この記事では、マニキュアの捨て方を詳しく紹介します。
瓶の中で固まったマニキュアでも、中身を出さないと捨てられないことも。
固まっていないマニキュアでも簡単に処分できる方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
マニキュアの捨て方・処分方法
最初にマニキュアの捨て方、処分方法を紹介します。
マニキュアは主に5つの捨て方があります。
メリットやデメリットも解説しているので、比較しながら処分方法を決めるのにお役立てください。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者は、ありとあらゆる不用品を回収してくれ、適切に処分してくれるエキスパートです。
マニキュアなどの化粧品類は小さいため、単品回収では割高になってしまいます。
しかし、他にも不用品が多くあれば、まとめて処分できるので割安です。
また、分別が難しいマニキュアも、中身が入ったままでも回収してくれます。
電話1本だけで回収に来てくれる点や急ぎで処分したいときにも便利。
引越しなどで大量に出た不用品を一気に処分したいときにもおすすめです。
〇メリット
- 夜間や早朝など好きなときに処分できる
- 分別もお任せできる
- 他の不用品と一緒に処分すれば割安になる
〇デメリット
- 単品回収では割高
- 信頼できる業者を選ぶのが面倒
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自治体のゴミに出す
マニキュアは小さいため、自治体のゴミとして出すのが一般的な処分方法です。
ゴミ袋や回収用ボックスに入れておけば回収してもらえるので、ほぼ無料で処分できるのはメリットです。
しかし、そのまま捨てることはできません。
キャップ、瓶などに分別してそれぞれのゴミ回収日に出すようにしてください。
- キャップ:燃えるゴミ・プラスチックゴミなど
- 容器・瓶:燃えないゴミ・資源ゴミなど
- 中身:布などに吸わせて燃えるゴミ
〇メリット
- ほぼ無料で処分できる
〇デメリット
- 自治体ルールに合わせて分別の必要あり
コスメ専門買取店に買い取ってもらう
マニキュアなど化粧品の中古品を買い取ってくれる専門店なら、無料で処分できるだけでなく、高値で売れれば収入も得られます。
高値で取引されるマニキュアは、以下のようなブランドです。
- シャネル
- クリスチャン・ディオール
- ゲラン
- ジルスチュアート
- アディクション
店舗ごとに買取条件も異なり、店頭買取、宅配買取など買取方法も多岐にわたります。
ただし、プチプラコスメは需要がないため、買い取ってもらえないマニキュアも。
同じブランドでまとめて買取査定に出すと高額で買い取ってもらいやすいです。
〇メリット
- 無料で処分できる
- 収入を得られる
- 使いかけでも買取対象になることもある
〇デメリット
- 需要のあるものしか買取処分はできない
- 条件が店舗ごとに異なるため確認が必要
売る・譲る
マニキュアをフリマアプリなどで売って処分する方法もあります。
買取専門店に比べると、ブランドものでないプチプラコスメでも売ることができる可能性があるのがフリマアプリです。
メルカリやYahooフリマに出品すれば、単品でも売ってお金にかえることができるのも魅力。
またどうしても販売できないようなマニキュアなら、ジモティで無料出品して譲って処分しても良いでしょう。
出品自体のハードルは低いものの、欲しい人がいるかどうかで決まるため、一定期間出品して買い手・譲渡先が見つからない場合は、別の方法で処分するのがおすすめです。
〇メリット
- 無料で処分できる
- 収入を得られる
- 使いかけでも処分できる
〇デメリット
- 引取り手が見つからず処分できないこともある
寄付する
使いかけのマニキュアであっても、寄付して処分することも可能です。
寄付先はさまざまあるため、どこで寄付ができるのか確認しなければなりません。
また、固まって中身が使えないようなマニキュアは寄付対象外となることがほとんど。
固まってしまったマニキュアは、別の処分方法を選ぶのがおすすめです。
▶アトリエ・セリ
寄付された化粧品を使ってアートを描くアトリエです。
作品は販売され、その売上は動物保護活動費として使われます。
使いかけのマニキュアでも寄付できますが、以下のようなものは寄付対象外ですのでご注意ください。
- 口紅・グロス
- 基礎化粧品
- ベース(cc、BBなど)
- おしろい
- 色のつかないフェイスパウダー
- 固まっているマスカラ・マニキュア
▶ありがとうブック
ありがとうブックは、支援先を自由に選んで寄付できる寄付のマッチングサイトです。
マニキュアも寄付先があり、中古や使いかけのマニキュアでもOK。
しかし以下のような条件がありますので、マニキュアの状態を確認して寄付してみてください。
- 購入してから2年以内のもの
- 外箱は無くてもOK
- 半分以上残量があるもの
〇メリット
- 使いかけでも役に立って処分できる
〇デメリット
- 固まったマニキュアは寄付できない
- 送料がかかる
マニキュアの捨て方の注意点
ここからは、主に自治体のゴミに出す前のマニキュアの捨て方の注意点を解説します。
自治体でのゴミ分別ルールに沿って出す
