精神疾患や心の病気がゴミ屋敷化につながる?原因や対策を解説

本記事では精神疾患や心の病気がもとで、ゴミ屋敷化してしまう理由や要因について解説しています。

片付けが困難な症状につながりやすい心の病気や、ゴミ屋敷にしてしまわないための対策なども紹介します。

日ごろ片付けられずにお悩みの方はもちろん、精神疾患や心の病を抱えるかたのご家族にとっても参考にしていただける情報ですので、ぜひ最後までご覧ください。

精神疾患によりゴミ屋敷化させてしまう原因や理由

精神疾患によりゴミ屋敷化させてしまう原因や理由

住まいをゴミ屋敷にしてしまう人の中には、「精神疾患」や「心の病(病気)」を抱え、片付けたくても片付けられずにいる人もいます。

ただし精神疾患があるからといって、必ずしも住まいをゴミ屋敷にしてしまうというわけではありません。

それぞれ精神疾患や心の病が引き起こす症状はさまざまですが、部屋を片付けられなくなってしまうのには共通した原因や理由があるのです。

体調不良に陥ってしまう

精神疾患がもとで、片付けが困難になる程までに体調を崩してしまうことがあります。

場合によってはそうした状況が、何日も何週間も続くことだって珍しくありません。

体調不良の程度は「だるい」程度から、「体を起こすのが困難な」状況までとさまざまです。

ちょっとした片付けくらい簡単にできるだろうと思われる方もいるかもしれません。しかし、精神疾患がもとで体調不調に陥っている状態の場合、精神状態なども相まって、ほんの少しの片付けすら難しいこともあるのです。

こうした状況が続けば、片付けるべき場所や範囲も広くなり、掃除や片付けがどんどん負担となってしまいます。

片付ける気力が伴わない

精神疾患の悩みがない人でも、部屋の片付けや掃除が面倒に感じたりおっくうだと感じてしまうことがあるでしょう。

精神疾患を抱える人の場合、こうした気持ちがより顕著にでてしまい、コントロールがむずかしいこともあります。

片付けなければいけないとわかっていても気分が伴わず後回しにしてしまう、片づ付けたくても気力がわかず手につかないケースも珍しくありません。

だらしがない、甘えていると感じてしまう人もいるかもしれませんが、こうしたコントロールが効かないといった問題も、精神疾患の症状によって起こされるものなのです。

不眠からくる昼夜逆転

精神疾患を抱える人の中には、不眠症や過眠症など眠りに関する不調を訴える人も少なくありません。

昼夜逆転の生活を送る人もおり、朝起きれないために自治体のゴミ収集の時間にあわせてゴミ出しができないケースも多いのです。

このような状況が繰り返されることにより、室内にはたくさんのゴミ袋であふれかえってしまうことも。

マンション住まいなどで曜日を問わずゴミを排出できる場合は良いですが、集積所に出すような場合は注意が必要です。

適切に片付けるための判断ができなくなる

精神疾患の症状がもとで、片付けの段取りや手順がうまく組み立てられなくなってしまうこともあります。

ゴミを処分するための段取りなども含め、片付けのための能力や判断力が低下してしまうのです。

目の前にある書類の分類やメイク道具の収納など、一般の人にとっては他愛もないことでも、何をどうすべきか判断できなくなってしまうことだってあります。

また賞味期限が切れた食品などを処分するといった判断もつかず、乾物などは古くなったものがどんどん溜まっていってしまうこともあるのです。

こうした症状がある場合には、自宅にある物の数や種類が判断できず、すでにあるものを新たに購入してしまうこともあります。

散らかっていても気にならない・どうでもいいと感じる(セルフネグレクトなど)

精神疾患の症状により、身の回りのことに気が回らなくなってしまうケースもあります。

いずれにせよ片付ける以前に部屋が荒れている状態でも、気にも留めないようになってしまうのです。

特定の精神疾患の中には、このように自身を大切にせず、基本的な生活を顧みないといった症状(セルフネグレクト)が現れることもあります。

お風呂に入らない、身なりを気にしないといった行動と同様、部屋が荒れていても片付けるという選択肢がないのがセルフネグレクトです。

不安感からものを集める・捨てることに抵抗を感じる

精神疾患や心の病により、心の不調をきたすことも多いです。

さまざまな心理から、物を手放すことに不安感や抵抗感を覚える方もいます。

また特定の物を集めることに執着してしまい、どんどんと物をため込んでしまうケースも。

こうした症状は、部屋のスペースや散らかり具合に関わらず、物を手元に置いてしまうといった行動へとつながりがちです。

どちらも気持ちが満たされることはないため、ほぼ際限なく物が増え続けた結果、ゴミ屋敷と化してしまうのです。

ゴミ屋敷につながる精神疾患や心の病気とは?

ゴミ屋敷につながる精神疾患や心の病気とは?

