ここでは車のバッテリー処分方法について、6つご紹介します。
他のバッテリーより重さもサイズもある車のバッテリーは、特徴を理解して正しく処分しなければなりません。車のバッテリー処分にかかる費用相場や注意点も記載しているので、この記事を読むと安心して捨てられます。
危険を感じることなく、適切かつ迅速に車のバッテリーを処分してみましょう。
車のバッテリー処分方法6選
車のバッテリーは、主に以下に挙げる6つの方法で処分できます。まずは処分する予定のバッテリーの状態を確認して、どの処分方法が適しているか考えてみてください。
不用品回収業者に依頼する
車のバッテリーをとにかくすぐに処分したい、自身で持って行くのは難しいというときにおすすめなのが不用品回収業者です。不用品回収業者は大小種類問わず様々な不用品を回収している業者なので、車のバッテリーについても相談できます。
単品処分の他、不用品をまとめて回収できるパックプランを提供しているところが多くなっています。不用品の種類や量など気にすることなく、一度に処分できるのがメリットです。どこかに持ち運ぶ必要もなく、すべてスタッフに任せられるため気軽です。
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カー用品店に持ち込む
車のバッテリーは、カー用品店に持ち込んで処分することも可能です。自身で持ち運べるようであれば、オートバックスやイエローハットといった店舗で回収してもらえます。
カー用品店なら、お近くの店舗に事前に確認しておいてから持っていけるので手軽です。車のバッテリーは、社内でリサイクルできるため無料で処分できます。
ただし、店舗によっては有料でバッテリーを回収しているところもあるのであらかじめ確認しておきましょう。店舗のスタッフにバッテリーを処分したい旨を伝え、指示に従って指定の場所に持ち込みます。
ガソリンスタンドに持ち込む
車のバッテリーは、カー用品店の他お近くのガソリンスタンドに持ち込むこともできます。ガソリンスタンドのなかには、車のバッテリーを買い取っているところがあるのです。
カー用品店同様立ち寄りやすく、スタッフに手渡すだけで良いのでとても簡単に処分できます。ガソリンスタンドでの処分を検討している際は、セルフのガソリンスタンドではバッテリーの回収をしていない点を押さえておきましょう。
また、バッテリーを複数処分したい場合は、料金が発生する恐れがあったり回収してもらえないことがあります。
リサイクル業者に回収してもらう
車のバッテリーを複数まとめて処分したいときは、リサイクル業者に頼む方法があります。リサイクル業者の多くが1㎏あたり50円程度と、安くバッテリーを買い取ってくれます。
買取額の相場は、車の種類によって変わってくるので以下を参考にしてください。
- 普通車・・・700円~1,200円
- 軽自動車・・・300円~500円
リサイクル業者の場合、バッテリー以外の不用品についても回収してもらえる可能性があります。バッテリーの他にも捨てたい物があるときは、チェックしてみましょう。
業者のなかには自宅に回収に来てくれるところもあるため、手間をかけずにバッテリーなどの不用品を処分できます。
大手ホームセンターで引き取ってもらう
車のバッテリー処分でお困りの際、大手ホームセンターでも引き取ってもらえる場合があります。コーナンやカインズといったホームセンターでは、無料で車のバッテリーを引き取ってもらえます。カー用品店やガソリンスタンド同様立ち寄りやすく、こちらの都合に合わせてスムーズにバッテリーを処分できるのが利点です。
一方、店舗で新たにバッテリーを購入しなければならないという条件つきの場合があるので、事前確認が必要です。大手ホームセンターに車のバッテリーを引き取ってもらうときは、レシートや納品書などを用意しておきましょう。
買取業者に買い取ってもらう
車のバッテリーは、買取業者で買い取ってもらうという方法でも処分できます。回収されたバッテリーはリサイクルされ、再び使用されるのです。
バッテリーの中に入っている鉛に、1㎏あたり300円弱程度の値がつきます。買取価格はその都度変わるので、事前にいくらくらいで買い取ってもらえるかを調べておくと良いです。
値がつかないバッテリーの場合は無料で引き取ってもらえるので、処分にお金がかかりません。
車のバッテリー処分にかかる費用相場
車のバッテリーは、私たちにとって身近な店舗などでも回収してもらえます。他に処分したい不用品があるか、近くだとどこでバッテリーを回収しているかなどを考え、処分方法を決めていくことが大切です。
このとき合わせて確認しておきたいのが、処分にかかる費用でしょう。上記の処分方法ごとに費用相場をまとめたので、ご覧ください。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
