ゴミ屋敷で発生する虫の種類は?害虫駆除や片付けはプロに依頼を!

本記事ではゴミ屋敷で発生しがちな虫の種類や特徴、駆除方法などについて解説しています。

またゴミ屋敷とも関係が深く、ゴミ屋敷を片付けるうえでも、欠かすことができないのが害虫駆除です。

自力で駆除しきれない場合の対処法などについても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

ゴミ屋敷で発生しがちな虫の種類

ゴミ屋敷はどのような虫が発生しやすいのでしょうか。

ゴミ屋敷で多く目にする虫の種類や特徴について解説します。

ハエ・コバエ・ウジ

ハエ・コバエ・ウジ

ハエやコバエは、食べ物を汚染し病原菌を運ぶこともある害虫です。

腐敗した食べ物などに集まりやすく、そこへ卵を産み付ける習性があります。

長期間窓を閉め切っているようなゴミ屋敷では、部屋一面真っ暗になるほど壁や窓にびっしりと卵が産み付けられているケースも。

大量発生している状態で窓を開けると、近隣へと飛び出すことになるため注意が必要です。

ゴキブリ

ゴキブリ

ゴキブリは細菌やウイルスなどを運ぶこともある害虫です。

またゴキブリの排泄物により、アレルギーやぜんそくなどを引き起こすこともあります。

暗くて狭く、暖かくてじめっとした場所を好む修正があります。

繁殖力が生命力が非常に強いため、一度発生すると完全に駆除するのがとても難しいのが特徴です。

雑食性のため食品だけでなくホコリや紙類、段ボールなども餌となるため、ゴミ屋敷で暮らすゴキブリは食べ物に困ることはないでしょう。

ヒメマルカツオブシムシ

ヒメマルカツオブシムシ

ヒメマルカツオブシムシは、4mm~5mmと小さく、白と茶のまだら模様が特徴の甲虫です。

カツオブシを好んで食べることから、その名がつけられたとされています。

人体への害はなく金なども媒介することはありませんが、洋服や布団など繊維状の物を食料とするため衣類への食害被害が発生します。

アシダカグモ

アシダカグモ

アシダカグモは、蜘蛛の巣を張ることなく人家を徘徊しながら獲物を探して捕食します。

その名の通り、左右の足を延ばすと10cm~15cmほどと大きく足が長いのが特徴。

ゴミ屋敷には多くの餌となるゴキブリやハエ、ガ、カ、ハサミムシが生息しているため、食料がゴミ屋敷に居つく傾向にあります。

人体への害はなくゴキブリなどの衛生害虫を好むことから益虫とされていますが、その見た目のインパクトにより「不快害虫」ともされています。

チャタテムシ

チャタテムシ

チャタテムシは1~1.5mmほどの小さな虫です。

じめじめとした湿気の多い場所を好み、温かくて薄暗い段ボールなどに生息することが多いです。

チャタテムシ自体は人をかんだりすることはありませんが、乾麺や鰹節、ビスケットなど乾いたものを好んで食べるため食害を引き起こすことがあります。

また死骸が空気中に舞うことでアレルギーや喘息の引き金となる場合があるため注意が必要です。

何度も繰り返し卵を産み付けて繁殖するため、駆除の際は成虫だけでなく卵までしっかり駆除する必要があります。

トコジラミ

トコジラミ

近年日本国内でも多く被害が報告されているのが、トコジラミです。

家具やベッド、カーペットや床の隙間、書籍の中や鞄類などあらゆる隙間に潜伏するのが特徴。

天井や壁をつたってあちこち移動するほか、衣類や持ち物を介して室内外へと移動することもあります。

トコジラミは人の血を吸うのが特徴。吸血の際血液の凝固を防ぐための唾液を注入するため、かゆみやアレルギーなどを引き起こす場合があります。

市販の殺虫剤に対する抵抗性が高く、卵に至っては殺虫剤で駆除ができません。トコジラミが発生した場合は、専門業者に駆除依頼が必要です。

紙魚(シミ)

