不用品回収もしてくれる引っ越し業者を紹介します。
不用になった家具や家電を処分するには手間と費用がかかりますが、引っ越し業者の中には不用品回収や買取サービスを提供しているところもあります。
本記事では、不用品回収に対応している引っ越し業者や、格安で不用品を処分する方法を紹介します。
引っ越しをスムーズに進めたい方はぜひ参考にしてください。
不用品回収・買取に対応する引っ越し業者
不用品回収・買取に対応する引っ越し業者を、一覧にしました。
それぞれ解説します。
引っ越し業者名 | 不用品回収 | 不用品買取 | |
---|---|---|---|
サカイ引越センター | 〇 | 〇 | 回収:リサイクル家電のみ 買取:一部エリアのみ |
アーク引越センター | 〇 | 〇 | 回収:リサイクル家電のみ 買取:書籍・CD・ピアノなど対象 |
アリさんマークの引越社 | 〇 | ✕ | 回収:不可品目あり |
アップル引越センター | 〇 | 〇 | 回収:家具・家電 買取:家具・家電(条件あり) |
※2025年3月現在
サカイ引越センター
サカイ引越センターでは、家電リサイクル法対象製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機)を有料で回収しています。
リサイクル料金と収集運搬料金が発生し、例えばエアコンの回収は8,690円(税込)、取り外しを依頼する場合は別途11,000円(税込)が必要です。
また、一部地域ではタンスやソファーなどの粗大ゴミ回収にも対応しています。各種料金の詳細については、公式サイトおよび営業所にお問い合わせしてください。
〇不用品回収の対象
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 衣類乾燥機
- 一部地域でタンスやソファーなどの粗大ゴミ
〇注意点
不用品回収は、引っ越し依頼とセットでのみ利用可能で、単独での回収は対応していません。また、生活ゴミやパソコンの回収は不可となっています。
地域によって回収可能な品目が異なるため、見積もり時に確認が必要です。
アーク引越センター
アーク引越センターでは、引っ越しと同時に一部の不用品回収サービスを提供しています。
主に家電リサイクル法の対象製品であるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目を有料で回収しています。
また、書籍やCD、洋服などの不用品については、無料の宅配買取サービスを提供しており、無料のダンボール(5箱まで)に詰めて送るだけで、集荷・査定を無料で行います。
〇不用品回収の対象
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 書籍やCD、洋服(宅配買取サービス対応)
〇注意点
不用品回収は、引っ越し依頼とセットでのみ利用可能で、単独での回収は対応していません。
また、フランチャイズ店では家電リサイクル4品目の回収ができない場合があります。
回収対象品目やサービス内容は地域や店舗によって異なるため、事前に確認が必要です。
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社では、引っ越し時に発生する不用品の処分を有料で取り次ぐサービスを提供しています。
また、家電リサイクル法の対象となるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の処分には「家電リサイクル券」の取り扱いも行っており、引っ越し当日に不要な家電製品を引き取ることが可能です。
〇不用品回収の対象
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- その他の家具や家電製品
〇注意点
不用品の処分は、引っ越し当日に有料で取り次ぎを行いますが、液体物、生ゴミ、スプレー缶、ガスライター、マッチなどの危険物は取り次ぎできません。
また、家電リサイクル法対象製品の処分には「家電リサイクル券」が必要となります。
詳細や買取可能な品目については、営業担当者に相談することをおすすめします。
アップル引越センター
アップル引越センターでは、引っ越しと同時に不用品の買取・引取サービスを提供しています。
大手リサイクル会社と提携しており、不用品を格安で処分することが可能です。荷物の整理と並行して不用品を処分できる点がメリットです。
買取金額がつかない場合でも、引取サービスを利用できるため、時間がない方や引越し全体の予算を抑えたい方におすすめです。
〇不用品回収の対象
- 家具
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- その他生活用品
〇注意点
不用品の買取・引取サービスは、引っ越しと同時に利用することが前提となります。
また、少量のダンボールや遠方の場合、ダンボールの回収はお客様自身で処理をお願いする場合があります。
詳細や対応可能な品目については、公式サイトや担当者にお問い合わせください。
引っ越し業者の不用品回収サービスの特徴
引っ越し業者の不用品回収サービスの特徴は、下記の通りです。
- 引っ越しと同時に不用品回収ができる
- 引っ越しを依頼することが条件になっている