各自治体でのゴミ分別ルールを必ず確認し、ルールに沿って捨てるようにしてください。
いくつかの自治体の例を紹介します。
自治体 | ゴミ分別 | 備考 |
---|---|---|
世田谷区 | 中身あり:燃えないゴミ 瓶のみ:ガラス瓶 |
分別できないもののみ燃えないゴミ |
文京区 | 中身あり:燃えないゴミ 瓶のみ:資源ゴミ |
分別できないもののみ燃えないゴミ |
横浜市 | 中身:吸わせて燃えるゴミ 瓶:燃えないゴミ キャップ:プラスチックゴミ |
分別して捨てるのが原則 |
自治体ごとに何ゴミに出すのかをまず確認し、必要であれば中身を出して分別して出します。
自治体では、中身を出すのが難しい場合のみ燃えないゴミとして捨てても良いルールになっていることが多いです。
中身をシンクやトイレに流さない
自治体で処分する際に中身を空にするために、シンクやトイレに流すのは厳禁です。
マニキュアは、水に溶けない成分が主なので、配管内で固まってしまい、詰まってしまう危険性があります。
中身を出す作業は火気のない場所で行う
マニキュアの成分はラッカー塗料とほぼ同じで、引火しやすいシンナーなどが含まれています。
タバコに火をつけるためにライターを使用して、引火した事例もあります。
また、大量のマニキュアの中身を出す作業を行うことで、シンナーなどで気分が悪くなるリスクも。
そのため、中身を出す作業は火気のない場所で、換気をしながら行いましょう。
事業用マニキュアの処分は専門業者に依頼する
ネイルサロンなど、事業用として使ったマニキュアは、自治体のゴミ回収で処分することはできません。
地域のゴミ回収は、一般家庭から出たゴミしか回収していないからです。
事業で排出されたマニキュアの処分は、事業ゴミを回収してくれる不用品回収業者に依頼するようにしてください。
処分前に!古いマニキュアの中身を出す方法
ここからは、古いマニキュアの中身を出す方法について解説していきます。
固まってないなら布やティッシュに吸わせる
中身がまだ固まっておらず、液体の状態であれば、中身を出すのは比較的簡単です。
小さめのポリ袋に布やティッシュをセットし、マニキュア瓶を傾け、中身を吸わせます。
空になった瓶は燃えないゴミ、中身は燃えるゴミで処分できます。
マニキュア瓶は空にしたあと洗って出さなければならない自治体もありますが、次に紹介する薄め液で洗うのもおすすめです。
固まっているなら薄め液を使う
とくに中身を出すのが大変なのが、固まってしまったマニキュア。
マニキュアが固まってしまったときに使える、または、空になったマニキュア瓶をゆすいでキレイにできるのが薄め液です。
マニュキュア瓶に薄め液を数滴入れて、振ってみましょう。
固まってしまったマニキュアが溶けると液状になります。
液状になったら、ポリ袋にセットした布やティッシュに吸わせればOKです。
目薬や化粧水で薄める裏技も!除光液はダメ!
薄め液をマニキュアの処分のためだけに買うのはもったいないと考える方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは、目薬や化粧水が薄め液の代用品として使えます。
使い方は、薄め液と同じ。
数滴マニキュア瓶に入れて振ってみましょう。
ただし、代用品としてマニキュアを落とすときに使う除光液は使わないようにしてください。
瓶内で除光液が蒸発して気体になるため、瓶が割れてケガをすることがあります。
不要なマニキュアは捨てずに別用途で活用!
最後に不要な少しだけ余ったマニキュアの使い道を解説します。
「売る・譲るほどの量は残っていないけれど、高かったからもったいない…」と思ったら、以下のように別の用途で活用できないか試してみましょう。
塗料として利用する
マニキュアは、乾くと水もはじくので、塗料としても利用できます。
スマホケースや小物入れなどをデコレーションしてみたり、ボールペンやコンタクトケースに塗ってみたりとオシャレな使い方ができるのもマニキュアの魅力です。
マニキュアを小物にちょっと塗るだけで、オリジナル小物が完成。
毎日が楽しくなります。
衣類のほつれ防止に使う
「ニットの袖にちょっとだけ糸が出ている…」などのときに、ほつれ防止にマニキュアが使えます。
マニキュアが乾燥すれば、固まってほつれを止めてくれるのです。
ほつれがある箇所に少しマニキュアを塗り、乾燥するまで待ちましょう。
完全に乾けば完了です。
特に透明のトップコートなどは使い勝手もよいのでおすすめです。
大量のマニキュアの捨て方に困ったら「不用品なんでも回収団」へ!
マニキュアは、自治体のゴミとして捨てるのが一般的です。
ただし、自治体のルールに沿って分別して、それぞれのゴミ回収日に出すのが基本。
自治体では、液体は回収できません。
分別して出すように決められている自治体なら中身を出す必要があります。
古いマニキュアが大量にたまっているなら中身を出す作業も大変です。
そんなときは「不用品なんでも回収団」がおすすめです。
不用品なんでも回収団なら、中身が入ったままのマニキュアでもまとめて回収します。
マニキュア以外の化粧品やその他不用品も一緒に割安で処分できます。
また不用品なんでも回収団は、事業ゴミの回収にも対応。
出張や見積りは完全無料です。
マニキュアの捨て方に困ったときは、ぜひ「不用品なんでも回収団」にご相談ください。