不用品回収業者に依頼する | ・単品・・・500円~1,500円 ・パックプラン・・・28,000円~ |
カー用品店に持ち込む | 無料~ |
ガソリンスタンドに持ち込む | 無料~ |
リサイクル業者に回収してもらう | 無料 |
大手ホームセンターで引き取ってもらう | 店舗でバッテリーを購入すれば無料 |
買取業者に買い取ってもらう | 無料 |
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車のバッテリーを処分する際の注意点
車のバッテリーは、処分するにあたっていくつか注意点があります。バッテリーなので危険を伴う場合もあり、慎重に処分の準備を進めなければなりません。
火気は厳禁
車のバッテリーを処分するとき、火気にはくれぐれも注意しましょう。車のバッテリーの中には水素ガスが入っているので、火を近づけると爆発します。爆発から大規模な火災に発展する可能性もあるため、火気には気を付けてください。
タバコを吸いながら作業しない、タバコのポイ捨てによって火災にならないよう屋外にバッテリーを放置しないといった点に注意が必要です。
自治体では処分できない
自治体では粗大ゴミとして様々な品目を回収していますが、車のバッテリーについては処分できません。念のため、お住まいの地域において車のバッテリーを回収しているか調べておきましょう。
多くの場合は回収できないので、自治体以外の方法で処分しなければなりません。
自分で処分するのは法律違反になる
車のバッテリーは、自分で処理するのは法律違反になります。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条」に抵触する可能性があるのです。
バッテリーがどのような扱いになる品目なのかを理解し、誤った方法では処分しないようにしましょう。
必ず絶縁しておく
車のバッテリーを取り外して処分するとき、取り外した後でも電池としての機能が残っています。そのため、電気を通す金属などとバッテリーが接触することで発火する恐れがあります。
このような事態を避けるため、取り外した車のバッテリーは必ず絶縁しておきましょう。バッテリーの端子部分に、絶縁テープを巻いておくと安心です。
液漏れしないように持ち運ぶ
バッテリーの中には硫酸が内蔵されているため、液漏れしたら非常に危険です。横倒しすると液漏れする場合があるので、車のバッテリーは縦置きにするよう注意しましょう。
硫酸は気管にトラブルを招いたり、皮膚や目に触れることで重症の薬傷や失明のリスクがあります。さらに、物を腐らせる力もあるので、車のバッテリーから液漏れしないよう扱い方に気を付けてください。
解体しない
車のバッテリーは、処分するために解体するのもやめましょう。バッテリーには希硫酸などの物質が含まれており、肌や目に触れることでやけどや失明の恐れがあります。
解体して処分するのは控え、小さなお子様がいる家庭では子どもの手の届くところに車のバッテリーを置かないようにするのも大切です。
車のバッテリーを処分するタイミング
車のバッテリーを処分する方法や注意点などを見てきましたが、そもそもどのようなときに処分すべきなのでしょうか?新品のバッテリーなら、およそ2、3年で性能が落ちてくると言われています。
この点も踏まえて、車のバッテリーを処分するタイミングについて考えてみましょう。
ガソリン車の場合
ガソリン車の場合、バッテリーは2~5年程度で交換するのが目安です。このとき、バッテリーの交換費用と古くなったバッテリーの処分費用が発生します。
合計3,000円程度で、バッテリーの交換から処分までを引き受けてくれる業者が多いです。
ハイブリッド車の場合
ハイブリッド車のバッテリーに関しては、3~5年程度使用または6万km~10万kmの走行距離となったときに交換・処分を考えると良いでしょう。バッテリーの交換から処分までにかかる費用はガソリン車の場合とそれほど変わらず、3,500円程度です。
メーカーによって保証期間が異なる場合があるので、上記の年数や走行距離に到達したときは早めに確認しておきましょう。
車のバッテリー処分は不用品なんでも回収団へ!
車のバッテリー処分方法から費用相場、注意点などについてみてきました。いろいろな処分方法があるなか、注意点をみると自分での取り外しやバッテリーの扱い方に不安を感じる人もいるでしょう。また、少しでも早く処分したいと考えている人もいるはずです。
そんなときは、車のバッテリーをはじめあらゆる不用品をスピーディーに回収してくれる不用品回収業者に相談してみましょう。「不用品なんでも回収団」は、即日最短25分で現場に駆け付け、立ち会い不要でも不用品を回収可能です。
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