- 対応できる引っ越し業者が少ない
- 回収できる品目が限られている
- 不用品回収の追加費用がかかる
それぞれ解説します。
引っ越しと同時に不用品回収ができる
引っ越し業者の不用品回収サービスを利用すれば、引っ越し作業と同時に不用品を処分できます。
荷造りと同時に不用品の整理ができ、別途処分を手配する手間を省けるのが大きなメリットです。
また、家電リサイクル法に対応している業者なら、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電の回収も可能です。
さらに、一部の業者ではリサイクル可能な家具・家電の買取サービスも提供しており、状態が良いものは買取査定を受けることで処分費用を抑えることができます。
引っ越しを依頼することが条件になっている
引っ越し業者の不用品回収サービスは、基本的に引っ越しを依頼することが条件となっています。
不用品回収のみの依頼を受け付けていない業者がほとんどで、引っ越しとセットで利用することが前提です。
そのため、不用品の処分だけを考えている場合は、自治体の粗大ゴミ回収や不用品回収専門業者の利用を検討する必要があります。
家電リサイクル法の対象製品や大型家具は回収可能ですが、生活ゴミや危険物は回収対象外となるケースが多いため、事前の確認が欠かせません。
対応できる引っ越し業者が少ない
不用品回収サービスを提供している引っ越し業者は限られています。
大手の引っ越し業者の中には対応しているところもありますが、すべての業者が提供しているわけではありません。
また、回収エリアによっても対応の可否が異なります。都市部では不用品回収サービスを提供している業者が多いですが、地方では対応していないケースが少なくありません。
そのため、希望する業者が対応エリア内かどうかも確認する必要があります。
回収できる品目が限られている
引っ越し業者の不用品回収サービスでは、回収できる品目に制限があることが多いです。
特に家電リサイクル法の対象となるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品は、対応している業者が限られます。
また、大型家具や特殊な廃棄物は、別途処分の手続きが必要になるケースもあります。
さらに、業者ごとに回収できる品目が異なり、生活ゴミや危険物(スプレー缶、バッテリーなど)、医療廃棄物などは回収対象外となることが一般的です。
不用品回収の追加費用がかかる
引っ越し業者の不用品回収サービスを利用する際、追加費用がかかる場合も。
基本的な引っ越し料金に含まれていないことが多く、不用品の種類や量によって料金が変動します。
また、業者によっては特定の品目や、通常の運搬ルート外にある不用品の回収には追加料金を設定している場合があります。
例えば、重たい家具や特殊な処分が必要なアイテムは、別料金が必要になることがあります。
追加費用を抑えるためには、不用品回収業者と比較検討し、最もコストパフォーマンスの良い方法を選ぶのがおすすめです。
引っ越し業者以外の不用品回収の方法
引っ越し業者以外の不用品回収の方法は、下記の通りです。
- 不用品回収業者に依頼する
- 自治体のゴミ回収に出す
- 売却する・譲渡する
ひとつずつ紹介します。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者を利用すれば、引っ越しの有無にかかわらず不用品を処分できます。
特に大型家具や家電リサイクル法の対象製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)の回収に対応している業者が多く、引っ越し業者では処分が難しいものでも引き取ってもらえます。
〇メリット
- 引っ越しの有無に関係なく依頼できる
- 家電リサイクル法の対象品目も回収可能
〇デメリット
- 料金は業者によって異なり割高になる場合もある
- 自治体の回収より費用がかかることがある
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自治体のゴミ回収に出す
自治体のゴミ回収を利用すれば、費用を抑えて不用品を処分できます。自治体ごとに粗大ゴミ回収のルールが異なるため、事前に確認が必要です。
通常は予約制で、指定の回収日までに回収場所へ運ぶ必要があります。
〇メリット
- 費用が安く抑えられる
- 公的な回収なので安心して利用できる
- 地域ごとのルールに従うことで適正な処分が可能
〇デメリット
- 予約制のため即日回収は難しい
- 回収日が決まっており、引っ越し直前では間に合わない可能性がある
- 指定場所まで自分で運ぶ必要がある
売却する・譲渡する
不用になった家具や家電は、売却や譲渡をすることで有効活用できます。リサイクルショップやフリマアプリを利用すれば、まだ使える品を現金化できる可能性も。
また、知人やSNSを通じて譲ることで、処分費用をかけずに手放すことができます。
〇メリット
- 売却すれば処分費用を抑えられる
- 使える物を有効活用できる
- 知人や地域の人に譲ることで喜ばれる
〇デメリット
- 販売や譲渡の手間がかかる
- 買い手・譲り手がすぐに見つからない場合がある
- 大型家具や家電は運搬が大変
引っ越しの不用品処分は不用品回収業者がおすすめ!
