この記事では、サカイ引越センターの不用品処分サービスについて、引き取り可能な品目や料金の目安、注意点まで詳しく解説します。
サカイ引越センターの不用品処分サービスは、引越し作業と同時に不要なものを引き取ってもらえるサービスです。
引越し後の片付けが楽になりますが、サービスが向いている人・向いていない人がいます。サカイ以外で不用品を処分する方法も紹介します。
この記事を読めば、あなたの不用品処分のお悩みが解決しますので、ぜひ参考にしてください。
サカイ引越センターの不用品処分サービスとは
サカイ引越センターの不用品処分サービスは、引越しを依頼した方を対象に、不要な家財を有料で引き取るサービスです。
サービス内容については以下の表にまとめましたので、参考にしてみてください。
項目 | 内容 |
---|---|
対象品目 | ・家電4品目 ・粗大ゴミ(一部エリア) ・ダンボールなどの引っ越し資材 |
サービスの特徴 | ・手間いらず ・料金はリサイクル料金+収集運搬料金 |
注意点 | ・引越しとセットでの利用が必須 ・生活ゴミやパソコンなどは対象外 ・対応品目や料金は地域によって異なる |
本来であれば必要な自身でリサイクル券を購入したり、指定引取場所へ持ち運んだりする手間が省けます。
対応できる品目や料金は地域や状況によって異なるため、見積もりの際に担当者へ相談し、事前に確認しておくことが重要です。
サカイ引越センターが処分してくれる不用品
こちらでは、サカイ引越センターが処分してくれる不用品について解説します。
家電4品目(エアコン、冷蔵庫、テレビ、洗濯機)
サカイ引越センターの不用品処分サービスは、家電リサイクル法の対象となる4品目の処分に対応しています。
具体的には、以下が対象品目です。
サカイ引越センターに引越しを依頼すれば、スタッフが引越し当日に回収してくれます。
なお、パソコンやモニター、生活ゴミなどは引き取り対象外です。
粗大ゴミ(一部エリア)
サカイ引越センターでは、一部エリアで引越しと同時に粗大ゴミも引き取ってくれます。
具体的な粗大ゴミは以下の通りです。
◼︎主な対象品目
- タンス
- ソファ
- ベッド
粗大ゴミは自治体によって処分方法やルールが異なり、手続きや搬出に手間がかかることが多いです。
そんな面倒な作業を、サカイ引越センターにまとめて依頼できるのは大きなメリットです。
ただし、粗大ゴミの回収は、すべての地域で利用できるわけではありません。対応地域であっても、依頼には委任状を作成する必要があります。
ダンボールなどの引っ越し資材
サカイ引越センターは、引越しで不要になったダンボールの引き取りも行っています。
引越し後、大量のダンボールを自分で処分するのは手間がかかります。
自治体の回収に出す場合、ヒモで縛ったり、回収日に合わせたりする必要があり、かなりの労力です。
サカイ引越センターでは、引越し作業が完了した後に、不要になったダンボールを有料で回収してくれます。
引越し後、片付けが落ち着いてから電話で回収を依頼できます。
ただし、3/15から4/15の引越しの繁忙期は対応してもらえませんので注意してください。
サカイ引越センターの不用品処分の料金の目安
サカイ引越センターの不用品処分サービスでは、処分する品目や種類によって料金が異なります。
品目ごとの料金目安は以下の通りです。
品目 | 費用 |
---|---|
家電4品目 | 8,000円〜12,000円程度 |
引越し資材 | 1回につき3,300円 |
粗大ゴミ | 個別見積もり |
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目は、「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」の合計額が必要です。
料金は品目によって変動するため、正確な費用は、引越しの見積もり時に担当者へ直接相談するようにしてください。
サカイ引越センターで対応可能な買取品目
サカイ引越センターは、引越しサービスとは別に「リユース&買取のサカイ」というサービスを通じて不用品の買取を行っています。
査定方法には、以下の4つの方法があります。
- 訪問無料査定
- LINE査定
- 郵送査定
- 店舗持ち込み査定
買取対象品目は以下の通り、さまざまなものに対応しています。
◼︎買取対象品目
- 生活家電・AV機器