紙魚(シミ)

紙魚は1cm程度の大きさの、魚のような形をした虫です。

キラキラと光る見た目しているため、「雲母虫(きららむし)」「きらむし」「箔虫(はくむし)」「シルバーフィッシュ」などの異名もあります。

書類や書籍(チラシや段ボールなども)などを噛んでボロボロにすることはありますが、人をかんだり刺したりするような被害はありません。

しかしその変わった見た目から、不快害虫に分類されています。

やけど虫/アオバアリガタハネカクシ

やけど虫/アオバアリガタハネカクシ

やけど虫はアリのような触角をもつ、6~7mm程度の小さな虫です。

ペデリンという毒を含んだ体液をもち、人体に触れることでやけどのような皮膚炎を起こすことで知られています。

卵、幼虫、蛹、成虫のどの成長過程においても、ペデリンを分泌。払いのける際に手に触れるだけでも炎症を起こすことがあるため注意が必要です。

カミキリムシ/テッポウムシ

カミキリムシ/テッポウムシ

カミキリムシは長い触角と強靭なあごをもつ虫です。

ガラや大きさの異なるさまざまな種類の虫が「カミキリムシ」として分類されています。

その名の通り髪をも切れるほどの力を持っているのが特徴ですが、人を噛むことは滅多にありません。

ただし木材を齧るなどし、草木を枯らす加害をおこします。

カマドウマ/便所コウロギ

カマドウマ/便所コウロギ

カマドウマは長い後ろ足を持ち、強い脚力で飛び跳ねるバッタ目の虫です。

暗くて湿度の高い場所を好み、洞窟や海岸の意思の割れ目のようなところで群生していることもあります。

昔はボットン便所のような場所で多く見られたことから、「便所コウロギ」とも呼ばれていました。

雑食で人が食べるような食品はもちろん、昆虫なども生死に関係なく食べるのが特徴。

大型で見た目のインパクトが強い他、飛び跳ねて移動することなどから不快害虫とみられることもあります。

シロアリ

シロアリ

シロアリは体長6mm程度の小さな虫です。

見た目や名前、、集団で行動する生体からアリの仲間だと思われがちですが、正確にはゴキブリの仲間に分類されています。

日本国内では22種類のシロアリが生息しており、主に家に生息する「イエシロアリ」や「ヤマトシロアリ」などが有名です。

イエシロアリは繁殖力が強く、家の柱や家屋全体の新材をすごい勢いで食べてしまうのが特徴。

ヤマトシロアリは床下や浴室廻りの湿気を含んだ木材などを好んで食べます。

ダニ

ダニ

ダニは高温多湿な環境を好む虫です。

人の皮膚やアカ、フケなどを捕食しすごい勢いで繁殖するのが特徴。ゴミなども好んで食べるため、ゴミ屋敷はダニにとっても住みよい環境なのです。

一部のダニは人を刺すこともあり、皮膚のかゆみやはれを引き起こすことも。死骸などが原因でアレルギーを起こしてしまうこともあります。

自力で駆除できる虫と駆除方法

自力で駆除できる虫と駆除方法

ゴミ屋敷の片づけをする際は近隣への影響も考え、片付け作業をはじめる前に虫の駆除を行うことが大切です。

あらかじめ駆除しておけば、窓を開けた状態での片付け作業も行えるようになります。

ゴミ屋敷の程度が軽い場合は、自力で害虫駆除ができる場合もあります。

 

自力でおこなう害虫駆除作業の手順は以下のとおりです。

  1. 駆除したい害虫にあった薬剤(駆除剤)を用意する
  2. 可能な限り部屋を片付ける
  3. 窓や換気口を閉め虫の出入りを防ぐ
  4. たんすや戸棚の引き出しや扉を開ける
  5. 火災報知器などがくん煙に反応しないよう袋などで覆う
  6. ソファや衣類、子どもが触れるものなどをビニールなどで保護
  7. 食品は煙に触れない場所へ保管、ペットは室外へ出す
  8. 室内の中央に駆除剤をセットする
  9. 商品パッケージどおりに駆除剤を使用する
  10. 煙が出始めたらすぐに退室
  11. 2~3時間、部屋を締め切った状態にする
  12. 一定時間経過後窓や扉を開けて換気を行う
  13. 駆除した虫を掃除機などで除去する

