この記事では、ワンルームのゴミ屋敷片付けの費用相場を紹介します。精神疾患や身体的要因などゴミ屋敷ができる原因はさまざまですが、一度ゴミ屋敷になるとワンルームであっても自力で片付けるのは困難です。
この場合はゴミ屋敷の片付けサービスを提供する業者への依頼が望ましいですが、依頼時はどの程度費用がかかるのでしょうか。状況別の費用相場や内訳、安く抑えるコツをまとめたため、ゴミ屋敷清掃を検討中の方は必見です。
ゴミ屋敷片付けの費用相場は間取りとゴミの高さが基準
ゴミ屋敷片付けでどれだけの費用がかかるかは、一般的に部屋の間取りとゴミの高さが基準になります。片付けて欲しいゴミ屋敷の間取りや、ゴミがどれだけ積まれているかを確認してある程度の予算を組んでおきましょう。
ワンルームは部屋の間取りの中でもっとも小さな区切りではありますが、ゴミの量が多ければ費用も高くなるため注意してください。ワンルームも含めた、部屋の間取りとゴミの量に応じた費用相場を紹介します。
ゴミの高さが50cm未満
ゴミの高さが50cm未満、成人のひざ下程度まで積み上がっている状態であれば、ゴミの量的に以下の費用相場です。
部屋の間取り |
料金相場 |
---|---|
1R/1K |
40,000円~100,000円 |
1DK/1LDK |
50,000円~150,000円 |
2DK/2LDK |
80,000円~250,000円 |
3DK/3LDK |
110,000円~350,000円 |
4LDK~ |
140,000円~ |
ゴミの内容にもよりますが、ワンルームであれば大体4万円〜10万円以内の費用で収まります。運搬が困難な品目等がある場合はこの限りではないため要注意です。
ゴミの高さが100cm未満
ゴミの高さが100cm未満、成人の腰や胸元あたりまでゴミが積み上がっている場合は中での片付け作業も困難を極めます。この環境における費用相場は以下の通りです。
部屋の間取り |
料金相場 |
---|---|
1R/1K |
80,000円~170,000円 |
1DK/1LDK |
110,000円~280,000円 |
2DK/2LDK |
150,000円~450,000円 |
3DK/3LDK |
250,000円~600,000円 |
4LDK~ |
450,000円~ |
ワンルームであっても10万円前後、高ければ20万円近くにまで費用がかかるため、可能な限り自分たちでもゴミを片付けて少しでも費用を安く抑えられるように努めましょう。ただし、ゴミ屋敷は衛生環境や足場等が悪いため、自分たちで作業を進める場合は安全に配慮した上で取り組まなければなりません。
ゴミの高さが150cm未満
ゴミの高さが150cm未満は、人によってはほとんど埋もれてしまうレベルの状況です。家具や家電といった大型の不用品はもちろん、これまでの生活で溜め込んださまざまなゴミが埋もれて非常に衛生環境も悪化しています。
この環境における費用相場は以下の通りです。
部屋の間取り |
料金相場 |
---|---|
1R/1K |
150,000円~ |
1DK/1LDK |
250,000円~ |
2DK/2LDK |
350,000円~ |
3DK/3LDK |
500,000円~ |
4LDK~ |
600,000円~ |
ワンルームであっても費用はかなり高く付きますが、専門的な知識や技術がないまま作業を進めるのも危険なため、このレベルであれば業者を呼んで対処してもらうことをおすすめします。このように、ワンルームでも積み上がるゴミの量に応じて費用が高くなるケースもありますが、少しでも費用を抑えたければパックプランを提供する業者を選びましょう。
ワンルームのゴミ屋敷清掃にかかる費用の内訳
ワンルームのゴミ屋敷清掃でかかる費用の内訳は以下の通りです。業者によっては諸経費としてまとめていたり、定額のパックプラン内にすべて含めている場合もあります。
人件費
作業に訪れるスタッフの人数や作業時間に応じた人件費が発生します。間取りやゴミの量が多いほど人手と時間が必要になり、スケジュールにも応じて人件費が増減します。
作業費
ゴミ屋敷の片付け作業に応じてかかる費用が作業費です。重たい家具・家電の搬出や専門的な知識が求められる解体作業など、作業の難易度にも応じて高くなる傾向にあります。
車両費
ゴミ屋敷から出た不用品を収集・運搬するためにトラックが必要なため、車両費も発生します。軽トラックや4トントラックなどサイズに応じて費用は増減して、現場が遠い場合は追加料金を取られるケースもあります。
その他オプション費用
ゴミ屋敷片付けでは、ハウスクリーニング代や高層階での作業時にかかる追加費用等のオプション費用も発生します。ワンルームの場合はハウスクリーニングの費用も安く抑えられますが、現場の状況に応じてオプション費用自体が高くなるケースもあるため注意してください。
ゴミ屋敷の片付け費用を安く抑えるコツは?
