本記事ではゴミ屋敷の片付ける費用や料金相場について、わかりやすく解説しています。
ゴミ屋敷の片付けには、片付け作業以外にもさまざまなサービスがあります。
関連するサービスの費用についてもあわせて紹介していきますので、利用時はぜひ参考にしてください。
ゴミ屋敷片付けのサービス内容と費用相場
ゴミ屋敷片付けにはさまざまなサービスやタイプがあります。
まずはごく一般的な「ゴミ屋敷片付け業者」による、ゴミ屋敷片付けサービスの作業内容やサービス費用の相場を紹介します。
主なサービス内容(基本サービス)
ゴミ屋敷片付け業者や不用品回収業者などが提供している「ゴミ屋敷片付けサービス」の、パッケージプランなどに含まれている作業内容は以下のようなものが一般的です。
- 不用品の分別や仕分け
- 床や壁の養生作業
- ゴミの排出
- 不用品の排出
- 不用品処分
- 貴重品の捜索
- 片付け後の簡易清掃(掃き掃除または拭き掃除)
床に散乱した状態のゴミを仕分けて処分できる状態に分別する作業から、持ち出して廃棄処分するまで、必要な片付け作業は一通りお願いできます。
ゴミ屋敷の場合、室内に通帳や金銭、重要書類などが紛れ込んでいることも多いですが、こうした貴重品の捜索などもプラン内である程度対応してもらえることが多いです。
一般的な量のゴミ屋敷片付け費用相場
以下は、ゴミ屋敷片付けの基本サービスにかかる料金相場です。
部屋の間取り | 料金相場 | トラックサイズの目安 |
---|---|---|
1R~1K | 30,000円~60,000円 | 軽トラック |
1DK~1LDK | 50,000円~90,000円 | 1.5tトラック |
2DK~2LDK | 100,000円~250,000円 | 2tトラック |
3DK~ | 150,000円~200,000円 | 4tトラック |
片付け規模や回収量に応じた作業人件費や車両費、回収品の処分料などはパッケージプランとして含まれているのが一般的です。
ゴミの量としては、室内の移動ができる程度の場合の相場料金となります。
ゴミの量が多い場合の費用相場
ゴミ屋敷の片付け費用は、ゴミの量に比例して高くなります。
ゴミの量が増えれば作業により多くの人員が必要となるほか、処分費用なども増えてしまうことなどが理由に挙げられます。
ゴミ屋敷の場合だと、荷物や不用品、ゴミなどで床が見えない場合もあります。
ここでは、ゴミの積載量に応じたゴミ屋敷片付け費用の相場を紹介します。
床からの積載量が50cm未満の場合
大人の膝くらいまで、もしくは膝に満たないくらいの量のゴミが積もっている場合は、以下のような費用の相場となります。
部屋の間取り | 部屋の間取り |
---|---|
1R/1K | 30,000円~100,000円 |
1DK/1LDK | 50,000円~150,000円 |
2DK/2LDK | 80,000円~250,000円 |
3DK/3LDK | 110,000円~350,000円 |
4LDK〜 | 140,000円~ |
床からの積載量が100㎝未満の場合
大人のウエスト部分くらいまでのゴミの量を片付ける場合の費用相場は、以下のとおりです。
部屋の間取り | 料金相場 |
---|---|
1R/1K | 70,000円~170,000円 |
1DK/1LDK | 110,000円~280,000円 |
2DK/2LDK | 150,000円~450,000円 |
3DK/3LDK | 250,000円~600,000円 |
4LDK〜 | 450,000円~ |
床からの積載量が150㎝未満程度
大人の胸元くらいまでゴミが高く積もっている状態の場合、以下のような片付け費用が目安となります。
部屋の間取り | 料金相場 |
---|---|
1R/1K | 150,000円~ |
1DK/1LDK | 250,000円~ |
2DK/2LDK | 350,000円~ |
3DK/3LDK | 500,000円~ |
4LDK〜 | 600,000円~ |
天井近くまで積み上げられているような場合には、より多くの費用がかかることを想定しておくとよいでしょう。
オプション料金がかかる可能性があるサービス
ゴミ屋敷片付け業者だからといっても、基本の料金プラン内で何もかも対応してもらえるというわけではありません。
片付けの内容やかかる作業時間の程度などに応じて、別途費用が加算されるケースもあるのです。
別料金となる基準や費用感は業者で大きく異なりますので、ここではどのような作業やサービスが別途加算される可能性があるのかのみご紹介します。
- 2階以上の階段料金(エレベーターがない場合)
- スタッフ追加(何らかの理由で規定人数を超える場合)
- リサイクル家電や処理困難物の処分(リサイクル料や手数料)
- 特定の品目以外の品の捜索
- 片付け後のお部屋の脱臭作業
- ハウスクリーニング
- 特殊清掃(床にしみこんだシミの除去など)
- ゴキブリなどの害虫駆除
- 傷んでしまった床や壁のリフォーム作業
上記以外にも、エアコンの取り外し作業のような特殊な作業においては、別途費用がかかる事業者もあります。
見積もり依頼の際は、どのようなことをしてほしいのか要望をまとめ、どこまで基本プランの範囲で対応してもらえるのか確認するのがおすすめです。