害虫の中には、市販の駆除剤では駆除がむずかしいものもあるため、害虫に対応しているものか確認するようにしましょう。

また、物やゴミが多い中で行う場合、虫にとって隠れられる場所を用意した状態で駆除を行うことになるため、再び虫が繁殖してしまうこともあります。

徹底的に虫を駆除したい場合には、ゴミ屋敷の場合は片付けもセットで行うことも視野に入れましょう。

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ゴミ屋敷に発生する虫の関係性や問題点

ゴミ屋敷で発生しがちな虫の種類は?

ゴミ屋敷では多くの虫が発生しがちです。

ここでは、ゴミ屋敷と虫の関係性や、発生することによる問題点について確認していきましょう。

ゴミ屋敷は虫たちにとって住みよい環境

虫たちに取ってゴミ屋敷はとても暮らしやすく、住み心地のよい環境が整っている場所です。

  • じめじめとして湿気が多い
  • 生ゴミや乾物などの食品や段ボールなど食料が豊富
  • 虫が隠れられる場所が豊富
  • うす暗い場所も多く落ち着ける

このように、ゴミ屋敷には虫たちに取って暮らしやすく落ち着いて過ごせる空間となっています。

放置すればどんどんと繁殖し、多くの虫たちでいっぱいになってしまうのです。

ゴミ屋敷で発生する虫たちの中には、害虫を食べてくれるような益虫もいますが、人体や建物によくない影響を及ぼす害虫も存在するため注意が必要です。

ゴミ屋敷で害虫が発生することの問題点

ゴミ屋敷で害虫が発生すると、さまざまな問題も起こります。

  • 換気したくても窓が開けられない(近隣への影響)
  • ネズミなど虫を餌とする害獣も住み着くようになる
  • 虫の糞などにより不衛生さが増す
  • アレルギー症状や喘息などを引き起こす原因になる
  • 菌の媒介や感染源となり病気のリスクが高まる
  • 家具やクロスの傷み、食品の汚染など
  • 家の柱や土台など木材の食害

主に衛生面における問題が大きく、健康面において深刻な影響を受けることが考えられます。

また床や壁、建物自体においても、糞害や食害によって腐食や傷みが発生することもあります。

虫の種類によっては、近隣の住居や部屋へ侵入するきっかけとなってしまうこともあるため、ご近所トラブルなどの原因にもなるでしょう。

ゴミ屋敷の虫の駆除は専門業者に依頼するのもおすすめ

自力で対処できないときは害虫駆除を依頼しよう

手に負えないレベルの害虫が発生している場合は、害虫駆除業者などに駆除依頼をするのがベストです。

ゴミ屋敷片付け業者に依頼すれば、害虫駆除とゴミ屋敷の片付け、必要に応じてハウスクリーニングなどもセットで依頼することが可能です。

プロに依頼すれば、自力での駆除がむずかしい虫もしっかりと駆除が可能。

虫が集まる要因となるゴミの片付けも行うことで、室内から虫を完全に追い出せます。

もちろん害虫の駆除や対策だけの相談も可能です。

プロの目線で的確にアドバイスが受けられますので、お困りの際は一度相談してみることをおすすめします。

 

プロによるゴミ屋敷片付け費用の相場はこちらが参考になります。

ゴミ屋敷の片付けは「不用品回収なんでも回収団」へお任せ

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ゴミ屋敷の片付けや不用品の処分などを組み合わせてご依頼いただくことも可能。

急ぎで解決が必要な害虫の問題も、的確に短時間で対応いたします。

 

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