先述したさまざまな症状が起こる精神疾患の中には、正式に疾患名や病名として認知されているものも少なくありません。

片付けられない・散らかりやすいといった症状を引き起こしがちな、精神疾患をいくつか紹介します。

※必ずしもその疾患を患っているからといって、ゴミ屋敷にしてしまうというわけではありません。

うつ病・気分障害・適応障害

うつ病になると、生活に関わる気力を失い、生きていくための行動が億劫に感じられるようになります。

こうした症状がもとで自身の身の回りや身体状態を顧みないようになり、ゴミ屋敷化を引き起こしてしまうことも珍しくありません。

気分だけでなく体調面でもだるさやしんどさ、肩こりや頭痛といった症状が伴うこともあり、片付け作業がつらいと感じてしまうこともあります。

片付けの気力がわかない、体調が思わしくないといったさまざまな症状から、ゴミ屋敷へとつながっていってしまうのです。

双極性障害

双極性障害は、うつ状態と躁状態を繰り返す精神疾患です。

双極性障害は気分が極端に高揚して活発になる期間と、気持ちが落ち込む期間が交互に訪れるのが特徴。

うつ状態のときは何も手につかないほど落ちこんだり気分が重く、体調も思わしくないため片付ける気力がわきません。

一方、躁状態のときは一見すると元気そうに見えるのですが、部屋が散らかっていても気にならなかったり、気分が大きくなりすぎて問題を軽視してしまうこともあります。

また衝動的に買い物をしてしまうなど、無計画に物を増やしてしまうこともあります。

強迫性障害などによるため込み症

ため込み症とは、強迫性障害などの精神疾患などが原因で物を手放せなくなる病気です。

単なる趣味で物を集めるのとは違い、なんらかの強迫観念や不安感から物をため込んでしまうのが特徴。

物を手放す際にも、手放すことを考えるだけでとてつもない不安感にかられ、苦痛を感じてしまいます。

他人から見ると明らかにゴミでしかないものも、本人にとっては「捨てられない大切な物」として認識されます。

そのためなかなか物を減らすことができず、片付けも非常に困難です。

ゴミ屋敷ではたびたび、猫や犬の多頭飼いなども問題視されますが、この多頭飼いも「動物ため込み」と呼ばれるため込み症の症状のひとつです。

統合失調症

統合失調症とは感情や思考、行動がうまく噛み合わず、チグハグになってしまう病気です。

幻覚や妄想などの「陽性症状」、意欲や自発性が低下する「陰性症状」、認知機能が低下して臨機応変に対応することが難しくなる「認知機能障害」など、大きく分けて3種の症状が起こるのが特徴。

部屋が散らかっている状況がうまく理解できなかったり、抑うつや気分の落ち込みなどからセルフネグレクトを起こしてしまうなど、片付けが困難になりやすい条件が複数揃ってしまうのです。

幻聴や幻覚から常に監視されていると感じ、恐怖心や不安感から外出や外部とのコミュニケーションを絶ってしまう人もいます。

精神疾患によるゴミ屋敷を防ぎ・解消するための対策

精神疾患によるゴミ屋敷を防ぎ・解消するための対策

精神疾患や心の病気などが元で住まいがゴミ屋敷化してしまう場合、一筋縄では問題解決にいたりません。

周囲の人が片付けを促しても思うようにいかず、強引に片付けようとしても拒絶されてしまいうまくいかないことも珍しくはありません。

ケースバイケースとなりますが、精神疾患が原因で起こるゴミ屋敷化を防ぐ方法や解消するための対策をまとめました。

医療機関を受診し治療を受ける

精神疾患の多くは、心療内科や精神科を受診して適切な投薬治療を受けることで症状の抑制や改善が期待できます。

体調や症状の改善が見込めれば、部屋の片付けを行う判断や気力の回復にもつながります。

ゴミ屋敷化予防もそうですが、健やかな生活を送るためにも治療は欠かせません。

ご自身に病識がある場合は、治療第一で行動することが大切です。

双極性障害や統合失調症などの場合、自身の判断で通院することがむずかしいケースや精神科受信を拒否してしまうこともあります。

ご家族や周囲のかたが協力し、医療機関などと相談しながら適切な診療や支援が受けられるようすすめていくことが大切です。

片付け支援が有効なことも

本人が嫌がらないのであれば、ご家族や友人などが片付けを手伝うといった支援も有効です。

抑うつ状態で体調が思わしくない状況が続くのであれば、どんなに本人に片付けるよう伝えてもうまくいきません。

本人が行動できる状態であれば片付けをサポートし、場合によっては片付けをかわりに行うなどの対策が必要です。

ただし片付けのサポートに関しては、居住者とのトラブルへと発展してしまうこともあるため慎重な対応が必要です。

しっかりとコミュニケーションをとり、話し合いのうえで片付けるかどうか判断しましょう。

片付けのプロに任せるのもひとつの手

ほんの少し片付けを手伝ったとしても、症状が改善していない限りすぐにまた元に戻ってしまいます。

居住者の了解が得られるのであれば、一度徹底的に片付けを行い「脱ゴミ屋敷」をはかることも大切です。

もちろんこのような場合には、医療機関で適切な診療を受けることもセットで行うことが大切です。

 

一気に片付けを進める場合は、プロの片付け業者や不用品回収業者を頼るのがおすすめ。

時間をかけず一気に片付けることで、環境改善や気持ちの切り替えにつなげられます。

依頼する場合は精神疾患によるゴミ屋敷化に理解がある業者に相談するのがベストです。

しっかりと寄り添い、適切な対応をとりながら片付けてもらえるので安心して任せられます。

ゴミ屋敷の片付けは「不用品なんでも回収団」におまかせ!

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