- 衣類・ファッション小物
- 和食器
- 酒類
- 贈答品
- 金・貴金属・宝石・腕時計
- 金券
- 楽器
- おもちゃ・ゲーム機・フィギュアなど
楽器の中でも、ピアノはヤマハピアノサービスと提携し、買取査定が可能です。
サカイ引越センターの不用品処分を依頼する際の注意点
こちらでは、サカイ引越センターの不用品処分を依頼する際の注意点を解説します。
引っ越し依頼とセットでのみ利用できる
サカイ引越センターの不用品処分サービスは、引越しのオプションとして提供されています。
不用品処分のみを単独で依頼することはできません。
引越しを依頼の上、不用品の処分についても相談し、契約に含める必要があります。
事前に処分したいものをリストアップしておくと処分がスムーズです。
事前に処分可能品目や料金を確認しておく
サカイ引越センターが引き取ってくれる不用品は、家電4品目や一部地域の粗大ゴミなどに限られています。
パソコンや生活ゴミなどは対象外です。
「引き取ってもらえなかった」といったトラブルを避けるためにも、見積もり時に処分希望品目を伝えておくことをおすすめします。
見積もり時に不用品処分の希望を伝えておく
不用品処分サービスは、あくまで引越し作業のオプションであり、後から追加で依頼すると対応してもらえないケースも。
出張査定と買取を希望する際には、タイミングも合わせないと物件の引き渡しに支障が出ることもあるでしょう。
サカイ引越センターで不用品処分を依頼する際は、必ず引越しの見積もり時にその希望を伝えるようにしてください。
サービス対象外のエリアがある
引越しを依頼する前に、自分の引越し先や現在の居住地がサービス対象エリアかをWebサイトから確認しておいてください。
サカイ引越センターの不用品処分サービスは、全国一律で提供されているわけではありません。
粗大ゴミの回収については、自治体ごとのルールが異なるため、対応していない地域が多いです。
もしサービス対象外であった場合は、自治体の粗大ゴミ収集や不用品回収業者に依頼するなど、別の手段を検討しなければなりません。
家電リサイクル法対象品目は別料金になる
サカイ引越センターでテレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の処分を依頼する際、引っ越し費用とは別に料金が発生します。
というのも、家電リサイクル法の対象家電は、法律で定められたリサイクル料金と、収集運搬費用がかかるためです。
リサイクル料金はメーカーや品目、サイズによって異なり、収集運搬費用はサカイ引越センターが設定する料金になります。
これらの合計額が、不用品の処分費用として請求されます。
サカイ引越センターの不用品処分が向いている人
サカイ引越センターの不用品処分サービスは、以下のような人におすすめです。
◼︎向いている人
- 引っ越し作業とまとめて済ませたい人
- 不用品が少数で、運び出しに困っている人
- 粗大ごみとして出す手間を省きたい人
一方で、以下のような人にはあまり向いていません。
◼︎向いていない人
- 処分する不用品が大量にある人
- とにかく処分費用を安く抑えたい人
大量の不用品を処分する場合、不用品回収専門業者に依頼する方が、全体的なコストを抑えられる場合があります。
また、自分で自治体のゴミ回収で処分したり、リサイクルショップに持ち込んだりする方が、安く済む可能性が高いです。
【目的別】サカイ引越センター以外で不用品を処分する方法
サカイ引越センター以外で不用品を処分する方法について、目的別に解説します。
とにかく費用を抑えたい:自治体粗大ゴミ回収
自治体のゴミ回収なら、大型家具や家電をかなり安価な費用で粗大ゴミを処分できます。
利用方法は、まずお住まいの自治体のホームページや粗大ゴミ受付センターに連絡し、回収を申し込みます。
支払いが終われば、申し込みの案内に従って、粗大ゴミの処分料金をコンビニなどで支払い、指定の収集日と場所に出せば、OKです。
ただし、収集日が限られていたり、自分で不用品を運び出す必要があったりするため、手間と時間がかかります。
価値のあるものが多い:リサイクルショップやフリマ
リサイクルショップなら安心して査定を任せられますし、引越し前や引越し当日などに引き取ってもらえます。
ただし、買取価格はフリマアプリより安くなる傾向があります。
