場に暖を取ろうとして着けた火が燃え移り、火事になった神奈川県川崎市の事例もあります。ゴミ屋敷で暖を取ろうと火をつけるのは、かなり危険です。
トラッキング現象
トラッキング現象とは、コンセントとプラグの間にホコリが溜まり、そこに湿気が加わることで電流が流れ、発熱・発火する現象です。
特に、長期間コンセントにプラグを挿し込んだままにしている、普段あまり使わないような場所のコンセントは注意が必要です。
トラッキング現象が起こるホコリの量は、電極間を繋ぐくらいに溜まっている程度が目安です。
また、ゴミ屋敷のように掃除が行き届かない場所は、ホコリが溜まりやすく危険です。また、台所や風呂場など、湿気が多い場所も注意が必要です。
コンセントやプラグ周辺のホコリを定期的に掃除し、長期間使用しないプラグはコンセントから抜いておきましょう。
ストーブの火
ゴミ屋敷におけるストーブの火による火災は、特に冬場に注意が必要です。
ゴミが積み重なっている場合、ストーブの熱がこもりやすく、発火温度に達しやすくなります。
また、ゴミの上にストーブを置いていることも多く、不安定さから、ちょっとしたことで転倒する可能性があります。
転倒した際に、可燃物に引火する危険性も。
古いストーブや故障したストーブを使い続けると、異常な高温になったり、火花が散ったりすることがあります。
寒さ対策として、就寝時にもストーブをつけたままにしてしまうケースも考えられます。
就寝中は、火災に気づくのが遅れる可能性が高いため、つけっぱなしで寝てしまうのは大変危険です。
ストーブの周り3m以内には、可燃物を置かないようにしましょう。
ガスコンロの消し忘れ
ゴミ屋敷におけるガスコンロの消し忘れは、よくある火災の原因です。特に油を使った調理中にコンロを消し忘れると発火しやすいです。
消し忘れに気づかず長時間コンロが燃焼し続けると、周囲の温度が上昇し、さらに広範囲に火災が拡大する危険性があります。
そのほか、台所が散らかっている状態で調理していると、燃えるものに引火し、火事になる可能性があります。
また、油汚れが溜まったコンロ周りも、引火しやすく、炎が燃え広がりやすい状態です。
放火
放火された場合、瞬く間に火が燃え広がり、大規模な火災に発展する危険性があります。
というのも、ゴミに埋もれて火が燃え移った場合、発見が遅れることがあります。
ゴミが多いほど燃え広がりやすく、発見が遅れて大惨事になるケースも少なくありません。
放火犯は、ストレス、不満、恨みなど、さまざまな心理的要因によって犯行に及ぶことがあります。
ゴミ屋敷は、人目につきにくく、放火しやすい場所として標的にされやすいです。
また、燃えるものが多いゴミ屋敷なら、放火犯は簡単に火災を起こせると考えます。
治安の悪い地域では、放火などの犯罪が発生しやすい傾向があるため、注意が必要です。
ゴミ屋敷で火事が起きた際の4つのリスク
こちらでは、ゴミ屋敷で火事が起きた際に予想される4つのリスクを紹介します。
火災の規模が大きくなる
ゴミ屋敷には、新聞紙、段ボール、衣類、プラスチック製品など、燃えやすいものが大量に溜まっています。
こういった燃えやすい物が燃料となって、炎が急速に大きくなり、大規模な火災になるリスクがあります。
また、ゴミが積み重なっているため、空気の通りが悪く、熱がこもりやすい状態です。これにより、小さな火種でも大きな炎に発展しやすく、一度火がつくと消火が困難になります。
ゴミに埋もれて火が燃え移った場合、発見が遅れることがあります。ゴミが多いほど燃え広がりやすく、発見が遅れることは大惨事に繋がります。
周辺に延焼する
日本の住宅地は密集している場所が多く、特に古い木造家屋などが密集している地域では、一度火災が発生すると、瞬く間に周囲に燃え広がる危険性があります。
ゴミ屋敷の火災は、隣接する住宅やアパート、マンションなどに延焼する可能性が非常に高いです。特に、木造住宅が密集している地域では、延焼速度が速く、被害が拡大しやすいです。
ゴミ屋敷が森林や山林に隣接している場合、火災が森林や山林に燃え移り、大規模な山火事に発展する可能性があります。
ゴミ屋敷の火災による責任は、主に失火責任法に基づいて判断されます。
重大な過失がなければ、ゴミ屋敷の住人に火事の責任は問われないのが原則です。しかし、この記事で紹介している火事の原因は重大な過失になりやすいです。