ゴミ屋敷片付け時にハウスクリーニングの相談も可能
ゴミ屋敷の片付け後、また新たな気持ちで暮らすという場合には、ハウスクリーニングも依頼できると便利です。
不用品回収業者やゴミ屋敷片付け業者では、片付けとあわせてハウスクリーニングの依頼などができる事業者もたくさんあります。
同時利用で割引が効く会社もあるため、ハウスクリーニング業者に別途依頼するよりも安く利用できることも多いです。
間取りごとにハウスクリーニングをした場合の料金相場
お家全体をきれいにする場合の、ハウスクリーニングの料金相場は以下のとおりです。
ゴミ屋敷を片付けて引越しをする場合などは、このようなサービスを利用すると便利です。
間取り | 料金相場 |
---|---|
1K~1LDK | 25,000円~48,000円 |
2DK~2LDK | 45,000円~100,000円 |
3DK~3LDK | 60,000円~120,000円 |
4DK | 68,000円~150,000円 |
水回りなど清掃箇所別の料金相場
片付け後に、気になる箇所のみをきれいにしてもらうこともできます。
それぞれの清掃箇所別、ハウスクリーニング料金の相場は以下のとおりです。
清掃箇所 | 料金相場 |
---|---|
床 | 9,000円~15,000円 |
エアコン | 7,000円~15,000円 |
水回り(1か所) | 6,000円~20,000円 |
レンジフードや換気扇 | 8,000円~12,000円 |
ゴミ屋敷状態が長く続くほど、水回りなどはカビなどで汚れてしまいます。
また床などもゴミや食べ残したものの汚れが付着してしまうこともあるでしょう。
心機一転新たな気持ちで生活を始める場合は、一度リセットしてから気持ちよく再スタートできます。
ゴミ屋敷の片付け費用を安く抑える方法
ゴミ屋敷の片付け費用は、ゴミの量が多く作業時間がかかるケースほど高くなります。
しかし工夫次第では相場より安く費用が抑えられる場合もあるのです。
どうすればより安くゴミ屋敷を片付けられるのか、ぜひこちらを参考にしてください。
できる限りの片付けをすませておく
貴重品や紛失物の捜索などを行わず、部屋にあるゴミだけを持っていってもらう場合は、「ゴミ屋敷片付け」ではなく「不用品回収」のサービスで十分賄える場合があります。
以下は、東京都近郊の不用品回収業者による「不用品回収の定額パック料金プラン」の相場です。
ゴミ屋敷回収と比較すると、気持ち安くなっていることがおわかりいただけるかと思います。
定額パック名称 | 料金相場 |
---|---|
軽トラック積み放題 | 28,000円~40,000円 |
1.5tトラック積み放題 | 45,000円~60,000円 |
2tトラック積み放題 | 60,000円~80,000円 |
4tトラック積み放題 | 80,000円~お見積り |
定額パックプランとはあらかじめ決められた料金内に、作業費や出張費、人件費などが組み込まれた料金プランのことです。
不用品回収サービスでも、ゴミの分別や運び出しなどの作業はパックプラン内で対応してくれるケースがほとんどです。
貴重品の捜索などはプラン内で対応は難しいかもしれませんが、あらかた分別などをすませておけば、不用品回収料金の費用感で片付けてもらえることもあるのです。
業者に予算を伝えて相談する
見積もり依頼の際に、あらかじめ用意できる費用など予算を伝えたうえで相談する方法もあります。
シンプルに値引き対応してくれる事業者もあれば、なんとか費用が安くなるよう工夫やアドバイスがもらえることもあります。
割引キャンペーンの利用など、提案が受けられることもありますので、遠慮なく希望する費用を伝えるのがおすすめです。
買取可能な片付け業者に相談してみる
リユース可能な家具家電を買取、もしくは無料で引き受けてもらえる業者が利用できれば、少しは片付け費用の足しになる場合もあります。
ただしどの業者でも買取ができるというわけではないため、相談の際は確認が必要です。
また長年ゴミ屋敷と化した部屋に埋もれていた品などは、ホコリやカビなどで汚れてしまっている場合もあります。
場合によっては買取の条件が厳しくなる場合もあるため、この辺りも見積もり時に確認しておくとよいでしょう。
相見積もりを活用する
ゴミ屋敷をより安く片づけるために欠かせないのが、複数の業者による相見積もりの活用です。
最初から1社のみに絞り込んでしまうと、その作業内容や費用をただ受け入れるだけになってしまいます。
複数社から見積もりを得ることで、サービス内容や費用の比較検討が可能です。
他者が提示した料金をベースに相談することで、値引き交渉ができる場合もありますので、積極的に相見積もりを活用しましょう。
ゴミ屋敷の片付けは「不用品なんでも回収団」におまかせ!
「不用品なんでも回収団」では、片づけのプロが親身になってゴミ屋敷の片付け・清掃を行っています。
女性スタッフによる対応も可能なため、女性でも気軽にご相談いただけます。
大量の不用品を回収できる車両も保持しているので、どんなにたくさんのゴミや不用品があっても問題なし。
料金プラン内で貴重品や金品の補完などもしっかりと行いますので、安心してお任せいただけます!
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