本記事では断捨離を成功させるためのコツや、正しい作業手順について解説します。
悩みがちな洋服の断捨離時の処分を決める基準や、整理のポイントについても触れています。
断捨離時に便利な不用品回収業者の活用法も紹介していますので、あわせて参考にしてください。
断捨離を成功させるコツは？
いらないものを断捨離してすっきりとした空間が生まれれば、心や生活にもゆとりが生まれると憧れを持つ方も多いでしょう。
しかし断捨離に挑戦してみたものの、なんだかうまくいかなかったという人や、なんとなく違う結果になってしまったのではないかと感じる人も少なくないようです。
実は、断捨離は単に物を捨てることをいうのではありません。
断捨離の本質を理解し、成功させるコツをつかみましょう。
断捨離とは？を理解する
断捨離とは、あらたな物を「断」つ、余分な物を「捨」てる、物から「離」れる（執着しない）精神による片付け法や、暮らし方そのものを指す言葉です。
- 断：（新たに加わる）不要な物を断つ
- 捨：不要な（余分な）物を捨てる
- 離：物（や事柄）への執着心をなくす
必要に足りる物だけを手元に残し、不必要な物を新たに増やさないことで、生活や暮らしにゆとりを持てるようになるのが特徴です。
生活空間がすっきりと片付くのとともに、気持ちの整理もつけていくことが大切。
断捨離を行うことで生活の質が向上すると、多くの人が取り組んでいます。
目標を明確にする
断捨離を行う際は、何のために取り組むのか目的や目標を明確にすることが成功の秘訣となります。
「断捨離で部屋をきれいに片付けたい」というのも目的ではあるのですが、達成することでどのような未来を手にしたいのか、どうなりたいのかまでイメージすることが大切です。
また断捨離によって最終的に手元に残す、物の分量なども決めておくと良いでしょう。
小さい範囲から始める
断捨離に慣れていないうちは、無理に片付けを進めようとしてもうまくいかないことも多いです。
一度に全体を片付けようとせず、小さない範囲から始めて成功体験を掴むのがおすすめ。
たとえばクローゼットの中身やキッチン収納、書棚など特定のエリアなど。
時間が取れずに断捨離作業が途中で手が止まってしまった場合でも、日常生活にあまり影響が出ない場所から選ぶと負担も少なく始められます。
徐々に断捨離を行う範囲を広げていくことで、挫折や失敗も防げます。
手放す基準を決めておく
断捨離ではいらない物を手放すために物を「いるもの」と「いらないもの」に仕分ける作業が必要です。
基本的に「不要な物」「使わないもの」は手放す方向にはなるのですが、「どれくらい使っていなければ捨てるのか」などがあいまいだと仕分けの際に悩んでしまいます。
この際、どういった基準で物を手放すのか、自分の中での基準を決めておくことも大切です。
「1年使ってないものは処分」など、ある程度ルール付けするとスムーズに仕分けられるでしょう。
断捨離した後は物を増やさないようにする
断捨離は片付けて終わりではありません。
自分自身が心地よく快適に、ゆとりを持って暮らすためにも、整えた後の状態を維持していくこともとても大切です。
新しいものを買うときは古いものを処分するときなど、できるだけ物の量を増やさないよう心掛けるようにしましょう。
断捨離の正しい手順
断捨離を成功させるためには、しっかりと手順を踏んで作業をすることがとても大切です。
「こうしなければ断捨離ではない」といった厳密なルールはないのですが、できるだけ断捨離の考えに沿って作業をした方が失敗を回避できます。
引っ越し時の断捨離の全体的な流れは以下の手順のとおりです。
- 物をすべて出して広げる
- 仕分ける
- 必要な物を収める
- 不要なものを処分する
断捨離の全体の流れや手順はとてもシンプルです。
これらの流れをふまえ、それぞれの工程をもう少しわかりやすく解説していきましょう。
物を出す
断捨離では、物の全体量や内容を把握して仕分けることをとても重視しています。
一般的な片付けでは収納された状態のまま、いらない物だけを選別して処分しますが、断捨離では「とにかくいったんすべて出す」ところからスタートします。
まずは収納場所などに入っているものをすべて出し切りましょう。
仕分け作業がしやすいよう、出したものが広げられる程度の作業エリアを確保しておくとスムーズです。
必要・不要で物を仕分ける
続けて、広げた状態の物を「必要」「不要」「保留」の3つの種類に分類します。
仕分けるものに応じた段ボール箱などを活用すると、スムーズに作業できるのでおすすめ。
あらかじめ決めておいたルールに沿い、できるだけ悩まずに直感的に仕分けていくのがポイントです。
自分にとって必要かどうか悩むようなアイテムがあるときは、「保留ボックス」に仕分けます。
一定期間保存をしておき、やはり不要だなと判断したらその時に処分すればよいのです。
断捨離ではなんでもかんでも捨ててしまうことを目指しているわけではありません。
あくまでも必要かどうか、使うかどうかが基準です。
「使っていないが思い出深いもの」などは無理に手放す必要はないのです。
こうした普段使わないが必要な物は、「思い出箱」のようなボックスなどで保管しておくとよいでしょう。
必要な物を収める
必要だと判断したものは、収納スペースなどに収めていきましょう。
断捨離をするときは収納スペースにあわせて物の量を考えることも大切です。
どうしても現在の収納場所に収まりきらないという場合には、収納の在り方から考える必要はあるでしょう。