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する場合、ワンルームであっても最低数万円の費用はかかります。ゴミの量が多いほど費用も高くなるため、予算的に業者の依頼が厳しいと感じることもあるでしょう。
その場合は、以下のコツを意識して少しでも費用を安く抑えられるよう努めてください。
作業できる部分は自分たちで対処する
業者の費用相場は間取りも重要ですが、処分するゴミの量に応じても変動します。そのため、自力で対処可能な場所や処分できる不用品については、なるべく自分たちで作業を進めておきましょう。
状態のよい家具・家電は誰かに引き取ってもらう、自治体の一般ゴミとして出せるものは先に処分しておくなど、費用を安く抑えるためにできる限りでよいので実践してください。
買取サービス提供の業者を探す
不用品の買取サービスを提供する業者であれば、状態のよい品目をその場で査定して買取してくれます。ゴミ屋敷でもまだ利用できる家具・家電や綺麗なままのブランド品があれば高価買取してくれる業者もあり、依頼費用を安く抑えることが可能です。
買取サービスを提供するゴミ屋敷片付け業者や不用品回収業者は多いため、費用を安く抑えたければ探してみましょう。
相見積もりで費用を比較する
業者探しを進めていくつかの候補に絞ったら、相見積もりをとるのもおすすめです。相見積もりとは同様の条件で業者に見積もりを依頼して、費用やサービスの詳細を見積もり内容から確認・比較することを指します。
これによって公式サイト等を見るだけでは分からなかった費用の詳細も判明するため、費用が一番安い業者に依頼できるようになります。訪問見積もりは出張費もまとめて無料の業者も多いため、積極的に相見積もりは実施してみましょう。
ワンルームのゴミ屋敷片付けを依頼すべき業者の特徴
ワンルームのゴミ屋敷片付けを依頼する時は、以下の特徴をもつ業者を選ぶことが大切です。費用はもちろん他にも重視すべきポイントはあるため、業者探しは慎重に進めていきましょう。
訪問見積もりを実施してくれる
どの程度作業が必要なのか、現場を見てみないと業者にとっても検討がつきません。そのため事前の訪問見積もりで正確な料金の算出、最適なプランを提案してくれる業者に依頼しましょう。
訪問見積もりを実施しない業者の中には、いざ作業が始まると見積もり時より高額な料金を請求してくるケースもあります。写真を送るだけで簡易的な見積もりを実施してくれるサービスも便利ではありますが、最終的には現場を訪問して追加料金のない見積もりを実施してくれる業者を探してください。
口コミ・評判がよい
実際にゴミ屋敷の片付けを依頼した利用者たちの口コミ・評判がよいかも重要な判断材料です。ゴミ屋敷はストレスや精神疾患がによって作り出されるケースも多いですが、そのような人にとって業者が家に訪れるのは精神的に辛いものもあります。
利用者の想いに寄り添ってスタッフが親身に対応してくれるか、騒音対策等を徹底してくれるかなど、サービスに関する口コミや評判が高評価な業者に依頼できれば安心して清掃を任せられます。
各業者の公式サイトやGoogleレビュー等を調べて、利用者のよい口コミ・評判が多いかを確認してみましょう。
ゴミ屋敷の片付け経験・実績が豊富
ゴミ屋敷の片付けは、経験と実績が豊富な業者であるほど迅速かつ丁寧に作業を進めてもらえます。不用品を処分するだけでなく、その後ハウスクリーニングなど清掃作業を実施するケースがほとんどですが、要領よく進めてもらえるかどうかは業者側の腕前にかかってきます。
ワンルームだから即日で清掃まで完了させてほしいと考えている場合には、経験・実績が豊富な業者を選ぶことでスピーディーに対応してもらえるでしょう。ゴミ屋敷に関する作業やお問い合わせの実績が豊富な業者については、以下の記事でも紹介しているため参考にしてください。
ワンルームのゴミ屋敷片付けは「不用品なんでも回収団」まで!
ワンルームのゴミ屋敷を片付けてくれる業者をお探しなら「不用品なんでも回収団」におまかせください。毎月多数の相談を受け付ける片付けのプロが、どんな状態のゴミ屋敷でも新生活が送れるレベルまで復活させます。
作業時は近隣の方に悟られないよう引越しの様に作業、プライバシーは遵守のもと、お客様のご希望に沿って片付けを実施します。見積もりや出張にかかる費用は無料、早朝深夜帯の片付けにも対応しているため、費用を抑えた融通の利くサービスをお望みの方にはおすすめです。
ゴミ屋敷の片付けや不用品回収に関するお悩みは、お気軽にお問い合わせをお待ちしています。