この記事では、植木鉢の処分方法を紹介します。
植物が枯れてしまった、置き場所がなくなったなどで植木鉢を処分するのに役立つ情報満載です。
ほかには、土の捨て方や家庭ゴミでの捨て方の注意点も解説しているので参考にしてください。
植木鉢の処分方法
まずは、植木鉢の処分方法について紹介します。
以下のような方法で処分することができますので、環境や状況で自分に合った処分方法を選んでください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、植木鉢を手早く処分することが可能です。
電話やメール、業者によってはLINEで簡単に依頼できます。
また、日時指定や即日回収などにも対応しているので、紹介する処分方法の中で最速です。
その反面、諸経費などがかかるため費用は高め。
しかし、植木鉢以外の捨てるモノがあれば一緒に処分できるうえ、運び出しの必要もないのでコストパフォーマンスには優れています。
これら含め、土や植物がそのままでも速やかに処分でき、植木鉢が複数ある場合にも対応できるのが不用品回収業者の強みです。
〇処分費用目安
・1,000円~2,000円程度
自治体の粗大ゴミ回収に出す
多くの自治体が「一辺が30cmを超える場合は粗大ゴミ」としています。
該当する大きさの植木鉢は、素材問わず粗大ゴミの対象です。
手数料が非常に安い処分方法ですが、難点として申し込みから実際の回収日までに時間がかかってしまう場合があります。
また、複数ある場合は一点ごとに手数料がかかり、所定の場所へ運ぶ必要があります。
一週間から一ヵ月ほどかかる場合があり、早く処分したいときには、不向きな方法です。
〇処分費用目安
・400円~800円程度
売る
フリマアプリやリサイクルショップを利用することで、植木鉢を処分することができます。
処分をしつつ、多少の収入を得ることができる方法です。
しかしながら、デザインが良いものや元が高価なもの以外はあまり価値がないのは否めません。
また、売却の際は植木鉢が美品であることも望まれます。
植木鉢の洗浄が必須で、ヒビ割れや欠損があれば査定額も下がり、買取不可の場合も。
フリマアプリであれば、トラブルになりかねないので念入りに洗浄後チェックしたうえで、状態の詳細や写真を載せるように心掛けましょう。
いつ買われるかも不透明なので、相当時間もかかります。
簡単に売却できる方法ではありますが、必要以上に手間がかかる処分方法です。
〇処分費用目安
・無料
譲る
知人や友人に譲ることやジモティなどの譲渡専用のプラットフォームを利用することで処分できます。
状態にもよりますが、鉢だけほしい場合や観賞用にほしいという方は意外といるかもしれません。
この方法も、状態をしっかりと説明したうえでお互い気持ちよく譲渡するのを心掛けましょう。
〇処分費用目安
・無料
植木鉢に植えてある植物と土の捨て方
植木鉢だけを処分するなら先に紹介した方法で捨てることができます。
しかし、植えたままの植物や入れたままの土、軽石は適当に捨てることができません。
ここでは、捨てる方法と注意点について紹介します。
植物
植物は可燃ゴミで処分することができます。
小さな植物を捨てる場合は、鉢植えから根元から引き抜いて市販のビニール袋などに入れます。
他の燃えるゴミと一緒にしても問題ないので、自治体の定める収集日に出してください。
〇注意点
引き抜いた後はできるだけ根についた土を落としておきましょう。
また、幹や枝のある植木はそのままでは出せません。
捨てる際は、折るなり切るなりして細かくしてゴミ袋に入れて処分してください。
土・軽石・砂利
多くの自治体では、土・軽石・砂利は回収することができません。
土などを処分する場合は、以下のような方法があります。
- 不用品回収業者に依頼する
- 小型シャベルで1~2杯程度に少量ずつ不燃ゴミに出す
- 自分の敷地内に破棄する
- ホームセンターの土回収サービスを利用する
- ガーデニング用品専門店に相談する
などが挙げられます。
〇注意点
他所の土地や公共の場所に土や石などを破棄するのは、不法投棄とみなされてしまいます。
廃棄物処理法により「五年以下の懲役もしくは一千万円以下の罰金、またはその両方の刑に処する」というかなり厳しい罰則です。
また、石に準ずるものは一般家庭ゴミとして扱われず産業廃棄物に該当します。
このように、土や石などを捨てる際は非常に手間がかかり時間の余裕がないと困難でしょう。
時間がなかったり面倒と感じたならば土や石、植物もまとめて回収できる不用品回収業者の利用がおすすめです。
土や石に関する処分を詳しく知りたい方はコチラ!