重大な過失になる事例としては、てんぷら油が入った鍋をガスコンロで加熱したまま長時間放置して火災に至ったケースがあります。
他には、寝たばこの危険性を認識しながら寝タバコを続けており、結果として火事になった事例も重大な過失が認定されています。
住居や家財を失う
ゴミが大量にあるため、消火に時間がかかることがあります。火災の規模が大きくなると、建物全体が焼失する可能性が高くなります。
特に、木造住宅の場合、火災による被害が大きくなりやすいです。
家財も火災によって焼失したり、煙や水により使い物にならない可能性もあります。また、貴重品なども失われる可能性も。
住居や家財を失うことで、経済的な損失が大きいです。火災保険に加入していても、保険金だけでは全ての損失を補填できない場合があります。
また、住み慣れた家を失うことは、精神的な苦痛も伴います。また、火災によるトラウマが残る可能性もあります。
命を失う
ゴミ屋敷の出火元によっては避難経路が火で塞がれたり、移動が困難になったりする場合があります。
また、煙や炎が充満しやすく、視界が悪くなるため、出口を見つけるのが困難になることも。
自分の家で迷うなんてと思うかもしれませんが、パニックになると案外逃げられなくなります。
逃げ遅れは命の危険に直結するため、ゴミ屋敷の解消は重要です。
他にも、プラスチック製品などが燃えると一酸化炭素などの有毒ガスが発生します。
有毒ガスを吸い込むと、意識を失ったり、呼吸困難になってしまうと、そのまま窒息死したりすることも。
また、火災によって建物が倒壊したり、落下物によって致命傷を負ったりすることもあるため、ゴミ屋敷の火災はリスクが多いです。
ゴミ屋敷火事を防ぐための2つの対処法
こちらでは、ゴミ屋敷の火事を防ぐための対処方法を2つ解説します。どちらかを行えば良いというわけではなく、両方の対処法を行っておくことをおすすめします。
家の内外のゴミや不用品を片付ける
ゴミ屋敷の火災を防ぐためには、日頃からの対策が非常に重要です。通路や出入り口を塞がないようにするためと、動きやすくするためにも、物を整理し、避難経路を確保してください。
不用品を自分の家の敷地内で焼却処分するのはNGです。
処分する手間や、費用を考えると燃やした方が早いと思うかもしれませんが、実際にこれで火事になったケースが東京で起こっています。
自力での片付けが困難な場合や、大量のゴミがある場合は、ゴミ屋敷の片付け業者に依頼することをおすすめします。
ゴミ屋敷の片付け業者は、どんな不用品でもまとめて処分してくれます。指定した日に回収に来てくれるため、予定を合わせやすいです。
ゴミ屋敷の片付け業者ならゴミの回収だけでなく、清掃サービスも提供しています。依頼すれば、全てを任せられます。
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トラッキング現象の対策グッズを使う
ゴミ屋敷の火災の原因にもなるトラッキング現象には、以下のようなグッズが売られているため、対策できます。
- トラッキング防止プラグ
- トラッキング防止コンセントカバー
- ホコリ防止シャッター付きコンセント
- コンセント用隙間埋めカバー
トラッキング現象が起こるのは、コンセントに隙間ができることが原因です。対策グッズを使用するだけでなく、定期的にコンセント周りのホコリを掃除することが重要です。
また、古い配線は、トラッキング現象だけでなく、漏電やショートの原因にもなります。古い配線は、専門業者に依頼して交換しましょう。
トラッキング対策をしておけばそれでいいわけではありません。
燃えやすいものはできるだけ溜め込まず、処分することも並行して行ってください。家の外や庭、ベランダなどに散乱しているようなら、早急に片付けることをおすすめします。
ゴミ屋敷の整理なら「不用品なんでも回収団」へ!
ゴミ屋敷が火事になってしまうと大規模になりやすいです。
そのためにも、火の取り扱いには注意してください。重大な過失として認定されてしまうと、火災保険が適用されません。
また、延焼などによって他人に損害を与えてしまったら、失火責任法により損害賠償責任を問われることになります。
火事になった時のリスクを考えると、ゴミ屋敷の片付け業者に依頼するなどして、早めの対策を打っておきましょう
ゴミ屋敷の大量の物品を処分するなら、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。