注意したいのは、必要な物を収めるために新たな収納を増やすことを検討する際です。
きれいにものを収めるために100円ショップなどでたくさんのボックスなどを購入してしまうことがありますが、断捨離のために物を購入する（減らしたのに増やす）のでは本末転倒です。
もちろん収納の買い足しが必要となるときもあるかと思いますが、安易に足さない・本当に必要かしっかりと検討をして買い足すようにしましょう。
物を収める際も、断捨離の意義を考えながら、使いやすく戻しやすいよう整理整頓を心がけることが大切です。
不要なものを処分する
不要と判断したものは、順次処分していきます。
自治体によっては一度に大量のゴミを排出すると、受け入れ不可とされる場合もあります。
料が多くなりそうな場合は、自治体の負担にならないようこまめに排出すると良いでしょう。
重量のある粗大ゴミや大量の不用品が出る場合には、不用品回収業者の活用もおすすめです。
服を断捨離するコツ
断捨離の中で多くのかたが検索しているのが、洋服の断捨離方法やコツです。
生活用品のなかでも季節や子どもの成長と共に増えてしまいがちなのが、衣服だからなのでしょう。
特に悩みがちなのが、衣服を処分する際の判断基準とタイミングです。
衣服を断捨離する際の判断基準
衣服はつい「まだ着られそう」「着る機会があるかもしれない」「購入時の価格が高かったから処分するのはもったいない」と手元に残してしまいがちなアイテムです。
しかしまだ着られるかどうかを基準にしてしまうと、どの服も手放せなくなってしまいます。
たとえば以下のような衣服は、処分する形で考えるとスムーズです。
- 1年以上着ていない服（冠婚葬祭・季節ものを除く）
- サイズが合わなくなってしまった服
- 汚れや傷みが目立つ服
- 洗濯を繰り返して伸びやヨレが目立つ服
- 現在の好みに合わない服
ただし、冠婚葬祭用の服などは普段使っていなくても「必要」な衣服となります。
また思い出深い服やお気に入りの服など、気分が上がる服なども手元に残しておいてOKです。
流行外れの服も処分すべきという人もいますが、普段好んで着用しているのであれば処分する必要は全くありません。
最終的にはご自身のルールや思い入れ度合いなども加味して、判断するとよいでしょう。
断捨離のタイミングは衣替えの時期
断捨離は基本、いつ取り組んでもOKです。
しかし普段なかなかできずにいるというかたは、衣替えのタイミングにあわせて断捨離をするようにするのがおすすめです。
季節にあわせて新しい洋服を購入するという場合にも、断捨離をしておくことにより衝動買いや重複買いなどを防げます。
お子さんの衣服なども、衣替えにあわせて断捨離すると、サイズアウトした衣服を処分しやすくなるのでおすすめです。
断捨離で出た不用品処分は不用品回収業者へ
断捨離作業では、大小問わずさまざまなものの処分が必要になります。
このような断捨離時の不用品処分には、不用品回収業者の活用がとてもおすすめです。
断捨離で多くの不用品が出てしまった！というかたや、「仕分け」をするので精一杯！というかたにもピッタリです。
どんな不用品もまとめて回収
不用品回収業者は、小物から大型家具家電まであらゆる不用品の回収処分が可能です。
物によって回収日を分けることなく、一度に回収してもらえるメリットがあります。
こまめに不用品をゴミに出す手間も省け、一気にお家がスッキリとしておすすめです。
大きなものも運び出してもらえる
断捨離の際は、小物に限らず大きな家具家電などを処分される機会もあるはずです。
不用品回収業者に任せれば、このように重くて運び出しが大変な不用品もすべて運び出してもらえます。
自治体の粗大ゴミ収集では自力で屋外へ出さなければ収集してもらえませんが、これなら負担は一切なく手軽に処分できて便利です。
自治体で処分できないものも回収可
断捨離の際に家具家電を処分されるというかたも多いでしょう。
しかしテレビや冷蔵庫、エアコンや洗濯機など一部のリサイクルが義務付けられている家電製品は粗大ゴミとして排出できず、決められた方法でリサイクル回収してもらう必要があります。
またリサイクル家電に限らず、自治体の粗大ゴミ収集では処分できない品目が数多くあります。
不用品回収業者では、このような自治体が回収できないものも、ほぼすべて回収の対象です。
断捨離をした物の処分に困るというものがあるときなども、不用品回収業者がおすすめです。
片付けや荷造りの相談もOK
不用品回収業者は、いらないものを回収処分するだけだと思われている方も多いかもしれません。
しかし実は仕分け・分別などの断捨離作業も代行してもらえるのです。
とにかく物が多くて断捨離の仕分けに手が回らないというかたや、引っ越しに伴い断捨離をしたいというかたにもピッタリです。
費用も不用品回収作業＋α程度で負担も少なく済むので、用途に応じて相談してみるのもおすすめです。
断捨離で出た不用品処分は「不用品なんでも回収団」へ！
「不用品なんでも回収団」は、不用品処分から片付けまで幅広く対応可能な不用品回収業者です。
断捨離に伴って出た不用品や粗大ゴミ、自治体で回収できないいらないものなども、一気にお引き受けすることが可能。
不用品の処分以外にも、各種片付け作業など断捨離のお手伝いもご依頼いただけます。
各種作業費コミコミのオトクなパックプランをご用意しておりますので、限られた予算内でコンパクトにご利用いただくこともできます。
ご相談や事前お見積りは完全無料！安心してご依頼いただけます。