引っ越しの不用品処分は不用品回収業者がおすすめな理由は、下記の通りです。
- 引っ越し時の不用品をまとめて処分できる
- 早朝や夜間にも対応できる
- 即日の不用品回収にも対応できる
- ほとんど何でも回収できる
- 解体や運び出しもお任せできる
引っ越し時の不用品をまとめて処分できる
引っ越し時に発生する不用品を効率的に処分するには、不用品回収業者の利用が便利です。
家具や家電、小型の生活用品まで一括で処分できるため、自分で自治体の回収を手配する手間が省けます。
また、業者によっては即日対応や夜間回収にも対応しており、引っ越し直前でもスムーズに処分が可能です。
家電リサイクル法対象の製品も回収してもらえるため、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電もまとめて引き取ってもらえます
早朝や夜間にも対応できる
引っ越し時の不用品処分は、不用品回収業者を利用することで早朝や夜間にも対応可能です。
仕事が忙しく日中の時間が取れない場合でも、早朝や深夜に回収を依頼できる業者ならスケジュールに合わせて柔軟に対応してもらえます。
特に引っ越し当日の朝に回収を依頼すれば、荷物の搬出と同時に不用品を処分でき、作業がスムーズに進みます。
ただし、早朝や夜間の回収は追加料金が発生する場合があるため、事前に業者へ確認しておくことが重要です。
即日の不用品回収にも対応できる
急な引っ越しや不用品の処分を忘れていた場合でも、不用品回収業者を利用すれば即日回収が可能です。
多くの業者が即日対応を提供しており、予約後すぐに自宅まで回収に来てもらえるため、引っ越し直前の片付けにも便利です。
特に大型家具や家電リサイクル法対象製品など、自力で運ぶのが難しいものも一括で回収できるため、手間を省けます。
ただし、即日対応は対応エリアや業者のスケジュールによって異なるため、早めの問い合わせが必要です。
ほとんど何でも回収できる
不用品回収業者を利用すれば、ほとんどの不用品を一括で処分できます。
大型家具や家電、衣類、小型の生活用品まで幅広く対応しており、自治体では回収が難しい家電リサイクル法対象製品や業務用機器なども回収可能な場合があります。
また、解体が必要な大型家具や処分方法が分からない特殊な品目も、プロのスタッフが適切に対応してくれるため安心です。
ただし、危険物や医療廃棄物、一部の特殊な廃棄物は回収対象外となることがあるため、事前に業者へ確認しておくことが重要です。
解体や運び出しもお任せできる
不用品回収業者を利用すれば、大型家具や重量物の解体・運び出しもすべてお任せできます。
自分では解体が難しいベッドや大型の棚、ソファなども、スタッフが適切な工具を使って解体し、安全に搬出してくれるため、手間をかけずに処分が可能です。
特にエレベーターのない建物や狭い通路でも対応してもらえるため、無理に運ぼうとしてケガをするリスクも軽減できます。
また、家電リサイクル法対象の冷蔵庫や洗濯機なども、取り外しから搬出まで任せられるため、スムーズに処分が進みます。
引っ越し時の不用品回収なら「不用品なんでも回収団」へ!
引っ越しの際に発生する大量の不用品を、手間なくスムーズに処分したいなら「不用品なんでも回収団」がおすすめです。
家具や家電、生活雑貨まで幅広く対応しており、即日回収や早朝・夜間の依頼にも対応しています。
引っ越し直前の急な依頼でも迅速に対応できるため、余計な手間をかけずに荷物を整理できます。
事前の見積もりを行うため、料金が明確で、追加費用が発生しない点も安心です。
引っ越しの準備と並行して不用品をまとめて処分できるため、引っ越し後の片付けの負担も軽減できます。
不用品の処分に困ったら、「不用品なんでも回収団」にご相談ください。