一方、フリマアプリは、自分で値段を設定できるため、状態が良ければ高値で売れる可能性があります。
しかし、出品や梱包、発送の手間がかかる上、必ず売れるとは限りません。時間や手間をかけてでも、少しでも高く売りたい人に向いています。
不用品処分に手間をかけたくない:不用品回収業者
不用品回収業者は、さまざまな不用品をまとめて引き取ってくれます。
また、依頼をしてしまえば、品目ごとに分別したり、手続きしたりする必要がありません。
自分の都合に合わせて日時を指定できるため、急な引越しにも対応しやすいです。
ただし、サービス内容が充実している分、料金は比較的高くなる傾向があります。
また、中には悪質な業者もいるため、事前に料金体系や口コミを調べて信頼できる業者を選ぶことが重要です。
急遽追加で処分したい不用品が出た:不用品回収業者
サカイ引越センターのような引越し業者の場合、事前の見積もりに含まれていない不用品は引き取ってもらえない可能性が高いです。
また、対応可能な品目も少ないため、急な追加には対応が難しいことも。
一方で、不用品回収業者は、依頼者の都合に合わせてスケジュールを調整が可能です。
追加で出た不用品もまとめて回収してくれるため、非常に便利です。
引っ越し時の不用品処分は専門業者への依頼も検討を
引越し時の不用品処分は、サカイ引越センターのサービスも便利ですが、自身の状況に合わせて専門業者も検討するのがおすすめです。
サカイのサービスは、引越しと同時に不用品を処分でき、運び出しの手間が省けるメリットがあります。
しかし、対応品目やエリアが限定され、不用品処分のみの依頼はできません。
一方、不用品回収専門業者は、家電から生活ゴミまで幅広い品目を引き取り、自分の都合に合わせて作業日を調整できるのが大きな利点です。
費用は高くなる傾向がありますが、処分したい不用品が大量にある場合や、急ぎで対応してほしい場合に特に役立ちます。
手間なく早く不用品を処分するなら、ぜひ「不用品なんでも回収団」にもご相談ください。
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サカイ引越センターで不用品処分を依頼できる品目は何ですか?
サカイ引越センターでは、家電リサイクル法対象のエアコン・冷蔵庫・テレビ・洗濯機の4品目が基本対象です。加えて、一部地域では粗大ゴミの回収も対応可能です。さらに引っ越しで必ず出るダンボールや資材も回収してくれるため、引っ越し後の片付けがスムーズになります。
地域ごとに対象が異なるので、依頼時に必ず確認しましょう。 -
サカイ引越センターの不用品処分料金はどれくらいかかりますか?
処分料金は品目や地域によって異なり、特に家電リサイクル品は法律で決まったリサイクル料金と収集運搬費が必要です。その他の粗大ゴミやダンボールについては、回収の有無や費用が地域ごとに異なります。
サカイでは引っ越し料金とあわせて見積もりを提示してくれるので、処分費用を把握するには必ず見積もりを取ることが大切です。 -
サカイ引越センターの不用品処分サービスを利用する際の注意点はありますか?
サカイの不用品処分は「引っ越し依頼とセット」でのみ利用可能で、処分単独では依頼できません。さらに、サービス対象外の地域や品目もあり、依頼当日に追加でお願いしても対応できない場合があります。
家電リサイクル対象品は別料金になるため、見積もり時に必ず伝えて確認しておくことが、後のトラブルを防ぐポイントです。 -
サカイ引越センターの不用品処分と専門業者に依頼する場合の違いは何ですか?
サカイのサービスは引っ越しと同時に依頼できるため、手間が減るのが大きなメリットです。ただし、処分できる品目は限定され、地域によっては利用できないこともあります。一方、不用品回収業者なら家具や大量の荷物にも対応でき、引っ越し後に出た追加の不用品も柔軟に回収可能です。
利便性を優先するならサカイ、対応範囲や大量処分を重視するなら専門業者という選び分けが適しています。 -
サカイ引越センターで不用品を処分するメリットとデメリットは何ですか?
引っ越しと同時に家電やダンボールをまとめて処分したい人や、荷物を減らして新居にスッキリ移りたい人に適しています。逆に、大型家具や大量の不用品を一度に処分したい人、引っ越し後にゆっくり片付けたい人は不用品回収業者の方が便利な場合もあります。
自分の状況や処分量に合わせて選択するのが安心です。