大きめの植木鉢を家庭ゴミに出す方法
ここからは、大きめの植木鉢を家庭ゴミとして出す方法について解説します。
自治体では「一辺が30cmを超える場合は粗大ゴミ」としている場合が多く、規定内に収めることで家庭ゴミとして捨てることができる可能性があります。
業者に頼んだりするよりも、面倒だから自己完結したいという方も多いでしょう。
素材ごとに注意点も載せているので、参考にしてください。
共通の注意点として、住んでいる自治体によって粉砕やバラバラにしても「粗大ゴミ」にしている場合があります。
事前に、住んでいる自治体のゴミ処分ルールを確認しておきましょう。
陶器
陶器製の植木鉢は自治体では不燃ゴミで処分します。
以下の方法で粉砕することができます。
- 植木鉢を手ぬぐいやタオルで包む
- ゴミ袋を2枚程度重ねて被せる
- カナヅチなどの重量物で叩いて割る
ある程度細かくなったら包んでいたタオルなどを取り出して、袋のまま捨てるのがスムーズです。
〇注意点
タオルやゴミ袋を利用するとはいえ、粉砕するときは、破けたりすれば破片が飛び散るのでケガには気を付けましょう。
また、室内だと床がへこんでしまう可能性があるので、ベランダか庭などの屋外で作業するのがおすすめです。
硬いものなので、カナヅチなどが反動で返ってくる場合があるのにも注意してください。
小さいものは、粉砕せず新聞紙でくるむなどしてゴミ袋にいれ「キケン」と注意書きして燃えないゴミとして捨てられます。
プラスチック
プラスチック製の植木鉢は燃えるゴミです。
住んでいる地域によっては、リサイクル資源ゴミ扱いの場合もあります。
- ノコギリで規定内に収まるサイズに寸断する
- 寸断した植木鉢をゴミ袋に入れる
形によりますが、4等分にすれば重ねられるのでコンパクトになり、捨てやすくなります。
〇注意点
削りカスが出たり粉塵が舞うので、マスクの防塵メガネを装備して作業するのがいいでしょう。
屋内で作業する際は、シートなども敷いて作業すれば部屋が汚れません。
また、鋭利な部分があるので、軍手も着用してケガに注意して作業をおこなってください。
燃えるゴミ、資源ゴミとして捨てる場合も、小さいものならゴミ袋にそのまま入れて捨てられます。
金属
金属の植木鉢は燃えないゴミで捨てることができます。
解体するのには、糸ノコギリなどの金属用のノコギリが必要です。
- ノコギリで規定内に収まるサイズに寸断する
- 寸断した植木鉢をゴミ袋に入れる
形によりますが、底部分と側面を分けておけば重ねることができます。
〇注意点
糸ノコギリを持っている方は少ないので、購入する手間や費用が掛かってしまいます。
切断時も金属がこすれる高い音がしたりするので、苦手な方には難しい方法ともいえます。
断面や角も非常に鋭利になり、自身や収集する人のケガの恐れがあります。
これらのことから、金属でできた植木鉢の解体はおすすめしません。
無理に解体せずに、不用品回収業者に依頼するか粗大ゴミで出してしまうのがいちばんです。
小さいものは、そのまま燃えないゴミとして捨てられます。
植木鉢を捨てるなら不用品回収業者がおすすめ
最後は植木鉢を捨てるなら不用品回収業者がおすすめの理由について解説します。
不用品回収業者に依頼すれば以下のような特典がついてきます。
手間なく植木鉢を処分できる
不用品回収業者では、メールや電話一本で簡単に依頼することができます。
また、自宅まで回収しに来てくれる上に、大型の植木鉢や甕(かめ)の運び出しも全部お任せです。
そのままの状態で植木鉢を処分できるのも魅力。
土・石・植物などの分別や解体する手間が一切ありません。
他の不用品をまとめて処分できるサービスも提供しているので、複数の植木鉢も難なく処分できます。
事業系ゴミも回収できる
オフィスなどで景観用に置かれている植木鉢は、「事業系ゴミ」として粗大ゴミで捨てることができません。
正しいルールに則り処分する必要があります。
「産業廃棄物収集運搬業許可」を得た不用品回収業者なら、事業で使われた植木鉢を回収することができます。
移動や改装などで要らなくなった植木鉢は、不用品回収業者の出番です。
依頼すれば速やかに回収してもらえます。
植木鉢の処分なら「不用品なんでも回収団」にお任せ!
植木鉢を処分するなら「不用品なんでも回収団」にお任せしてしまいましょう。
不用品なんでも回収団は、「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得しています。
事業で使われた植木鉢の回収にバッチリ対応できます。
また、以下の3冠を獲得し、年間の相談件数も3,000件に上り信頼と実績も十分。
- 地域密着ゴミ回収業者No.1
- 不用品回収の価格満足度No.1
- 部屋片付けゴミ捨て代行顧客満足度No.1
他の不用品と植木鉢を一緒に処分できる、定額パック「なんでも積み放題」は9,800円~。
破格の料金体系なうえに諸経費も含まれているので、費用を抑えながら利用できるサービスです。
依頼から訪問まで最短25分、日時指定もでき早朝深夜の回収作業も可能。
植木鉢を処分するなら「不用品なんでも回収団」にぜひご相談ください。